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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1名、占い師が1名、霊能者が2名、狩人が1名、共鳴者が2名、蝙蝠人間が1名、呪狼が1名、智狼が1名、憑狼が1名、求婚者が1名、闇狩人が2名、魚人が1名いるようだ。
暴食 アウラが「時間を進める」を選択しました。
「皆の者! ゼウス様より、無事役目を授かったな! その役目、大いに果たしてみせよ!」
「これより儀式を開始する! ただし、本日は仲間同士の作戦会議のみを許可する! 表立って自分の役目を発表したり、議論をするのは明日からである! 心しておくように!」
「なお、儀式の様子は広場にある水鏡で振り返ることができる! 地下にも同様のものを置いておいてやるので、存分に活用せよ!」
麻薬中毒 ディオニュソスは、クルチザンヌ ヘスティア を能力(占う)の対象に選びました。
「……?」
朝が来た。自室で目を覚ます。しかし。
おかしい。昨日の神官の説明通りであれば。私にもゼウスから役目が与えられる筈なのに。
どうしてか。何も自分には変化がないように思う。
部屋を出て、広場へ向かう。
周りの様子を確認するのもそこそこに、ゼウスの姿を探した。
>>ゼウス
「ゼウス様。はじめまして、我が名はアポロンと申します。
……この度、儀式の参加者として選ばれた筈の身でございますが。どうしてか、私には役目が与えられていないように思うのです。これは、どういうことでしょうか?」
「……? 何の騒ぎ」
儀式が始まったこととはまた別の騒ぎが起きているように思えて、ひょっこりと広場に顔を出す。
見れば、ゼウスとアポロンが対峙していて。聞こえてきた会話に、眉根を寄せた。
す、と。昨日よりは幾らか動くのに慣れたように感じる足を動かして、その場に移動する。
>>ゼウス
「……アンタさぁ。何してくれてんの? 儀式の役職一つ減らすって、それ、儀式成り立たなくなっちゃうんじゃない?」
騒々しい男を興味無さそうな顔で見ていたが、ヘルメスが来れば美しい顔立ちのまま微笑んだ。
>>ヘルメス
「何って、そちらが先にけしかけてきた事でしょう?いじらしくもまあ……儀式の参加者にお願いごとをするなんて、ねえ?」
「貴方達は美徳側の人間の癖して、コソコソと卑怯な真似を行った。人間ってやっぱり”そう”なのね。口先でどんなに綺麗な事を言っても、自らの保身の為なら何だってするんだもの。」
さも裏切られたかのように、よよよ……とか弱い仕草を取ってみせた。
「いいのよ、私が許すわ。だって人間はそういう生き物でしょう?
……でも駄目ね、卑怯な真似の仕方が下手くそなんだもの。
だから、私が教えてあげる。」
「その男の権能は既に書き換えた。けれど、また喚かれたらうるさいのよ。
【今後一切の発言も禁止とする。】」
「頭数が足りてればいい、貴方はそこで何も出来ずに見守ってなさいな。
悪く思わないでね?だって、貴方達が悪いのだから。」
「……ああ、ちなみに儀式は成り立つわよ。私の力で神の代理としての権能を上書きして封じただけだから。平たく言えば、居るけど居ない扱いになるわね。
ふふっ、力技だけれど……ゼウスに出来ない事はないのよ?」
「……ちっ」
バレていたか、と舌打ちをする。いや、バレない方がおかしいのかもしれないけど。……あの子の力があれば、もしかしたら、と思っている自分もいたのだ。
「俺は前回の儀式の選別でも最下位だった奴だよ? これくらいするさ。綺麗事なんて、言ったつもりもない」
「アンタの許しなんていらない。でも、このアポロンの権利を剥奪するなよ…!」
この人は。今回の参加者の中でも、稀有な美徳の心を持つ人物だった。それは明白だった。だから、彼にも託したのに。想いを、託したのに。
でも、この女が一度言い出したことを曲げないのなんて今に始まったことじゃない。きっともう、これは変わらない定め。
ちらりと彼に目を向ける。既に喋れなくなっているのだろう。言葉を発せられずにいる姿に、胸の奥が痛んだ。
「……せめて。このアポロンの想いも、俺の頭に届くようにしてくんない? 皆と一緒だ。それならできるでしょ?」
話せなくとも、せめて。アポロンの訴え、考えは。受け止めたかった。
