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―― ステーション前/地上 ――
[眩い太陽。
鮮やかな青の空。
白く浮かぶ月。
男が見つめる先は、大会会場。
その上空には、幾筋もの色鮮やかなBigFireの軌跡が見える。]
そろそろ迎えが来る頃だな。
[呟いた時だった。]
「―――ごめん!お待たせ―――!!!」
[ ヒュゴゥ ]
[遠くから聞こえる声。低空を飛び勢いよく迫る黒い機体。大会エンブレムとスタッフの文字が金色で刻み込まれている。
直ぐ傍を通り過ぎた人々の服が捲り上がる。
バイク型の小型BigFireが、グレンの丁度目の前でスピンターンして止まる。動力源である、核《コア》は真っ赤な色をして、機体後部から半ば丸見えだった。]
「早く乗って乗って!早く会場に戻らなきゃ!人手足りてないの!」
[大会スタッフの女性は、有無を言わせない動きで、腕をとり、グレンを座席後部に乗り込ませる。]
[しかし突如、女性はハッと顔を顰める。ステーション入口付近に点っていたランプと表示がその原因だ。]
「あーもう!もう次の天の川銀河便が来ようとしてるー!」
ははっ、話通りのようだな。
さっき来たばかりだ。さっさと行こう!
[グレンが跨るか跨らないかないかのうちに、大会スタッフの女性――コリーンは、銀髪の髪を振り乱し、薔薇色の瞳を見開くと、おおよそ女性が扱うには無骨過ぎる機体を振り回し、大会会場へUターンした。
車輪がある訳ではなく、車輪に似た円形の楕円球が二つ付いているだけで、浮いている。]
「はい、これ腕章ね。
通信も兼ねてるから外さないように。
あとこれ。スタッフになるんだから書いておいてね。」
[グレンは、腕章をつけると、言われた通りに空中に開いた電子ウィンドウに書き込みを始めた。
余談だが、実は進行方向と反対向きに座っている。
が、暴走しているとも言える機体に動じている様子はないようだ。]
グレン は肩書きと名前を 大会スタッフ グレン に変更しました。
【――Name】 グレン
【――Data1】
30代前。地球出身の人間男性。日に焼けた肌に、紫色の瞳。
計11個の星がついた帽子がトレードマーク。
カーゴパンツ+ポーチを沢山下げている。物騒なものから修理器具に携帯食料まで色々持っているかもしれない。
【――Data2】
宇宙連邦 局所銀河群支部 (区分:天の川銀河) の某部署に所属していたが本人の希望で近年地球の自然関係の技官・保護官とし働いていた。だが、任務の為に帰還命令が出ており、大会後に地球から離れる事が決定している。
大会には、知人の手伝いで関わる事に……。
【――その他(PLより)】
極親しい人は、紅蓮と呼ぶ。
恋人や結婚相手や子供などの縁故が欲しいです、先生。
BigFireは自分専用機を持っているが、ココには勿論持ち込んでいない。任務で苦楽を共にしている相棒が持っている。
修理もするし、軽症なら怪我も治しに行くし事件が起これば即座に向かう。迷子の親探し、落し物収集、それに説明、と何でもします。
色々出遅れた企画人です。
すみません。
熱く……行きたいな!
グ「行ける行ける。」
……。
あ、あれ……!
