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ジンロウ町…ここは正義と悪との決戦の舞台
今日もまた、一つの聖戦が幕を下ろし、そしてまた一つの新たな戦いの火蓋が切って落とされた
日々繰り返される戦いの裏
今はまだ誰も気づかぬ水面下で、そんな日常を覆す大きなうねりが、ゆっくりと鎌首をもたげていた…とかいないとか
1人目、中堅怪人 ポーク班長 がやってきました。
中堅怪人 ポーク班長は、村人 を希望しました。
ぶきぃーっ!!
あいつら、正義の味方とか言って調子に乗りやがってッ!!
あと少し…もうほんの少しだけでもポク様に力があればあんなやつらに後れを取ったりは…
村の設定が変更されました。
2人目、道具屋 アニュエラ がやってきました。
道具屋 アニュエラは、おまかせ を希望しました。
[闇を劈くような絶叫]
[然し、このジンロウ町では日常茶飯事。誰も様子を見に来すらしない]
[その、しばし後]
[簀巻き状態の「何か」が、道具屋の裏口から蹴り出され崖の下へ落ちて行った]
……ふう。
困ったわ。また新しいアルバイトを探さないと。
3人目、謎の少女 メイアル がやってきました。
謎の少女 メイアルは、人狼 を希望しました。
[何者かと対峙する少女。その身には衣服の他に怪しげな血糊のついた包帯。その包帯についた血糊は彼女のものではなく、その証拠に無傷のままに相手を追い詰めていた]
……全く、この程度?
[つまらなそうに笑って見せた。彼女の周囲には黒い剣のような物体が浮かんでいて。相手の必死の抵抗とばかりの射撃をすべてガードしていた]
さあ、堕ちなさい。
[そういって指を鳴らすと、幾筋の光が対峙する相手の体を貫いた]
/*はろーう!
かりょだよ! かりょたんだよ!
今回は、チートOKということで、「最強の暗殺者」か「絶世の美女」をやろうと思うよ!
でも、プロの間は猫かぶって、おとなしくしとくんだ!
道具屋で、狂言回し的な役どころをやっとくんだ!
あと、被り避けも頑張るんだ! その辺は入村状況を見て、調節するよ!
そして何より、今回は中身偽装をがんばるんば!!*/
4人目、??? がやってきました。
???は、おまかせ を希望しました。
/*
なんで初っぱなからもうゲルダ取られてるんwwwwwwwwwwwwふいたwwwwwwwwwwww
というわけで風呂で設定とか考えて参りますわ。
あ、どうも、あさくらです。ごきげんよう。
女幹部 エルヴァイラ が見物しにやってきました。
女幹部 エルヴァイラは、見物人 を希望しました。
[公園のジャングルジムのてっぺんに座り、地上を見下ろす幼女がいた]
ぐしゅしゅしゅしゅ……全ては我が『明家計画』のシナリオ通り事は運んでおる……。
ぐしゅ、ぐしゅしゅ……ヒーロー共め。
今のうちにせいぜい自由を謳歌しておくがいいわ……ぐしゅ、ぐしゅしゅしゅ……。
5人目、駄菓子屋店主 トメ子 がやってきました。
駄菓子屋店主 トメ子は、おまかせ を希望しました。
――駄菓子屋「つるや」店内――
[ジンロウ町商店街の片隅に、ひっそりと営まれる駄菓子屋があった。
主な客層は、お小遣いを握り締めた小学生たち。
彼らの――特に低学年男子のお目当ては一つだ]
「ばあちゃーん、『ヒーローチップス』ちょうだーい!」
[息を切らせて店に駆け込んでくる少年たちに、店主はにこにこと笑顔で応じる]
あいよー。30円じゃよ。
[30円と引き換えにヒーローチップス(正確には、『ヒーロー&ヒロインチップス』なのだが)を受け取った少年は、早速袋――ではなく、裏にくっついたカード入りの小袋を開く]
「あ、キラカードだ!」
[小袋から箔押しのカードを取り出した少年は、誇らしげにそれを掲げた]
「うわっ、これって『伝説』カード!? すげー、いいなー」
「でも、まじかる☆るーこって誰? 古過ぎてわかんねーや」
「オレもわかんね。でも、レアっぽいしいいか! ばあちゃんありがとう!」
いえいえ、どういたしまして。
[少年たちの輝く笑顔に、店主の表情も自然と綻ぶのだった]
「じゃーねー、おばあちゃん」
「今日はどこ遊びに行くー?」
「二丁目でバトル警報出てたし、見に行ってみねー?」
「おおー、いいねー」
[盛り上がる少年たちを、あんまり近付いたら危ないよなどと声を掛けつつ見送って]
さあて、そろそろ騒がしくなってきたみたいだねぇ……アタクシも、いっちょ様子見に行ってみようかねぇ。
[よっこいしょと曲がりつつある腰を伸ばすと、ガラガラとシャッターを下ろし店仕舞をする]
[駄菓子屋店主・真鶴トメ子。
彼女もまた、もう一つの顔を持つ――]
駄菓子屋店主 トメ子 は肩書きと名前を 初代魔法少女 トメ子 に変更しました。
騒がしい ポルターガイスト が見物しにやってきました。
騒がしい ポルターガイストは、見物人 を希望しました。
6人目、影 メルクリス がやってきました。
影 メルクリスは、C国狂人 を希望しました。
[絶叫じみた悲鳴が聞こえた気がした。
風に揺れる髪をゆっくりと抑え、半眼になって下界を見下ろす。
フェンスに寄りかかった処で……よく見えなかった]
これでまた今日も一つの悪が……うんにゃ、正義?どっちでもいいか。ジンロウ町ってのはそんな所だろう、うん。
[他人事のように語る青年――の、影。
だがしかし、決してジンロウ町の騒ぎは彼にとって他人事では無かった。
またまた訪れそうな、戦いの予感。フェンスに寄りかかって、深々と溜息を吐くのはいつものことである]
7人目、プロフェッサー JJ がやってきました。
プロフェッサー JJは、占い師 を希望しました。
ほほう。
ここが悪だの正義だのが集うと言われるジンロウ町か。
聞いてきたよりも、随分と平和そうだな。
なあ、御主もそう思うだろ。
……そうでもない?
