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>>25
アンド・・・ロイド?
んなもん・・・いや。
[この世界の住人ではない。そう続いた言葉に、少し引っ掛る。ラボでそんな研究をしているという噂は聞いたことがあったが・・・ばかげた与太話だと思っていた。
しかし、この化け物といい。
与太話、と笑い飛ばすには少し状況が笑えなかった。]
>>27
・・・ああ。
やっぱり、"そう"なのか。
もう手に感覚がねぇ。・・・割に。
[筋肉が隆起していた。自分の記憶にある倍にもなろうかというほどに。身体の中が作り変えられるような。蠢き、今もなお変化している。
・・・だというのに、何の感触もなく。
自分の身体が、既に自分のものではないようだったから。]
おい、ガキをそこに連れてってやれ。
・・・俺は、良い。住民区の方に行ってくる。
/*
ニヒツ・アレスにおいては大気中に存在する「ルフト」と呼ばれる不可視の物質を一度体内に取り込み、魔力でマナへ還元して魔術を行使していた。
しかしこの世界には「ルフト」が存在しない為、魔力を直接マナへ変換せねば魔術を行使できず、非常に効率が悪い。
単純に火や風を起こすだけでも魔力を5消費する。ただし、水は相性がいいために3の消費で発生させる事が出来る。
発生させた後に新たに命令を加える場合、適宜魔力を消費する。
39歳。
/*
備忘録
・かつて恋人がいたが、不慮の事故で喪って以来研究に没頭するようになった。
・ルフトとは、ニヒツ・アレスの魔術言語で「どこにでもあるもの」の意。
・魔術行使の際に詠唱を行うが、これは必ずしも必要と言う訳ではない。
しかし、詠唱を行った方が魔力の消費が少なくなる為に行っている。ニヒツ・アレスでは無詠唱の一工程《シングル・アクション》で魔術を行使していたほどの実力者。
詠唱は、例えるならば設計図のようなものである。
魔術の行使には魔術回路で精製された魔力を用いマナを発生させ、そのマナで魔術式を構築し実行させるのだが、単純な魔術式の構築には設計図は必ずしも必要ではないのだ。
/*
エーデルの研究テーマは「不老不死」、及び「死者の蘇生」である。
その副産物として、「使い魔を創造する」方法を会得した。
Schöpfung《創造》―●●《◯◯》、と唱える事で◯◯を出現させる。
これが最も単純な、火や水などを起こす初歩の魔術である。
そして余談
エーデル=高貴
ヴァイスハイト=賢さ
ニヒツ=無
アレス=全て
私はいまからそのシェルターへ戻ろうと思うがついてくるか?
[と少女に問いかける。
ついて来ると答えれば案内するつもりである。]
・・・。
[さて問題はこの男の処遇。
まさかゾンビになりかけているものをシェルターに連れて帰るわけにはいかない。
いまこうしている間にも人間の心が失われているかもしれない。
どうしたものか?]
/*
・基本的に自分の事しか考えていない
・その為、自らの益にならない事はしない。魔術で他人を助けたりもあまりしない。
・魔力の最大値は150、単純な魔術一回につき5消費。ただし水属性魔術は相性がいい為に消費は半分(端数切り上げ)。
そして治癒魔術は相性が悪いために消費は二倍。
単純な傷の治癒で消費は10、毒などの状態以上を治すには50。大きな怪我を治すには100の魔力を消費する。
休息時間×5の値だけ魔力が回復する。
・(占い師に就職できたら)ゾンビ惨禍の原因を突き止め、あわよくばその研究成果を横取りしようとしている→自らの研究テーマ、「不老不死」「死者の蘇生」への応用を考えている為
[ざり、とアンドロイドとは反対方向に歩き出そうとしている。]
妹を・・・。
アリアを、探しにいかなけりゃならねぇ・・・。
[そう呟きながら。]
/*
・魔術とは人間が行う事ができるのと同等のこと。
・魔法とは、人間が為す事のできない奇跡のこと。(この辺りはFate世界的な基準
・エーデルは魔術師であり、魔法使いではない。
[少女をシェルターに連れて行けとその男から頼まれる>>29]
ああ、そうしたい。
[住民区の方へいくと言われ]
わかった。
ならはやくここから去った方がいい。
私の気が変わらないうちに・・・。
[できれば完全にゾンビと化してしまう前に、ゾンビになる苦しみから解放させるべく『人間』として止めをさす事も出来たが、どうしても出来なかった。
『人間』の心を持ったその男を黙って見逃す事にした。
果たしてここでこの男を行かせてよかったのかは今の私にわかるすべもない。]
村の設定が変更されました。
/*
あっ
科学に関しての設定忘れてた。
科学に関しては……+チョキ+
ぐ:ここより遅れてる
ち:ここと同じくらい
ぱ:ここより進んでる
魔術が発達してるんなら機械関係疎くてもおかしくはないと思ったが。
[この世界に来てから、この動く屍に幾度も襲われた。その度に撃退していたが、まだ一度も碌な休息をとれていない。
エーデルは煩わしげに溜息を吐いた。
まだ魔術の扱いに支障はないが、どこかで休息のとれる場所を見つけなければ魔力が枯渇するのも時間の問題だ。
この世界で魔術を行使するには、元の世界の数十から数百倍もの魔力を消費するらしい。
魔力が枯渇してしまえば、魔術は使えない。
魔術の使えぬ魔術師の男などただの中年男に過ぎない。瞬く間に屍の餌食となるであろう事は容易に想像がつく。
理の違う世界にやきもきしつつ、再度襲撃を仕掛けてきた屍から真っ赤な火柱を立ち上らせる。
その様子を振り返るような事もなく、エーデルは当てもなく*歩いていた*]
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