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[第一艦橋に、皇位継承権を表す鷲のエンブレム。生憎上位の血筋とは言えなかったが、血統的にも能力的にも、次期位の玉座を目指せる立場にあった。本人がそれを望んだのなら、だが。
歳には不釣り合いの勲章の重みも称号も、七光とのやっかみは全て功績をもって証としてきた。勿論、士官学校は主席で卒業したのは言うまでもない。
速さでは鮮烈な稲妻の如くの紅い機体に叶わない。代わり、その方位を絡めるべく、計算し尽くされた網目張るレーザー光を今にも降らせんと、砲首がゆっくり角度を定める。]
動力機関を狙うように。その導線までの、周囲の機体の損害は考えなくていい。
彼女は特別な存在だからね。我軍にとっても。*
― 無線 ―
無事に戻ってね。次の作戦用意して待ってるから。
[>>58いつもの軽口で、通信に答えるが」
……そ、かあ。
お嬢ちゃんの性格からしたら、そりゃ黙ってられなかった、わな。
あんまり無茶しなきゃあ、いいけど。
[重たい口調、通信であればノイズもなければかき消えることもない。ふと、困ったように、笑って、呟いてしまうのも、この相手だからかもしれない]
さすが、ライリーちゃん。それは良手だね。待ち遠しいよ……って!
聞いちゃったかあ、俺の秘策だったのに。
[身内に盗聴するな、などとは言わない。
ただ自分の想像の上を行くモノは心地よいなと、ふは、と笑うだけ]
[レディとの通信終了後、号令をかける]
これより、レディ隊の援護に向かう。
[タイミングは間違えない。レディ隊を傷つけるつもりは一切ないが、囮として利用はさせてもらうつもりだ。
後退するレディ隊を深追いする敵がいないならそれでよし、追撃しようと愚かな判断を下す敵艦がいたその時は――――]
殲滅の準備をしておくように。**
[サファイアが指揮を執る戦艦に帰還すると、部隊員には一時休息の指示を出し、自身は小さなデータチップをお手玉しながらブリッジ>>30へ向かった]
サファイア殿、ライリー隊ただいま帰還した。
いやはや、若い者は流石じゃの。あの猿も、アイドルとか言う女子も、なかなかどうしてやりよるわい。
[年寄りじみた繰り言がつい出るのも、気さくな付き合いの彼相手だからだろうか]
ほれ、例の敵艦のデータ……
[そう言ってサファイアにデータチップを投げようとした瞬間、スクリーン>>30に映った戦況の一点だけが目に留まる]
っってライフ殿おおおおお!?
何故!この爺が何度言っても!あああお戻りください今すぐ!
[知識として、彼が優秀なパイロットだということは知っている。
が、ライリー自身のライフに関する記憶は、幼い無邪気な笑顔で止まっている。その後のことは、どうやら前の体に忘れてきてしまったようだ。
思わずあげた素っ頓狂な声と共に、投げ損ねたデータチップが不規則な軌道を描いて宙を舞った]**
絶対絶対、約束やぶったことないだろう俺。
[>>57通信を切り替える。
右か左かのような指示は旋回機に指示するには曖昧すぎたが、帝国一とも言えるドッグファイトを見せるノロチェであれば、問題にはならなかったようだ]
本当に見事だよねえ。君の操艦はさ。
部隊長には伝えておくよ。ハートマーク付きは怒られそうだから勘弁しといて。
[ライリーの退路は無事確保されている。
ノロチェがいつ、また次のターゲットを見つけてももう大丈夫だろう]
……。
いや、こういうのはレディちゃんとか可愛い子にさ……
[ひらひらと、顔の前で手を振る。
そのレディといえば、前線からの突出を指摘する必要もなく、後退を始めたようだ]
うんうん。君がいないと勝ち目が薄くなるからね。
[彼女はいわゆるアイドルにとどまらない、帝国の旗印たる存在だ。その上、自分の役割をもよく知っている。
彼女は自身の作戦を「至高の盤面」と評価してくれるが、スクリーンに映る光点のどれもが駒ではないのだと、一番に教えてくれるのも彼女なのだ]
2-2-6、9-2-1、9-2-2、と。
[スクリーンの光点をみながら、傍らの盤上にある駒を動かす。チェスによく似た、ゲームの盤。
これのおかげで、参謀の席に座ったといっても間違いにはならないだろう]
グノさん、仕事早いなあ。
欲かいちゃいそうそうだよな、もう。
[つやめいた駒をひとつ動かして、呟く。
『氷の女王』――戦地で彼女を見た者は、凍えたように震える声で、その名を口にするのだそうだ。味方であれば、これほど頼りになるものもいないのだが]
…………。
BA206作戦機へ、レディ隊への援護をとりやめ、全隊プランBへ移行せよ。そちらはグノ隊が向かっている。
[口にしようとしたのとは別の言葉を、通信にのせ、スクリーンへと視線を戻した]
― 自艦 ブリッジ ―
ご苦労様、ライリーちゃん。
ほんとう、みんな優秀だよね。元気すぎて送り出す方としてはどきどきしちゃうんだけどさあ。
[>>68銀糸を揺らして現れる少女のごとき姿を迎え、ふは、と笑う。
返す言葉に、こっそりしっかりライリーもその『元気すぎるモノ』の中に含めるわけだが、この相手に立つ刃にはなるまいとも思う]
うん。ありがとう。
こいつが落とせると、だいぶ……
[受け取ろうと出した手が、途中で止まる。
頓狂な声に振り返ると、丁度悲鳴を上げさせた主が映っていた]
いや、ライフくんを落とせるヤツなんてそうはいない、って、聞こえてねえなこりゃ。おおーい。
[自分からしてみれば、ライフは光り輝くような存在感と、美しい操艦センスを持つ将校であるのだが。
爺となってしまったライリーを目の当たりにして、やっぱり、ふは、と笑った**]
[「撃(て)」と振り下ろしかけた腕が、友軍回線からの悲鳴染みた声で止まる>>68。]
はっはははは。ライリー翁の心配性は相変わらずだなぁ。
大丈夫、僕もブランコから落ちて泣いていたあの時とは違うさ。
素敵なお土産を持って帰るから、ね。
[少女の姿した老将にとって、彼が何時迄も幼子であるように、彼にとってもライリーは、どんな姿になってもあの幼い日、大樹の様な躯体で自分を肩に抱き上げてくれた勇敢・忠実たる偉丈夫に変わりないのか。それでも生来の茶目っ気か、参謀艦へのモニタに向けてウィンクをひとつ。
素敵なお土産とは、今まさにレーザーの網に捉えんとしている、真紅の姫か。実際彼女を追って、解放軍の旗に下った者も少なくない。]
放蕩もそろそろ満足したろう?
