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黒詰 ユージーン は 改造好き シャノン に投票した。
記憶喪失 シュウ は 黒詰 ユージーン に投票した。
赤貧宇宙人 ニーナ は 黒詰 ユージーン に投票した。
改造好き シャノン は 記憶喪失 シュウ に投票した。
黒詰 ユージーン は村人達の手により処刑された。
赤貧宇宙人 ニーナ は、記憶喪失 シュウ を占った。
次の日の朝、改造好き シャノン が無残な姿で発見された。
《★占》 記憶喪失 シュウ は 【人狼】 のようだ。
闇が村を覆い、村人達は自らの過ちに気付いた。人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
名前 | ID | 勝敗 | 生死 | 役職 | 希望 |
---|---|---|---|---|---|
前回の王者 ゴードン | master | 敗北 | 2d襲撃 | 村人 | 村人 |
兎人 クロノ | kkr_2ID | 勝利 | 3d処刑 | 狂人 | おまかせ |
夢幻の竜騎士 マリア | kyokoharu | 敗北 | 5d襲撃 | 共鳴者 | 共鳴者 |
黒詰 ユージーン | aga | 敗北 | 6d処刑 | 霊能者 | 霊能者 |
課長代理 マシマ | ふらぅ | 敗北 | 4d襲撃 | 村人 | 霊能者 |
少年 ロジャー | chia | 敗北 | 4d処刑 | 狩人 | 狩人 |
記憶喪失 シュウ | yuma | 勝利 | 生存 | 智狼 | 智狼 |
シルバーコレクター ナサニエル・ウエクサ | mai_n | 勝利 | 5d処刑 | 智狼 | 霊能者 |
赤貧宇宙人 ニーナ | しろん | 敗北 | 生存 | 占い師 | おまかせ |
青の娘 シャーロット | kazashiro | 敗北 | 3d襲撃 | 村人 | おまかせ |
改造好き シャノン | HAL | 敗北 | 6d襲撃 | 共鳴者 | 共鳴者 |
見物人一覧 | |||||
戦士ババルウ イター | bibi3937 | -- | 4d失踪 | -- | -- |
大会スタッフ グレン | kkr | -- | 5d失踪 | -- | -- |
屋台のお手伝い ダイアナ | Akatsuki-sm | -- | 5d失踪 | -- | -- |
フリーライター アーネスト | Cadenza | -- | 4d失踪 | -- | -- |
オメガ ダグラス | aeris | -- | 3d失踪 | -- | -- |
――受け止めるっ! 来て、みなさい……!
[オレンジ色の光の軌跡と共に『サンダーエース』が襲い来る。
90度のロール。
それは上半身を縦に真二つに切り裂く軌道。黒騎士は光刃を掴み取ろうとするかのように、突き出した左腕を掲げた]
[ガキン、と強い衝撃がコクピット内に走った。
切り裂かれていく『アンギャルド』の機体。スクリーンの映像が消失する。だが、何が起こっているか、少女には感じ取れた]
――『禍珠』が、
[破断した左腕。
肘の部分からひしゃげ、ばらばらになって落花していく。頭部も続けて破砕された。それでも尚、それ自体が“核(コア)”であるかのように浮遊する、銀色の球体――『禍珠(false core)』。
ブゥン、と震え、虹色の膜を球状に展開した]
[虹色の膜が膨張し、二人の機体を飲み込んだ。
空間に縫いとめられたように停止する『サンダーエース』。
膜の表面で色彩が溶け合い、赤く光ろうと――]
そうは――させ、ないっ!
[視野の右下、再構成までのカウントが0に達する。
『自在剣』を片手剣へと変化させ、眼前の機体に向けて*振り抜いた*]
―中央空域交戦座標より南東―
……シャノン…さ…っっ!
[見えた。赤い光条の源、漆黒の騎士と、満身創痍で、それでも身を翻し、騎士へと迫る橙黒の機体。接続したフヅキの“目”が、肉眼ではとても捉えられない距離を飛び越え、映し出す。
―――どうする?どうすれば…
機体を停止しての支援砲撃?
否。距離がありすぎる。精度も威力も条件を満足させるにはあまりに時間が足りない。
高速機動を継続し、可能な限り近距離から支援射撃?
否。やはり精度が問題だ。突撃をかけるサンダーエースを巻き込まない射撃など期待もできない。
すべての出力を機動に回し、近接距離からの支援?
否。サンダーエースと自分とでは彼我の距離が違う。如何に機動力が上がっていると言えど、到底間に合う距離とは思えない。
―――思いつく手段が、即座に自らによって否定されていく。
また、なのだろうか。
また、自分は何もできずに…]
“早く…はやくっ!!!”
