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話の邪魔をするのも悪いな。オリガは…
[代わって外套を掛けていた従業員に話しかける。
女同士の会話に首を突っ込むのは悧巧ではない、そんな共通認識を確かめ合うように軽く息を吐いて見せた。
その奥でテーブルを磨いている女性従業員の姿が見えたので声を掛ける]
こんにちは、オリガ。軽食を頼む。
ああ、暖かいものならなんでもいい。
[注文を済ませて、テーブル席に向かえば女性客が隅で一人、何か熱そうなものを飲んでいた。
もしそれがサーシャであると気づいたならば、外出など滅多にしない彼女の姿に驚きを隠せなかっただろう**]
―村の中心部―
[赤や緑の雪の道。]
[眼球を刺すような明るさに、眉を顰める。]
[結局。ソファ周辺から発掘されたマフラーを3つほど装飾品に追加して。]
[煙草の火は点けたまま。]
[銜えてはいるが、吸ってはいない。]
[物心ついたときから、両親の姿は既になく。]
[墓守だった祖父に育てられ。]
[その祖父が死んで、3年。]
[墓の管理はとてもよく行きとどいていないと、もっぱらの評判である。]
あー。
[空を見上げる。]
財布、忘れたな。
**
― 研究室 ―
[手紙を読んでから、ざっと家の戸締りをしていく]
アナスタシアさんの所だし
遠くは無いから、沢山の荷物はいらないでしょうね。
[少しの着替えと、数冊の本。
それを小さめの鞄に入れ、左肩にかける。
最後に玄関の鍵を閉めて、外に出ようとした時。
ふ、と。
さっき見つけた写真の中にいた父と先生が、誕生日にプレゼントしてくれた指輪を思い出す]
指輪…
つけていこうかしら。
[自分の部屋へ戻り、鞄をベッドに置いてから。
指輪の入っている箱を取り出して、かぱ、と開ける]
……綺麗。
[レッドスピネルの指輪を、自ら指にはめて、その深い赤をじっと見つめ]
うん
やっぱり、つけていく事にしましょ。
[少し目を細めた]
[何がご利益がある、そんな指輪ではない。
特に値打ち物という訳でもない。
けれど、自分にとっては、大事な指輪]
……大事に、しなきゃ、ね。
[数分してから、再度鞄を手にし、玄関の扉を開く。
返事が無いとわかっていても、いってきます、と口にして]
[かちゃん]
[そして、今度こそ、玄関の鍵を閉めて*歩き出した*]
イライダは、智狼 に希望を変更しました。
イライダは、占い師 に希望を変更しました。
あんたも、相変わらずその仏頂面は変わんないね。
[久し振りに逢った懐かしい顔に笑みを浮かべて]
ああ、そんな所に座ってないでこっちにおいでよ。
久し振りに姉さんと積もる話でもしようじゃないか。
……って、出戻りの阿婆擦れ女と話してたって知られると、
あんたん家に善くない噂が流れちまうかね。
[からからと笑った]
/*
おはようございます。
久しぶりの2連休だからって普段日付が変わる前に寝る人が無理しないほうがいいですね〜(汗
みなさん深夜帯が多そうなので少しがんばってみようかと思ったのですが、が。
すっかり寝落ちてしまってましたし・・・ロランさん返答が遅くなってごめんなさい。
休み明けから開始だったらもう少し妹との喧々囂々とか花嫁衣裳についてとか詳細描写しといたほうが良かったかなぁ(こてん
一度宿についちゃうとなかなか外出もしにくい困ったちゃんなもので
病弱で弱視だものなぁ*/
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