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>>7 レモン
「他に?さっき別の子が来たんだけど……あれ?いなくなっちゃったのかな?」
>>8
「うわぁ!貴方も迷い込んできたの??
へぇ!貴方はクランベリーの飴を舐めたんだね!
クランベリーの飴は甘酸っぱくて、舐める前もいい匂いがするよね!よろしくね!クランベリー!」
>>7 レモン
「ねぇねぇ、この子も貴方と同じで迷い込んだみたい!
良ければ仲良くしてあげて!」
6人目、ハッカ がやってきました。
「んえ...??」
やけに鼻通りが悪く、ちょうどバッグの中に入っていたあまーいあまい缶缶に入った飴。それをひょいと口に入れ、んぅ〜!これよこれ!って味わい、目を開けると先程までと違う景色が目に飛び込んできた。
「なんなのこれ〜〜!!」
7人目、コーヒー がやってきました。
/*ちかり、と眩むような光を見て、僕は・・・*/
って!ここどこ!?
僕、確か最後に甘い物食べていたような・・・?
/*慌てたように辺りを見回す*/
8人目、白蝶貝 ミルク がやってきました。
9人目、ソーダ がやってきました。
しゅわ、しゅわり。
舌の上で弾けて跳んだ。清涼感に包まれたまま、なぜだか急に眠くなる。
だんだんと意識が落ちていく。
自分のことさえもわからなくなって。
辿り着いた眠りの先で、声が響いた。
『あなたは、だあれ?』
「ボクは、」
誰だっけ?
10人目、ニッキ がやってきました。
11人目、ライム がやってきました。
んーっ…
…っんんっ、すっ、ぱぁっ!
唇がしまるようなすっぱさだよ! 軽くしゅわしゅわ弾けてたりもしてるの。
まだまだ溶けないで残ってるぅ。クセになりそーだな!
おや?
むかし懐かしニッキ飴。
口に含んで瞬いた。
僕はニッキ。
ニッキのニッキー。
ここは何だかきらきらの、キャンディーカラーでいっぱいだ?
あれ? ここはどこ?
お友達と100色キャンディーを一生懸命食べ比べてたんだった、そういえば。
私しかいない…どこいっちゃったかなー?
それよりも、ここ、どこ?
すっごいたくさんお菓子あるけど!
すごーい! なんか口すっぱくなっちゃったし、あっまいの食べたいな。
クッキーとわたあめとかあるぅ。食べられるのかなこれ。
白蝶貝 ミルク は肩書きと名前を ミルク に変更しました。
大きな伸びをして目覚めた。
甘い甘い香りは眠気を助長するけど僕は起きないといけないみたいだ。
「これはこれは、変なとこに迷い込んだなぁ。」
まるで明晰夢、地に足がつかないような感覚の中、地に足をつけて僕は立ち上がる。
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