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ぜんいんあつまったみたいだよ。
さあ、はなしあいだ!
どうやらこのなかには、むらびとが13にん、じんろーが3にん、ヒソヒソきょーじんが1にんいるみたい。
自警団長 ヘクターは、コミットボタンを「ポチっとな!」
[晩餐会が始まると、ゲルダはあらかじめヘクターに渡されていた携帯電話型の高性能小型通信機のスイッチを入れた]
お世話になっております、孤島のゲルダです。
予定の件はどうなってますでしょうか?
そろそろお返事がいただけることと思いますので…よろしくお願いします。
[他の参加者に気づかれないように、聞かれても誤魔化せるように、言葉を選びながら番組スタッフと連絡を取り合う。人が多く集まっているこの場所に居るのであれば、周りを気にして今すぐに返事は無いかもしれないが…。
通信機のスイッチは入れたままポケットの中に入れ、目立たないハンズフリーのイヤホンを片耳に忍ばせ髪で隠し、いつでも聞ける状態にしている。他の三人も、同じものが配られているはずだった]
全員お集まりですかな?
[時間になり正装をしたヘクターが現れ、細長く寄せられたテーブルの一端に立ち広間内を見渡した]
このたびは我が屋敷の杮落としともなる招待にお集まりいただき、ありがたく思っています。
島も屋敷も、皆さんに楽しんでいただけるようにと様々に手を尽くしておるつもりです。
これらが全部タダでいいのか?と思う向きもあるかもしれませんが、こう言っては何ですが、いわば皆さんは本公開前のモニターみたいなものでして。
今回の招待で出た要望や不満点を加味して島や屋敷に手を入れて、次の招待に繋げたい考えなのですよ。
だから遠慮なく忌憚の無い意見を出してもらえると助かります。
…そうそう、これだけは言っておかねば。
いくら羽目を外しても良いとは言え、未成年者の飲酒・喫煙は禁止させていただきますぞ。
うちのスタッフにも、未成年には渡さないようにと厳命しておきましたからな。
成年者もくれぐれも、勧めたりしないように。
[放送コードが面倒だから、などという本音はもちろん口にするはずも無い。あくまでも良心的な人間を装って]
それでは、乾杯。
[シャンパンのグラスを手に取り、乾杯の音頭を取る。未成年者にはオレンジジュースだ。…ちなみに、レリアの前に置かれてあるのもオレンジジュースだったり]
[再び広間に姿を現すと、カフスに半分隠すようにして手首につけている小さな腕時計を見て、時間を確認する]
そろそろお時間ですね…。
[ゲルダ自身の服装も一応晩餐会仕様なのか、黒を基調としたロングスタイルのメイド服は変わらないが、ワイヤーパニエでスカートがふんわりと軽やかな感じになっている。エプロンもフリルが多めで普段よりも多少華やかさが感じられた。頭には白いボックスフリルのヘッドドレス。サテンの白いリボンが優しく揺れる。
館内には時計が無いのに、きちんと予定通りに集まってくる客人たちの姿を見て]
皆さん、時間の概念がしっかりとしていらっしゃるのね…。
[小さく驚きつつ、テーブルのグラスにキュヴェ・ドンペリニョン・ロゼを注いでいく。未成年者の席には、しぼりたてのオレンジジュースを]
[着替えて再び広間に姿を現す。ゲルダ自身の服装も一応晩餐会仕様なのか、黒を基調としたロングスタイルのメイド服は変わらないが、ワイヤーパニエでスカートがふんわりと軽やかな感じになっている。エプロンもフリルが多めで普段よりも多少華やかさが感じられた。頭には白いボックスフリルのヘッドドレス。サテンの白いリボンが優しく揺れる]
[乾杯の音頭を聞くと、ゲルダはペネロペーと共にコース料理の前菜をテーブルへと運んでいく]
前菜の、燻製サーモンのサラダ仕立て香草風味です。
[客人たちの食べるスピードを見計らってもうひとつの前菜、オマール海老のポアレ・マッシュルームとキュウリのソースを運ぶ]
パンは焼きたてのテーブルロールがたくさんございますので、追加なさる方はお申し付けください。
[続いてスープ料理として、ガスパチョを提供する。初夏向きに、さっぱりとした内容で纏めるコースらしい]
[...は、今、晩餐会の案内を読んで愕然としている]
…ちょっ聞いてないぞっ!
