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[牧師も何1つ嘘は言っていない>>59
それなのにマコトに対し、何処か居た堪れなさを感じてしまう>>60
泳ぐ目を見ながらこちらも笑う。]
そう、凄い偶然でしょう?
あたしの亭主になれって事かしらね。
[そんな薄い冗談しか言えなくなっていた事に驚いた。]
― 騒動前/とある宿の酒場>>37 ―
あ、ありがとうございます……。
[>>57匿う事を承諾してくれた主へ、何度も礼を言った。
どこか隠れるに丁度良い場所があればそこへ、無ければ変装させて貰うなりしたか。]
[それから間もなく、ガラの悪い男達が酒場へ押し入って来た。
身なりから、山道のひとつを下ったところにある貧民街の自警団。
貧民街は無法地帯。けれどそんな場所の自警団が動くということは、それなりに大きな事件があったということだ。]
[男達は酒場内を軽く見て回ってから、主へ「こんな娘を見なかったか」と、絵が描かれた紙を見せた。
絵は非常に雑だったけれど、匿った娘を描いたものである事は、こうなるまでの流れから明らかだろう。]
……本当に、ありがとうございました。
[やがて自警団が酒場を去ると、改めて主へ礼を言いながら、腰に下げた薄汚れた袋を開いて、僅かな金を主へ差し出した。]
お礼をしたいのですが、今はこれしか持ち合わせがなくて……
……あの、こちらで働かせていただけませんか。
配膳でも接客でも料理でも、何でもできます。
服や髪型を変えれば、さっきの人達には気付かれないと思いますし……。
[それは暗に、「匿って貰った分働くから、自分が来た事を他者に黙っていて欲しい」とも告げていたけれど、主は何と答えただろうか。]
[あれからそう遠くないうちに、この場所で、再び彼女と会うことになった。
あのときと身なりが全く違うから向こうは気付かなかったかもしれないけれど――
“初めて”顔を合わせたときは、思わず口元を抑えて目を見開いてしまったものだ*]
何だかねぇ。
空もこのバケツみたいな色してるね。
[外に出れば空を走る雲の色は重く、それなのに早い。]
嵐でも来るのかね。
ここらの気候の癖は全く読めないよ。
[酒場のあった山々の空気はある程度は読めた。
客たちが少しでも楽になる様に、危険から避けられる様に
忠告したものだ。
だが数日でこちらの空気を読める筈は無い。
ただ重い雲と湿った空気を運ぶ風に、嵐は来そうだ。
バシャリと水を捨て、井戸からの新しい水でバケツを洗うと
また室内に戻ろうとして、不意に食堂へと外から近付いた。
誰かいるだろうかと覗き込んだ窓ガラスをコンコンと叩く。
マコトはもう食事を始めていただろうか。
他に人がいれば口の形だけで問い掛けた。
今日は何? と**]
/*
当時貧民街もまた人狼の噂が流れていて、貧民街の住民から当り散らされて自警団もピリピリしていた。
そんな中、殺人事件?が起きて、犯人らしいクリスタを人狼ということにしてしまえ、と、ありもしない人狼疑惑をでっち上げている。
なので自警団は余計にクリスタを逃したくない。
うむ、強引に人狼へ絡めてみた。
― ??? ―
[貧民街は、半年ほど前から人狼の噂で持ち切りだった。]
[この街には人狼がいるらしい。
ただでさえ殺傷沙汰が日常茶飯事なのに、その上人狼の爪牙にかかる可能性まであるのか。
住民たちは怯え、そしてろくに街を取り締まろうとしない自警団へ当たり散らした。
苛立った自警団の一人が、貧民街の酒場で「もう誰でも良いから人狼って事にして吊るしちまえばいいんじゃね?」と、魔女狩りのような事をぼやいたくらいには、噂は大きくなっていた**]
―― 台所>19 ――
ん?あ、おはようクリスタ!
今日も眠そう?
ご飯食べた後ならきっと目が覚めるよ!
[修道女さんって、こんなに朝眠そうにしたっけかなー、なんて何時も思うけれど。
クリスタが眠そうにしているので、きっと朝はこんな感じなのだろうと勝手に納得。
首を傾げながらも、目が覚めるようにそう言って]
じゃあ、来た人に皿にいれたシチュー持ってってもらえるかな?
