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………よく、できてるなぁ。
[湧き上がる、研究者の好奇心。
テイアでも、人工知能は一部の施設で実用化されている。
だが、ここまで人間に近い機体を見るのは初めてであり。
気付けば、さわさわと撫でていた。]
……ぁ
っししし失礼しました!
[ぺこぺこと頭を下げて、ナビに失礼を詫びた。
外見と音声からして女性の様だったから、尚更まずい。]
(アンドロイド、ねぇ……
実験の「材料」にできないのは残念ですが、
戦闘データのサンプルとしては、悪くないでしょう。)
>>198なぁんだこれ?
炎、いや魔術くさいな。
魔力を感じるような気がしたけど。
[歪な形で建造物を囲っている炎。この世界はこのようなことも可能なのかと思えば、何かの残り香が感じられたような気がして。
>>316炎にそっちらけで、忍ぶソレの接近に気付いていない。]
─ シェルター ─
[ 話の流れはよく理解していなかったが、ヴァルター>>227は再びシェルターから外へ行くらしい。(シェルターが、もって一週間ほど>>219という話は聞いていなかった。)
人工的に味付けしたと分かる食事を続けながら、周囲の話を聞いている。
この世界のネットワークは貧弱なのか、触れられる程の、まるで質量を持つ様な錯覚さえ起こさせるAIや意識の存在は感じられなかった。
平易で、 通信 とだけを感じさせる。それでも、漸くこの世界のネットワークへ意識を添わせる事へ慣れ始めて来た、そんな折。]
<<私達は星の知恵派教会の者よ。教会が不死者に襲われているの、援助を求めるわ。
このSOSを聞いた人は助けにきて星の知恵派教会の場所を伝えます市街地中央の――、>>
[ 救援信号>>242が、ネットワークを介して脳に届いたのは、食事も粗方終えた頃だった。]
………。
気づいてない!
[そりゃそうか。
だって目の前に炎の壁があるからね。そっちの方がよっぽど気になるよね]
それじゃダメですよね〜。
[よく分からないうちに食べられてしまうのではヤマがない]
ここは、この美少女玲子ちゃんが一つ。
そぉい!
[手に持っていたホウキを、男の後ろから忍び寄るゾンビに向けてほおり投げた]
あ、外れた。
[でもまぁ、後ろで物音がすれば振り返るでしょ、と気にしない事にした]
物音?
いや…加齢臭?
[>>320何かの音、そして臭い―失礼な想像をして―居る気がして後ろを向いた。加齢臭ではなく腐敗臭だったと理解するのに一瞬間が空いた。]
――――やあ。
[満面の挨拶も、ゾンビには通じなかったようだ。
尖っている腕が振り下ろされる。]
─ 回想・シェルター(アロールとの通信>>311)─
[繋がっていたいと言われ、しばらく考える。]
ふっ・・・、いいだろう、好きにしろ。
[アロールの提案を受け入れる。
別の世界の通信技術のことはよく分からない。
特定の相手に通信を送ろうと思えば、通じるという理論があまり理解出来ていない。
しかしこれもアロールの世界の理というのならという事である。
それにアロールの通信を通じて、孤独さを感じ取り私とどこかシンパシーを覚えたからなのかもしれない。
それとともにどこか懐かしい感情も自分の記憶に封じられている何かが呼んでいるような・・・。]
…!
こっちから顔見えない!!
[衝撃の事実]
えー、それじゃつまんないです〜。
[しかし、伝家の宝刀・ホウキは既に抜いてしまった。
万策尽きた]
だーれーかーいーなーいーかーなっ!
[ひたすら道なりにゾンビを蹴散らしながら進む。そうやって辺りに火が回っているところまで来た。
そこにきて>>321漸く生きてるであろう人を発見する。]
みーっけた♪
[そしてゾンビの方へ突撃し、頭部へ蹴りを放った。]
んぐ、いってー!
[避けきれず、肋骨の下辺りに腕の一撃を受けた。
直撃は避けれたが、威力が高いのか痛みを感じた。
攻撃を受けたところを見ると腐敗した指先が破損し、ゲル状で服に付着している。げっと苦悶の声を漏らした。服も破けているようだ。]
なにすんだてめえ!
服の換えはもう無いんだぞ!
[即座にチェーンソーを起動し、二歩で懐にこもうとして…。]
なっ!?
[>>325何かがすごい勢いで飛び込んでくるのを目の当たりにして動きをぴたりと止める。]
[ゾンビに対して放った蹴りは軽く頭と胴体引き離し、頭部を破壊する。
そうして新たに出来た肉片の上に着地した。そしてチェーンソーを構えた少年の顔を見て、血がついた顔でにっこりと微笑む。]
ねえ、食糧か薬持ってないかな?
[右手にナイフを持ち、そう聞いた。]
/*
と、時折悪役っぽいこと言っておかないと、
うっかり村側やりそうになってしまいますねw
弾かれるかもしれないから、目に見えて赤くはならない。
か弱い善良な研究者ですよ〜
副官 ヴァレリー が見物しに来ました。
副官 ヴァレリーは、見物人 を希望しました。
――はっ、……!
[彼女の主のものよりも、幾らか細身の剣。
それを両の手に一本づつ携えて、群れるゾンビのあいだを舞うように駆ける。
洗練された動きは、最小限の体力で、鈍い屍の首や腕を断っていく。
彼女がその気になれば、十や二十のゾンビなど問題にならないだろうと思わせる剣閃。
おそらくそれは事実だったが、彼女にその意志がなかった。
彼女はいま、ゾンビたちの駆逐を目的としていない。
まず以って第一に、彼女の主を探すこと。第二に、部下の兵たちを探すこと。
遠く離れた第三として生存者の捜索という意識も僅かながらあったやもしれないが、少なくとも、ゾンビを斃すことはあくまでも障害の排除というだけであった]
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