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―血塗れの部屋の契りは、さて―
――madam.
[響き良い声で囁いたのは
いつ頃であるか、それは重要ではないだろう。
必要なのは言葉とねがい、それから旋律である。]
風変わりにも、奇跡的にも、
この詩人を本来のさだめ通りに
呼び出した貴婦人よ。
あなたは、何を望んで此処に?
なにせ、私は詩人なのでね。
新たな物語の種には目がないのですよ。
嗚呼、だから。
私はいま、とてもたのしくてね。
出逢いが待ち遠しい。
――勿論、貴婦人たる貴女を護るのが第一のさだめでしょうが。
[騎士道の誉れ、その一端ですよ、と青年は甘やかにわらった。]
アフロディーテには通じてないが謀りには同意だ。
だからこそ教会では過敏になったのだよ。
図りかねてはいるが場所を変えるすら可能と感じている。
その空間ですら偽りであろうが今のこの空間よりはやりやすかろう。
貴様が全力を出すに当たってな。
それと聞いておく、退出間際に違和感を感じていたな、貴様?
大方、リリンがつれたサーヴァントに対してだろう。
以下に感じた、あの様子では判断に苦労しただろうが。
[教会を退出する間際に流れてきた戸惑いのような感情。
それが何かを確認しておきたかったのだ。]
―教会―
[一応は主という事になるリリンと聖杯の管理者らしき少女が会話をしている様子を黙って向こうの長椅子にもたれかかったまま聞いてはいたが、話半分といった感じで、思考は主に天に見える大地の方に向いていた。]
浮き草の……
いや、 浮島の…… 水面を仰ぐ、上り魚……
今一だな。 んんー………判官殿ならどう続ける…
[勝手に連歌について考えていた。それが、もう一組の主と従者を見て、ちらとだけ視線を向ける。見るからに屈強な歴戦の強者だとわかる男はこちらを気にもしていないようだったから、自分も早々に視線を外した。その主もまた、リリンを大した脅威とは見ていないようで忠言めいた事すら言っていたが、それにも目くじらを立てるそぶりはなく、ただ静謐な教会の中をぼうっと過ごしていた。]
警戒はしてる。
だから、普通の人が聞いても問題ないに言葉を選んだけど、……そもそもここに住んでいる人達にそういう配慮が必要なのかどうか、ちょっとわからないけどね。
それで、聖杯戦争に参加するって、ここで表明すれば良いの?
[椅子の背もたれに身体を寄りかからせて、少女へと問うた]
―2F廃墟ビル街―
[ 褥で奏でる音楽も代え難いものだが、
交わした言葉と答えは後に置くこととしよう。
血の匂いの部屋を抜け出して、今、吟遊詩人の心は地上を見下ろす空に奪われていた。 ]
壮観だな、空に地上があるとは。
これだけで見事な物語だ。
[ かなたのそら《地上》へと 手を差し伸べて、吟遊詩人は輝く眸でわらう。]
――空に落ちていくなんて、
まるで湖の妖精の言い草のようではないか。
あれらの空は水底だったけれども。
[ 誰かに語りかけるように目配せして、
興が乗ったか、廃墟のビルの屋上にて弦を奏ではじめた。
空から降る旋律は、微かに風に乗って階――住居区へも届こうか。微風めいて、聞きとらえた住民が空《地上》を、見上げる姿も在らん。 ]
……しかし教会というのは風変わりな寺だ。バサラだのう。
[そんな事を呟いていたが、リリンが教会を出る様子なら黙って席を立ち、着いていく事にした]
ところでお主、城かせめて本陣は持っておるのだろうな?
