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昼間は人間のふりをして、夜に正体を現すという人狼。
その人狼が、この村に紛れ込んでいるという噂が広がった。
村人達は半信半疑ながらも、村はずれの宿に集められることになった。
1人目、おやつ さくらもち。
おやつ さくらもちは、村人 を希望しました。
昔、昔。
あるところに、赤いずきんが可愛い女の子がいました。
その女の子は、赤ずきんちゃんと呼ばれていました。
ある日、赤ずきんちゃんは、おばあさんの家にお母さんのつくったビスケットを持っていくことにしました。
けれど、それを知った狼に、おばあさんと一緒に食べられそうになってしまったのです。
そこに狩人がやってきて、赤ずきんちゃんを助けてくれました。
狼は狩人に追い払われて、逃げていってしまいましたとさ。
めでたしめでたし。
2人目、雷精霊の化身 ハマン。
雷精霊の化身 ハマンは、C国狂人 を希望しました。
―森―
[真新しい墳墓の前に若い女。
森で摘んだ花を、その前に供え、手を組む]
[墓の下で眠るは狩人。
数年前、女の生命を救った恩人だった]
雷精霊の化身 ハマン は肩書きと名前を 赤頭巾 ニキータ に変更しました。
―森―
[真新しい墳墓の前に若い女。
森で摘んだ花を、その前に供え、手を組む]
[墓の下で眠るは狩人。
数年前、女の生命を救った恩人だった]
[やがて――女は目を開けると。
ゆっくりと被っていた赤い頭巾を外し。
その墓の上に、預けるように置いた]
何か……居る。
[ざわざわと森が鳴る]
3人目、狼 ソド。
狼 ソドは、呪狼 を希望しました。
!!!!
[不意に視界が暗くなり、獣臭い体臭と、
甘い香りが鼻腔をくすぐる。
そして
身体がすうと持ち上げられた浮遊感と共に、意識が途切れた]
劇場版RPっぽい村
「童話の国のラブコメディ」
〜The love story in Fairyland 〜
原作:オスカー・ワイルド/アンデルセン/グリム他
――狼の城――
[大きな狼が、ピンクのふりふりエプロンを着こんで
鼻歌を歌っている。
なべの中にたっぷり入った特製カレー。
お玉ですくって味見をする]
んー。デリーシャース。
これなら赤ずきんちゃんも喜んでくれる。間違いない。
間違いなーい!
[スパイシーな香りに目を覚ます]
ここ…は?
[霞む視界の奥にダイニングキッチン。
尻尾を嬉しげに振りつつ調理台に立つ大男]
………………。
誰。
[尻尾をぴんっと立てて振り返る]
ヤッホーハイホーブラボー!
お目覚めかね?ベイビー。
忘れるなんて、つれないじゃないか。俺だよ俺。
お・お・か・み・ちゃん。
ベイビーのことを一万年と二千年前からずっとずっと愛してる哀れな恋の奴隷とでも言っておこうか。あ、お腹すいてない?
今ちょうど美味しいカレーが出来たところなんだ。
君の恋人。
いや、夫かな?
[にっと笑って、両腕を広げ]
飲み物は、チャイでいいかな?それとも、ウーロン茶?
最近童話の国も物価が高くなって困ったもんだよ。リアル世界からの輸入品が品薄で手に入れるのに苦労したんだ。あ、もしかしてお酒飲める?
君の恋人。
いや、夫かな?
・・・・
・・・・
[にっと笑って]
飲み物は、チャイでいいかな?それとも、ウーロン茶?
最近童話の国も物価が高くなって困ったもんだよ。リアル世界からの輸入品が品薄で手に入れるのに苦労したんだ。あ、もしかしてお酒飲める?
[獣はしばらく何も言わず、ごっつい手でティーセットを用意した。
沸いたばかりのポットの湯で丁寧に紅茶を入れる
湯気のたつミルクティができあがると、
そっと赤頭巾ちゃんの前においた。そこでようやく]
まあ、あの頃は俺も若かったからなぁ。
欲望に忠実っていうか?
食べちゃいたいぐらいロリロリなベイビーにストーカーみたいな真似しちゃったけどさぁ。
あのくそうぜえ狩人のおっさんがね。
「せめて赤頭巾ちゃんが19歳になるまで待ちなさい。男たるもの、ちゃんと就職してお金稼いで一国一城の主になってから好きな女を迎えにこないと嫌われるぞ」
とか言うからさ。ま、説教なんて大嫌いな俺様だけど、ベイビーを世界一幸せな女にしたいと思う気持ちは誰にも負けないわけよ。
だから俺様、ニート返上。頑張ったよ?
おかげで今や本当に一国一城の主ってわけ。そのうち童話の国から独立してスーパーソド王国作ろうかって考えてるぐらい。
[ミルクティには手を付けず、まくしたてる狼の顔をじっと見詰め]
それで私を食べにきたのか。
叔父様が亡くなったのを見計らって。
簡単には殺られないわ。
私も、誇り高き占い師であるお祖母様の地を受け継いだ者。
GJに頼らずとも、必ずお前を吊り上げてみせる。
舐めない事ね。
あ?
