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ええっと……着るもの、着るもの……
[そういえば、此処へ来るまでに
ほとんど寒さを感じなった
雪はあれほど積もっていたというのに]
[ふと、自分の肩へ目線をやる
大人用のものに見える、大きめの肩掛け
……これは誰かに渡してはいけない気がして]
これ……どうぞ
[その下に掛けていた、赤いフード付きケープ
それをナタリーに差し出して]
上に、いくつか部屋があると思うから……
そこになら、お洋服も、あるかも、です。
[指先で階上を指した]
[それから、生地を取り出して
分けて平らにしたもので具を包みつつ]
今、プリャニキ作ってるんです。
いっぱい作るから……
あと40分くらいはかかりますけど
ナタリーさんも良かったら食べてくださいね。
リモーン、アピリスィーン、ヤーブラカ
香り付けの果物、三種類ありますけど
何か希望はありますか?
他のものが良かったら、用意しますし
[年の近そうな子と話すのは、随分久しぶりに感じて
少女の声も弾んでいた**]
…初めまして。リディヤっていうのか。
いい名前だね。
いいの?君の服。
後で他の部屋で服見つけたら、返すね。
[ケープを受け取ると、ふわっとしていてやわらかかった。
そのまま羽織ると]
プニャキ作ってるんだ。すごくおいしそうだね。
僕にもくれるんの?
ありがとう。できたら頂くね。
では、温かいスープかミルクを頂けると助かるかな。
[ひどく疲れているようで、か細くリディヤに微笑むと、ちょこんとそこへ座り込む]
ああ、ごめんね。
なんだか体が重いんだ。
気にしないでね。
[リディヤを見て再度微笑むと、体を休めるように手でひざを抱え込んでいたのだった]**
[食器を片付けにキッチンへ赴いたのはいつのこと?
プリャニキを勧められたら嬉しげにくちにするだろうし、まだできあがるまえならまたあとでと笑むだろう。
食器を片付けたら長居はせずに裏門へとーー**]
私は、寒くはないので……
気にしないで、寒かったらそのまま羽織っててくださいね。
[ケープを羽織るナタリーに小さく笑いかけるも
いい名前、そう言われてちくり胸が痛み表情が曇る
まだ“それ”が自分なのだと自覚もないのだから]
はい、皆に食べていただこうと思って作ってますし
……身体が重いんですか?
もしかしたら風邪かもしれないですね……
[かつて自身も重い身体を引き摺りながら
生活していた経験があるような気がして
心配そうな表情でナタリーへ歩み寄る
拒まれなければ額に手を当ててみたりもして]
ちょっと待っててください、すぐホットミルク作りますから
[調理台へ戻り、プリャニキの生地をピェーチカにかけて
鍋に入れたミルクを火にかけ、温め始める]
[美味しく作るにはゆっくり温める事だと……
あれ、誰から聞いた事だったっけ?
脳裏に浮かんだものは、ベッドで寝込んでいる
今より更に幼い少女と、ホットミルクを差し出す女性
この女性はわたしの母なんだろうか……
記憶の中の少女は女性を見上げるも
その顔には霧のようなものが掛かっていて
思い出す事ができなかった]
[一瞬だけ寂しそうな表情を浮かべたけれど
すぐに首を横に振って払った]
― ホール ―
[お皿とカップが空になったら、立ちあがる。]
外から声が聞こえるわ。
きっと、ほかにもだれか来ているのね。
わたし、教えてくるわ。イライダさんのパニーニがあるよって。
[ふわり、黒のフレアが翻る。
娘の姿は、どこか別の場所へ。]
[少しお行儀が悪いけれど、リディヤがいれてくれたホットミルクをもって裏門をくぐる。
ホットミルクに雪が入らないようにプラトークで覆って]
あまり寒くはないのに、それでもやみはしないのね。
[手のひらをさしのべればふわり雪が舞い降りる]
[目の前に広がるのは寒々と氷ついた風景――始まりのあの日を思わせる回ることのない水車は、けれど女に禍々しさを伝えることはなく――]
確認なんてできやしなかったけど…。
[かつての時にも女が感じていたのは不吉さではなかったようにもおもう]
不吉を呼ぶのではなく、警告ではないかと…。
[よぎったそれを告げたことはあっただろうか]
ナースチャ…。
[寒さは感じなかったから、小屋にもたれかかってミルクティをすする]
あったかい…。
[ほぅと息をついて夜空を見上げた]
[身勝手にも生きてと望んだのは自分]
文句を聞くの、楽しみにしてるんだから。
ここがどこかはわからないけど、のんびりさがすわ。
[たとえいまは隔てられても――]
でも、ナースチャはともかくミーシャを探すのは骨がおれそうね。
[ぼんやりとつぶやく]
森の魔女 アリョール がやってきたよ。
…寒い!
[深い深い森の、一本の針葉樹の下で、「自称魔女」は呟いた]
身も心も寒い…ってやかましいわ!
[誰かにつっこまれた訳でもないのに]
あたしに断りなくヨールカにしやがって…
[住処にしているその樹が、すてきに飾り付けられているのをみると、口では街の住民の勝手さを嘆くようにしつつも]
もっと星がついてる方が好きなのに!
[割りと気に入っているようだった]
それにしても今日は雪が凄いな…
[見上げていると、溶け込まれそうだ]
…うー…ん…?
[辺りが真白く染め上げられ、ぼんやりそれを見つめるうち。見慣れぬ教会のステンドグラスに視界が移り変わったのを、彼女は気づけたか…まだわからない**]
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