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― 霧と雨に覆われた 廃墟
― その城には 吸血鬼の始祖にして不死の者
― “ノスフェラトゥ”が1000年の眠りについている
― 目醒めの時は近い
始祖吸血鬼の心臓を己がものとすれば、世界を動かす程の力が手に入るという。
伝承を頼りに城に集うのは、吸血鬼狩りのハンター達。
1人目、トレジャーハンター イザーク がやってきました。
トレジャーハンター イザークは、村人 を希望しました。
― 城の入り口 ―
[廃墟と化した城に立つ。]
ここか…ついに…ついに来たっ
[“吸血鬼の柘榴石”を手に入れれば、一生遊んで暮らせる
いや、それよりも、もっと財を成せる筈である]
クククッ、ノスフェラトゥの宝だ
多少無理してでも、このイザーク様が頂くぜ
[男はゆっくりと、城の中へと入ってゆく]
2人目、吸血鬼 ???? がやってきました。
吸血鬼 ????は、占い師 を希望しました。
ー 1F 大広間 ー
[ びしゃん
びしゃ ]
……。
[どこかから水が滴っている。
外壁と2階以上、つまり城の地上部分のほとんどが崩落して雨晒しなのだから、何もおかしくはない。
なのに何故か、水の滴下音を聞いているとやけに心がざわつく。
不安と昂揚]
吸血鬼狩り…。
[ノスフェラトゥの伝説、あるいは神話?
年若い彼は始祖にまみえたことはない。目覚めるという伝承が真実かも、知らない]
…っふ。は、ハハ… ハンター。
[心臓が疼く。
再びこの世界に甦るまで、どれほどの苦痛と恐怖に耐えたことか。
彼の首を刎ね、胸に刃を突き立てたあの、 ハンターの顔]
[ ぴちゃん
びしゃん ]
はは、ふ。ぅふ。
[狩られる恐怖、怯えを押し込めて、鋭い牙を唇の下へ隠した。
きっとうまくやれる。前回とは違う。
ハンターの振りをして紛れ込む。油断した連中を一人ずつ襲い、血の仲間へと誘う]
簡単。
ふふ、簡単だ。ハンター…。
[ぶつぶつと呟きながら、残った天井が雨を凌ぐ大広間を滑り出た。
程よい頃合まで、城内に身を潜めようと**]
村の設定が変更されました。
3人目、贖罪人 パンドラ がやってきました。
贖罪人 パンドラは、村人 を希望しました。
―城の入り口―
[煤けた金の髪が、霧の中で揺れる。
褪せた紅のドレスが、雨の中に踊る。
コツリ。
ヒールの音を旧き石畳に響かせて、女は足を止めた]
始祖吸血鬼。本当に目覚めるというのなら……
[閉じた瞼の向こうから覗く灰色の瞳。
滅多に光を宿すことのないそれは、城の影を見据えて昏く輝いた]
狩れば、あるいは終わるかもしれない。
刺し違えてでも、絶対に殺してやる……!
[低く呟いた声音は霧の中に溶けた。
再び双眸に影を宿し、女は一歩一歩、城へと近づいていく**]
4人目、伊達家七代目 伊達忠興 がやってきました。
伊達家七代目 伊達忠興は、村人 を希望しました。
――城やや手前、城の全容をざっと見渡して――
……あそこだな。行くぞ。
[傍らの連れを振り返り、短く告げる。
感情を伺わせない黒い瞳で廃墟を睥睨するのは、黒一色の装束に身を包み、携帯食料や細かな道具類を詰めたウェストバッグもその上から吊られた刀の束も鞘も全てが黒い男。
ノスフェラトゥの伝説――彼の様相からは、そこに何を思うのか伺い知ることはできない。
ただ吸血鬼がいるのならば斬る。普段の仕事と何ら変わらぬことだとでも言うように、声の調子も表情もいつも通り。]
[腰に吊った刀は「紅霞」。伊達家のハンターたる証。
その刀身は血のように赤い、吸血鬼の心臓でできている。そして――
吸血鬼の心臓を貫く為に作られ、存在している。
生まれた時からこの刀を振るうべく定められていた男もまた、吸血鬼を滅ぼす為の道具なのかもしれなかった。]
(なるほど……確かに気配を感じるな)
[油断なく気を張りながら周囲を見渡す。連れの準備が整っていることを確認すれば、*城へと向かう*]
5人目、アシュレイ がやってきました。
アシュレイは、血人 を希望しました。
― 城 ―
ここに私の答えが…
何としても見つけるわ!
