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[耳を劈く様な悲鳴。]
[真っ二つに] [割れた]
[虹色の不定形物質の] [断面]
[人間を真っ二つにした様な真紅]
チッ。
…妙なPGMを打たれた。
[Sledge Hammerを持ち上げながら、目の前のグロテスクな断面では無く、己れの首筋に片手を当てる。
コキリと*小気味の良い音*。]
― Dusk City ―
[ヘクターは、僅か放電するウォッカを片手に、最終的な”遊戯”の開始までにチケットを奪おうとする男を見据えた。郵便屋のような帽子を、一度直し、不遜に傲慢に笑む。一度のダイブにおいて、旧の旧式のそれでは2時間か3時間程度しか集中力を凝らせないが、目の前の男はナチュラルな状態で何十時間ものダイブが可能であろう。それはまるで夢を見るように、或いは白昼夢に耽るように。]
[しかし、ヘクターは数時間の集中力しかもたないと言われているそれで、何十時間ものダイブインを精神力で可能にしている。]
[複数の核のコピーを”何処か”に隠しながら、数十秒のバックアップ機能を保持する。卓越した演算士である――”魔術師”達は、仮想現実でPGMを展開させた――僅かな時間ではTrue Nameなど知れよう筈もない。――破壊するか、されるか、離脱するかのみである]
[14歳の若者の名前が、明日の新聞紙の片隅に小さく記載される事だろう。全ては、ダイブ中の事故であるとされて――。]
[数列の支配する世界に神は存在するだろうか]
逃げる気かい……それとも俺を焼く気かい。
せめて見てけよ、俺の見たもの聞いたものを……。
その炎の揺らぎひとつだって凍らせてやるよ。
─ Ultor ─
[廃墟・廃墟・廃墟]
[広がる風景は時の流れを思わせる]
[全てはFAKE/FLAVOR]
[浮かぶは無感動な無表情]
[一際大きな廃墟の、言うなれば前庭に彼女は立つ]
[目を閉じ、雀蜂の針を展開]
Hold me close and hold me fast
The magic spell you cast
This is La vie en rose ...
[口ずさむメロディは「LA VIE EN ROSE」]
[甘い甘い、恋の歌]
[探査の針は彼女を囲み円形を成し]
──ett,tva,tre,fyra,fem,sex,sju...7
[探査に引っかかる七つの反応]
[一つは手元に、六つは「どこか」に]
──これで、全てだろうか?
『多分まだいくつかあると思うわ』
[SANNAの言葉に僅かに頷き]
『もうすぐ、だと思うけど。どうする?』
──、問題は誰がTargetなのか。
『Masterもその辺は教えてくれなかったものね。
Ticketの所有者の内の「誰か」』
見つけなければ支障が生じる。
『手当たり次第って手もあるけれど』
無駄は行うべきではない。
『まあ、面倒くさいしね』
[脳裏に浮かぶは砂糖菓子の少女]
『さぁ、それはどうかしら。可能性はあるけれど』
[思考を読み取り先回り]
『ともかく、針で分らないのなら接触による確認を提案するわ。
Masterも言ってたでしょ。接触は大切だって』
[それは、彼女の「性質」上、危険なことではあるのだが]
『障害になりそうなら壊しちゃえばいいのよ』
[同じ声音が甘く囁く]
Missionの遂行が最優先だ。
[呟きと同時に針の輪が変形]
──1-2-1-1-1.
『Hopping Fearへの移転を提案するわ』
[円が線に、螺旋の円錐が彼女を包み]
Give your heart and soul to me
And life will always be
La vie en rose
[最後のフレーズを残し、移転]
─ Ultor → Hopping Fear ─
[高みより見下ろすものは、――嗚呼、いるのだろうか?]
[Ignisは単純なる円形防御壁としてのものであり、攻撃を為す事は不可能である]
何を――見てけってェ!??
[焔の防壁を纏い、フィールドの中に突き進みながら、拳をサンディーへ向けて繰り出した]
色々。
[ショッピングウィンドウ、ランチ、ディナー、小娘たちの笑い声が響く、姦しい日常の滂沱。出力が上がって行く。
拳を躱すために身を捻る。]
キレが無いよ。重みに捕われて、凍るかよ。凍れよ。
[かろやかに拳を交すサンディー。
滂沱なるData群は、焔に阻まれてはいるが――]
黙れ……!
[途端]
[散り散りとしたマントが、己が意思を持ち始めたように収縮を始めた]
[凝]
[マントが凝る――背中より湾曲した巨大な漆黒の鎌――全てを薙ぎ払わんとす、Attack PGM。無意味な情報群が、サンディーの放った無軌道なData群が、鎌に触れたと同時に、熱せられた鉄板の上に撒かれた水のように蒸発した]
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