ええと…スーツなんか持ってきてないっていうかそもそも持ってないし、何かそれっぽく見せるような着替え持ってきてたっけかっ?
[...は、着替えの入ったバッグをひっくり返して着ていく服を探している]
…無地のYシャツとズボンでそれっぽく見えないかな…?
ちぇっ 学校の制服くらい持ってくればよかったか。
って、もう時間も無いーーーーーーー!!!
[...は、急いでYシャツとズボンを着ると広間へ下りて行った]
[グラスを掲げる]
乾杯!!
[一息にシャンパンを飲み干し、動きを止める]
飲み終わったグラス、床に叩きつけて割るのがマナーでしたっけ?
[微妙にボケる、しかし本気]
素敵な夜に、乾杯。
[シャンパングラスを掲げてヘクターに倣う。
ゲルダによって並べられた前菜のスモークのいい香り、見た目にも鮮やかな盛り付けが食欲をそそる。]
ゲルダさん、いつもありがとう。
[労いの言葉をそっとかけて、美味しそうな料理に手をつける。]
け、ケヴィン様。グラスは…。
それよりももう一杯いかがですか?
[結構高価なグラスのため、さすがに割るのは何とか踏みとどまってもらいたい。キュヴェ・ドンペリニョン・ロゼの瓶を抱えて勧める]
よき出会いと、これからの楽しき日々に乾杯。
[金色の中に透明な泡が浮かび上がるグラスを掲げて。
つい…と飲み干すと、華やかな席を眺めて目を細めた。]
だだだいじょーぶい〜ひっとりでーできるーもん〜♪
[晩餐会への期待がそうさせるのか、聞かれたら赤面ものの歌を口ずさみながら自分で着替えていく。
襟の縁が当たると、首が痛いくらい糊の効いたリンネルシャツ。
カマーバンドと同色のやや曲がって付けてしまったブラックタイを、鏡を見ながら正面に直してから、ぴったりのサイズのタキシードを着込む]
うんうんいい感じ。髪も…邪魔にならないよう結んでおこうかな。
[だがそれが、中々難しく]
う…後ろ見えないし…
[時間はかかったが、それでもどうにか襟足のところで一つにくくることができたようだ]
慣れないことはするもんじゃないかも…
ま、仕上げはコレで〜♪
[気に入りのカフスボタンを取り出しすチャールズの顔は、もう笑顔になっている。
ほんの小さなサファイアがあしらわれた黒の光沢あるそのボタンは、さり気ない洒落者気取りができて好きだった。
着替えが終わると、自室の扉を開けて]
[ヘクターが挨拶をしている間中、レリアは物凄く不服そうに目の前のグラスの中身を凝視する。
まるで今なら目で人すら殺せそうな勢いで。
やがて乾杯の合図と共にグラスを空ける、他の参加者達を横目で見ながら、戻ろうとするヘクターを捕まえ]
…おっさん、わしの所になんでオレンジジュースが来てるんじゃい!われぇ!
酒じゃ酒!酒もってこんかい!!
[小声でもドスを聞かせた口調で、ヘクターの鳩尾に拳を当てた。]
[早速グラスに注がれたお酒を飲み干す]
ん〜おいしい・・・・♪美味しい料理に美味しいお酒、至福のときね。
[お酒があれば上機嫌に。とケヴィンの言動にぴたっと止まって笑う]
あらあら、割ったら怪我人がでるわよ?
…念のため開けておくかな?
