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イライダは、囁き狂人 に希望を変更しました。
[村の大半を回り終えた頃、前方によく知った人影を見つけた。
一人っ子のイヴァンが、兄のように慕っていた相手]
……ミハイル兄さん?
[切り花と渋い顔をして睨めっこしているその姿に、きょとんとしてから思い出す。
ああ、そうか、今日は]
兄さん、はい。財布忘れてたよ。
[そう言いながら、自分の財布を飄々と相手に手渡す。中身は多くは無いが、切り花くらいなら買える筈。
それから彼が買おうとしていた花へ視線を落とした]
きれいだね。
[白い息を吐きながら零した声は、何処か寂しげだった**]
(サーシャ…)
[驚いたのは引き篭りの彼女が招かれていた事を知らなかった事。だがすぐに納得のため息に取って代わる]
(確かに。数合わせと考えれば納得の人選だ。誰にとっても)
あ、いやなんでもないよ。
[後で話す機会は幾らでもあるだろう。
美味しくも不味くもなさそうに、...は淡々と食事を*再開した*]
連絡……?
[弟の様な幼馴染の言葉に、女はゆるりと首を傾ぐ]
いいや。
なんだい、それ。
[初耳だと謂わんばかりに返して、ロランからの説明を聞き]
……そう。
ただの噂だろうに、面倒くさい事だね。
[やれやれと、肩を竦める]
あとで返す。
[何処か寂しげな声に。
彼の耳元に、小さく呟くと。]
[灰の眼を僅かに細めた。]
ありがとよ。
……なんだ、お前。 どっか行くんか。
[財布を返しながら。軽く、首を傾げて問う。]
[台車を引くのには、やや早い気がした。]
[こちらの向かう先は、云わずとも。]
[祖父の眠る場所はひとつ。]
[湖。]
**
/*
手紙の内容が…
一日目にアナスタシアさんから噂のこと聞かされると思ってたから、理由不明にしちゃってたよ(汗
ある程度曖昧にぼかしてあるから大丈夫かな?
手紙には触れんとこ
*/
/*
あ、ロランさんのところに届いたのは、村長バージョンの別の手紙だと思ってたのね。
読み飛ばしてたわけじゃないですよ〜一応(ぇ
*/
ロランは、囁き狂人 に希望を変更しました。
[夏でも凍れる湖。
付近にある質素なベンチに積もる雪を軽くはらい。
腰掛けて、薄荷煙草の二本目を取り出す]
行かなきゃいけないんだけど…。
[宿には行かなくてはいけない。
役場から名指しで来た手紙に逆らう事は、自分は出来ない性分だ。
けれど、呼ばれる理由がわからなくて。
研究室を出たのはいいけれど、すぐに行く気にはなれないまま]
もう少し、だけ。
[コートの襟をそっと立てると、二本目に火をつけた**]
/*
村建てさんの、プロ伸ばそうよメモを確認して。
それなら宿にまっすぐ行かない方が。
とか、思って。
メモ帳前にして寝てしまった\(^o^)/
求婚者入るといいね!
桃りたいけど、このイライダは誰かと桃れる人だとは思えない…(しょんもり
[ロランの食事が終われば、また後でねと。
軽く手を上げ、宿を辞した。
外へ出ると、途端に冷たい風が身を切る様に吹きつける]
……っ。
[外套の襟を立て、風を避ける様にしていると、
どこからか紫煙が流れてきて]
誰……?
[燻る紫煙を追ったさき。
初めて見る顔の女へ、*声を掛けた*]
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