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大学生 ニコ は赤の聖痕者に決定されました。
シュザンヌの脳裏に浮かんだのは火のイメージ。
紅蓮に燃え盛り、黒煙を巻いて空を焦がす炎――
一体これは誰のイメージだろうか?
どうやらこの中には、村人が4名、人狼が1名、占い師が1名、聖痕者が1名いるようだ。
結社員 シュザンヌが「時間を進める」を選択しました。
結社員 シュザンヌが「時間を進める」を取り消しました。
[急に訪れたヴィジョンに、意識を持っていかれそうになる。
ぐらりと揺れる身体を、地面を踏みしめて留まった。
火。世界が燃えている。
これはこの街に、土地に刻まれたイメージ?
それとも誰かの心象風景なのだろうか?]
おーい!!
[さて、ニコは少女の姿を認めると手を振って呼びかけた。
幻のように消えてしまった何者か――それには気づかなかったように]
[伸ばした手は、曖昧に降りていった。
幻だったとは思えない姿に感じた既視感は確かなものだった。
それなのに、その姿が消えてしまったのだから
狐か、過去の自分の記憶に抓まれたのか]
…あ、
[かかった声は、背後からだった。
よくよく聞けば、先ほど自分が投げた声に対し
返ってきた返事のうちの一つであるように思われる。
振り返って、現れた人影を注視する。
先ほどのような痛烈な感情は訪れない。
思い出したように喉の渇きを感じながら、まずは頭を下げた]
[刹那、肌の上でパチンと火花が爆ぜるような心地を覚えた。
小さく眉をしかめた後、少女に声をかけるニコの方を見る。彼も何かを感じたのだろうか?]
おーい――…
君もヘイヴンにやってきた旅行者さん?
随分と…その、荷物が重そうに見えるのだけれども…
[ニコの視線の先に居る少女に声をかけた。]
…旅行?
[現れたもう一人の男の影。
顔を上げながら、問いかける声を聞く。
問いかけに首を横に振ると、首裏で一括りにした
背の中ほどまである髪がぷらんと揺れた]
違います。でもこの街に用があって来ました。
お兄さんたちは、旅行ですか?
…でも、観光に向いている場所にはとても思えないですけど
[道中の土埃のせいか、拭いてもすぐに曇る眼鏡を
ポロシャツの袖で拭ってから問いかけた]
なんだ、こんな廃墟に似合わねー女の子だなぁ。
[軽く笑って見せる]
観光、……ってわけじゃないかなー。
町に用って、――ナニ?
縁とかゆかりとか、そういうの?
[鮮やかな青い目が少しばかり興味に光る。]
さっさと、マイルズさんを探しましょう。
あなたの車だって、どうにかしなくちゃいけないし。
暗くなる前に、開けた道に出たいわよね。
[あたしは明るく――思ったよりもっと明るい声でそう言えた。
そうして、彼の横から廃墟の家を覗き込んだ。]
…あ…あ、の
[少しだけ、青く光る瞳に気圧されて言葉を詰まらせる。
吸い込んだ空気は、やはりまだ焼け付くように喉に痛みを寄越した]
あたし、ポーリーヌっていいます。
小さい時にここに───ヘイヴンに住んでいたことがあったみたいで
…それで一度、自分のルーツをたずねてみようと思って、それで
[少しばかり緊張した理由は解らなかったが
きっと青い瞳が少し恐かったのだと少女は思った]
>>6
この街に、用事がある?
ああ、いや。
別にしゃべりたくなかったら答えなくていいです。
ただ、この廃墟の街にキミのような若い娘さんがどんな用事があるのか、自分には想像つかなかっただけで…。
自分は、トマ・ラングレー。
この街を取材しにきた、冒険家くずれの根なし草です。
オカルトネタを引っ張ってきて記事にしろ…っていう仕事を受けてしまいまして…ね。だから「観光」と「仕事」の中間みたいなものです。
今のところ、自分の周りではまだ怪奇現象は起きてないんですけれども。
お嬢さんは…この街で起きた怪奇現象とか、何か心当たり、あります?