[ただ、祈るように機体を叱咤しながら、そこを目指すことしか、できなかった]
―中央空域、高層―
[目の前を、赤い光が過ぎ去っていく。
計器が急にダウンしていく。画面がブラックアウトしていく。
内部から外を認識するシステムはフィリア…BFの核を使っているので、こうなって当然だった]
チッッ、これが赤い光か…。
やっかいだな。
[けれど、ソウルコネクトから伝わるクヴォルの力強さは伝わってきた。
クヴォルはまだいけると呼応してくる]
よし、これが最後の一撃だ。
スルヴォルクカノン、…シュート。
[死仮面の口が開く。
全ての赤と黒が混じりて、螺旋となりて、その大きな奔流は中央上層から、アンギャルドとリトルアースが対峙したフィールドを襲う。
そして、黒い光をも撃ち出した烏羽は、それと同時に真下へと堕ちていった**]
―― 界渡り ――
[少年ウィリーは空を飛びたかった。
―― だから、MiddanEdenでは竜になった。
どうせ沢山見るなら綺麗な女の子が良かった。
―― だから、端末としてマリアを作った]
[新しい肉体と、それへの繋ぎ――ナノマシン。
それらの費用は、MiddanEdenへの借金。
働きながら、少しずつ返す。
完全返済までもう少し]
[走馬灯みたいに、記憶が1つ1つ新たな脳に収められる。
膨大な量のナノマシンがネットワークとして情報量を保持する]
[そうして――
ナノマシンはこの大会の間の記憶も再現していく。
幾人もと出会い、戦い、舞い歌ったこと。
友達のニーナとシャノン。好敵手のユージーン。
挨拶をしたシャーロットと、落としたロジャー、クロノ。
沢山の小型機に虹色モヒカン、王者ゴードン。
コアを止めたあの赤い光。
それを操るというシュウとシルバーコレクター]
―― MiddanEden ブース ――
【記憶のインストールが終了しました。
接続しますか?】
[硝子の内壁が液晶に変わり、そう表示された。
マリア=カリラは瞳をあけて、瞬きもせずその文字を見つめる。
数十秒の間、マリア=カリラは動かない。
けれど、やがて、マリア=カリラの指が【yes】に触れる]
『elen sila lumenn' omentielvo』
[マリア=カリラの唇が動いた。
水晶の瞳は閉じられて、再びマリアはしばしたゆたう。
人型鼠や人型兎、妖精たちによって、予備のコアとそれに接続された新しい脳がケースにすえつけられていく**]
――中央エリア――
[二つの機体を包んでいた膜が、消える。
そこに在ったBFはただ一機だけ――右手に片手剣を下げた、『アンギャルド』の姿。左腕は肘から砕け、頭部も切り裂かれて無惨な有様となっていた]
……それでも、まだ、動く。
[コクピット内で少女は呟いた。
周囲は白一色。機能停止したスクリーンを見回し、目を瞑る]
……それに、まだ、居るね。
あと二機……ううん、もう一機。
[瞼を閉ざした裏に感じ取るのは“核(コア)”そのものの所在。
こちらへと、近づいて来るのがわかる]
――もう少し。もう少しだけ、戦って。
行くよ、『アンギャルド』。
[視線の先で、漆黒と橙黒が交錯する。両者の機体の破砕する音、破断する音が、機体と肉体、両方の感覚として伝わる。
それを、見ているだけしかできなかった。
そして、二つの機体を、虹色の幕が包みこむ。
それを、見ているだけしかできなかった。
虹色の色彩は、やがて、赤色へと収束し始める。
それを、見ているだけしかできなかった。
なんて、無力]
けど…けどっ!
[もう、間に合わないかもしれなくても。それでも、止める。止めるんだ。止めなくちゃ…
…と。一心に接近したその眼前で、振り抜かれる自在剣。橙黒の機体が、落ちていく]
…フヅキ、捕捉を!
