情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
歌手 ソランジュ は、冒険家兼フリーライター トマ を占った。
次の日の朝、結社員 シュザンヌ が無残な姿で発見された。
《★占》 冒険家兼フリーライター トマ は 人間 のようだ。
死は恐怖と疑惑を生み、廃墟の町に集った人々の間に疑心暗鬼が生まれた。
猶予の刻は終わり、あらたな滅びが始まる。
現在の生存者は、歌手 ソランジュ、冒険家兼フリーライター トマ、旅人 ガイ、学生 ポーリーヌ、大学生 ニコ、宿無し ザジ の 6 名。
>>1:181
――…異変。
[言葉を飲み込んでみるものの、うまくいかない。
シュザンヌの言葉を、ただ反芻することしかできなかった。]
わかりました。
いえ、自分には何が何だかよくわからないですけど…。
でも、貴女が必死になって何かを伝えようとしている…その事実を無下にすることはできません。
[肩で大きく息を吐く。]
まったく――…「恐怖」がどこかに潜んでいるっていうのに、その正体がわからないなんて、厄介だ。
ありがとう、シュザンヌさん。
いろいろあって疲れたでしょう?
今日はゆっくり休んでください。
男の自分がここにいたら、ゆっくり休めなくなっちゃいますから、そろそろ失礼しますね。
[いつもより雑な足音を立てながら、階段を降りる。
口に煙草をくわえ、ぼーっとした表情でシュザンヌの言葉を頭の中で反芻する。]
――…さっぱり意味がわからん。
「恐怖の元」が分からないのに警戒しろだなんて…どこをどう警戒すればいいのやら。
[ポケットからライターを出し、手の中でくるりと回す。]
灰皿、どこだろ。
―旧バンクロフト邸エントランス―
うぃーす、おじゃましまーす
[扉を押し開ける音。
続いて気の抜けた青年の声が響いた。
声と裏腹、青い眼はあたりを油断なく見ているようである。]
…いっか。
[どうせ誰も見ていないだろうと高を括った。
それに、覗き見てくるような男もいるまい。
この場所はそもそも廃墟なのだから
人がこれ以上に増えることもきっとないはずだ、と。
ジーンズを脱ぎ落とし、ワンピースを脱ぎ落とし
下着や靴さえも脱いでしまえば手元に残るのは
自宅から持ってきたバスタオルと眼鏡だけ。
髪を下ろせば背の中ほどまでまっすぐな栗色の髪が落ちる。
眼鏡とタオルはすぐに手の届くところに置くと
井戸から水を上げた。
いい歳をした女が無防備すぎるといわれたら
きっとそれまでだったが
この須らく異常な場所では何が常識なのか]
[シュザンヌはそのまま、考え込んでいるみたいだった。]
水、もっと汲んでくるわね。
ほんとうは、もっと大きな水筒があればいいんだけど。
[あたしは、彼女が飲みきまってしまった空のボトルを持って部屋を出た。
今ここにいる皆。
その事情は、それぞれ全然違うはずだし、それが今日なのだって偶然だ。
そうでしょう?
だから、もしその全員の命を狙う理由があるとすれば。
あたしたちがここにいること、そのものくらいしか思い浮かばない。
自分の縄張りに入った者を絶対に許さない、偏執的な人が住んでいるとか?]
―旧バンクロフト邸・エントランスホール―
[カチッ。カチッ。カチッ。カチッ。カチッ。
オイルライターの蓋を開いては閉じる]
……おう。随分と遅かったな。
[階段の最下段に腰掛けた男が、不機嫌そうな顔で声を掛けた。
片手はライターを落ち着きなく弄っている。]
[階段の途中で、ガイの姿が見えた。]
ガイさん。
ライター持って何しているんですか?
ああ、そうだ。
煙草を吸いたいんですけど、この屋敷に灰皿ってありますかね?
