情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
『あぁン?!』
[小太りの男が再びモニターを見れば、小型爆弾搭載のドローンがカフェに向かって飛んで行っているではないか。]
『さっきの、撤回だヨーー!!』
[小太りの男がキーを連打するが、ドローンはもはや止まらない。
薄暗い部屋に2人の男の悲鳴が響いた。]*
まあいい。
俺は行くし。
危ないところに近づくなよ、スティーブ。
お前、何だかんだで近づくからな……。
[念押しの念押し。
釘刺しの釘刺し。
果たしてどこまで効果があったかは不明だが。
結局、スティーブが男に付いて来ないなら、男ひとりで荷を持ち向かっただろう*]
ー スラム街 ー
…にしてもなぁ、あるかも分からん組織の調査ねえ…
ただ詐欺にやられたんじゃないのか?胡散臭すぎるぞ…
…べリティ、べリティ!どこだ!
アル、フレッド、あー名前変わったんだったか?エドガー!
マーカス!アック!メアリー!
[ユウヅキの情報網はいつもこの街から始まる。
正確には、この街の子供たちから始まる。フラフラと大声を上げながら歩く姿は人によってはカモに見えることだろう]
『…おいおい、お前みたいな平和な脳みその坊ちゃんがこんな所になんの用だぁ?あん?』
[すれ違う男が不愉快そうにユウヅキの肩をつかむ。]
……ん?僕を知らんとはあまり外出しない質か?
………ああ、お前は外に出られないだろうな
『……あん?』
あっはは、ばれた?
[正直、あまり外には出たくない。それが本音だが。
そうして、情報料と投げられた、小袋を慌てて受け止め]
……は…?
[条件反射受け取ってしまったが、そんなつもりはなく、]
ジャクソン・エーブリス・中層区域出身
刑期13年、罪状・強盗罪・殺人罪・脱獄も入るか?
『…は、な、なんのはなし、を』
まあいい、じっくり話をつけてやるさ
[………]
[……………]
[数分後、スラム街から悲鳴が響いた。
その更に数分後、男を肩に担いだユウヅキがまた同じように歩き始めた]
[唯一白かったスカーフを赤く染めて*]
ちょ、あのな!
俺は、別に……
[またも、抗議の声。
恐らく、それも流されるだろうか。]
子供じゃねぇんだから…
[今度は立場が逆転。
こっちが、その台詞を言うはめになる。]
あぁ、もう。
分かったよ!行くっつーの!!
あと、これ、いらねぇよ!
[そう言って、小袋は投げ返す。また、投げ返されるかもそれないが。
そうして、男はヴェスと共に、外へと向かうだろう*]
―― ゲート ――
[さて、娘はゲートを訪れていた。
届け先のメモを手にきょろきょろ辺りを見回しているが、中々目的地が見つからない。]
この辺、小さな建物多すぎるのよぅ!
[届け先はとある個人宅なのだが、いかんせん慣れない場所だ。
さっぱりわからず、途方にくれていた。]*
── スラム→ゲート方面 ──
[駆けてゆく中、もしドンパチ探偵の姿が見えても現状は調査隊の方を優先する。
もしも見かけたら、スカーフについた血にあからさまな舌打ちをしただろうが。
あの野郎、また暴走してやがると]
[スティーブが付いて来ているかどうか、途中一度だけ後方を確認したか。
別れることがあっても、後程合流は出来ると判断するので、姿が見えなくとも過剰な心配はすることはない*]
ースラム街ー
……おーい、ベリティ
べリティ!!アル、フレッド!
『あ、ドンパチじゃん』『ドンパチ探偵じゃん』
『ドンパッチ!』
…その声はフレッドとメアリーだな
『フレッドじゃなくてエドガー!』
また名前変わったのか…それで聞きたい話ってのは…
『最近見かけない人がよくこの街にくるよー
みんなスラムに昔からいたーって言うけど』
『そういう話が聞きたいんでしょー?そのおじさんはー?』
喧嘩売ってきたからボコボコにしてやっただけだって。それで、話の続きを……
[ヴェスやスティーブが小袋の投げ合いをしているころ、丁度すぐ横の脇道でユウヅキが調査を行っていた。]
[『ちょっとした』寄り道はあったが、ここからユウヅキの事件操作が始まる]*
─ ある任務の記憶・4 ─
[戦った機械生命体についての説明を終え、さてこれをどうするか、と話し合いが始まった]
博士とか研究してみたいとか言い出すんじゃないの?
[治療を受けながらそんなことを言って笑う。
「ありそう」だとか「バラバラにされそうだな」などと言って皆が笑い合う中、どこかから唸るような機械音が聞こえて来た]
「……おいソノラン。
動力源を壊した、って言ってなかったか?」
えー?
壊したぞ? 装甲貫いて動き止めたんだし。
「じゃああれは何かな?」
[指摘されて、ソノランは示された方を見遣る。
そこにいたのは、ご丁寧に自己修復して手足を元に戻した、装甲がボコボコの機械生命体だった。
保管していた倉庫から異能力者の位置を探り当てて移動して来たらしい]
……あっれー? なんでー?
「なんでー?じゃねぇよバカ。
仕留めきれて無かったってこったろ」
それ一人で行かせた人に言ってくんない?
[そもそも単独任務が初なのにこんな厄介なのを任される方がおかしい、と。
ソノランは主張するが、その同意を得ている暇は無かった。
強い能力を持つ人数が多いためか、機械生命体は先程以上の出力で床を踏み切り突進してくる。
怪我のせいで逃げ遅れたソノランの前に、大太刀を構えたメンバーが立ちはだかり機械生命体の爪を受け止めた。
勢いが減じた隙をつき、ソノランは転移で機械生命体の後方へと移る。
直後、機械生命体目掛け大火力のパイロキネシスが焔奔った]
「完全には動力断ち切れてなかったみたいね」
「こりゃぶっ壊すしかねーんじゃねぇか?」
じゃあそっちよろしく。
俺様の能力じゃ分が悪いんだよー。
「援護ぐらいしやがれ阿呆」
[怪我人だしー、と離脱しようとしたがしっかりと阻まれた。
仕方無しに機械生命体に対して重力負荷をかけ、その動きを鈍らせる。
動きが止まる隙を突き、大太刀が機械生命体の腕の関節を狙い、刃を走らせた。
しかし金属同士が擦れる音が響いただけ]
ちょっとー、なに手ぇ抜いてんのさー。
「るっせぇ、お前の話だけじゃ感覚が分かんねーんだよ」
[言い合う間に機械生命体の爪が跳ね、大太刀が意図も簡単に跳ね上げられた。
拙い、と表情を変えた男を援護するように、焔弾が機械生命体に叩き込まれる]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新