[城を見上げ、意味ありげに見つめる。
その顔は少し寂しげに見えていたのかもしれない]**
トレジャーハンター イザークは、ここまで読んだ。 ( B1 )
6人目、教師 シェリー がやってきました。
教師 シェリーは、村人 を希望しました。
―城門の前―
…遂にここまできたのですね。
[小さく呟く。見た目からはやや年老いたように見える。髪はグレーがかった白髪。眼光は穏やかでこういった禍禍しい場所には決して似合うとは言えないであろうか]
必ず…殺してやる。
[穏やかな目が一転してギラギラとしたものに。手には、華奢な体には大きすぎるクロスボウ。しかし手はかたかたと震えている]
教師 シェリー は肩書きと名前を シェリー に変更しました。
―城門の前―
…遂にここまできたのですね。
[小さく呟く。見た目からはやや年老いたように見える。髪はグレーがかった白髪。眼光は穏やかでこういった禍禍しい場所には決して似合うとは言えないであろうか]
必ず…殺してやる。
[穏やかな目が一転してギラギラとしたものに。手には、華奢な体には大きすぎるクロスボウ。しかし手はかたかたと震えている]―城門の前―
…遂にここまできたのですね。
[小さく呟く。見た目からはやや年老いたように見える。髪はグレーがかった白髪。眼光は穏やかでこういった禍禍しい場所には決して似合うとは言えないであろうか]
必ず…殺してやる。
[穏やかな目が一転してギラギラとしたものに。手には、華奢な体には大きすぎるクロスボウ。しかし手はかたかたと震えている]
[相変わらず震える手。クロスボウを置き、鞄から取り出したのは、酒瓶。
小さなコップに注ぎ、くいっと飲み干す]
ふう…
[手の震えが止まる]
さて…
[と呟き再びクロスボウを持つ。もう手が震えることはない。]
行きましょうか。
[城門をくぐっていった]**
7人目、ジェフ がやってきました。
ジェフは、村人 を希望しました。
ー城外・見張り塔跡ー
[かつては城壁の一角をなし、高みから訪問者を睥睨しただろう塔の窓欄ーーだったと思しき石の塊に腰掛けて、静かに息の数をかぞえていた。
耳につく、細やかな水滴が瓦礫に落つる音。
浅く、短く、呼吸は感覚の緊張を保つに充分なだけに抑制し、霧中に混じる異臭を嗅ぎとろうと努める]
ふむ
[二種の革を張り合わせた頑丈な外套を、等しく革に覆われた左の中指で擦る。
ぬるつき滑る感触はなかった。
始祖と呼ばれるいにしえの吸血鬼、ノスフェラトゥの口伝を集めた書籍には、腐食性の水を操るとあったが]
杞憂か
軍図書館といえど、千年の昔は歴史の霧の向こう側、っと
[吸血鬼に多少なり関わる噂には、とかく信用ならぬオカルトが多い。
警戒をするに越したことはないと、こうして目的地を眼前に足踏みをしてみたが]
[全身を覆う外套から唯一覗く目元が、霧を透かして城を眺める]
行こうか
[声を掛ける相手がいないから、独り言は、ただの身についた癖のようなもの。
肩に立て掛けていた尺長の杖を握り、荷を確かめて歩き出した*]
8人目、封魔師 アルベルト がやってきました。
封魔師 アルベルトは、封印狂人 を希望しました。
── 城へ ──
[木の根が潜り込んでヒビ割れた石畳の旧い道を、荷駄を積んだロバの手綱を引きながら歩いていた青年は、寡黙な同行者の声に顔を上げた。]
ええ、見えました。
あれが、災いの目覚める場所──
[宵闇の色をした厚手のローブをまとうその姿は、吸血鬼と戦うハンターには不相応な華奢なもの。
青光りする艶やかな長い髪は束ねずにローブに包み込み、透けるごとく色白な肌は夜の住人のよう。