[手伝えることはないかと言われれば、シチューの配膳をお願いしようと。
こちらは水をコップに入れておいたり、スプーンを人数分揃えてみたり]*
― 廊下 ―
[ベッドの上でうだうだしていたのを切り上げて、廊下へ出た。
首を回しながら歩くと、ゴキゴキと嫌な音を立てて軋む。]
休めてねぇな、やっぱ。
[助けてもらっておいて何だが、結社とか割とどうでもいい。そう思っているつもりだった、来てすぐの内は。
けれど内心はそうではなかったらしく、夜な夜な見る夢の中、
「仇を取れ」「それこそが償いだ」彼等が訴え、責め立て、
「いいのか放っておいて」「犠牲は増え続けるぞ?」彼奴らが嗤う。
生々しい息遣い、流れ落ちる涙、覗く牙、目の前に迫るソレらに手を伸ばしても届かなくて、そこで夢から醒める。
そんな夜を繰り返す内に、結社員となり人狼を滅ぼす事へ救いや赦しを求めているのだと、そう気付くのに時間はかからなかった。]
飯食ったら今日もやるか。
[だから今は、結社の本隊とやらが来たらさっさと認めてもらえるように、文献を読み漁り身体を鍛えるのを日課としている。]
/*
ランスさんも霊能希望?他のものかもしれないけれど。
ちょっと下書きして鳩移行
ううん、これくらい平気平気!
へへー、ありがとうランスさん!
[美味いと言われれば笑顔を浮かべ]
あ、ランスさん!おはようございまーす!
[見慣れた刺青の入った顔へ向けて笑顔で挨拶。
やはり知っている人が近くにいるというのは気が休まる。
まだ知り合ったばかりの人も多く、どう接するべきか迷うこともしばしばなのだ]
ううん、これくらい平気平気!
へへー、ありがとうランスさん!
[美味いと言われれば笑顔を浮かべて、こちらこそとお礼の言葉を]*
―― 資料室 ――
[朝食も終わった頃だろうか。
もしマイダを最後まで見かけなかったなら、シチューと堅焼きパンをのせたトレイを持って資料室へ]
マイダー、いるかな?
[ノックして入ろうとしたけれど、彼女は果たして中にいただろうか。
いたなら、彼女へ朝食を差し出しただろう]**
― 回想 ―
[15の歳に、家族は死んだ。流行り病だった。
両親は全てを教会に寄付したが、神様は助けてくれなかった。
土も水も病んで、誰もが故郷の村を捨てるしかなかった。
1人生きていく道として、修道院にはいることも出来た。
けれど、空っぽの器を拝んで生きるなんてくそったれだった。
浮浪生活をする中で宗教人を騙ったのは、ささやかな復讐もあった。
敬虔な信徒のふりをして、愚直な信者の施しをいわば掠め取る形で旅を続けた。
日曜学校は欠かさなかった子供時代のお蔭で、一応の知識はある。
通りがかった村で乞われれば、穏やかな声で適当に題目を唱えた。
そして故郷から持ち出した聖書を開いては、あの病に呪われろ、と胸の内に吐き棄てた。
教会には近寄らなかった。聖書を枕に野宿をする方が多かった。
信じるものらしい微笑みを装いながらも、修道院でも教会でもない、あくまで酒場兼宿屋を止り木にする自分の本性に、果たして女将は気付いていただろうか。
聖職者を騙りながら、実直とは程遠い根無し草の生活を10年ほど続けた]
[そして3年ほど前のこと。
何故ばれたのか、ある村の年老いた牧師に一目で嘘と見破られた。教会に引っ張って行かれ、大層叱られた。
それから、その牧師は祈ってくれた。
この者の罪を悔い改めさせ、新たな道を照らしめしたまえ、と。
その祈りは、純な祈りだった。
叶う叶わないではなく、ただ祈ること、その潔さに強く惹かれた。
言われるがまま牧師の横に膝をつき、見よう見まねで頭を垂れた。
低くかすれた静かな声に耳を傾けるうちに、こうありたい、というおぼろな思いが胸の中にしこりとなって、気づけば嗚咽を漏らしていた。
変わろうとした。
神は相変わらずがらんどうであったが、まずは祈りから始めた。
明日の糧、穏やかな心、変わらぬ暮らし、充分な陽光と少しの雨。
考えてみれば、この世界に対して人はあまりに無力だ。
いつのまにか、雑用をしながら教会に暮らすようになっていた。
祈りを通して、自分の本当の願いと、それでもままならない世界の姿に、少しずつ向き合い始めた]
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