[改めて、砲撃兵へ指示を下さんと。然してその遅れの間に、漆黒の翼が如何ほど迫ったものか>>50]
おかしい…あの宙域には、この艦より火力のある
新鋭戦艦が配備されていたはず。
こちら、フライハイト。
――聞こえますか?応答お願いします。
誰か、対応できる者がいれば……ジャミングが酷い。
一旦回線を閉じてください。
2-4宙域付近の艦は索敵データをこちらに。
ここからなら、巡洋艦であるこちらの方が早いですね。
援護に向かいます。
[連絡がとれなくなった戦艦艦内では、丁度帝国軍の強襲部隊が
猛威を振るい>>27>>37
置き土産の対応で実質麻痺状態になっている所>>45
最小限の人数でも、訓練された精鋭隊なら最新の戦艦を
ハリボテにする事も可能。
そんな事実を目の当たりにし、今対峙している敵艦隊の
火力だけではない強さを、改めて実感していた**]
あっぶない危ない。
あのアイドルさんには捕捉されずに済んだみたいね。
[>>21>>34煌びやかな機体が遠ざかるのを確かめ、ほっとひと息。初めて戦場でまみえたとき、ただのお飾りだろうと舐めてかかり、痛い目にあったのは忘れていない。
それからも幾度となく交戦し、幾度も煮え湯を飲まされている]
あの奔馬は、こちらを追ってはこないでしょう。
目立つところで暴れるのが好きみたいだから。
[>>31ノチェロ機からも充分に距離をとれば]
……「お城」には帰らないわよ、ばーか。
[漏れるのはひとりごと。
幼いころ共に過ごした一族の人々、可愛がってくれた帝国軍の皆>>39を想えば、胸は痛む]
[感傷に浸りかけるのを見透かしたかのように、その声は飛び込んできた>>52]
……ライフ兄様。
[歳の近い親族の彼を、そう呼んでいた。
その呼び名がするりと出たことへの動揺を押し殺し、明るく声を張る]
あら、光栄だわ。
貴方のお相手なら、喜んで。
[七光りの陰口をねじ伏せる実力を身に付けてきた、皇族たるライフの率いる精強な部隊。
彼らによってすでに包囲されているのを悟れば、即座に交戦を決めた]
全員、隊長機を狙って!
あの紋章機を撃墜すれば、敵のダメージは大きいわ!
[部下に指示を出す。
正直なところ、不利な陣形ではあった>>64]
……待って、何か来る!
[隊に緊張が走る。
が、それが頼もしき黒翼であるとわかれば、士気は上がった>>78]
シードル!
助かるわ!
[援護の申し出を、ありがたく受けた**]
ああ、ヤツか。
やはり姫騎士のまわりには、近しい者が募る。
だが、狙いはヤツではないがな。
[帝国軍の皇の一族。
その一人の血縁者である機体をモニタに映したとき、
バーミリオンの瞳は、明らかに熱を持っていた。]
『ディタ、君の背後は保障しよう。』
[その目的、
姫騎士には零したことはあったかもしれないが。**]
― 帝国軍・艦内 ―
でっ、でででで殿下!
何を巫山けておるのです、そこから落ちれば鼻血では済みませぬぞ!
[スクリーンのウィンク>>74に、あわあわと手を無意味に上下させる。
悪がきを叱るような口調で]
殿下、速やかにお戻りください!
ディタ様に続き殿下まで失えば、陛下がどれほどお嘆きになることか、ちっとは御身の価値をご自覚なされ!
[“陛下”個人が彼らに対してどのような感情を抱いているか、それはこちらの預かり知らぬこと。
が、帝国というシステムの中にあって、そのコアたりえる皇族の価値は、一軍事力の対価とするにはあまりに不釣り合いだ。
それに――
どうもこの姿になってより、妙な人間味が出て困る。
かつて無邪気な幼さで纏わりついてきた少年少女を、所詮は予備のパーツだと合理的に切り捨てることが出来ない]
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