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[>>175救いになれば――その言葉に、ぽつりと呟くように返す。]
アルベルトは……優しいな。
(救い……か……)
[一時、幻影のように浮かんで消えたのは、彼がハンターになった日のこと。
どれだけ吸血鬼を斬ろうとも、最初のひとりは忘れられない。
少年、と言って差し支えない歳だった。
赤い刃が貫いたのもまた、年端もいかない少女。
体は、鍛錬通りに勝手に動いた。寸分違わず心臓を貫き、手が震えることすらなかった。
世界には――あの日には救いなどなかった。
そんなことを思い出すのは、先刻出会った女の面差しがどこか少しあの少女に似て見えたからだろうか。
救いを信じようとする相棒に憐憫と憧憬を抱きながら、休憩の時を過ごした。]
[充分に体が休まれば、探索を開始する。
地上は昨日見て周った以上に、得るものはないだろう。人の気配はあるが、異なる気配は薄い。
あるいは完全なる人ではない者もいたかもしれないが、「紅霞」を持つ彼や、特殊な生まれの相棒なども、放つ気配が全き人という訳ではない。
同業者が集まっている現状、容易には判別ができない。
それでも到底、始祖には及ばない。となれば地下を調べるべきだろう。
最低限必要なものは腰のバッグに詰めてある。野営地に残して構わないものは残し、相棒と共に探索へと向かった。
目指すものは皆同じ――とすれば自ずと他のハンターの姿は目にすることになった*だろう*]
[祝福と感謝の言葉を残してアシュレイとシンデレラが去った後、忠興と情報交換をして、交替で暖と休眠をとってコンディションを整えた。
言葉少ない相棒の様子はいつもと変わらないように見えたが、吸血鬼を狩って生きるのが「日常」などであるはずがなく、こんな荒れ果てた城にいれば胸に去来するものも寂しかろうと思う。
優しいと、こちらを見て評す言葉は嬉しかったけれど、その優しさが弱さになってはいけないと、ましてや忠興の足を引っ張ることになってはならないと目を伏せた。]
あなたにだけ、修羅を背負わせたりはしません──
[仮眠をとる忠興にそっと囁く。]
[目覚めて食事を済ませた後、探索にかかるという忠興に頷く。]
吸血鬼のねぐらは、地下や隠し部屋、城主クラスですと塔の最上階ということも多いようですが ── この城の塔は崩れてしまっていますしね。
そうなると、やはり地下でしょうか。
[忠興も同じ結論に達したらしい。
時間を無駄にすることなく、荷車の櫃の鍵をあけて探索のための身支度をする。]
[防具として、細かい金属の輪を綴ってシャツ状に仕立てた鎖帷子を着込む。
足音を消す柔らかな鹿革底のブーツの上から、固く成形した革の脛当てをつける。
吸血鬼が狙うとされる首周りには聖印を透かし織りにしたバンダナを巻いた。
応急キットや火打石の類はウエストポーチに入れ、防水コートにもなる宵闇のローブをまとう。
右手には身の丈を越す杖、左手には遮光シャッターつきのランタン。
これがアルベルトの本日の装備だった。]
[忠興とふたりで遺跡探索をする際は、アルベルトが前に立って、壁や地面が崩れたりしないか灯りで照らし杖で突ついて確認しながら進み、忠興が背後からの奇襲を警戒しながら続くというフォーメーションが基本だったが、その場の状況に応じて変更はきく。
先ほど、周囲を見てきた忠興はどう判断するだろうか。
その意見に従って*行動する*。]
ー城内・「大扉」の前ー
[私の目の前には、地底へつながる大きな「扉」がある
ちなみにその扉は「鍵がかかっている」]
[私は愛用の鞭でその封印を解こうと試みた]
[扉は少々傷ついた。だがしかし
「ロックを破る」にはいたらなかった]
―城内・水場の小部屋―
[仕方がないので、私は一旦この場所へ戻った]
[喉が乾いたので、ここの水をのんだ
とてモおいしカった]
[水を飲んだ後、その場で腕立てふせをした
……すっきりした**]
あ、ン?
お…?