さきほどの冷たい床で寝るのは、わしは御免こうむりたいぞ。
[ごきりと首を鳴らして教会を出る。教会にいた従者がやけに驚きの目で自分を見ていたが、今の死ぬほど物憂いセイバーには、少々その驚きは面白くはあったが、心を動かされるようなことはあまりなかった]
―東・大学近く―
我が身が知る戦の場では、差こそあれ
誰もが戦意を漲らせておりました。
故に。
戦意というものを感じ得なかったあの男に
少しばかり興味を抱いた。
それだけのことです。
[空に映る地表を見つめる。
男が賭けた大地とは、同一ではあり得ない。
しかしながら、荒涼のみが広がるその様は、――郷愁すら漂う。
或いは風景そのものではなく。
幽かな旋律が混じっているかのような、風の薫りにか。]
……後は。あのリリンという少女。
彼女をサーヴァントであると読み違いを致しました。
いずれ無礼を詫びねばなりませぬ。
そうね。
一応、私がここの「管理人」。
聖杯の管理者、教会の代理人、魔術協会の交渉人。
なんとでも呼んで。
個人的には「管理人さん」って響きが好きかなっ。
[髪をふわりと揺らして、指を立てる。]
―――確かに、ここがおかしなところなのは間違いないわ。
けど、この「町」の人たちに、「ここがおかしなところなのを分かってない」ってこと以外、特におかしなところはないのよ。
少なくとも今のところはね。
だから、気を使っておいて損はないと思うわよ。
ま、あなた達の場合、結果的に聖杯に到達さえしてしまえば、どうとでもなることなのかもしれないけど。
―2F廃墟ビル街屋上にて―
――、なかなかいい調子、悪くない。
[ かき鳴らすリュートは廃墟に似つかわしくない優美な旋律である。]
此れで恋物語や騎士道の誉れを
目にすることができるなら
もっともっと嬉しいのだけれどな。
[ 立ち上がり、今度は階下を見下ろした。
曰く、下には住居区がある。
吟遊詩人の歌は聞かせてこそだ。
金萌葱の眸を細めて、詩人は無邪気に笑みを浮かべた。 ]
戦意を感じないか、主同様だな。
リリンが恐らく奴のマスターだろう。
どちらにしても油断は禁物だ。
戦意がないのか、隠しているのかどちらか解らぬからな。
もっともそんな事は私に言われるまでもなかろうが。
リリンに無礼をわびるなら貴様の力を示す事で侘びとしろ。
自身の言葉通りにな。
[様子を見ながら語り続ける。
周囲には今のところ令呪の反応はなかった。]
― 西ブロック・土手>>285―
[何処へ行くとも知れないリリンに行先を聞くでもなく、ただ気だるそうに川べりを歩き続ける。こちらに話しかけるでもなく考え事を続けているのは先ほどの男に言われた言葉を考えているせいだろうか。もっとも、聞き流した部分も割とある。
無関心なのではない。ただ、今はこの町に来てからまだ気分の乗るような事がないからだった。]
………ふああ。
[まだまだうららかな空気だ。欠伸すらしながら目の前のリリンを見やる。気になると言えば今のところはせいぜいこの年若い主の願いくらいのものだ。それも強いて聞くほどの興味とは呼べない]
昼間から仕掛けてくる者もおるまいし、こう何も考えずにおるのも久々で良いものだが。
― 南ブロック 商店街 ―
[赤面し頭を抱え込む少年は視界の端。
>>302英霊からの言葉に、口の端だけ緩めて]
どうやらそうみたいですね。
まぁ、マスターの方針次第でしょうか。
[そして、>>304膨れっ面は見えないがみちるの言葉に、視線背後に向ける。
流石に魔術師に対しての無知の発言はまずいと手でみちるの口を覆った。
その時、まだ涙を流しているのに気付けば、口を覆っていた手で涙を掬う。]
兄里ケイ、参加権たる令呪とサーヴァントはここに。
あなたが管理者なら、あなたはここの摂理とは別物? って事で良いんだよね。
わかった、普通の聖杯戦争と同じルールって事。
……にしても、どこまでがこの世界のものか、わからなくなりそうな場所だよね。
この町の姿も住民も。変だけど、変じゃない。
[本物ではないはずの住民。忍神町の人間が蘇ってここにいるのか、それともこの塔を作り出した何かが、その人間も作り出したのか、あるいは、住民達が町がここに転移させられたのか。
最後の可能性が考え難く思えるのは、頭上にある大地を誰も気にしてないようにみえたからだが、ないとは言い切れない]
最後まで残ったら、ここの聖杯は願いをちゃんと叶えてくれるのかな。
……そうしたら、この場所はどうなるんだろう。
なんて、管理人さんに聞いてもわからないか。
我が槍を見舞うことは、相対した者全てに対する礼儀です。
戦の場で礼を尽くすことと。
ヒトとしての礼節は、また別の話というものです。
[付近で繰り広げられる若者の一片。
薫る風に包まれ、物語のように彩られる。
校門の付近に生い茂る大きな木。
瑞々しい葉が一枚、ひらりと落ちた。]
はて。この辺りも概ね観察を終えましたな。
次はどこへ参られましょう。
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