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[メアリから感謝の言葉が>>553]
・・・。
[教会へ行き、要救助者を助ける任務を果たせなかったばかりか、さらにこの世界の人達を窮地に陥る羽目にさせたというのに、感謝されるなんて戸惑う。
ただ我々はこのシェルターにいる人たちを護っているだけ・・・それだけなのに。]
メアリ、ベリニ、シルビア・・・きっと我々が護る。
それまで死ぬなよ。
[といって通信を切るだろう。
メアリ達のためにどうあっても合流しなければならないと決意を固めた。
ベリニ達にも聞こえただろうか?]
グルルル……
[話声は建物の近くから聴こえてきたようだった。微かに拾った声は>>541>>544]
グルルル…
[異変に気づいてこちらに向かってくるミナワの前で建物に向かって唸りをあげる。]
[通信を切る少し前>>558
巨大蜘蛛の弱点は炎。
炎に囲まれた拠点ならある程度は侵入を防ぐかもしれないけれど、都合よくそんなところなどあるはずもないと思っていた。
私の知らない世界の『魔法』という理を知るまでは・・・。]
[in都市中央区域、近く。
辺り一帯は擂り鉢状に陥没している。爆発。燻る黒煙。]
チィッ...!
[轟音。
アーネストの手が何かを掴む様にかぎ爪状に上を向く。]
アンタら、うざったいんだよォ!!!
[メキャ。
乗り捨てられた乗用車が一台、不可思議な力で浮かび凹む。
大質量のソレが、ゾンビの群れの中に飛び込み、血痕を撒き散らす。]
[夢を見た。
遠い昔の、幸せな夢。
隣にはいつも「彼女」がいて、微笑んでいた。ただ、一緒に居られるだけで嬉しかった。なのに。]
[場面は切り替わる。
「彼女」もまた、魔術師だった。
彼女も、小さな自分の工房を持っていた。
ある日の事、彼女の工房から、凄まじい音が響いた。
慌てて駆けつけた時には、全てが遅かった。
彼女は、魔術の扱いに失敗したのだ。
工房は焼け、彼女も酷い怪我を負った。治癒の魔術を施しても、手遅れだった。
自分の腕の中で冷えていく彼女に、結局何もしてやれなかった―――]
[ズザザァ]
[砂埃]
(数が多過ぎる。
こいつァ、不味ったかい?)
[後から後から、
何処から沸いて来るのか屍が向かって来る。
中には死んで直後の死体も混ざっていた。
まるで、他の仲間達と分断するかの様に、アーネスト一人に群がって来ている。]
[ぽたり、] [ぽた]
[アーネストの腕から血が滴る。]
[キッ]
[巨体を持て余す様な、見た事もない種類のゾンビ。
太い血管の浮き出た筋肉達磨に見えなくもない。
そして何より、外骨格を持っている如くに皮膚が硬く強靭なのだ。
衝撃の物理的ダメージは効いているが、酷く耐久性が高い。
そして何より、俊敏だ。
腕の三本の爪で抉られた痕も、
アーネストのテレポートが間に合わずに負った傷だ。]
だがね、
アタシも引けないのサ!!!!
アタシの信条は、死か勝利か!!!!
生きる価値の無い奴ァ、
B l a c k S u n
燃 え 尽 き な ・ ・ ・ ッ
[アーネストのゴーグルが真っ赤に染まる。
ゾンビ徘徊する地上に、黒い業火球が生まれた。**]
……、っ!
[いつの間にか、深く眠り込んでいたらしい。
悪夢から目覚めたエーデルは、片手で顔を覆いながら大きく息を吐いた。]
……『░▒▓█▓▓░░▓』……。
[今では会う事の出来ない人の名を呟く。彼女を夢に見るのはこれで何度目だっただろうか。
魔力は、6(15)ほど回復していた。]
二人か。距離もあるし、苦無よかこっちのが良さそうだね・・・動くな!止まれ!
[苦無を仕舞い、代わりに取り出したのは四方手裏剣。牽制として、飛び出してきた人たちの足元に向けて、あくまで牽制だから当てないように気を付けながら横打ちで投げた。]
/*
名前:水沫
本名:七松 スイ
中在家にするか久々知にするかでちょっと悩んだけど。
ちなみに若干落乱意識しつつって感じです。でも別に暴君と血縁があるとかではないよ。たぶん。
[さて進むか戻るか・・・>>508]
このまま蜘蛛を追いかけよう。
あれを地上へ逃がすわけにはいかない・・・。
[せめてこちらの手で決着をつけたい。
あの男からアロールに地図が渡されたようだ。]
その地図に変なところはない?
[アロールから、データを受け取る。
地図のデータにウィルスが添付されていないようだ>>538
ならば我々を罠にはめる可能性もあるが、そんなまどろっこしい事をするのはなぜなのだろう。
罠でなければ何の意図が・・・?
もしかして誘われている?
まずは地図が本当に正しいのか確かめねば・・・。]
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