…ですよね。
[小さく肩を竦めた。
自分がこの場所にそぐわないのは何となく気付いている。
少なくとも自分が着ているピンクは特にこの空気を台無しにしていた。
トマ、と名乗る男性に尋ねられた理由には
青い目の男に答えた理由と同じことをそっくりそのまま告げる]
…怪奇現象、ですか。
ここにこれだけの人数が一度に集まってること自体、
きっと隣町の人が見たら怪奇現象じゃないのかなあ…。
[車なら数時間というこの距離に
誰一人として近づくことを喜ばなかった少し前の過去を思い出し
苦い笑いが零れ落ちた]
[幻視で狂った平衡感覚を宥める為に縋りついた先はささくれ立ったドア枠で、]
痛、
[棘に刺された手を目の前にやると、目に入るのは足元の赤く丸い滴の痕。
それは幾つか重なって、奥へと続いていた。]
[ペンキの類とは違う、というのは殆ど直感だった。
血は既に乾き始めていたが、まだ赤い色を保っていた。流されてからそれほど時間は経っていない。
パンくずを追う鳥のように血の痕を辿り、奥の部屋に入り、]
ねえ、ここは、奥があの落ちたガラスで塞がっているわ。
ここに誰か入ったとしても、最近奥へは進んでないんじゃないかしら。
次の建物へ行きましょうよ。
[もしかしたら、あたしはその暗がりの奥へ進むのが怖かっただけかもしれない。]
[コルクシートの剥がれた床の中央に、大きな血だまりがあった。
その側に、レンズが割れ、フレームが曲がりねじれた眼鏡が、血に浸って ]
...新規:120826:120830
合図とか、決めておけば良かったかしら。
大きな音の出る物を持って行くとか……。
[残念ながら、あたしは楽器なんて何も持ってきていないけど。
二人いるんだもの、大丈夫よ……。]
合図とか、決めておけば良かったかしら。
大きな音の出る物を持って行くとか……。
[残念ながら、あたしは楽器なんて何も持ってきていないけど。
二人いるんだもの、大丈夫よ……。]
…だから、びっくりしてて。
[訪れるものは無い。
あんなところにいくなんて気が知れない。
わざわざ不幸にキスしに行くようなものだ。
そういっていたのは隣町の人間たちだ。
ニコ、と名乗る青年にも少し頭を下げる。
ずり落ちそうになった眼鏡を外したところで
空を見上げる姿に何か見えるのだろうかと
少女もまた空を見る。
明るい色の瞳には少しばかり光がまぶしいだけだった]
…誰。
[遠くから、何かが聞こえる。
獣のような、叫び声が。
遠くから、何かを感じる。
錆び付いたような、
気の遠くなるようなときを越えた葡萄酒のような
それはまるで]
…血?
[ガイが走り出した。
シュザンヌはどこにいるんだろう?
声がしたのは……彼女たちの車があった方?
あたしはひたすら、ガイの後を走った。]
[この場所にやってきてから
酷く感覚が鋭敏になっている気がする。
それは道中の列車でもそうだったし、
特にさっきのあの]
…あれは
[誰だったのだろう。
知っている。
自分の中の何かが、知っている。
いつかきっと、そのときがきたら。
あれは、彼の寄越した約束なのか。
それとも、もっと違う何かなのか。
わからない。
ただ、痛烈な既視感は、自分の中の何かを確かに変えた]
『それ』の声はハム音に似て、意識の表層を舐めるように低く流れる。
街全てを覆う無音の囁き。
チャンネルの合わぬラジオのようにノイズを振りまきながら――
…?
[また遠くで、誰かが大きな声をあげているような
そんな気がして視線を空から二人に下ろす。
土埃が曖昧に拭われた眼鏡は既に少女の顔を飾り]
あの、あたしたち以外にもここに誰かいるんですか?
……何だか、声みたいなものが聞こえたけど
[自分が進もうとしていた方向に視線を向ける。
ちょうど、男たち二人がやってきた方向でも在った]
[血管を脈打つ音が、どくどく響く。頭が痛い。
ショルダーバッグが、背中にばたばたぶつかる。
気分が……ううん、あたしはただ、運動不足なんだ。]
…?
[ぴく、と震えたのは眦だった。
何かが"聴こえる"気がした。
砂嵐のような、ラジオのノイズのような]
誰。
[それはまるで、古いレコードの中に封印されたような声。
じんわりと、胸の奥から競りあがってくる恐怖は
また少女の内側を塗り替えようとしているように思えた]
[悲鳴の源は、シュザンヌたちの自動車からさして遠からぬ位置にある廃屋だった。
慣れた道を行くように、男は時に他の家の庭先や家の中を突っ切って、最短距離でそこに辿り着いた。
迷わず家の奥へと飛び込み、部屋の入り口でへたり込んでいるシュザンヌの元へ辿り着いた。]
大丈夫か?!
[少なくとも、今すぐに走り出せるほどの体力は
隣町からひたすら歩き続けてきた少女には無い。
だから、少しでも体力を温存しようと
男たち二人の判断を待った。
全てが自分の気のせいであるならば
無理に体に鞭を打つ必要はないと思いたかったのだ**]
[シュザンヌに声を掛けて部屋に脚を踏み入れた彼が、今度は呆気に取られる番だった。
部屋の奥を凝視したまま、固まった。]
まさかそんな……
[うろたえたように呻いた。]
[ノイズのような何かは、
少女の意識を草の筆で撫でるように刺激していく。
込み上げる恐怖をひっそりとやり過ごしながら、
自問自答のように繰り返す]
誰、なの。
貴方は、誰?
[問を、繰り返す。
答えが与えられると思えないまま]
ねえ。
あたしは、誰なの?
[何度も。───何度も**]
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