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[何時も購入してゆく品物と石鹸を袋に詰め、エイミーへと渡す。
電子通貨の無い村では、代金は物々交換ないし形あるトークンだろうか?]
狩りに使えると思って持って来た。
……銃が欲しいのか。
[少し考えるようにライザは黙る]
ドームで暴動が起こった時に出た物だ。
それは安いが、壊れていないまま下げられた物は高いな。
[普段よりも、物が良さそうに見える武器が他にも何点か見えるだろう]
いただくわ。
[品物を受け取り、引き換えに渡すのは作物の加工品。
最近は家事だけでは手が余るようになり、畑の方も手伝っている。]
銃は――やめておくわ。
教えてもらった事と両立できる気がしないから。
[勧められたワンドを手に取る。]
こちらの方が扱えそうね。
[とはいえ、やっぱり高そうではある。]
ドームも物騒ね。
もしかして、あの犯罪者の関連?
[簡単に村に逃げ込んでいるらしい”犯罪者”の事を話す。]*
── ガラクタ置き場→常設テント ──
いやァ?
ガラクタばっかりあるって思ってね。
[話はテントに着いてからと判断していた為、そこでは別の話を、メロス>>192に適当に口にする。]
あいつはああいう奴だよ。
でもねェ、可愛い所もある奴サ。
[自分の髪先を指先でくるりとする。]
ハ。
一点を極めてる奴には、敵わないサ。
尤も、パイロキネシスでならアタシは誰にも負けないけどネ。
[それは在り方としての話か。]
─ 村中 ─
[長老に井戸のことを報告すると、特殊チームが拠点として村の外にテントを張ることを伝えられた。
救護用兼犯人確保用のテントとのこと]
なら飲料水はそこに取りに来い、ってことか。
[後でまとめて取りに行くか、と算段をつけて、長老の下を離れる。
村の見回りへと戻れば、犯罪者が逃げ込んだこと、それを追って特殊チームが訪れていることは既に広まっているようだった]
[見回りの途中で露店が開かれているのを見遣る。
ハロルドも度々世話になる東洋会の商人だ。
今はエイミーが品物を見ているらしい]
そういや石鹸が無いって言ってたか。
[生活用品を始め、武器まで扱う品揃え。
質はピンキリだろうが、悪質なものは少ないように思う。
ドーム外の村であっても商いの場としてくれるライザの存在はありがたいものだった]
エイミー。
[離れた位置から名を呼ぶ]
追加で必要なもんがあるなら買え。
[品物を目の前に悩んでいるように見えたため、トークンがいくらか入った小袋をエイミーへと投げた。
エイミーの反応を見た後、近付くことなくその場を離れていく。
彼女が武器を見ていたことも、ライザから戦い方を教わっていることも、ハロルドはまだ知らない*]
── テント ──
さ、着いたよ。
入っとくれ。
[パン、と手を打つ。]
トレイン、ポルポ。
お客さんだ。
もてなしてやっておくれ!
[バサリ!と外幕を広げて中へと入る。]
さて。
──じゃあ、話をしよう。
変な事を見たり聞かなかったかどうか、ね。
[くるりとメロスを振り返り、短い煙草をピンと弾き、炎で燃やした。**]
── テント ──
さ、着いたよ。
入っとくれ。
[パン、と手を打つ。]
トレイン、ポルポ。
お客さんだ。一人は怪我人だよ!
もてなしてやっておくれ!
[バサリ!と外幕を潜って中へと入る。]
さて。
──じゃあ、話をしよう。
犯人に繋がる何かを、見たり聞かなかったかどうか、ね。
[くるりとメロスを振り返り、短い煙草をピンと弾き、炎で燃やした。**]
[エイミーが畑の手伝いをしてくれるようになってから、ハロルドはドームへ出稼ぎに出るようにもなった。
先程彼女に投げ渡したのは、先日短期の仕事を請けた時の報酬。
そう多くも無いが、ハロルドは必要最低限しか買い物をしないために残っていた分だった]
[ドームでは極力表に出ない仕事を選んでいる。
ネオンの下はあまり歩きたくなかったし、昔の知り合いに会いたくないと言うのもあった。
目が光に弱いことを理由に、ドームではフードを被り行動しているため、今のところ気付かれてはいないらしい]
畑が落ち着いたらまた行って来るか。
[物々交換では買えないものはどうしても出てくる。
生活に必要なことと割り切れば、ドームへ戻ることもそこまで苦ではなかった**]
どちらでも構わない。
俺が教えた事と組み合わせれば、有効には使えるだろう。
[武器の選択に悩む姿に一言かけ、その間も何事か悩んでいる素振りに話を続ける]
…………エイミー。
犯罪者と戦う気か?
これらの武器は、狩りや自衛の為で持って来た。
特殊チームが来ていた。
彼らに任せておいた方がいい。
― テント ―
なんだこのテントの色は。
[サーカスか祝い事か、という紅白のテントに呆れたような声を出す。
こういうセンスを持っていそうな人間には、なんとなく心当たりはあった]
ああ、頼む。
[それでも、その当人がテントの中で目に留まれば、怪我人を預ける手前頭を下げるのだった]
はあ……。そうだな。
[その後、アーネスト>>204に声を掛けられれば彼女に向き直る]
つっても、大して話せることはないんだが。
[怪我人が普段は素人発明家のような役割をしていること、たまたまガラクタを漁りに来たところで犯罪者とかち合ったのではないか――と。話せるのはそんなところ**]
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