[一瞬の煌き。それでかくりと機動を曲げて、橙黒の機体の下部に回りこむ。
BFの反力場で、落下速度を落とし、バリアフィールドへの落着を軟化させた。
その機体は、生きている。止められては、いなかった]
“―――なぜ、ですか”
[遥か頭上。ゆっくりと浮かび上がっていくその漆黒の騎士を追うように、自らも浮上していく。
その最中、回線を通じた、接触]
…やって、ますね。
[やはり小さな画面では飽きたらず、直接見れずともせめて大画面でとリラックスルームへ顔を出す。
画面に釘付けになってるゴードンとその部下たちに軽く会釈をして、自分も近くの席へ。]
シュウちゃん…
[どちらも満身創痍で、痛々しくて。
まるで見ていられないけど、見届けなきゃいけない気がした。]
“なぜですか、騎士殿。
あなたの力は、もっと無慈悲だったのでは? 無慈悲に、残酷で、けれど、決して同胞に向けるものではなく―――”
[侵略者に向けるものだったはずだ。たとえばそう、自分、が、かつてそうだったような。遥か昔に対峙した時の記憶。そして、そのことごとくを否定するような、目前で行われた行動の数々。
ただ、たった今目の前で振るわれた剣は、かつての様に、否、あるいはかつてよりもなお、気高いものだったように、思えて。
その真意を、問おうと、言葉が、次々に、溢れようと―――]
[眼裏に映る形状は青く丸い惑星。ところどころに纏う白。
ニーナの機体、『リトルアース』。
篭められたイメージのかたち]
決着を、付けましょう。
これで最後になる、筈だから。
[黒騎士は『自在剣』を構え、剣先を下げる。
祈りにも似た感覚が少女を包んだ。墜としたいのか、墜とされたいのか。自らの裡に問いかけながら]
――“プレイヤー(Prayer)”の名において。
[ニーナの呼びかけに、閉ざした瞼を薄く開く]
――“私”の中には、もう何もない。
――“あたし”の中に、全部渡したの。
[静かな口調で謎めいた言葉を返し、『リトルアース』へと片手剣の切っ先を向ける]
だから、これは私のわがまま。
これだけ探しても見つからないとは……かくれんぼの才でもあるんですかね?
[クロノを探して手当たり次第に扉を開けまくる少女。
次に開けたのはリラックスルームへと続く扉だった。
すぐさま大画面に映る映像に釘付けになる]
もしかして……もう残り二機ですか?
“あれ”は、もう墜ちているもの。
だから――
[空中を浮遊していた銀色の球体――『禍珠』が飛来した。
黒騎士の前面で停止し、鈍く輝く]
――これは、いらない。
……!?
[キィン、と澄んだ金属音が響いた。
『禍珠』の周囲に銀色の膜が出現し、『アンギャルド』の腹部――機体の“核(コア)”へと飛び込んでいった]
…ええ。そう、ですね。
そのために、ここにきたのですから。
[少女からの呼びかけ。祈りの込められたそれ。そうだ。もう、問答に意味はない]
ならば小官も、小官のなすべきことを果たします。
第七コロニー公社の…いえ、フヅキの名に懸けて。
[少女の『わがまま』の真意はつかめない。けれど、今はきっとそれでいいのだと思う。
突きつけられた切っ先に応じるように、光輪の三重環が、静かに回転を始める]
[不可思議な駆動音が唸り始める。
あるいはそれは、『クヴォルフィリア』の聞く亡者の呻き声か。
少女の座したコクピットの直下、“核”の周辺から赤い光が放たれ始めた]
これ――……つっ、ぐぅ……うっ!
[左手首に埋め込まれた銀色の球体から、何かが逆流してくる感触。禍々しい破壊衝動。他の“核”に干渉し制御下に置こうとする蹂躙の意志。押さえ込もうとしつつ、声を絞り出す]
――逃げて! で、なければ――
…兵装を、捨てるのですか?
[それは、たった今放たれた『決着』の言葉とはちぐはぐに思えて、怪訝にその様子を伺う。
けれど。主に否定されたはずのその“珠”は、けれどその機体に取り込まれていく。
―――何かが、おかしい]
…フヅキ、セブンスムーンの起動を…
[本来ならば必要ないはずの肉声を伴った指示は、あるいはその、名を呼びたかったからかもしれない。傍らにあるその存在を確かめるために]
[『アンギャルド』の失われた左肘から、黄金色の光が噴出。
ブレード状の形となって維持された。
自ら操るものでないように、振り上げられ振り下ろされる。
先刻戦った、竜騎士マリアと同様の攻撃。切っ先の描いた弧が三日月となって留まり、『リトルアース』へと打ち出された]
あと一秒、死ぬ気で――突っ込め!
[自分で選んだコースとはいえ、見る見る内に機体が迫って来る様は中々に恐い。
ぎち、と奥歯をかみ締めてそれを自身の内で殺す]
[振動、衝撃が止み浮遊感、機体は空中に完全停止。
衝突の恐怖で閉じられた目を開けば、赤色を主とした変化をするしゃぼん玉の膜の中に居るような、風景だった
操縦桿はスカスカ、ペダルに対する反応も微か。
表示系統にはノイズが縦横無尽、ふら、と力を抜く]
――ここまで、かぁ。
お疲れ、サンダーエース。
[諦観が占める口調、後悔はしていない、全て納得尽くの行動――だった筈だけど。
やっぱりこの機体は、惜しかった、そう思えるだけ、愛おしかった。]
――ニーナさん、あと、よろしく。
[眼前で、しゃりん。と『自在剣』が振るわれた**]
うん、丁度やってるよ。
…この分だと決着は遠くない。
[入ってきた焼そば屋さんをちょいちょい手招いて、中継画面を固唾を呑んで見守った。]
―――! この期に、逃げることなどっ!!
