情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
あいてっ!
[ざしゅぅっ。黒猫の爪が肩口を切り裂く。次の瞬間には、当の黒猫の姿が掻き消えていた。妖術で具現化された幻獣が、『一撃加える』という役目を終えて開放されたのだろう]
どう
しようか
なっ
[人通りの多いところに隠れるか、人通りの少ないところに隠れるか。つまりは人の中に隠れるか、物の中に隠れるか]
そぉい!
[包帯まみれの逃亡者は、どっちも選んだ。人ごみの中、不意にその姿が消える]
(バレませんようにバレませんようにバレませんようにバレませんように…)
[逃亡者は必死に祈る。―――ゴミ箱の中で。何も先刻の幻獣のように掻き消えるような芸当ができるわけではないのだ。それに、ヒューマンと違ってこんなとき便利な術の資質を何かしら持っているわけでもない。
ただ、とっさに、無理やり、関節がまともに機能していれば入り込めないような隙間に飛び込むことはできた。
不死族の逃亡者が逃げ込んだゴミ箱からは、幽かに華やかな芳香が漂っていた**]
技一覧
・死の属性
・機関砲
・毒撃
・光合成
・シードバルカン
・太陽光線
・花の香り(オリジナル)
…って形にすれば、死の属性が優先されて不死族形態維持なんだよね?確か多分(一夜漬け知識)
太陽光線は能力吸収できる類じゃないっぽいけど、気にすんなー!
ヒューマンラスボス候補 ウートラ はきゅうようをおもいだしたみたい。(またきてね!)
妖魔ラスボス候補 ラス・アルゲティ がやってきたよ。
妖魔ラスボス候補 ラス・アルゲティは、じんろー になれるよういのったよ。
─ コルネフォーロス ─
[金粉を混ぜたろうそくの光が映し出すのは、贅を尽くした部屋。
豪奢な天蓋つきのベットに、しどけなく身をゆだねているのは、このリージョンの主、銀翅の君ラス・アルゲティであった……]
ー 回想・コルネフォーロス ー
[耽美な宮殿に、またひとつ財宝が増えた。
ミアは美麗な絵画の前に立ち、ため息をこぼした]
[ここでは、ミアは寵姫ではない。この絵画と同じように、ただのコレクションのひとつなのだ。
寵姫であった時も、確かに、不満がないではなかった。けれど、物言わぬ絵画や美術品とは違い、あの場所には姉達がいて、妹達がいた]
[ここは酷く静かだ]
[いや、静かではない。
クリスタルの風鈴が玲瓏な音を奏で、籠の中に閉じ込められた極彩色の鳥が長く、時に短く調子を変えて囀ずる。
この宮殿は音にさえ、美しさが満ちている]
[それでもミアは、ここが酷くひどく静かだと思うのだ]
[ミアは、自分自身がそれほど美しいは思っていない。
むしろ、美しさにおいては他の上級妖魔に劣ると思っている。
その彼女を、銀翅の君ラス・アルゲティが、奪ってでもコレクションに加えたいと思ったのはきっと……]
……本日はリゲル作の「精霊郷」を。
[ラスはこちらを見ない。彼が手元で弄んでいるのは、新しい玩具らしき金の指輪だ。
この位置からは、ただの指輪にしか見えない。彼が気に入る何がそこにあったのだろう……。
ミアは、そこから意識を剥がし、目を閉じ、胸の前で指を組んだ]
……虹の柱の その根もと
きのこの輪の その向こう
銀の露ふる 精霊卿……
[涼しげな高い声が流れ始めた。
きっと、そう。
彼がミアをコレクションに加えようと思ったのは、この歌声のおかげなのだろう]
[感想の部分で、ミアは息を整えた。
背後にある金のハープは、弾き手もいないのに、勝手に天上の調べを奏でている。
ちらりとラスの様子をうかがって、ミアは後悔した。
ラスが歌に興味を示しておらず、まだ指輪を眺めていたからだ]
……ッ空の遠くにこだまする
悲しい風の鳴き声の
[半音の半音、出だしが遅れた。
ミアは、白い手で胸元を押さえた]
??? がやってきたよ。
???は、おまかせ になれるよういのったよ。
― 回想:一週間前のとあるリージョン ―
[その地に当代の“保有者”が住むことを知る者はごく僅か。
長生を誇る妖魔の君でさえ、知らぬ者が居てもおかしくない。
代替わりがあったのはここ十数年の間とも言われるが
それさえも定かに知る者が居るかどうかは疑わしい。
まさかそんな稀代の術の保有者が、その日その時、
年甲斐も無くわがままを連ねる姿を誰が想像しただろう。]
――それは承服できかねます。
幾ら外のリージョンに出たいと言われましても。
『時術使いに小さなリージョンで平穏な暮らしを与えること』
『時術使いの所在をそのリージョン外に知らせないこと』
この二つが、“先代”を知るあの方との誓い。
そして術者たる貴女の持つ術の研究が、俺の望みですから。
[時術使いとしてそのヒューマンを知る、数少ないそのひとりは
肩を竦めてみせながら、どうしたものかと思案していた。**]
― →オウミ ―
[水の都、オウミへとシップに乗って降り立っていた。
赤や紫の薔薇で飾られたシップは明らかに妖魔の好んで使うそれと周囲の者にも分かるだろう。
最も、メイアルの姿を一目見れば彼女をヒューマンやモンスターとは思うまいが。]
ふうん、綺麗なところじゃない。
人にしては良い趣味ね。
[ふと、水路を見やる。
そこに花びらが散っていた……
メイアルはその花びらを暫くは眺めているのだった**]
─ そして今:クーロンシップ発着場 ─
[飛び立つシップの風が、ミアの長い金髪とスカートを揺らした。
片手で乱れた髪を抑え、ミアはポーチを抱きしめた。
ポーチの中にはクレジットが少しと、ラスの宝物庫から持ちだした宝石がいくつかと、あの……あの金の指輪が入っている]
[コルネフォーロスからは、あまりにもあっけなく出る事が出来た。
それはそうだ。ラスは、コレクションに無粋な手錠などをかけたりしていない。
なぜなら……。そんな形あるもので縛らなくとも、この心と魂は、どうしようもなく彼に魅了されているのだから]
[彼は追ってくるだろうか。
追ってきて……くれるだろうか?
追ってくるとしたら、それはミアをだろうか。それとも、この指輪だろうか]
[ミアには分からなかった]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新