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>>169
いいんじゃね?まだいっぱいあるし。
[そう言って、バスケットのパンを差し出した]
そう言っているうちに、また増えたような気もするし。必要な分出てくるみたいだわさ。
メリー、さん。よろしくお願いします。
[ぺこりとお辞儀して、自分の名前を名乗った。
マーシャにバスケットを差し出されれば、]
ありがとう。えへへー。
[嬉しそうに笑って、パンを手にとって早速ぱくついた。
そういえば、さっき履き物が欲しいと思ったら
いつのまにか出ていたっけ?なんて思いながら。]
[今は特に何も食べる気がしないのか。テーブルから離れ、壁にもたれかかる。ベッドはこの面子だったら、自分が使うべきではないだろう、と考えたらしい。
メリーズの言葉に怪訝そうな表情を向けたが、自分も羊皮紙とペンを出したことを思い出し、納得する。]
なるほど、な。んじゃ、飯が食いたくなったら適当に思い浮かべろ、ってことか。
[まったく夢のような話だな、と肩をすくめた。]
オレはジーマだ。……まぁ、よろしく。
[何をよろしくするのか少し迷ったものの。まぁ、いいか、とあまり深くは考えないことにしたようだった。
ジェリコの様子を見て、幾分緊張がとけたようであり、共にこの反応だと親はここにはいないのだろう。と考える。]
……これからどうすっか、追々考えとこうぜ。
[そうとだけ呟いて、しばし窓の外を眺めていただろう。**]
>>170>>172
なるほどね、そういうことになってるのだわさ…?
じゃあ、この小屋も、大きくなるといいのだわさ。
[というと、小屋が一気に大きくなった気がした]
あれ、こんなに大きかったかしらね?
[小屋は、30人以上入れる大きさに。ベッドは10床以上が用意されている]
こんなんだから、勝手に食べていいんじゃないかと思うぞよ。
[マーシャの言葉で広くなった小屋を
しばらくポカンと見上げていたが、食欲が勝って、
テーブルの上のご馳走を堪能した。
それにしても泣きはらした顔をどうにかしたい、と思ったら、
群青◆色の蒸しタオルが出てきて、顔を拭くことができた。
ほぅっと溜息をつく。どうやら人心地ついたよう。]
―少し前の会話―
>>165
幽霊なんかいないって君はロマンがないなぁ。つーかね、真っ暗闇の中女の子の歌声が聞こえたかと思ったら、いきなりしくしく泣き声になりゃーあんた、すわ妖怪じゃなきゃ幽霊か!?ってなろうものだろう。
わくわくしながら見に来た俺のときめきを返してくれ。てっきり親子の幽霊かと思ってたのに。まったく。
[文句を言いつつ自分を恐れている様子の少女に軽く手を振り]
へぇ、小屋にねぇ。そんな大人数迷子ってどういう事だろうねぇ。でも俺、森になんか来た覚えないんだけど。
[聞かせるともなく喋りながら、小屋へとたどり着いたら全員に向かって適当に自己紹介をしておくだろう]
[しばらくは他の人の会話を聞いていただろう。
話しかけられれば素直に答えて。
やがてうつらうつらしはじめて、
いつのまにかベッドに転がって眠りにつくだろう。
もちろん枕は抱きしめていたピンクと水色の枕**]
[周囲の話に耳を傾けつつ、人々を見渡せば一人の女性の胸にみた事のある花が]
あっれー、これ…。えっとなんだっけメリーズさん?この薔薇どこで手に入れた?
[ぴっ!っと自分の薔薇を顔の横に立てつつメリーズの薔薇を指差す]
[メリーズはなんと話して聞かせただろうか、返してくるようなら一瞬手に取り]
ん…!そうだ俺の花束!!そうか、俺は落ちてきたんだ。
空から落ちてきたのが夢じゃないなら森全体に散らばっちまったのかもしれんな。
そうか、うーむ。あ、いやしかしこれはお嬢さんにあげよう。花に触れたら落ちてきた事を思い出せたよ。
お嬢さんが拾って取っておいてくれたおかげだから、お礼にやろう。
美しい薔薇は美しい人に。
[花屋的日常会話を付け加え、薄紅の薔薇をメリーズに差し出しただろう**]
旅人 ルシアス がやってきたよ。
=まっくら森=
…ここは。
どこだ。
――さっきまで街灯が灯って居たのに。
[美しい月の夜。
月ばかりに見惚れ、突風に目を閉じて立ち尽くしてみればそこは見知らぬ場所。
最早月の光も届かない]
おーい、誰か。
誰か居ないか。
[良く通る声で人を探してみるが、小鳥の囀りさえ聞こえて来ない]
…仕方ない…
どこか宿か人を探そう。
[そう言って、森の中を彷徨う事になり、山小屋へと辿り着くのは、もう少し先の事**]
王女 サフィラ がやってきたよ。
―森の中―
[濡れた感触に、きっと雨が降っていたのだと思ったのです。
けれど、濡れていたのはわたくしの頬だけでした。
頬に触れた指を投げ出せば、ひんやりとした感触が伝わって]
―――……ここは?
[身を起こせば、薄闇。そして花の香り。
わたくしはどうやら、ここで泣きながら眠っていたようでした]
[宵闇の月が、花の寝台を照らします。
色とりどりの花々の、とても美しいこと。
わたくしは泣いていたことも忘れて、純白の薔薇にそっと手を伸ばしたのです。]
あなたが一番、綺麗……
ぁ、 ………、
[けれどどうしたことでしょう。
わたくしの触れた白い花びらは、赤く染まってゆくのです]
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