[煙草の先をくいくいと上下動させながら尋ねた。]
―旧バンクロフト邸エントランス―
おう、寄り道してたらちょっとな。
――ああ、こっちの車も駄目だったよ、
ご丁寧に放火済み。
[大きく肩を竦めた。
記者――トマの姿を見止めるとよう、と片手を挙げた。]
>>7
おう……って、そっか。ニコの車もか……
何だか凄い話になってきたなぁ。
持ち主に気づかれることなく、同じ日に、何台も車が放火されてるなんて……。
[煙草を一度指で挟んで、大きく溜め息を吐いた。]
まったく――…どこの誰がそんな真似できるんだか。
旅人 ガイは、宿無し ザジ を投票先に選びました。
>>8
確かに。家財道具一式、ご丁寧にごっそり持っていかれてますし。大物から小物まで、何もない。
今のこの屋敷の取り柄は「雨風凌げる」ってことぐらいですかね。
あ、ライター持ってるなら、煙草、ご一緒します?
>>10
ええ、目を覚ましましたよ。
まだ少し憔悴しているようにも見えましたが…
一応お話はできるみたいです。
ソランジュさんにお任せして、自分は一足先に出てきました。
俺は煙草やめたんだ。
[とぶっきらぼうに答えたすぐ後に、]
……いや、持ってるなら一本くれ。
[内容のわりに「渋々」とか「嫌々」と形容されそうな態度で立ち上がった。]
>>13 >>14
はい、1本どうぞ。
セーラムだけどいいですか?好みが分かれますけど。
[箱から煙草を1本取り出し、ガイに手渡した。]
シュザンヌさんは――…
[しばし考え込み、告げる。]
「皆の生命を狙っている者がいる、マイルズ氏はその予兆だと思ってくれ」と。そして「異変があったら教えて欲しい」と――…
何故そんなことを言うのか、その理由までは教えて貰えませんでしたけどね。
冒険家兼フリーライター トマは、宿無し ザジ を投票先に選びました。
>>22
――…いえ。
少し顔色が良くなさそうだったので、気になりまして。
とにかく、ガイさんも気をつけてくださいね。
そして、何かあったら、シュザンヌさんに連絡をした方がいいのかもしれません。
[ザジの車は、通りを抜けて無理矢理スピードを落とさぬまま角を曲がろうとした所で、消火栓にぶつかり、無意識の操作でバック。
鋭利な瓦礫(ガラスが含まれていたかもしれない)の上を激しく滑る感触があった。
タイヤがパンクしたのだろうか。]
ひ、と?
[ザジは、自分が遠ざかった所為でもう見えない炎上車の方を振り返りながら、慌ててブレーキを踏んだ。最終的には、窓硝子がすでにすべて落ちた商店のウインドウにのろのろと突っ込んで停止した。]
……ああ、あああ
あああ。
はあ、はあ、あ。
[軽く胸や太腿を打ったが、大きな怪我はない。
荒い息を付いてハンドルに倒れ込むと、落下する車のフロントガラス。
手のひらがザクリと切れて、赤い血が流れた。]
[それから、急に息苦しさを感じて、眉根を寄せた。
手をかざす。目の近くの皮膚──そうちょうど火傷の痕の上に滴る血の雫。]
あかい
あまい
否、…………
無人のはずのヘイヴンに
何故?
私以外の人間が……。
宿無し ザジは、学生 ポーリーヌ を投票先に選びました。
……ああ。
[重い息を吐いて。今度は頬ではなく、手のひらの傷口を直接舐める。
そのまま、暫くの間、血の味と香りを味わうように目を閉じて、荒い呼吸だけを繰り返した。]
─ 壊れたレンタカー ─
[どれ位の時間、そのままの姿勢で目を閉じていただろう。
血の流れた手首には、もう唾液が滴っているだけの状態になってから、ザジは緩慢な動作で、落ちた手帳と助手席に置いてあった荷物が散らばっているのを集めた。
曲がったドアを押して、外へ出るのに四苦八苦する。
結局は、車内にあった工具箱の道具でドアを半ば破壊して外へ出た。何故か胸が詰まり息が苦しく、今の自分の様子を友人が後で知ったならば、向こうが激怒して強制送還の目に遭うだろう事すら想像する事が出来なかった。]
あかい 血。
あかい 炎。
……否、ひとが居た、として。
誰、誰でも 良い……。
他に誰が居ても、私には関係が、無い。
私は ただ……、
この町で起きた出来事。
厄災の真実に触れる事で、私が失ったもの を……。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新