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[そうこうしていれば、噂話を聞きつけたか、件の奇術師が顔を見せ>>86
お得意の奇術でぱっと場に華やかさを添える。>>87]
無粋ですって?
まぁたしかに、花に罪はありませんでしょうけども。
あら、可愛らしいお花。ありがとう…
[肩を竦め丁寧な返事をするも、しかしその表情はいっそ意地悪とも言えそうなもの。
にやりと笑い、ガラリ口調を変えて]
…とでも言うと思ったか?
これは少々余計だな、純男。
でもまぁ、空を舞う花々ってのは綺麗だ。悪くねぇよ。
[周囲が空中の花に見惚れている間に、少し本性を覗かせて。
耳聡い者なら、顔に似合わぬこの言葉に気付きもしよう。]
―少し前―
[是非夜の興行も>>103、と興味を示してくれたこの女性は、恐らくカナの言う『見世物』がどんなものかはよく知らないだろう。
話を摘み聞くに、どうやらオペラ鑑賞が趣味の様子。
さて、下卑た見世物小屋になど、このような女性が来たがるものだろうか。]
釘山?…えぇ、知り合いです。
お互い人を楽しませる商売、顔を合わせることもあるのですよ。
私はアレの術を、目くらまし、などと呼んでおりますが…
まぁ、私の芸もそう褒められたものではございません。
夜の興行…軽業や火吹きも行いはしますが、
……私の売りは、『ふたなり』でございますので。
[すっと目を細めて、ベニヲだけにそう囁く。
試しに自分は半陰陽者だと告げてみるが、冗談と取られるかもしれず。
直後ひらり身を翻し、何事もなかったかのように振る舞おう。>>64]
目眩まし、でございますか…
釘山さんの芸も面白いものだと思いますが、同業の方からみるとそう思えるのでしょうか…
[軽業師の言葉に首をかしげてしまいました(>>111)
私からみれば、どちらも不思議な術のように思えるからです。]
ふたなり、とはなんでしょう?私、オペレッタ以外はあまり詳しくないのです。見世物小屋とはかくも面白いところなのでしょうか。
[そう言って返しました。真剣な眼差しで言うので、今のようなまた不思議な芸か何かと思ったのです。]
ああ、そういえば名乗っておりませんでした。私、ベニヲと申します。
あなたのお名前は?
[人に名を聞く時は自分から、とはよく言うものです。]
えぇ、えぇ、人の目を欺く術ですよ!
しかし見るに楽しいものであるのは、私も認めます。
…騙されたとなれば、良い気はいたしませぬものの。
[などと、自身が人の目を欺くのを棚に上げつつ。
ふたなりと告げるもいまひとつ思い当たる節のなさそうなベニヲの様>>114に、少々困った笑みを向けよう。]
…ベニヲさんのような方にお勧めするような場所ではございませんよ、本来は。
帝都の外れの貧民街を抜けた先、下賤の者のやる舞台なれば。
私のことはカナとお呼びくださいませ。
ふたなりのカナ。
――ふたなりとは、まぁ女であり男でもある、と言ったところでしょう。
[手鞠の上で扇を広げながら、くすくす笑ってそう答えた。]
"本物"の情報を得るために
俺に抱かれてもいいのかい?
それはそれはすばらしい巡査になれるね君は
その心意気に免じて教えてあげよう
[耳元に口を近付け]
実はね
[釘山、カナの奇術・軽業を横目で見て、その華やかさにほんの少しだけ気が紛れた事だろう。しかし、それを表に出すことは決して無い。暮れ行く帝都の夕闇と、カナが出した数瞬の炎の瞬きが木場の目に映る。そんな中で椿山の言葉にハッとし、言葉を返した。]
そういう意味では、芸というものは人を欺いて楽しませることこそが本懐だと思いますわ。オペレッタも同じ。
役者は人を騙して楽しませるのですから。
[最近での西洋歌劇の流行りはリアリズム、というものらしいです。けれど、彼らが演じるモノは悲劇ばかりだといいます。
どうして、現実=悲しいこと。だと人は認識してしまうのでしょうか。
演劇に現実味を介在させて、それを現実だとつきつける演劇は、芸といえるのでしょうか。最近はそう思うようになったのです。と、考えこんでしまいました。]
あら、浅草オペレッタは決して上流階級のモノじゃないのですよ。むしろ庶民の文化ですわ。帝劇オペラとはまた別物ですよ。
けれど、そちらの方は私一人では不安がありますね…警邏さんでも連れていきましょうか。
[そう笑って応えていましたが、ふたなりについてこたえられると(>>117)また首を傾げてしまいました。]
えー…と。男であり、女であられる?と、ちょっとわからないですね。
[くすくすと笑うカナに困惑してしまいました。ちらりと安吾さんと木場さんが抱き合うのが視界の隅に入りました。]
おや? どうしたのかしら大五郎。
[誰かが誘導してくれたみたいだったが、残念ながら気付けなくて。
その代わり、大五郎と呼ばれた猫は、にゃーごと鳴き声を上げ。
首を傾げてみれば、猫を優しく撫でてみた。]
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