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[気弱なことを言ったのち、ヘレス艦への通信には続きかのる。]
ああ、もちろん、俺だって、あれからただ氷の女王に怯えてたわけじゃないさ。
真当にやり合うのは無理だというだけだ。
もちろん、氷の女王は叩いておくべき部隊だが、
簡単ではない、それだけだ。
[それは、思い切りホラを吹いただけかもしれないが、
それでも、戦闘能力において、個体としては、男なりに誇っているものもあった。
ただ、単体で突っ込んでいた時代はもう終わっただけだ。
帝国軍にも単体で突っ込んでいた奴がいたことをふと、思い出し、
自身の命を軽く扱っていた時期があったこと、認めざるえない。
あの奇想天外な帝国の一匹狼は、今でも、生きているのだろうか?>>156]
空間移動と座標の設定…?
また大きな移転装置が必要そうな話っすね。
ちょい時間かかるかもしれないっすよ。
[>>112鹵獲作戦、とは平たく言えばぶんどり作戦の事だが、規模と距離が問題だろう、フライハイト艦はもちろん、ジャミング策が施されているのだが、
コードによって周波数をを定期的に変えないと突破されてしまう、
こないだ変えたばかりなのに、と文句をたれそうになるが、艦の安全のためなら仕方ない
そうしている間にサンシアからの通信の接続が繋がったようで>>120]
斧振り回す鬼隊長の下で訓練とか、拷問っす。鬼が島に流されるのとか簡便っ。
なんで今時飛び道具無視して手斧なんすか。
それで銃弾全部かわしたり叩き落せる身体能力も凄いっすけど、返り血を浴びた姿とか夢に見るレベルっすよ。
鬼隊長みたいになれるとか自分これっぽっちも思ってないっすね。
俺はモヤシでも自分の身は守れるし、寝てるときとかは守りきれないし、守りきれない時はそれまでだし。
[さすがに丸腰ではなく、長年持ち歩いているスタンガンをくるくると手元で回している。]
そーだ、サンシアお手柄じゃん。
敵さんの開発情報手に入れたってばさ。
これ、使いようによっては、敵艦同士をぶつけたりできるかもだけど、いきなり前触れも無く隣に敵さんがいたってなると困っちまうよね。
[その空間操作システムが前線全てを巻き込むもので、後に起こる>>#4なんて現時点では予想出来るものではなかった。
サンシアとの会話を切り上げて、空間制御装置データーの解析に挑もうと、手持ちの端末を開いていた]
仕切り直しね。
[戦場を恐れているつもりは無いが、フライハイトの機影を確認すればどこかほっとする。
艦長のもとへ「無事帰ってきた」のだという感覚は、きっと多くの同志が共有している。
ヘレスの何が優れているのかと問われれば、上手く説明できないのだが、不思議と人を惹きつける、その人柄こそが力なのだろう]
それにしても、これ凄いわね。シールドにもなるんだったかしら。
[浮かぶデブリ>>158の間を通り抜け、旗艦へ接近していく。
「ファルコン」が作り上げた浮遊物は、敵艦のセンサーを攪乱し、味方の機には簡単に避けられる仕様]
>>171
承服した。
貴公の艦にお邪魔する。
[ヘレスからの通信にも、承諾をしたあと、続く言葉に頷くように応えた。]
いかにも。
女王の艦に接舷を試み、残念ながらジェラードになりそうになったことがある。
あれだけの冷却シールドをかけているのだから、対価たる熱消費があるはずだ。
グノ艦に注がれている膨大なエネルギーがいずこから補給されるかに着眼はしているが、そうだな、俺だけでなく、貴公の考えと技術もあれば、打ち破ることも近くなるだろう。
[そして、あくまでディタの援護を視野におきながら、ヘレス艦へ。]
/*
姫騎士って一度やってみたかったのだが
中の人がバトル苦手なのでこういう機会しか無い!と思ったのだったが
姫扱いがこそばゆくてじたじたする楽しい(*ノノ)
ああ、そうね。
ジェラートを食べながら作戦会議もいいわ。
いい案が浮かぶかも。
[>>175あえての軽口で通信に口を挟んだりしていた、そのとき]
……あれ?
何だか、めま、い?
