人狼物語(瓜科国)


1611 who are you?〜そして誰かがいなくなった〜


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傷病者 マイダ

─ 資料室 ─

 手が足りない時は、言ってね。
 洗い物なんかは、手伝えるから……。

[ニイナからトレイを受けとり、そう伝える。

食事はニイナやクリスタらが作ってくれるし、水場を回らずに来たからレーナ辺りが洗濯も済ませているかもしれない。やれる事をして、なるべく休んでいたくない]

 ……半分こね。お行儀よくしなくちゃいけませんよ。

[トレイを机に上げて、妹に向けているのか友に向けているのか曖昧な言葉を虚空にぶつぶつ呟き、ふと振り向いた]

 そうだ、能力者の統計を取った記録が見つかったの。
 余裕があったら、ランスさんに言付けて貰えると嬉しいのだけど…。

[彼女が慕うグサヴィエがこの間探していた資料を思い出したからだった。受けて貰えるなら、手渡してホッとして見せただろう*]

( 105 ) 2015/08/19(水) 19:54:53

墓守 マコト

―人狼騒動前 とある村―

 他と少し違う『風習』があるんですよ。

[村に訪れた新米修道女だという娘>>1>>2
素性の分からぬ彼女に村人たちは随分とよそよそしく接していた。
彼女と最初に話したのは共同墓地と近くだっただろうか。]

 だから少し。
 宗教関係の人には少し、警戒してしまうみたいで。

[田舎の村であっても異端がどうこうという物騒な噂は、もしかしたら実際以上に誇張されて伝わるものだ。]

 悪い人達じゃないんですけど。
 ……すいません。 

[男は困ったように、申し訳なさそうに笑った。*]

( 106 ) 2015/08/19(水) 20:30:50

墓守 マコト

―人狼騒動にて―

[何故、と。
執行者を引き受けると申し出た修道女>>17へ向けた、驚きの混じった睨むような視線。]

 すまない……すまない……すまない……。

[実際にそれが実行されれば。
直視のできなかった男はただひたすら誰宛ともつかない謝罪の声を重ねていた。]

( 107 ) 2015/08/19(水) 20:31:22

墓守 マコト

[ずちゃり、と血に濡れた手が滑る。]

 浄化しなくてはいけない。
 浄化しなくてはいけない。
 …………いけない。

[震える声で、震える手で。
祖父が犠牲者にそうしていたように、今は犠牲者になった祖父の身体を集める。
「ヤメロ」とか「ホントニシッカリシテクレ」とか、友の声が聞こえるが意味は分からない。]

 うるさい、しっかりしている。

[祖父の死に動けずにいた男は、その時からひたすら『墓守』としての役目を果そうとし続けていた。]

( 108 ) 2015/08/19(水) 20:31:40

墓守 マコト

[木の下で揺れる死体。
友人だった相手の最期をぼんやりと男は眺めていた。
周囲では随分減った怨嗟の声がする。]

 ……そうだ、するべき事をすればいい。

[男は多くに手を下す修道女>>97を責めはしない。
かといって庇いもしない。
ただ当然の後始末として、『墓守』として、処刑者を犠牲者と同じように回収し、安置する事を続けた。
後で纏めて弔うために。

疑心暗鬼と、憎悪と、議論とも言えぬ罵り合いの輪の外で、男は生き残ってしまった。]

( 109 ) 2015/08/19(水) 20:31:48

墓守 マコト

―現在 台所―

[コップの置かれる音>>99に顔を上げる。]

 ……そうか、食事中だった。

[手元のシチュー皿を暫し見詰めて、思い出したと呟き。]

 ああ、クリスタさん。
 おはようございます。

[台所に入ってきた時にも挨拶は反射的にしたのだが、忘れてしまったようにもう一度挨拶を告げる。
彼女の視線が残り火に向けられているのを束の間、見詰め。]

( 110 ) 2015/08/19(水) 20:43:28

墓守 マコト

 炎は穢れを浄化するんですよ。

[独り言のように呟く。
男が村を燃やし尽くそうとしていたことを彼女は知っているのかどうか。]

 前に少し話ししたでしょう。
 変わった風習があるって。

[結社員に止められて、結局燃せたのは一部の死体を安置していた場所だけ。
その浄化の炎の中に男の祖父が居た事は、無意識的にも真っ先に弔う事を望んだからだろう。]

( 111 ) 2015/08/19(水) 20:43:49

彫師 ランス

―自分が六つであった頃:とある貧民街―

 『追え!逃がすな!あのガキだ!』

[響き渡る怒号を背にひた走る。抱えているのは小銭の入った小袋。
息が切れようが足がもつれようが、逃げなければ、死ぬ。

寝食を得る為に入った集団は、大きな犯罪組織の端くれで。
細々した盗みを繰り返しては、元締めにその大半を奪われる。
だから、1日につきパンを一切れ食べられれば、良い方。
二年前に母親から捨てられて以来、そんな生活に縋り付いていた。
勿論、父親の顔など知らない。