[ぽかんと相手を見つめ]
あのおっさん、くたばっちまったの?ありゃぁ・・・
結婚式には呼んでやろうと思ってたのに。
[自分の頬を太い指でぽりぽりかいた]
[よそう手元に不審が無いのを見定め]
食糧は貰うわ。
勝手に部屋、使うわね。
[カレーを手に、ツカツカとリビングを出て行った**]
[お玉を手に去っていく相手を見送り]
どうしちゃったんだろ、ベイビーちゃん。ご機嫌斜めみたい。
ちょーっとサプライズさせすぎちゃったかな。
黙って連れてきちゃったし。
・・・・・・・
・・・・・・
あ・・・・
もしかして。
「照れてる」のかな?
[自分の考えに納得して、笑い出す]
はーっははははは。ひゃっはー!
そうか! 赤ずきんちゃんってば照れちゃってるのか。
かわゆーい!
もう、そんな照れることないのに。
まだまだ子どもだなぁ。
まだ19歳だもんね。18歳だっけ?
どっちでもいいけど、俺様みたいな大人の男との恋愛はまだちょっと早いかもしれないな。どうしようかな。
[部屋の中をうろうろ歩き回る]
[ふとひらめいて叫んだ]
劇だ!
女の子だから、ラブストーリーなんて好きなんじゃないか?
ロマンティックで甘甘でハッピーエンドなドラマを見れば、照れた心も素直になって俺様に遠慮なくイチャラブできるってもんだ。
俺様すごいな!天才じゃね?
ようし、そうと決まれば、準備だ。何がいる?まず台本と・・・
【役者】だ。
アクターとアクトレスが必要じゃないか。
童話の国の連中でもいいけど、あいつら、ちょっと睨んだだけですぐに女王にチクりやがるからなぁ。
リアル世界から顔立ちのよさそうなところを拉致ってくるか。
一発ガツンと脅してやりゃぁ、へーこら言うこと聞くんじゃねえの?
またしても完璧なアイディア。自分の頭脳が恐ろしいね。
これで赤ずきんちゃんも喜んでくれる。間違いない。
間違いなーい!
はーっははははははは。ひゃっはー!
こうして、童話の国の狼は赤ずきんちゃんのために、
リアル世界の人間を召喚することにしたのです。
クリスマスが近づく12月中旬。
私たちの世界の、とある小さな町の片隅で
童話の国につながる扉が開いたことを、まだ誰も知りません。
この番組はごらんのスポンサーの提供でお送りします。
提供
800村万歳
【人狼物語瓜科国】
復刻桃の天然水
【日本た●こ産業】
恐竜も大人しくなるよ
「桃太郎印ののきび団子」
【ドラ●もん】
さてそろそろ、この物語の主人公たちがやってくるころです。
童話の国での物語は一旦おやすみ。
場所を変えて、彼らの世界の様子を見てみましょう。
―― リアル(人間)世界 ――
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
4人目、香屋月子。
香屋月子は、村人 を希望しました。
<都内>
[机に向かい、プリントに書いてある文語調の文章の横に、その現代語訳を書いてゆく。]
−昔々、竹取の翁という人がいました。−
[小さなころから何度も何度も。物心ついてすぐのころは父に、母に読んでもらい、字が読めるようになってからは自分で読み始めた、日本最古の物語。]
−野や山に分け入って竹を取り竹を取りしては、いろいろな物を作るのに使っていました。−
[止まることなく、すらすらとペンが動く。つい絵本のように、少し脚色した表現をしそうになるが、そこは抑えて本文に忠実に。]
…まあ、いっか。
[予習範囲は、5人の貴族たちが結婚を申し込み、かぐや姫が無茶苦茶な試練を課すところまででよいのだが、気にせず続ける。]
たぶん、明日私当てられまくるだろうし。
[よくいたずらっぽい笑みを浮かべ、生徒をからかう古文教師の顔を思い出す。
名前をいじられることは、不快どころか、むしろ自分の名前が人に触れてもらえるということで、うれしいことなのだが、]
『やめてあげてよ!月ちゃんがかわいそう!』
[抗議の声をあげる友達の顔を思い出し、少し憂鬱になる。]
悪気ないのはわかってるんだけどね…
『「香屋 月子」という、オマージュ作品のキャラクターのような名前をからかわれることは、本人は平気な顔をしているが、嫌に決まっている。
なのに月ちゃんは優しいから抗議できない。
だから代わりに私たちが怒ってあげる。』
[彼女たちの純粋な善意と、そして、「弱い友達を助けてあげよう」というヒーロイズムが透けてきて、それこそが最も居心地悪い。]
…悪気ないからこそ、なのかな…
[一人語ちながらも、ペンは止まらない。]
[口語訳はクライマックスへ。かぐや姫の課した条件をクリアできなかった貴族たちは、財産を失いすごすごと引き上げてき、その後、噂を聞きつけた帝が娶りにきて、]
…?
[ふと、引っかかりを覚えてペンを止め、読み返す。]
[かぐや姫の美しい容姿に惹かれ、求婚した貴族たち、無理やり連れ帰ろうとした帝。]
ああ…
[合点が行った。]
帝は、もしかぐや姫が月に帰らなくて、ずっと一緒にいることになっても、いつまでもかぐや姫のことを大事にできるのかな…
[歳を取り、その美貌が崩れても。]
[何故そんなことを今更考えたのか。思考の流れが我ながら単純すぎて、思わず苦笑した。]
いきなりそんなこと言われても、ね…
[ぽつり。つぶやいて、三日月のストラップのついた携帯電話を見た。
つい先ほど、自分を動揺させるには十分なメールを表示した携帯電話を。**]
5人目、上総帝。
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