812 凍れる水車と奇跡の夜
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え、危なくないって
そんな固くしてないし
石も入れてないし
[リディヤからのお小言に、苦笑したように返す
ズレた内容なのはご愛嬌]
危険なもんじゃないですよ、ねえ?
[ヴァレリーにヘルプの視線]
( 152 ) 2011/12/18(日) 21:57:03
[ガキ大将"キリル"の言い分はいつだって理不尽で、
(筋の通っている理由で悪戯されたらそれはそれで怖いが)
リディヤから差し出されたハンカチで顔を拭っている間にも、
内心はまたか…とため息をついていた]
……?
[やがてキーラも近くに駆け寄ってくる。>>142
しかしその様子は、戦果を確認するための
かつての得意気なものとは違って]
( 153 ) 2011/12/18(日) 21:58:00
そんなに慌てなくても…。
[普段の調子ならこの時点で拗ねて、
慌てるぐらいなら投げるなとか言ってのけた所かもしれないが]
いつだったか、石が入っていた時よりは
随分温情仕様になった方だよ。
それに、私もそこまで軟じゃない。
だから大丈夫だって、キリル。
[いつも悪びれない彼女に心配されると、それも落ち着かなくて。
自分でもよくわからない心理。
困ったような笑みを、キーラに向けた]
( 154 ) 2011/12/18(日) 22:00:11
― ホール ―
[ねえさまの笑顔>>108に笑み返して。]
ねえさまのぶんも、きっとあるわ。
わたしも、いただいていいかしら。
[盛りつけられたパニーニ>>111は、ここにいる全員で食べても
まだ余るくらい。大食らいがいてもきっと平気ね。]
ありがとう、お姉さん。
そうだ。 お姉さんは、イライダさん……よね?
[席に着きながら、ふとおもいだす。
淹れてもらった紅茶を受け取り、スプーンをくるくる。
白い渦が広がって、適度に冷めたミルクティーに早変わり。]
( 155 ) 2011/12/18(日) 22:10:10
子供の頃はやり返してたんですけどね…。
[殴る手が痛いから反撃しなかった弟と異なり、
兄の方は時折ぐずりながらも反撃を試みることもあった。
しかしそれも空回りするか、倍以上で返されて
更なる泣きを見るかがオチで]
キリルがああなのは、振り回されてたからよくわかってますよ。
散々叩きのめされたから、今の私があるとも言えます。
[結局のところ、彼女には頭が上がらないのだった。
口を尖らせるヴァレリーに、困ったような笑みは苦笑いへ>>150]
( 156 ) 2011/12/18(日) 22:11:54
危なくないっちゃー危なくはないな。
今のを見た限りだが、すぐに飛び散ったって事ぁ
少なくとも硬めに作られたものじゃないってわけだしな。
でもなんでそんな慌ててんだよ、らしくねぇ。
[危険ではないと、キーラの言う通りに>>152
それらしい検証と共に返す。確かに危険なものではないので
きっと大丈夫だろう。
一方、男の方はと言うと
力の限りを込めて作った雪球を4(10)個並べて
近くに居るラビに投げてみるかと差し出して居たりする。]
( 157 ) 2011/12/18(日) 22:14:41
[ぎゅっと握られる手に、優しく笑いかけ。
その髪に、少し戸惑いながら触れた。]
―― こえ、出ない?
[首を傾げる様子>>146と、この手>>148から
何か、もどかしいようなそれを、悟った。]
だいじょうぶ、少し、寒いから。
…あたたかく、しよう、な。
[握る手の温度があることが嬉しくて、冷たい感触を、振り払う。]
( 158 ) 2011/12/18(日) 22:18:40
メーフィエ避けないから……さあ
[幼い頃に比べれば、分別は付いた
さすがに『泣かれたらやばいから』と言うのは止めておく
無邪気に遊ぶ権利なんて無いでしょう?
嫌われているはずでしょう?
だって、ころそうとした――
小さい頃はここで拗ねてしまって大騒ぎになったりしたけれど
一応泣き出す前にそれなりに心配するようになった
ちょっとだけ
軟じゃない、との言葉には、んーと眉根を寄せた
嘘だろ、と言いたげな焦茶]
( 159 ) 2011/12/18(日) 22:19:27
…………むー
あぶなくない、なら、いいですけど……
[周りが口々に危なくないと言い、
雪玉をぶつけられた、メーフィエと呼ばれた青年まで
そう言うのなら、納得するしかなかった]
[気が付けば大柄な男が雪玉を作って
少年に差し出していた
これはそういう遊びなのだろうかと……
じーっと雪玉を見つめた]
( 160 ) 2011/12/18(日) 22:22:01
― →多目的ホール付近 ―
[不安げなオリガ>>149に、その手を引きながら、呟く。]
ヴァーリャ…ヴァレリーは、…皆を見てて。
あの、樹に、なった、っていうか、…
[うまく、説明できそうになかったが]
樹の精霊みたいになって、見守ってた、んだ。
[少ない語彙では、これが精一杯。]
( 161 ) 2011/12/18(日) 22:23:28
何でもないなら、良いよね?