[搾り出すような、苦しむような少女の声。警告。けど、だからと言って退けるものか!]
クレッセント―――
[機体の周囲を旋回する七つの月の一つが、三日月の軌道を描く]
―――ムーンライト!!
[黄金色の光刃に向けて撃ち出される、もう一つの三日月。相殺は、確認しない。
既に機体は別の月によって機動を始めている]
“フヅキ、解析、お願い、できますか―――?”
[音を介さない声を、フヅキに向ける。フヅキは、力強く、それに応じた。ならば、その時間を、稼ぐ]
コードアカツキ。白昼の残月―――
[機動を繰り返す機体が、その取り巻く月たちを空間に残す。
ぼんやりとその場に漂う、巨大な月。機体が機動を繰り返すたび、その数は増していく―――]
[あ、サラリーマン風の男の人に手招きされた。
「決着は遠くない」という言葉に、とりあえずクロノ探しは後回しにすることにして、室内に入ると手近な椅子に座った。
直後大画面に映し出されたのは、空中で完全停止した後落下する、オレンジと黒の戦闘機。
どうやら先の「残り二機」発言は少女の勘違いだったようだ。
いまだ舞台に立ち続けるは、リトルアースとアンギャルド。
これで今度こそ、残り二機――**]
っく……、この――っ、返せ、私の機体……!
[黒騎士の“核”から流れ込む感覚。
破壊し、奪い取り、押さえ込もうとする感情。
少女は抗いつつも少しづつ、その中に飲み込まれていく]
ぅ、ああああああああああ――っ!!
[『リトルアース』の動向を察知する事は出来なくなっていた。
操縦を無視して荒れ狂う左腕のブレードに、右腕を重ねる]
――だったら、これ、を――
[左肘から吹き出る輝きが、『自在剣』と接触し、融合していく]
(――避けて、)
[過剰なまでに溜める、間。
暴走状態の“核(コア)”から供給された、十分過ぎるほどに蓄積したエネルギー。長く巨大な刃が先端に形成される]
“蒼穹に翔けて、祈れ”――『ヴァイオレットスカイ』。
[少女の唇が動き、“起動言語(トリガー)”が零れる。
『アンギャルド』の仮設AIには登録されていない、それは――
故郷の空を模した弾幕。刀身が薄い青紫に変じた]
―――イクリプス!
[浮かんでいた月たちが、起動コードを受けて一斉に弾けた。白昼の月が消え、振りまくのは星屑。
無数の月がその内包した力を散弾に変え、無軌道に空間を圧した]
“……フヅキ、急いでっ!!”
[黒騎士の不可解な挙動。先ほど聞こえた苦しげな少女の声。急がなければ。
しかし、フヅキの解析は遅々として進まない]
ッッッ!!
回避!!
[月食の生み出した星屑が巨大な長剣の一閃で瞬時に爆ぜる。その末期の煌きが、圧倒的な脅威を伝えた。
巨大な満月の輝き。
弾かれるように、その身をかわす。
そして、一瞬遅れてその空間を薙ぎ払っていく斬撃]
[空間を飛翔する斬撃。
しかしそれは『リトルアース』の描いた軌道を逸れ、空中で弾けた。宙域が青紫に染まり、小粒の散弾が無数に生まれる]
(――降らないで、そのまま――)
[結実した星々へと願う。閉ざした瞳に映るのは、ニーナが駆る『リトルアース』のイメージ。青い惑星を模した姿が大きくなり――そこで、少女の意識は*途絶えた*]
―格納庫へ続く道―
[女性から貰った焼きそばパン。会話の最後で手渡して来たのだが、その代金は受け取らず...達を見送った彼女。
無事にクロノに逢えただろうか?
そんな事を考えながらそっとパンを両手で包み込んで、大切にカバンの中に入れた]
親切…なのは、あの人の方だと思うの…。
屋台の人なのなら、売り上げも色々あるはずなのに…人の為にそれを差し入れにしているのだもの。
それはとても勇気の要る事だと、思うし…。
その、なんていえば良いのか解らないけれど…。
[一向にまとまらない言葉を伝えようと話しながら歩く。
途中、不意に立ち止まったロジャーの横で同じように立ち止まり空を見上げた。
並んだ青はしばらく、そのまま動かない]
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