[桜の木に向かい、話しかけている]
8人目、悪の召喚師 ヒルデルード がやってきました。
悪の召喚師 ヒルデルードは、人狼 を希望しました。
[中心街、表通りに面した喫茶店。
その店内、隅の席に陣取ったとある男が、誰にもそれを覚られぬように努めながら呟いた。]
(――…倒してきたか。御苦労)
[その黒衣の男――ヒルデルードは、ちらりと窓に目を向けていた。
傍から見れば、単に外の景色を何気なく眺めているようにしか見えないだろうが、彼がその時視線を向けた先は、たった一点。
とても可愛らしいスズメに姿を変えている彼の使い魔だ。]
[今日も相変わらず喧騒飛び交う町を、のんびりとした歩調で歩いて行く。
その姿は老人そのものだったが、よく見るとその体を支える杖が、ファンシーなステッキとでも呼ぶべき代物である事に気付くかもしれない]
……ん? 今、悲鳴が聞こえたかの。
[視線を向けた先には、アニーという名の少女が運営する道具屋があった]
正義を名乗って、この程度だなんて。
全く持って期待外れね。
[最初は些細な事で相手に突っかけられただけだった。それでも、絡んでくる目の前に伏す相手の望み通りに戦っては見たが結果は圧倒的なもので]
ああ、そう言えば。
[相手の名を聞くこともしなかったと思うが、いまさら聞くことも無いかと思いながら相手の事を見下ろしていて]
うおっ?!
[駆けてきた子供達のタックルを受けて、ぐるぐると2(6)回転]
元気なこった……うん?
悲鳴?
[補聴器の感度を上げて、耳を澄ます]
9人目、○○魔王 グリフィス がやってきました。
○○魔王 グリフィスは、おまかせ を希望しました。
――???―――
ふ、フハハハハハハ!!
ついに、ついに開発したぞ。
この一日で世界を滅ぼす魔法を、これで世界だろうが例えプロローグだろうが滅んだも同然だ!
フハハハハハハ!!
[―――――ブツン]
パタパタパタ。
むっ…来たな、我が忠実なる僕ども。
[駆け寄ってくる複数の足音の方へ顔を向けるも、即座に破顔。四人の幼稚園児――の外見をしたナニカが彼女のいるジャングルジムの元に集まり傅いた]
ふむ、よく集まった。順にそれぞれの途中経過を述べるがよい。
[座ったまま軽く顎で催促すると、一番左端の園児から口を開く。「件の製菓会社との取引が無事成立しました」との報告。]
ほぅ、ではあの『ラッ〇ーリターン』に我が組織の怪人フィギュアをオマケとして付け合せる作戦は軌道に乗っていると判断して良いのじゃな。
ぐしゅしゅしゅ……売り上げに悩む企業にとって、何度でも何度でも親に駄々をこねて欲しがる臭いを放つフィギュアのオマケは相当魅力的であろう。なぁに、連中もフィギュアだけ集めて菓子が捨てられる運命も知らずにのぅ……ぐしゅしゅしゅ。
気づいた時にはもう遅い。社会現象として後戻りできないところまで進めてくれるわ。
[ぐしゅしゅしゅと高笑いするエルヴァイラであった]
勤め人 アリア が見物しにやってきました。
勤め人 アリアは、見物人 を希望しました。
[雑多な音や光が遠くで飛び交っているようだ。だが、今はどうでもいい]
「僕をおうちに連れてって!」
[黒い子猫の形をした厄介事は潤んだ目をこちらに向けている]
……おうちってどこかしら?
「うんとね、地面の下」
[地面の下……三丁目の秘密結社か、あるいは悪の地下帝国裏山支部か、それとも――]
挙げたらキリがないわ……とりあえず私の家に来る?
「うん、お姉ちゃんのおうちいく!お腹すいたの」
[小さい黒猫を抱き上げて、苦笑しながら歩き始めた]
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