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自警団長 ヘクター は急遽辞令を受けて、本社へ栄転していった。
栄転第一号は、どうやら支社長自身だったようです。
次は誰なのでしょう?
残ってるのは、広報部部長補佐代理 ソニン、監査部員 テトラ、営業事務 ベル、管理部二課 ペギータ、お茶汲み アイリス、社内情報システム部 リュージの6名。
ええ。とても残念です。
[リュージの言葉に頷いて]
ペンギンって食べれないんですね。
……残念。
確かに、そろそろ戻った方がいいかもしれませんね。
お夕飯は何かしら?
[そんな事を呟きつつ、宿へと戻る**]
なぁんだおみくじか。
半吉とはいいのか悪いのかビミョーだねー。
[その場に居た人に振り返り]
みんなー、何かオミクジ箱があるよー
[といって旅館の厨房に消えた]
[そしてその晩の旅館の素敵な夕食は
かわいらしいペンギン形尽くしになった。
ペンギン型抜きのごはん、おさしみ、小鉢の野菜もよくみたらペンギン型だ。
正体不明のやや油っけの多い肉については従業員に聞いても苦笑いで首を振るばかり。]
皆すごくペンギンが好きみたいだから、ペンギン尽くしにしてみたよっ!
いっぱい愛でて食べてねっ!
[当の本人は美味しそうに食べて居る]
[肉について問われれば]
ん?
あっさりめに油が乗ってて美味しいお肉でしょう?
ふふ、何のお肉かは当てて下さい。
[単にすごーく高級なラム肉なのだがペンギン肉やエゾヒグマ肉と誤解されてるかもとは夢にも思わずそう言った]
食べ終わったらテトラちゃんと背中流しっ子だー!
アイリスちゃんとソニンちゃんもまざる?
[新作のアイディアは出なかったが夕飯を無残にして満足したらしい**]
[...は夕飯を前にして]
ぬ
ぬ
ぬおぉぉぉぉぉー!
なんだこのペンギン尽くし!
あぁ、日々のアレコレが全て吹っ飛ぶ気がするな!
ベルさん、素敵だ!
[ベルに抱きつきそうになったが寸前で理性取り戻してストップ。代わりに手をとってぶんぶん振った]
…で、この肉に対するその説明は…
オ、オレはコレを口にしてもいいのだろうか…
[すごく悩んでいる]
ところで、いかにもコレを引け!とばかりにうちの部屋にも置いてあったぞコレ。
よくわからないがオレも引いてみたんだが…
*06小吉*
あら、あらあら。何かしら?クリスマスプレゼント?
それとも、特殊工作員でも隠れているのかしら?
[部屋に戻ると、部屋の前に置かれた箱に興味津々で近づく]
あら、何かしら?…*11凶*?
[箱の中にあったおみくじに首をかしげる]
あら、あらあら。
凶だなんて、なんだか怖いわね。
まあ、美味しいごはんを食べてヤなことなんて忘れましょう。
[呟くと、おみくじをポケットにしまって食事に向かう。]
あら、あらあら。ペンギンさんたちがこんなに美味しそうに。
[ペンギンだらけの料理を見ると、嬉しそうに食べ始めた。**]
……
[部屋の前に何かある]
これは、アレかい。
まさか前の社員旅行みたいに、一番クジが悪かったら帰社して仕事、
とか言う罰ゲームじゃないだろうねえ。
[*01現人神*]
[夕飯の席に着いたらそこはペンギンまみれでした。]
ペンギン尽くし、ねえ。
どこまでがペンギンなんだろうね?
[料理の肉までペンギン?
だとしても動物からお肉になった時点で食べ物だが。
非情にもぐもぐ。]
……ちょ、青っ
[茶碗蒸しの色がなんかおかしいですがベル君何入れた。]
[肉を前に悩むリュージ>>5の方を見た]
お肉は割とまともな味付けだったよ。
[何を悩んでいるのか解っているようないないような感じで一言。
嬉しそうに食べているアイリス>>8を目で示した]
アイリス君もああして食べている事だし。
[突然旅館の各モニタが切り替わり]
おーう、重役(モブ)だ。
こっちの準備ミスで北海道道二泊になりそうだな。
まぁいい。
でだ。社長が
『じゃ、そろそろ各旅行からおもしろ報告してもらおうかなー』
なんて言ってるんで、誰か一人帰って来い。
誰がって? そのためのくじ引きじゃないか。
お前らの各部屋におみくじがあったろう?
