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[臭い>>283に悪態をつけば、少し微笑んだだろう。
感謝の言葉>>284は背中で聞いた。]
お礼は良いわ。
悔いのないようになさい。
[す、とビルの縁から下へと落下した。]
信用の有無は関係ない。
魔術はあり、魔術師は存在する。それが真実だ。
[この少女との会話にエーデルは酷く苛立っていた。早口でまくしたてるように言い放ち、歩く速度を速める。]
魔術の行使には魔力を消費する。この世界では特に。
私はその回復に努めねばならないので、静かにしていて貰えると助かるのだが。
[しかし、歩けども歩けどもこの少女は離れる気はないらしい。その事実にさらに苛立ちを覚えたが、静かにしているとの宣言に少しだけ安堵して、壁際まで歩み寄るとそこに腰を下ろし、目を閉じた。]
…………エーデル。エーデル・フォン・ヴァイスハイト。
名は教えてやった。先程静かにすると言ったのは嘘だったのかね?
[しかし、その安息は30秒も続かなかった。
少女から名を問われれば>>226ぶっきらぼうに答え、暗に黙らないならばどこかへ行けとでも言いたげな言葉を投げかけた。]
>>285
[適合。何となく分かる気がした。
身体の中に、何かが"居る"。
今、身体を支配しているのは"俺"だ。
普通は抗うことなく支配され、ただ動く死体となるのかもしれない。
・・・そして、また。
身体の内に潜む、変化を求める声に。
支配されることがあるのかもしれない。
>>286
ビルから堕ちていく、女を見ながら。
そんなことを思った。]
地下室に向かい、仲間を救出すればいいんだな。
[とにかく地下室にいるという『仲間』の救出を優先すべきだと判断する。>>277
状況から見るに時間がないようなので早速地下室へ向かう事にする。]
[ジャスミンは、ビルの壁を蹴り勢いを殺しながら地面へ降りる。]
[▲Name▲ ジャスミン/コードネーム=偽名 ]
[一度、ビルを振り仰ぐ。]
[思い出す。
・・・どうして、ここにいたのか。
アリア。その名前に、感じる所がある。
懐かしい。・・・妹の、名前。
そうだ。探していた。
このクソッタレの世界で、死なないようにと。
どこで別れたのか、覚えていない。
どこにいるのか、分からない。
・・・この身体を、上手く使えば。見つけ出し、守ってやることも出来るかもしれない。]
・・・つっても。
[化け物となった身体で、器用に頬を掻いた。
感覚が、鈍く戻ってきている。
痒みは、その前兆だった。
この身体で人前に現れたら、どう見ても化け物だろう。どうするか、と考えて。
まずは体を洗い、着るものでも探すことにした。]
[▼Arm▼ 不明。多岐に渡る。
瀟洒な黒コートの内部(亜空間構造)から何でも取り出す。]
[▲Record▼ 別世界より来た謎めいた女性。何かを知っているようだが…?]
[▼Special▲ 異系人 ]
[▼Note▼ ゾンビにはならない。]
[◆Image Song&Keyword◆ − & AGAIN ]
/*
縁故:基本神出鬼没。見かけた事はあっても良いわ。
勝手に付いて来てもそう問題はないわ。ゾンビ類のデータ収集を行っているかしら。
シェルターへは必要がある時しか立ち寄らないと思う。
同じ世界から来た縁故希望があるなら、要相談になるわね。
それ以外の関係性については、上記参考にお任せかしら?
[ビルの出入り口から出て来た時には血で身体中が染まっていた。腐った人間、ゾンビを殺しまくったのだろう。しかし、彼女にはそれほど傷は無かった。]
多いなぁ♪楽しいなぁ♪キャハハハハ!
[戦い、血で染まって笑う姿は異常であり、普通の人が見れば恐怖を感じるかもしれない。]
さあて、物資の現地調達を考えないとねぇ…。何処か人が居る場所はないかな〜?譲って貰わないとね!
[そう言った後、ゾンビの多い方へ向かって行った。]**
―都市中央区画へ―
[――今度は、三体のゾンビ。これで何体目だったか。
先頭の一体の首を出会い頭に飛ばし、伸びてきた二体目の腕を返す刀で切り落とす。
半ばで断たれた腕と首から、かつて血液であった液体がどろりと溢れる。
頭を失ったゾンビは尚も数歩を進んだあとで地面に崩れ、その頃には二体目も同じ運命を辿っていた。
残った三体目は、片脚を断って転ばせ、這い寄るところを顔面に切っ先を突き刺した。
セラミックの剣先が、崩れた皮膚と脆くなった頭蓋を突き破り、融けかけた脳を破壊する]
――……、
[抜いた剣先に、何かが刺さっていた。濁った眼球だった。
千切れかけた視神経が数本、まだびくんびくんと震えるゾンビの頭部と繋がっている。
半瞬、まじまじとそれを眺めたあと。
無言で、剣を振った。どこかの地面で、眼球だったものが潰れるびちゃりという音がした]
……さて、どこにいるのやら……、
[元が、都市の中央だった地域だという。
人間の数も多かったのだろう。それだけに、死んだ人間の数も。
だからこそ、アーネストがこの辺りの掃討と捜索に向かったのだろうが。
メアリに示された地域に近付くにつれ、ゾンビとの遭遇率が上がってきた。
せいぜい数体までならいいが、群れに出くわしたときは、やり過ごすしかない。
あてもなく探すのは、少々、面倒かもしれない。危険でもある。
とはいっても、連絡手段もない以上、足で探すしかないのだが――]
[神父の命令で防御壁が上がって行った。前に居た信者も慌てて逃げて行く。徐々に下から視界が開け壁の向こうが露になる。非常事態にも関わらず、大音響で鳴り響く電子オルガンの音が地肌に伝わって来るだろう。
そして、不死者と逃げ惑う人々の姿が見える。]
あの奥に地下室が――、
仲間達を助けて下さい。
[神父が指差す地下に行くには不死者と飛び交う銃弾を交わさなければならないだろう。*]
――廃ビルの中で。
[ぱちり、ぱちりと爪を切ると。
一瞬で、グググッ、と爪が伸びてくる。
前より鋭く、更に何かの液体が滴り落ちている。
液体が床にたれると、ジュッと煙を出して異臭が辺りに漂った。
毒爪となって強力になってしまったようだ。
ため息をついた。]
・・・どんだけ化け物なんだよ、これ。
[気のせいか、腹の口が嗤っている気がする。
ムカついて爪を腹の中に突っ込んでやると、爪はガリガリと食われてしまった。
が、食われた所に次の爪は生えてこなかった。
タコが自分の足を食うと生えてこない、みたいなものか?と考える。全部食わせてしまえ。
がり、ごり。シュールな構図だった。]
/*
ジャスミンとクライドの息の音ぴったり過ぎて吹いた。
凄いなあ、ごめんなさい。
ナビさん、こんな奴が相手で。(;;)
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