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マグネット ミチゃいる は、置時計 ばれりー を覗き込んだ。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
○世代ゲーム機 スエオキ はちょっと死んでみることにしたらしい。
《★占》 置時計 ばれりー は白だった……ような気がする。
[ばたんっ]
[がちゃんっ]
[かっかっかっかっかっかっかっかっ……]
ご主人さんの足音が遠ざかって行きます。
帰ってくるまで数日。
人気のなくなった四畳半の古アパートで、ちいさなモノたちのたたかいが、今、始まります!
しぶとい奴は置時計 ばれりー、びいだま マリーベル、はりばこ アールグレイ、ブローチ エリィゼ、ミニチュアハープ ユーリ、マグネット ミチゃいる、タイプライター トレイス、木彫りの熊 トルテ の 8 人だと思っておこう。
─ 四畳半・棚の隅辺り ─
……安定の我らがご主人様でも、さすがに二度はない……でしょう。
……無事に、楽しんできてくださいますように。
[閉じたドアの方に向けて、小さく呟いて]
さあてぇ。
これでようやく、動けますねぇ。
[なんだかんだで棚の上にじっとしていた期間が長かった事もあり。
声音に、しみじみ、としたものがこもってしまった]
大丈夫だと思うのだわ。
ね、チクタクマン?
[匿ってもらっていたもふもふの中で人の姿に戻り、すぐ傍で聞こえた声>>0に答える。問う声はきっと一番時間に詳しいモノへ]
あるじちゃんのことだもの。
きっと帰ってくる時間がないって分かればなにを忘れててもそのまま行っちゃうのだわ。
お財布や着替えみたいになくちゃ出かけられないものはマリーたちもきちんと確かめたし、きっと楽しんでくるに違いないのだわ。
[うんうん。棚の上で祈るような声>>2にも応える]
それじゃあさっそく…
[ぴゃっと両手を開く。その手の中には色とりどりの小さな硝子球]
お祭りの始まりなのだわーっ!!
[ぶんっ!]
[思いっきり、天井へ向かって投げつける。ばらばらっと開いた硝子球は花火みたいに窓から差し込む光を受けて煌いて]
[かかかかかかかぁんっ!!]
[天井にぶら下がった白熱球の傘にぶつかり、景気のよい音を響かせた**]
それじゃあね、ニキモフちゃん。
また会うのだわー。
[傍らの、不参加と言っていた命の恩人には一声残して。
みんなの意識が上に向いている(と期待して)そのうちに、たたたっと積み上げられた箱の裏、棚の奥、本の影へと飛び込み、姿を隠した**]
『…ぜかな?』
[いつだったか、そんな声>>1:*2が頭に響いたような気がする。音として耳から入ってくる声ではなく、内側から響いててくるような、体の内側の感覚で聞き取ったみたいな声]
…なにかしら。誰か居るの?
[問う声も、口から出すのではなく、内側へ向けるみたいに。何でだか、できる気がした**]
/*
少しだけ中身でごめんなさいね。企画ページや情報ページには、赤ログでの中身発言について特に書いてなかったものだから…
とりあえず、襲撃の方針についてだけは中身で決めておいた方がよいかと思って。
マリーは、物理的にマリーに近い子を狙ってみようかなーって思うの。
もし、赤ログでも中身発言はダメだったら言ってね。これっきりにするのだわー。
ふふー。がんばってね、まりーべる。
ぼくもかんきゃくせきにいどうしよー
みんなが、おもいっっきり、あばれられるようにね!