村中時間経過周辺書き忘れていたっけ……orz
家出娘 エミリー が見物しに来ました。
家出娘 エミリーは、見物人 を希望しました。
―― ステーション・プラットフォーム ――
―― ぷはっ
[押しつぶされそうな人の波。
爽快な空の祭りを直接この目で捉えんとする人の群れ]
[ホームに止まったリニアから勢いよく吐き出されたそんな群れの中。まるで鞠のようにまろびでる小さな人影1つ]
……何よ。最悪。
[人いきれと混雑に、真っ赤になった頬を小さく膨らませて吐き捨てた。視線の先には、犬の顔した異星人]
くっさい。これだから宇宙人はキライなの。
[ぷんすか怒ってその背中を睨みつけ、反対側へと歩き出す]
[両手にしっかり抱えるは、本来負うべきデイバッグ。
誰にも盗られないよう、悪漢に攫われないよう、周囲は皆敵、なんてかっこで肩いからせて、胸張って、とげとげした空気振りまきながら荷物受け取り所に向かって歩いてく]
宇宙人なんて、全員自分の星に帰ればいいんだ。
―― 宇宙人と結婚するなんて、ママはイカレてる。
でも、こんなビームチャンバラなんかにイレアゲて、ママに捨てられちゃうパパはもっとバカ。
[通路一面に広がる巨大な窓。澄んだ青空が写る。
陽光がキラリ光って、目を細めた。
足は止めない。人並みの中転びそうになるから。
でも、そこに浮かぶ大小の機体を目に留め、ぐっと唇引き結んだ]
[知ってるよ。
ママよりも、パパよりも、はるか上いく一番の大馬鹿者は、とっさにこんなところまで来た私なんだって]
………すご。
[大迫力のショー。たなびく色とりどりの飛行機雲。
観客を歓迎するようなビームの虹。
周囲の大歓声ほどではないけれど、思わず口が小さく開いていた]
[知らず、首から提げているIDカードが揺れる**]
◆NAME:Emily Inglis(エミリー・イングリス)
◆AGE:12
◆SEX:F
◆ADDRESS:secret
◆DATE:secret
パオズ星人 ピエルク が見物しに来ました。
パオズ星人 ピエルクは、見物人 を希望しました。
―― ステーション・プラットフォーム ――
パパゥ! 犬なんて嫌いパォ。あぶなく噛みつかれるところだったパォ。
[人波でごったがえすプラットフォオムから転がるように這い出る異星人の姿が一つ。その人物の頭部の形状は、地球人を主とする文化圏では広く食されている食べ物に酷似していた。
体温が高いのか頭部からは温かな湯気が立ちのぼり、得も言われぬ美味しそうな匂いを振りまいている。
ピエルクと名乗るその異星人がフォオムに降り立つや否や、隔たった場所にいた筈の犬顔の異星人に早速その匂いを嗅ぎつけられたのだった。嗅覚がよほど敏感なのだろう。
彼が急いた様子で人波をかき分けようとする挙動が、ただでさえ混み合ったフォオムに一層の混迷をもたらした。ピエルクは並々ならぬ勢いでにじり寄ってくる異星人の様子に本能的な危険を感じ、恐れおののきながらその場から逃げ去った。]
[ステーションから出ると、眼前をバイク型の小型BigFireが空気を切り裂き過ぎ去っていった。開けた視界に飛び込んできた会場上空には、鯉のぼりのように澄明な色彩が幾筋も横たわっている。
BigFireの機体は、飛翔と共に空に色鮮やかな絵画を描き出すのだった。ピエルクはこれから開かれる大会のめくるめく光と色彩の乱舞を思い、心を浮き立たせた。
碧空は晴れ晴れとどこまでも広がり、陽光が燦々と降り注いでいる。
ピエルクは、はたはたと団扇で湯気の立ちのぼるおもてを扇いだ。
その頭上を、旧世界の蒸気機関車を模したレトロな形状のシャトルが過ぎゆき、ステーションへと吸い込まれていった。]
暑いパオね。ぼ〜っとしてたら、皮が干上がってひび割れてしまいそうだパォ。
[しゃん、と団扇を振ると半透明の薄い皮膜上にいくつものアイコンが現れ出る。呼び出し操作を行ったものか、時を経ずしてピエルクの前に自動運転のカートが滑り込んだ。]
[ピエルクは頭頂の襞を引っかけてしまわぬよう慎重に身を屈め、小さなカートに身体を押しこんだ。携えた団扇の人の目に触れる面には、今は派手派手しい広告の動画が表示されている]
*゚¨゚゚・*:..。o☆餃子王子!☆:..。o*゚¨゚゚・*
*☆*―― お前なんか、包んでやる ―― *☆*
◆名前:ピエルク
◆種別:ギョウザ
◆出身:パオズ星
◆仕事:ブラック企業として有名なギョウザチェーン『餃子の王子』のオーナー
[カートの樹脂製の窓は、早くも蒸気で曇りだしていた。窓越しに映るとりどりの色はやがて*滲んでいった*]
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