[耳のすぐそばで呼ばれた気がしたのに、周囲には誰もいない。
カラン
さっきまで座ってた石が音をたてる]
わぅ!?
[潰れた蛙のような姿勢のまま全力で這った。
壁際にべっとりはりついて忙しなく目玉を上下左右に向ける]
な、なんだ、寝ぼけたかな!
[大きな声にして言ってみる。
吸血鬼自身を勇気付けるには、情けなく震え過ぎてたかもしれない。]
……。
[彼はもうはや、ここに来たことを後悔し始めていた。天敵だらけじゃないか。何かあっても助けてくれる味方だっていない。]
ぅ、うう…ーーうふ、ふ
[襲撃に成功すれば同胞が増えることなんてすっかり失念している。もう20年以上人の血を自力で口に出来てないんだからしょうがない、と後で気付けば言い訳をしただろう]
ー 城内 ー
[雨が強くなる気配を感じれば、ゆっくりと場内へと進む。
そこに他のハンター達の姿はあっただろうか。
暗い場内、近くに火の灯りを感じれば、フードの奥から其れを確認する。
ハンターとしての場数は、多いわけでは無い。
これ程大きな城に侵入するのは初めてな事もあり、先ずは一階から探索しようかと、広間を通り過ぎ、ゆっくりと歩みを進める。
深く被ったフードは、脱がない。
肌も髪も極端に白い為の、闇の中でもぼんやりと浮かび上がり、目立つ。
足音は、鳴らない。
教えられた訳ではなく、生まれてから自然に身についたこなし。
耳を研ぎ澄ませ、闇色のローブを纏い、進む。
幾つもの足音がした。
しかし、目が悪い為、闇の中罠等が仕掛けられていないか警戒しながら進む事による緊張感は何かの気配を生んでいたかもしれない。
進む先で、誰かに出会う事はあっただろうか。**]
―1階小部屋―
[マントを広げ、簡単に銃の整備を始める。
バックパックから取り出したランプは炎を揺らす。
濡れた手を拭ってから、銃を取り出した。
金属の触れ合う音。薄暗い部屋に妙に響いて神経を磨耗させる。]
いくら手元に刃物置いてるって言ってもね。
吸血鬼の塒で丸腰なんて、
……ぞっとしない、ね。
[火打ち石の代わりに、そして火薬に。
研究のためと称して手に入れた“かけら”を使う。
これで多少湿気が多くても使える、はずだ。
かちゃん、と軽い音を立てて銃は組み上がっていく。
幾度も繰り返した慣れた作業。
最後に弾を込めて、整備が終わる。
手持ちをすべて手入れするのには相応の時間が掛かった]
―城内―
[城内へと足を踏み入れ、てくてくと進む。
鉄槌は石床に合わせて音色を変え、ごりごりと響いた。]
うん、この位の明るさが丁度いいね。
今日はマシだったけど、外はやっぱ明るすぎるな。
ほら、おっちゃん。早くこないと置いてっちゃうよ!
[暗がりをものともせず、むしろ外よりも歩きやすそうに歩を進めていたが、その足をピタリと止めた。]
あれ? 誰か住んでるの?
[人の気配を感じてくるりと目を走らせ、耳を澄ます。
微かな足音を捉えるが、音の主が遠く、建物の至る所で反響する為にどこから鳴っているか分からない。]
もっと近づかないと分かんないやっと。
[鉄槌を担ぎ直して駆け出した。
鉄球はその速さで床の上を跳ね、ゴツゴツと不気味な音を立てる。]
―???―
[確かに“同胞”の気配がする。が、どこか怯えている気配も感じる。
自分が眠っていた間に同胞は弱体化したのかと憂えるが]
――…我が声が聞こえし同胞よ……
来るが良い………――
[この声が“彼>>202”の耳に届けば、操られるように吸血鬼の元にたどり着くだろう。]
/*
【業務連絡】
只今、血人希望者が3人となっております。
血人でも村人でも大丈夫とおっしゃる方は「おまかせ」にしていただきたいと思います。
皆が村人希望ですと、誰かの希望が蹴られて意図しない人が血人になる可能性がありますので。
おまかせ希望の方もメモにてお知らせくださるとありがたいです。
よろしくおねがいします。
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