[にぃ、とたのしそうに*笑う*]
それならば、いいんですけどね。
[マリーベルの応える声>>3に頷いて。
彼女が投げ上げた硝子球>>4と、それが弾けさせた音と光に目を細める]
……ふむ。
[こてり、と首を傾げたのは数瞬、右手は左の腕に抱えたハープの弦の上へと乗り、弾むような旋律を一つ、紡ぎ出す。
そんな自分的景気付けに集中していたから、マリーベルの動き>>5は視界には入らず]
……さあて、と。
始まり、ですねぇ。
[音が響ききった直後。
浮かんだのは、楽しそうというか不敵というか、とにかく、いつもののんびり爽やか系とは全く違うタイプの笑みだった]
マグネット ミチゃいる は、なんとなく はりばこ アールグレイ を能力(透視)の対象に選んでみた。
せっかくだから、マグネット ミチゃいる は 木彫りの熊 トルテ に投票するぜ!
ん。
いってらっしゃ〜い、ご主人ちゃん!
[がちゃがちゃん。
彼女が立ち去った後には、レジスターみたいなタイプの音。]
始まったな。
やるぜー 俺は俺は〜 やるぜ〜♪
[ふい、とエリィゼの方を見た]
必殺技なァ…
いくつもつくればいんじゃね?
[一緒に考えようといったのに、なんていったブローチにはそう投げかけて]
マグネット ミチゃいるは時間を進めたいらしい。
今度こそ間違いないのだ?
[ひまわり柄の手ぬぐいの下から、こそりと覗き見。
財布も忘れず持っていた主の後ろ姿に、手を振った]
行ってらっしゃい。
おみやげ楽しみにしてるのだ。
[もそもそと手ぬぐいの下からは這い出して、ずれた王冠ではない南瓜の針山を直す]
おおう。たまやー なのだ。
[直後天井ではじける硝子玉は、開始の号砲の様。
見上げてにこにこ。ぱちぱちと拍手拍手]
はじまりはじまり、なのだ。
[積まれたあれこれの上で、指で遠めがねを作って周りを見回した]
よーしよしよし。今度こそおっけー?
楽しんできてねーっ!
[主人さまの後姿を見送ったら、棚に腰掛けて足をぷらぷら。
かかかかこきかこん!と電灯を音を立てて揺らす硝子玉をを眺めつつ。]
うわーぉ、派手だねぇ。
やる気十分ってー
[本人は相変わらずの、調子ですが。]
[未だ定位置である棚の上からは動かず、動き出した皆の様子を見回す体。
動く気がない──なんて事は、全く、ないのだが。
何せ気まぐれ参戦者、滅多に動かないわけだから]
(さっさと動いて、手の内晒すのも、ですよねー)
[なんて計算も、ちょっと働いていた]
[何か、薄く靄がかかったような、耳鳴りのような。
遠く近く距離感もわからずに聞こえるなにか。]
『――にかし――誰か居―――』
……あれ?わたしの事かな?
[断片だけ聞こえたそれに、無意識に独り言じみた反応をして。]
ばれりー
まりいべる
えりいぜ
ゆーり
みちゃいる
とれいす
とるて
[参加者を順に見る。
視線の先におらぬ者もいたが]
ど こ に い こ う か な ?
/*
どうも、ご苦労様です。
とりあえず赤で中やるのは自分は問題ないのでー。
お互いに近い子狙いだと候補が二人になることもあるのでそこらへんをどうするかですねー。
こ こ は ど う だ ?
[いつの間にか冷蔵庫から飛び降り、廊下に片膝をついていたミチゃいる。
叫ぶと同時にぶっぱなすのは……バズーカ!!]
うらぁぁぁ!!!
[前後に白い煙を噴き立てて、3発をアールグレイ>>15へぶちこむ]
[なやんだ、が、結論が出るようなおつむじゃない]
話が早くて助かるのだ。
[>>17マグネットの声にそちらを向くと、歓声でも上げそうな様子で笑う]
っていきなり危ないのだ!