 ココに居られなくなったら、生きられない、死ぬ。
 それだけは嫌だ、ごはんを食べたい、生きたい。

そう信じ込んで、日々盗みを働いていた。
ある夜中、元締めを含む数人の話を聞いてしまうまでは。]

( 112 ) 2015/08/19(水) 21:28:21

彫師 ランス

[至極簡単な話。考えればわかるのに何故。
四つの子供に『お前らの生活を良くするために、この金は使うからな』という言葉を疑える程の頭が無かったからか。
五つの頃には日々に追われ、考える余裕など無かったからか。無意識のうちに見ないようにしてしまっていたか。
それでも、六つになった自分は聞いてしまった、見てしまった。]

 『ガキどもに稼がせて俺らは好き放題、最高だなァオイ!』

[そういって高笑いをし、酒を飲み交わす数人の姿を。
駄目だ。と思った。このままじゃ駄目だと。
だから逃げた。着の身着のまま、裸足で逃げ出した。けど、捕まった。殴られた。蹴られた。]

 『ちょっと寝てな、アレをやってやらァ。行き場なんざねえように、なァ?』

[挙げ句の果てにはそう告げられたかと思うと、一際大きな衝撃の後、視界は暗転。次に目が覚めた時には、目の下、頬骨に被さるように、粗雑な彫り込みで組織のマークが記されていた。
その時いた近辺でなら一発で其処と関係があるものだとわかる、刻印が。]

 『じゃ、精々ガンバレよ?』

[そうして笑って送り出された、といえば聞こえはいい。
つまりは放り出されたのだ。消えない刻印を記されたまま。]

( 113 ) 2015/08/19(水) 21:28:22

彫師 ランス

― 七つになる頃:とある村 ―

[刻印の意味を悟られぬ場所を求め、街を一つ、二つ、また一つと越えて、辿り着いた小さな村。
半ばボロ布になった衣服を纏い、顔に妙な模様がある行き倒れの自分を、有難いことに行き着いた村の人々は助けてくれた。

商店を営む老夫婦の元、すくすくと育つ事が叶い、友人も出来た。夢のようだと、思った。
唯一、刺青だけは包帯を巻いて隠していたが。]

( 114 ) 2015/08/19(水) 21:28:24

彫師 ランス

― それから ―

[十年ほど経って、老夫婦が亡くなったのを機に、半年ほど村を離れた。
顔に残るソレを誤魔化すために、自分で彫師とまでは行かずとも技術を得るべく。

そうして、気懸りだったソレの上から広く模様を描き、包帯を取って村へ戻った。
商店を継いで、平和な日々を過ごせていた。

と、まあ、此処までが、めでたく終わった平和な話だ。
村で騒動が起こる、あの時までの。]*

( 115 ) 2015/08/19(水) 21:28:25

修道女 クリスタ

 ― 旅の途中 ―

[娘は立ち寄った村で働いては、幾らかの金を稼いでいた。
 今日を生き延びる為、明日を生きる為のもの。

 金を得る度に服を買い換えて以前の面影を薄れさせていたため、残る金は多くなかったけれど。]

 …………シスター?

[道中、倒れている老いた女性を発見した>>82
 着ているものから、修道女のようだった。
 獣や賊に襲われた形跡はない。道に迷って力尽きたのだろう。]

[まだ綺麗な修道服へ手を伸ばし、躊躇なく剥いだ。
 これならば違和感なく体の大部分を隠せる。
 太腿に刻まれている“アレ”だって。]

[修道服に身を包んだ娘は、その場を去って次の村へと向かう。
 娘の去った場所に、埋葬の跡を残して*]

( 116 ) 2015/08/19(水) 22:03:48

修道女 クリスタ

 ― とある村の墓地>>106

 風習、ですか。

[共同墓地でお祈りしていれば修道女らしいだろうかと来てみたら、村人の一人>>106と出会い。
 さして興味を示していないというように、鸚鵡返し。]

 ……お気になさらず。
 胡散臭く見えてしまうことは、仕方がないでしょう。

[主語を付けずに、首を横に振った。
 胡散臭いのは宗教関係者か、それとも自分か。]

[申し訳なさそうな笑みには、娘も笑って返した。
 ――それは娘の笑みではない、作られたもの*]