一番運の悪い奴が報告に帰ってくるんだな。
あ、それと。
明日、何処がいいか希望があれば聞くぞ。
あの社長だ、聞くだけかもしれないがな。ハッハッハ。
どれ、今の予定は……石g(ブツッ
[モニタは今まで見ていた番組に戻っていた]
ベル *08半吉*
リュージ *06小吉*
ソニン *09末吉*
アイリス *11凶*
ペギータ *01現人神*
テトラ *04大吉*
ね。てことは、アイリスちゃんおさらばかぁ。
こっちの方で本社に戻すのは、
<<広報部部長補佐代理 ソニン>>で考えてるけれどねー。
ふーぃ。いい湯だったい。
何だ、誰か来ると思ったけれど、
……みんな食事先に済ましてたのか。
ん、今回の料理凝ってるねー。
ペンギン尽くしかー。洒落てるじゃない。
広報部部長補佐代理 ソニンは、お茶汲み アイリス の勤務態度を褒めることにした。
広報部部長補佐代理 ソニンは、お茶汲み アイリス の辞令を出すことにした。
広報部部長補佐代理 ソニンは、社内情報システム部 リュージ の辞令を出すことにした。
んー、ベルと背中流しっこかい?
アタシゃ構わないよ? 露天も広かったし眺めよかったわー。
……もちろん露天で流しっこは勘弁だけどさ。風邪ひくって。
ったく。テトラも固いねぇ。
一応は忘年会なんだから、ぱぁっと過ごせばいいじゃないか。
それとも、あれかい。
やっぱりこの旅行の資金の出所が気になるって顔だねぇ。
もっと、こう、リュージ並に切り替えないと。
んで。なんかみんなの様子見て察しついてきたけれど。
この、ペンギン型の蒲鉾に挟まってるの……
どうみても蜂蜜なんだが、もしかして……?
[ご飯も終わって]
よーし、お風呂いくぞー
テトラちゃんいくよー!
[お風呂にずるずるずる。
―暫くお待ちください―
ほっくほくでお風呂からあがってくる]
うん、テトラちゃんったら意外と…
ふふふふふー
って、なんだこれ。
[...は部屋の片隅のホワイトボードに気付く。
みんなのおみくじの結果がいつの間にか並べられていた]
んー、これだと。アイリスが一番不運、かな?
折角の旅行なのに、社長に振り回されて残念よねぇ。
ま、次の目的地でおみや買って帰るから。
……次って、何処だろ。
[再びモニタが切り替わって]
あー、あー。モブ(重役)だ。
て社長! モブって言われるのもひどいが、役職とルビ逆にしないで!
っと。そういうことではなく。
言い忘れていた。
本社全体で忘年旅行なんてやるもんだから、
察しの通り人手が非常に少ない。
んでだ。運の悪い奴とは別に、仕事に帰ってきてもらう人間を
こっちで適当に選ぶから。
何時でも戻ってきても構わないように、
気は緩めないで旅行してもらいたい。では。
[...という声とともに映像が途切れた]
管理部二課 ペギータは、しゃかりきに働くことにした。
いいお湯でしたねぇ。テトラさんって意外と…
[楽しそうに笑いながら浴衣姿で姿を現すと、片隅にあるホワイトボードを見て]
あら、あらあら。私が戻るんですか?
まだ宇宙にいってないのに、残念。*08海王星*人と握手してみたかったのに…
[戻らないといけない結果にしょんぼり]
そうみたいですね。宇宙に行けなくて残念です。
[行けません]
でも、明日突発で忘年会参加しないといけなくなったから丁度よかったかな。とか中の人は考えていたり。
社内情報システム部 リュージは、お茶汲み アイリス の勤務態度を褒めることにした。
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