けれど、銀の双眸に宿る意志は強く、漆黒の同伴者の向うに城のシルエットをとらえていた。
手にした杖はイチイの木から削り出したもので、杖頭の銀の彫刻は彼が所属する組織のシンボルである "日輪を支える翼" を象る。]
[青年の名は、アルベルト = モナステリー。
まだ彼が胎内にいる時に、母親は吸血鬼に襲われて、アルベルトを産み落とすと同時に天へ送られた。
アルベルトが母親と運命を共にしなかったのは、彼の父親の身分に関係すると噂されていたが、詳細はアルベルト当人も知らない。
ただ、その奇特な出生のせいか、アルベルトは吸血鬼に対抗する常人ならざる力をもっていた。
聖教会はアルベルトの力を、吸血鬼禍から人々を救うために使うことを考え、修道院(モナステリー)で育てられたアルベルトもまたそれを希望したのだった。]
[始祖ノスフェラトゥが甦るという情報を得た聖教会から与えられた使命は、吸血鬼を滅ぼし、その紅の心臓を持ち帰ること。
けれど、アルベルトの本意は、滅びによってではなく吸血鬼を救うことにある。
アルベルトに与えられた力──吸血鬼の穢れた血を我が身へ引き寄せ、鎮める能力。
それを用いれば、きっと。]
…行きましょう、タダォキ。
[ローブの上から胸に下げた聖印に触れ、同伴者が歩き出すのについて行く。
異国風の名前は発音が難しかったから、どうにも舌たらずになってしまうのだが、それでもアルベルトは敬愛をこめて彼をファーストネームで呼んでいた。
吸血鬼を切り裂く刃たる彼がいなかったら、自分はここに立ってはいまい。
アルベルトが力を発揮するためには、まず吸血鬼が血を流していることが前提条件で、そして生き延びるためには、力を使った後の冷えきった身体を支えてくれる者が必要だったから。
戦いの中で忠興と出会えたことは幸せだと思う。]
暗くなる前に野営できる場所を確保したいですね。
[防水の布や調理道具といった嵩張るものを積んだロバの手綱をひく。
贅沢は望むべくもないが、一週間かそこらは野営できるだけの食糧・水・燃料などは用意してきていた。
食糧調達に時間をかけるより、探索に集中したいという判断だ。
ランタンや応急治療キットなどは身につけてゆくにしても、探索には余計なものはロバともども納屋か厩舎にでも置いてゆくことになろう。
番人や番犬を残せればそれに越したことはないのだが、あいにくとそこまで都合がつけられなかった。
もっとも、窃盗目当てで吸血鬼の城へ来る者もいるまいと思っている。]
他にもハンターが来るかもしれないという話ですが…
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チラ見しに来た、が、あまり人は増えていないようだ。やはりメインは夜か。
中身の個人的趣味でジェフに絡みたい気持ちがあるが、結構女がいるのにそれはムサい。
←こいつは多分、硬派なんだろうが、中身は女を口説くの大好きな奴だから……
ちょっと裏話を埋めてみる。
人名考えるの苦手なんで、好きなキャラをもじった名前にしようと考えたのが伊達忠興。元ネタは伊達風興。分かる人いるのだろうか?
古武術「裏鬼門」をちょーっとだけ取り入れて「裏伊達流七代目」を名乗ろうと昨日思いついたのに間違えて前のを名乗ってしまったとか。
というか、肩書きなしが多い中で仰々しい肩書き恥ずかしくなってきたから辞めたい……後でさりげなく外す、か?
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