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そういえば、食器も。
なんでも…欲しいなって思えば出てくるみたい?
じゃあ地図とかも…!!!
[きょろきょろとあたりを探したが、ぱっと目に入ったのは戸棚に入った地図]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・世界地図かよ・・・
[しょんぼり]
[ちら、と横目で見やれば、少女は小さな嗚咽を漏らしながら泣いていた。もしかすると、鼻歌もそれを忘れるための手段だったのかもしれない。]
……わりぃ。泣かせる、つもり。無かったんだけどな。
[参った。子供の、しかも少女。男なんだから泣くなとも言えない。バツの悪そうな表情で少し考え。
彼女が嫌がらなければ、ぽん、と頭に手を乗せ。軽く撫でてやるだろう。]
……大丈夫だ。嬢ちゃんは一人じゃない。
それに……他に、"迷ってる"奴らも居るんだ。嬢ちゃんやオレだけじゃない。
なんだったら、探す手伝い。してやるから。
[……どうも子供には弱いようだ。と、心の中で溜息をついた。しかしこのまま泣かれていても埒が明かないし、誰かに目撃されて泣かしたと言われても、それは言い繕う事もできやしない。]
夢なのか、誰かが魔法使いで
こっちをからかって遊んでいるのか…
[...は世界地図を掴まされてるフーを見て不機嫌そうに思案に耽る]
頭、おかしくなりそう。
[しかめっ面をしていると飲み干したスープのお代わりが存在しているのに気付く]
……釈然としないわ。
[そう呟きつつ、お代わりをいただいた]
む?!今度は泣き声が?
なんだ妖怪じゃなくて幽霊か?ちくしょう一度幽霊見てみたかったんだよ。行くしかねぇな!
[鼻息も荒く歩きだした。間もなく泣いている少女と佇む男を見つけるだろう]
ぬぬ!親子幽霊か?
子供が泣いてるのはあれか、事故にあったが母親だけ死ななかったかなんかでこの世に未練があるんだなきっと。わーすげー、ゆーれーかぁ。
[木の影から顔を突き出しむはーむはー二人を見ている]
[泣いてばかりいるとお目々が落ちてしまうよって
ママに言われているのに、なかなか泣きやむことができません。
自分が泣いてるせいで、ジーマという人も困っているようで、
なんだか申し訳なくって、ますます涙が止まらなくなりそうで。]
ー!
[けれど、ぽん、と頭に手を乗せられて、
軽く撫でられれば、何故だかホッとして、
涙は止まらないけれど、息をするのは楽になりました。]
ほ、他にも誰かいるの?大人の人?
[涙声でちょっと上ずってるかもしれません。
ぼやけた視線で、ジーマを見上げ、
キョロキョロとあたりを見回しました。
山小屋の灯りがぼんやりとうつったでしょうか?]
[涙を拭きつつ、さらに見回せば、
木の陰から何かがむはーむはーと顔を覗かせてるのを見つけ、]
あれ、何?
[ゆっくりとマーブノレの方を指さし、ジーマに尋ねた。]
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