必要があれば、ご自由に僕の部屋の衣装クローゼットをお使いください、みたいな感じで。
[半開きにしたまま部屋を出ると、広間へと戻った。
そこには、更なる華麗さで色とりどりの装いの女性陣。
しかしなぜかYシャツとズボン姿のトムがいて噴出してしまい、ヘクターの弁舌をあまり真面目には聞かなかった]
ぷはっ…な、なんでYシャツとズボン?
トムさんおもしろ……はっ。
[厳格な表情で口上を終わらせたヘクターの姿を見て、さすがに乾杯の音頭にだけは真面目くさって従う。
グラスを掲げ]
…乾杯。
……あれ?
[中身がどう見ても、オレンジジュースであることに不満そうだ]
もう。晩餐会参加者に、未成年も何もないでしょー。
クラレットくらい飲めるよ。赤ワインで乾杯しなきゃ、始まらないやい。
[ぷりぷりする割には、美味しそうに飲んでいる]
[仕事柄、こういった装備の扱いには慣れていた。ざわめきが大きくなるタイミングで、スロートマイクをONにする]
こんばんは、お嬢さん。
いつも仕事回してもらってるヘクターさん直々の依頼ですので、会社を代表してお手伝いに来ました。
少々心は痛みますが、公私は混同しませんよ。
よろしくお願いしますね。
[ざわめきが治まるのにあわせて、マイクをOFFにする]
[静かにシャンパンを口にしてそこで聞こえた「床に叩きつけて割る」と言うケヴィンにぎょっと]
…さて、とんとそのようなマナーは拙者は聞いた事はないが…。
[向けるのは冷ややかな視線]
[すぐに背けて、その香りにそそられたオマール海老のポアレを慎重に口にする]
[ゲルダの言葉にあわててグラスを下ろす]
やっぱり。
いや、なんかの映画で見たような気がしまして…
……やらなくてよかった。
[グラスに泡立つ黄金の液体を注いでもらう]
とても美味しそうなお料理っ。
まずは・・・サーモンのサラダと、焼きたてのロールパンを頂こうかしら?
[ この着席位置だと、直接は届かないっぽいので、どうするかでしばし考え ]
とうぜん、表と裏で微妙に口調が変わります。
どっちも本物のケヴィンですが。
プライベートとビジネスはしっかり切り替えるのです。
/中/
【むらびと】だよ! らしいです。おまかせな人でした。
キュヴェ・ドンペリニョン・ロゼ……
ドンペリのピンクでしたっけ。
[言葉もなく熱心に前菜を口に運ぶテリーに微笑みかけ、そういえば、自己紹介もしていなかったと思い出し]
あ、テリーさん、はじめまして。
カーラ・ブラッドリーです。
よろしくお願いします。
[遅れて隣に座ったトムにも微笑みかけてから、兄が選んだ胸元のあいているドレスを気にしてマントの前をきっちりとあわせる]
[突如流れ込んできた声に耳をくすぐられ、僅かに目を細め首を竦める]
その声は…ケヴィン様…?
[仕事仲間なのだから様をつけずとも良いのだろうが、何だかつい癖になってしまったようにその名を呼んだ]
はい、よろしくお願いいたします。
[やっと味方が現れたように感じて、少し安心する]
…義兄弟の誓いじゃないんだから…。
[飲み干したグラスを割るとの言葉に苦笑い。]
酒、って…君……。
[どう見ても子供な少女がわめく様子に、やんわりと注意しようとしたが…
そういえば、参加者名簿にこのくらいの年齢の子は居ただろうか?と首を傾げる。]
[とぼけたケヴィンの声に笑い]
あはは、そりゃいいや。暖炉はどこだっ?
[冗談なのか投げつける気満々なのか、どちらにしろ楽しそうな顔できょろきょろ見回す仕草などしている。
ゲルダや他の人の制止の声もちゃんと耳に届いたため、さすがに本気では無かったろうが…
辺りを見回してしまったことは、幸いなのやら不幸なのやら――ヘクターをどつく少女の姿が見えた]
…あわわわわ。
[ガクガクブルブル。
強面のヘクターを一撃必殺の、見た目お嬢ちゃんに震える]
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