[頭の針山から縫い針を抜く。人が使うのと同じサイズのそれば、付喪神が持てば立派な剣――ただし、針穴から糸が出ているけれど]
ていや。
[針を、四畳半の入り口の梁に打ち上げると、そこを支点に振り子の原理で――つまりターザンロープの原理で三連のバズーカ砲の下をくぐる作戦。
そのままマグネットの元へ飛び込む]
─ 四畳半・棚の隅辺り ─
おおっと。
……いやあ、勢いありますねぇ。
[響く発射音>>17に、楽しげに目を細めながら、ゆっくりと立ち上がる。
右手でぽん、とハープに触れると、ほろん、という音と共に弦が伸びた。
その端を、右手にくるっと巻きつけて]
久し振りの参加だと、お相手いただきたい方が多すぎて、困ってしまうのですよねぇ。
さって、どっおしましょっおか?
−四畳半・棚の上の辺り−
んふふん 誰にしようか、なんてのんきなこと言ってる暇あるのかしらー
[小さな体を生かして棚の裏手を回りこみ。陣取ったのは棚の上。様子見をしていたらしきふたり>>18>>22の頭上から声を降らせる]
もう、戦いは始まってるのだわー♪
[楽しげに、イタズラっぽく。にこりと笑って、スカートの端をお辞儀する時のように持ち上げる]
[―――ばらりっ]
[その持ち上げられたスカートの中から、無数の硝子球が転げ出た]
んふふっ
さぁ、思いっきり転んだらいいのだわ!
[言葉どおり、たぶん踏んづけたら転ぶだろう。たぶん]
そう来ないとな!!
[連射出来ないバズーカはすでに放り投げている。流れ弾がどこに行ったかの確認はしないまま]
飛び道具メインだが、遠距離だけじゃねえってこと、思い知らせてやるぜ!
[手にしたのは銃剣。先端部に槍の穂先のようなものがある凶悪な武器である]
来いよ!
[着地点へ向け、カウンター気味に跳ねあげる攻撃]
『―――れ?わたしのことかな?』
[今度の声>>*2は意識をそちらに向けていたからか、割りとはっきり聞き取ることが出来た]
そう、あなたのことなのだわ。今の声はクマちゃんかしら。
なんだかおかしなことになっちゃったみたいね。
クマちゃんはだいじょうぶ?
[話すごとに右目が脈打つような不思議な感覚に内心で首をかしげながら、問いを重ねた。体を動かし、お祭りを楽しむ自分自身>>23をどこか他人事のように感じながら]
/*
了解なのだわ。中身って言いつつ口調がそのままなのはナカノヒトの仕様だから気にしないで欲しいのだわ。
そーねー。平等に一日おきに交代で*他人任せ*にするか、別々の人を選んでランダム神にお願いするか、どちらかかしら?
流れの中で決めてもいいけど、決まりきらなかった時が怖いのだわー。
あなたはなにか希望はある?
……おおっと!?
[上から降って来るあれこれに>>23、なんだか楽しそうな声を上げる。
不意をつかれた事もあり、散らばった無数の硝子球に足を取られる──ものの]
いよっと!
[掛け声と共に弦を絡めた右手を横へと伸ばし、それに伴ってするりと伸びたその先端を、壁につけられた引っ掛け鉤へと飛ばす。
先端がそこにくるり、と巻き付くのは、ぎりぎり転ぶより先]
やあ、危ない、危ない、っと!
[弦一本でバランスを取りながら、口調は物凄く楽しげ]
[>>20とるてのことばに頭上を通り過ぎる弾を見る。白い煙をひいて向かうのは、ちょうど先ほど自分がいた辺り。
うひーと悲鳴を上げて、マグネットを見直す]
余は近距離めいんだぞ!
[あっさりつられて叫ぶ。
ぎらりと見える銃剣の刃]
ぎゃー 繕い物が増える!
[振り子の原理は軌道修正が効かない。
糸をよじ登って回避を試みるも、追うように跳ね上がる刃が、びびびーっと上着の裾を裂いた]
[振り子は行き過ぎて、着地地点は台所のエリアになった]
みちゃいるを倒したら台所は余の物だな!
[梁に差した針を、糸を引いて抜く。
手に戻すと、マグネット目指して駆け戻り、一番面積の広い腹目掛けて縫い針を突き出す]
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