[視界が揺れた感覚は、数秒だったか、数分だったか]
ちょっと、やだ、何……
[コクピットの中、助けを求めるように伸ばした手はどこにも届かない。
真紅の機体の中から、姫騎士の姿は消えていた**]
[開いた端末から目当ての軍事参謀長のいる艦への接続が成功との知らせを受け取る。
簡単に解ける暗号に『氷の女王』と解放軍が畏怖する名があるのは罠であることは見え見えだった>>136
けれども、それをどうするかは凄腕の艦長に任せるとして、この回線からこの艦のメインコンピューターにウィルスを仕込めないだろうかと試みる。
時間がかかればかかるほど、定期スキャンによってこちらの介入は探知され、プログラムの書き換えは困難になる。。
敵艦の制御を弄れるほどの大規模なものは仕掛けられないが、定期的な傍受の足がかりとなれば、という目的の元、何度か浸入を試みては撤退を繰り返していた。
空間移動と座標の設定、とかいう、こちらの研究心をくすぐるものがどこまで実用段階に入っているか、知っておかねばならない。]
あの青髪のおっさんもがっちり帝国軍の人心をつかんでやがるんだよな。
前線に立つアイドル艦長に、将校のラルフ、…この人も皇族なんだよな。
皇族だって前線に立つ、これがこの戦争の当たり前なんだよな。
強者が世を統べる、戦乱の世では分かり易い事この上ない。
後ろでふんぞり返っているだけの皇族たちではない事は明白だった。]
― 自艦 ブリッジ ―
ふは。
頼りになるね、グノさん。
[>>145さほどかからない。
返る言葉、それほど簡単に実現するほど解放軍が柔ではないと知っているが、彼女ならばやり遂げてしまいそうだと思う。
氷の女王の名は、何も敵殲滅というスタイルのみからくるモノではない。
そもそも殲滅戦など火力のみでなせるものではないのだ。冷静さと知性と決断力と。戦闘中の彼女はすべてを自在に使いこなす]
ライフくん、聞こえてたでしょ。
彼女のこと、よろしく。
あとあんまり無茶しないようにね、ライリーちゃんの心臓止まっちゃうから。
[要請は通ったと、ライフへ知らせる。
戯れを込めた忠告は、一点だけはわりかし本気であるが、「よろしく」というのは、彼の要請に込められた意図が通じているのを示す、ささやかな暗号だ]
― 帝国軍・艦内 ―
さて、我々はこれより赤章隊との交代で艦内の防備に着く。
常に前線にあり帝国の剣として名をはせたお前たちには物足りなく思われるかもしれないが、ゆめゆめ気を抜くな。
[号令と共に艦内に散っていく部隊員を見送り、自身は中央にほど近い、参謀たるサファイアが指揮を執るブリッジへの通路の守備に就く。
いかに重要な仕事とはいえ、矢面に立ち続けてきた部下たちに与える任務としては些か地味だと申し訳ない気持ちはある。
が、前線にはノチェロ、グノ、レディ、ライフが居る]
/*さっきまでおなかいたくてしにそうだったのに、
だんだん意識がはっきりしてきた。
参加遅くてすみません、家族が昨日晩から体調不良で、今朝病院いったりでなかなか箱につけませんでした。
ログは多くなかったけど、これだけ情報量多かったら、自分的には箱からじゃないとロル無理だったっす。
ごめんなさい!
[ノチェロ]
「おい猿ガキ、喧嘩は好きか?
ならば正しい構から徹底的に学ぶと良い」
[まだ銀灰と呼ばれた男の姿だったころ、返り討ちにされ伸びた子供>>154に面白そうに声を掛け、返事も聞かずに連れ帰ったことがある。
軍服の一団に殴りこむとは、良い度胸とセンスをしている。
その胆力と腕力を見込んでサファイアに預けたのだが、おつむ以外は驚くほどの成長を遂げたと思う。
元々筋は良かったのだろう。
動きが読めないことデブリの如しだが、直属の隊長とはなんだかんだ言いながら上手くやっているようだ。
何より見ていて面白い。
孫がおれば、こんな感じだったのだろうか]
しっかし、なあ。
ピンポイントであの補給艦を襲うかねえ。どんな鼻してやがんだよ。
[積み荷に偽装した、端末>>111は、どうやら解放軍の手に渡ってしまったようだ]
情報が漏れてるってことは……ああ、向こうさんならやってのけるのも可能なのか。それともネズミでの入り込んでんのか。
まったく、モノが完成したって先に種が割れたらどうにもならんわ。
[高く名の通ったハッカー「ファルコン」が解放軍にいるのならば。積み荷を怪しまれたら、隠し通すことは難しいだろう。あるいは現場に赴く何者かが、天才的な嗅覚で探し当てた、ということもあり得るだろうか。
ライリーが持ち帰ったデータチップ>>68を指先で弄びながら、まいったね、と、ぼやく]
[グノ。
以前、士官学校へ外部指導員として臨時招聘された際、いかにも女軍人、というきりりとした雰囲気をまとう彼女を見かけたことがある。
その後、優秀な成績で卒業し入隊した、と聞いた時はごく当然と頷いた。
士官学校関係者の中には「融通が利かなさ過ぎて、実戦では役に立たん」など憶測で批判するものもいたが、残念ながら所詮机上の空論だ。
現に彼女は、そのきわめて合理的かつ規律に則った思考により、いかなる状況にも乱れぬ判断を下し、見事一隊を率いている。
柔軟な奇策家、ではないが、だからこそ氷の女王、と言う二つ名が見事に当てはまる]
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