[にやり、と笑う
次のイタズラが頭の中でぐるぐると回る
視界の隅に捉えた、雪玉>>157
即警戒モードへ移行
打ち返す箒が有ったら良いのに、と反射的に思う]
らしくないとか、何ですか
私そこまで外道じゃないですよ
[ヴァレリーに言葉を返しつつ]
( 162 ) 2011/12/18(日) 22:24:28
………?だれか、居る?
[ふと、ホールから話し声>>155が聞こえ、扉を開いてみれば
女性が、三人。紅茶と、…何かの料理が、盛られている。
そして、一人の女性の傍に、居る、…]
[黒い、狼]
[……それは、確かに見覚えのある、友人の、…]
( 163 ) 2011/12/18(日) 22:26:44
……そうなんだ。
[知っている気はしても思い出せない、そう語るリディヤに頷く。>>144
少女は先程、自身の名前もレイスに確かめるように尋ねていた。
常の青年なら不思議に思っていただろう。
それは、先程から声を聞いていないオリガにしてもそう。
でも、それについて深く考える気にはならなかった。
リディヤと言葉を交わしたことは覚えているはずなのに、
それがいつ・どこでなのかになると思い出せない。
今の自分の記憶も、なんだかふわふわと掴みどころがないから]
( 164 ) 2011/12/18(日) 22:30:37
無理に思い出す必要もないし、
思い出せないことを気負わなくてもいいと思うな。
思い出は過去だけじゃなくて、これからも作れるものなんだから。
……私はメーフィエ。きみのお姉さんの幼馴染なんだ。
よろしくね、リーリャ。
[少女が少しでも安心できるように、柔らかい口調で語りかけた]
( 165 ) 2011/12/18(日) 22:31:20
……おいしい!
[パニーニと紅茶をいただきながら、
春の木漏れ日みたいなひととき。
こんな不思議な素敵なばしょで、
いないひとのお話なんて、野暮よね。
ネーリャねえさまに問いかけたりはしない。]
……あら?
[ホールの扉が開いた>>163なら、
スレートグリーンの瞳がそちらへと向けられる。]
あなたは……
[しばらく、じっと顔を見つめたあと、]
( 166 ) 2011/12/18(日) 22:36:36
レイス、さん?
あなたもパニーニ、どう?
イライダさんのお手製よ。
[にこりと笑んで、首を傾ぐ。
さあ、黒狼はいったいどうしていたかしら?]
( 167 ) 2011/12/18(日) 22:37:33
[レイスの言葉>>158に、一瞬息を飲み……。
そして、ゆっくりと頷く。
どうしてこうなったのかは、自分にもわらかない。
それを彼に告げる事は、少しだけ心が痛んだ]
(心配、かけちゃうかな……)
[手を握りながら、無意識のうちに、そっと彼に寄り添う。
そして、続く言葉>>161にはキョトンと目を丸くする。
ヴァレリーさんは自分もよく知る雑貨屋のお兄さん。
それが、どうしてそんな事に――?
やはり、自分の知らない何かがあったのだろうか……?]
( 168 ) 2011/12/18(日) 22:38:56
[レイスに連れられて訪れた先で、女性と――黒い、獣の姿。
咄嗟に、喉がズキリ、と痛んだ]
(でも、違う……)
[違う? 何が違うというのだろう。
目の前にいる狼には、不思議と恐れは感じなかった。
女性達が自然と黒い狼に馴染んでいる光景を不思議に眺めながらも、じっとレイスの顔を見上げた]
( 169 ) 2011/12/18(日) 22:39:16
[――黒狼は?]
[すながみの娘の座った椅子の足元、
さっさとパニーニを食べ終えて丸まっていた。
どう見ても寝る体勢。]
( 170 ) 2011/12/18(日) 22:39:43
ありがとう……
[思い出はこれからも作れるのだと
柔らかくそう言われて、ひどく安心したように笑った]
……メーフィエ さん
よろしく、おねがいします。
あの えっと
……後でプリャニキを作るんです
メーフィエさんも、皆さんも
嫌いでなければ、よかったら食べてください
[香り付けに果物を3種類用意している事も伝え>>82、
リクエストがあれば受付けもするつもり]
( 171 ) 2011/12/18(日) 22:42:15
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