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ランスさんは、湖の方でしょうか。
[濁った空を見上げる視線を、湖の方角へずらす。
彼と初めて出会ったとき、私はまだ少年だった。
翼は灰の色だったが、天使にすら見えた。
すぐにそれは良き友人へと評価を変えた。
今は。
…今でも彼は良き友人だが、
その痩せた翼を見るのは少し辛い。
森を追われることになった際、教会へ身を寄せることを提案したが、
果たして彼は何と返事をしたのだったか]
[今日も静かだ。歩いていても、なにも見つからないのだろうと諦めて自宅に戻る。
一応薬屋は開けておくが、最近は客足も少ない。]
はー、退屈ですねぇ。
[気だるげに呟いた**]
/*
あっ どうも
村設定ほいほいされたららんです。
今のところおまかせ希望です。
瓜科システムは出入りせずに役職希望変更できるのがいいよねー。
研究者 トロイは、占い師 に希望を変更しました。
[おのが淵に潜る刹那、ひときわ大きな音が鳴り響く>>16
古いアパートメントの屋根が揺れ、ぱらぱらと木屑と埃を舞い落とした。
仏頂面で頭からはたき落とすと、フケとも埃とも知れぬゴミが灰色の空を舞う。
視線を上げた時には既に彼方、僅かに見える謝罪のジェスチャーが誰何を告げていた]
やれやれ、痛み入るな。
[飛び去った先は酒場の方向だろうか。こんな状況にもなってまだ、営業しているのか否か、確かめてもいなかった。
おのれには出来ぬ身のこなしを見てか、男は猫背気味の背を伸ばした。
アパートメントよりも乾き、鈍い、響く音が無駄に大きな身体を駆け抜ける]
煮詰まってたんだ。
[必要な言い訳を呟いて、男はメモとペンをつっかけた。取材の言い訳とするらしい。無精な男は身なりを整える間もなく、薄っぺらなドアを開いた]
/*
カイン。
鹿獣人。とっさの思いつき。
帽子からケモ耳と角は浪漫。
元スカウトorレンジャー。
今は煙草臭いシューター辺り。
(SW2.0ひっぱってきた)
/*
羽繋がりでランスに設定を振りたいですね。
30年前(パッションで思い浮かんだ)、森で死んだ翼人の「マイダ」そのものの姿というのも面白そう。
役職弾かれも想定しつつ、どうなるかしら。
/*
どうせ死ぬなら煙草死したいので滅びに抗いたい、というか煙草欲しい思考。
あ、森越えるつもりはひとまず無いですよ、とは書いておく(灰にかよ)でも森探索とか楽しいかもって。
探索に出る前に死ぬのもたのs(どえむ)
まあでも、ファンタジー能力発揮したいならとか。思ったりとか。
――ん。これで終了、っと。
[空になった籠ごと腕をぶんぶん回し、腕をいっぱいに開く。
そうして、先程音がした方向を、何気なく見た。
なにかがきらりと光ったような気がしたのだ。
あまり視力が良くない女は、目をすがめる。
ぼんやりと、焦点が合う。
そこに認めた。
柔らかな金、背から伸びた透明な翅――、
佇む少女の姿を。]
[>>17見たことのない少女だった。
数秒、あるいは数十秒、それが生きているのか凝視する。
死んでいてもおかしくないような静かなたたずまい。
相手が動かぬことを確かめると、つかつかと歩み寄った。]
あんた、なにしてるんだい。
そんなとこで自殺でもするつもりなのかい?
やめとくれよ、うちで片付けようにも面倒臭いんだから。
なんでもいいけどどっか行っとくれ。
それがいやなら、そのばっちい灰を落としなよ。
別嬪さんが台無しだろ?
[少女の浮世離れした様にはどことなく相容れないものを感じたが、だからといって臆した風を見せるのは嫌いだ。
胸を張って、話し掛けた。]
しろい――
[呆然と呟く。世界が白いのは灰のせいか、太陽の下の曇り空だからか。薄暗い部屋から抜けだしたのならば、ある意味必然とも言えた]
――?
[視界が奇妙な斑点で幾許か遮られていることに気がつく。軽く頭を振ってみるものの、斑点が消えることはない。
不意に気がついてか、メガネを外す。先の木屑や埃がメガネに積もっていたことに気がついたのだ。
太い人差し指をきゅ、とスライドさせてメガネを透かす。
今度は皮脂がレンズに付いてしまった。
男は憮然として着衣の裾でレンズを拭った]
[何かあるのか、という問いに、何度も何度も頷きます。
彼は酒場の中へと入ってはくれましたが、カウンターの向こうにある調理場までは見えないようです。
その姿の横を抜け、カウンターの中へと入りました。
調理場の入口に立ち、手招きをします。
きっとカウンターの近くまで来れば、荒れた調理場の中が。
そしてそこに倒れるマスターの姿が見えるでしょう。
改めて見れば、ひどい荒れようです。
倒れる時に巻き込んでしまったのでしょうか、割れた皿の破片が、入口の近くまで飛んでいました。]
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