( 117 ) 2015/08/19(水) 22:04:29

修道女 クリスタ

 ― 人狼騒動>>107

[村人達の視線を感じる。

 聖職者のくせに手を汚すというのか。
 なんと汚らわしい……やはり異端者など信用ならぬ。

 ――ああ。貴方達は。
 穢れのないまま生きるがいい。逝くがいい。
 軽蔑されることなど慣れている。
 そして、死体を見ることにも。]

[ひとりめの処刑対象を手にかけてから。
 すまない、と何度も謝罪を口にする男へ、小さく首を傾いだ。

 なぜ貴方が謝るのかわからない、とでもいうように。]

( 118 ) 2015/08/19(水) 22:04:50

修道女 クリスタ

[多くの怨嗟を浴びたにも関わらず、娘は生き残った。
 日に日に表情を失くしていくような男と共に。]

 ……マコト様、貴方は、

[彼が何かをしようとしている>>8、その背をぼんやりと眺めながら。
 何事か問おうとしたそのときに、結社員が押しかけ>>3、彼の仕事と娘の言葉は中断された*]

( 119 ) 2015/08/19(水) 22:05:04

修道女 クリスタ

 ― 台所 ―

[キリクから逃げるようにして>>100戻った後のことか。
 騒動が終結した直後のように、ぼんやりと消えかけの火を見つめた。]

[先程マコトが話してくれたのは、いつか言っていた風習のこと>>111
 “あそこ”では死者が打ち捨てられる事なんて当たり前で。
 娘にはいまひとつピンと来なかったけれど。]

 私も、炎に灼かれれば穢れを浄化できるのでしょうか。

[その場にまだマコトが居たなら、小さな呟きはきっと聴かれているだろう。]

[直後には何事もなかったかのように、自分の食事を摂り始めた。
 マコトが食事をしていた場所からは、少し離れたところで。]

( 120 ) 2015/08/19(水) 22:05:50

牧師 キリク

― 台所 ―

 あ、いや、無理にとは言いませんから。
 ほかになさることもあるでしょうし、大丈夫です。

[目が泳いだ修道女>>100に慌てて言い添える。
そういえば初めて顔を突き合せたときも、彼女は牧師と神父の違いを分かっていなかった。>>101

まあ、似たようなものだし、村に両宗派の教会が無ければ違いを知らずとも無理はない。
そう思ってその時は気にしなかったのだが]

 あの、立ち入ったことを聞きますね。
 クリスタさんは、何かを怖れているのではないですか?

[できるだけ怖がらせないように、敢えて視線は向けずに軽い声音で問いかけた]

( 121 ) 2015/08/19(水) 22:14:04

牧師 キリク

 もしそうなら、幸いここにはあなたの恐怖を分かち合ってくれる人がいるでしょう。
 もちろん、私で良ければいつでもお話を聞きます。

[水を用意してくれたことにお礼を言い、食事を始めようとしたが、つと逃げるように去っていく背中>>120に]

 それとも…あの、覚えてなくて申し訳ないのですが。
 もしかして私、あなたに何かしましたか?

[こちらも胡乱に視線を泳がせつつ、聞こえるか聞こえないかの声でつぶやいた。
3年前までは善人の皮をかぶって割と酷い生き方をしてきたから、その時に何かあった、と言う可能性もなくはない。

傷付いた者も多い今、化けの皮がはがれるのは避けたがったが、ばれてしまえばそれはその時だと思っている。
いっそ、何かのはずみにばれてしまえ、という期待さえあった。

ふう、とため息をついて食前の祈りをささげてからシチューとパンを食べ始めた]*

( 122 ) 2015/08/19(水) 22:15:13

修道女 クリスタ

 ― 台所 ―

 …………。

[キリクの問い>>121には、沈黙を返した。
 少し身を縮めて見上げる娘の態度は、不信からか、恐怖からか、彼の目にはどのように映っていただろう。]

[スープに浸したパンを口にしようとしたとき。
 再び自分に向けられたであろう声が聞こえた>>122

 ……少なくとも私には、貴方に何かをされた覚えはありません。

[もし貴方が“あそこ”に来たことがあるのなら、あるのかもしれないけれど――
 心の中で付け加えつつ、少し冷めたパンを口に入れた。]

( 123 ) 2015/08/19(水) 22:31:11

酒場の女主人 ヤーニカ

  ー 酒場での出会いと別れ −

[匿ってくれと頼んで来た少女は酷い見た目だった。
食うや食わずの生活でも無く、何よりその時は
弱そうに見えた彼女を守ってやりたかった。それだけだった。]

 なんだい、その絵は?
 子供が描いた方がまだマシだよ。

[お約束通りと言えるガラの悪い連中の登場>>63に、
他の客の酒が不味くなると掌で返したのは、
少女を物置と化した部屋に押し込んだタイミング。]

( 124 ) 2015/08/19(水) 22:35:49


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酒場の女主人 ヤーニカ
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