「あらそう、その割にはやり方がどっちつかずなんだもの。
あら嫌だ、貴方まで騒ぐの?ヘルメス。」
あーあーと唇を尖らせた。
「嫌よ。」
「もう新しい玩具はいるから、貴方の乞いも不要なのよ。ごめんなさいねえ。」
あてがわれた部屋で目を覚ます。
怒涛の出来事にあまり寝付けなかった。それだけではなく、清潔で上等なベッドを体がどこか拒否していたようにも思う。
起き抜けに頭の中に響いた声、植え付けられたらしい力。ふざけたゲームはどうやら本当に始まったようだ。
「そういえばまだ話していない者が何人もいたな。
……僕は往診はしない主義だが。」
背の高い中年に、血の気の多い子ども、ああそうだ。中には本当に子どももいたな、と薄ぼんやりと顔を思い出す。
身支度を整えたらまた部屋の外へ出る。
そうだ、また庭へ出よう。朝に散歩をしてみたくなるなんて初めてのことだった。
やり方がどっちつかず、だなんて。今の俺たちに出来ることの最大限がこれだったことくらい、こいつはわかってるはずだ。
そのうえで、こう言う。本当にいい性格してる。
「俺が騒がしいのなんて、今更でしょ? “あの時”だってそうだった」
何を言っても聞く耳を持たない様子に苛立ちを覚える。もうこれは、どうにもできない。
「……精々今のうちに新しい玩具で遊んでろ、クズ」
それだけ言い捨てて、アポロンの手を取る。
あの子の力でどうにかできないかという望みをわずかながら胸に抱き、連れていくことにした。
「あ゛〜〜、もう朝ぁ?あの神官声デカすぎ、もうちょい寝かせてくんない……?」
「…………誰か知らないけどその話も、起きてからゆっくり聞くわ」
掠れた声でそれだけ言うと俺はまた枕に顔を埋めた。
多少困惑しながらも、我が女神とアポロンという参加者、そして伝令の会話を聞く。
そしてある程度の状況を把握すれば、参加者へとまた語り掛ける。
>>all
「あーあー! 儀式に関して変更点を伝える!!」
「役目の中に、狂人というものはなくなった! 狼陣営は、狼のみである! 加えて、アポロンは儀式の参加者ではなくなった! それを前提として、それぞれ動くように!
魚リベンジしたかったなーーーー!!
魚弾かれて憑狼が降って来て「オギャーーーーッ!!ママァーーーーーーッ!!」って言うお支度すらしていたというのに。
初手で噛まれてもおかしくない。
4年ぶりの霊能は雑巾にこそならないけど憑狼の雨宿り場所であろう!!
わんわん!
ウー、なんか可哀想な人がいるネッ!
愉快愉快ッ よくわかんないけど人の恨み辛み美味しいッ!
ルールもシンプルになったし
ヒュプノスはいつでも権力者のミカタァ!
正直何もしないでいいとかうらやま
ヒュプノスがその立ち位置でも良かったけどネッ
(昨日の話)
>>1:401ペルセポネ
彼女に近づいた時、花の香りがしたのは気のせいだろう
あんまりそう言う香水とかをつけるタイプには思えなかったから
けれども気になって、彼女の首元の方をくんくんと嗅いでみた
「んー、なんか香水とかつけてる?
あーそうそうみてたぁ?
楽しかったよ。ペルセポネともまた今度したいな
思ったんだけどペルセポネの人間判断基準強いか弱いかしかないの?きょっくたーん。野生動物じゃん。
可愛いか可愛くないかとかもみてみたら?」
ほらぁボクってば可愛いでしょ。なんてけらっと笑ってペルセポネの両頬を指でつんつんと挟んだ
男の(>>1:403アポロン)の方を見れば
「はいはいお疲れさま。余計な観戦あーりがと
弱いらしい人?」
当たり前の様に労う言葉に、どこか違和感を覚えながらも
まぁいいかと手を振る
彼の言葉を受けて、ペルセポネがどうにも素直?に言葉を吐いたのにはふぅんと思ったけど
「どうもどうもっと
ペルセポネがやるって言った時には応援してあげるねぇ
出来るだけ嬲ってふみつけてるの期待しちゃう」>>1:406
と返した
悪ばかりのこの世が嫌いで仕方が無かった
当たり前の様に悪を成し、特に感慨もなく、芽を出そうとする善意を踏みにじる人間達が愚かしいと思えてどうしようもない。
そんなもので景色が埋まらない、尊いものをこそ見たい願いが根の底にずっとある
自分が悪逆を行い虐げる事で、自分を憎む事で人が団結し、隣人を愛し。子を守り。尊く生きてくれれば良いのに。どれだけの悪逆を働いても、賞賛か賛美、信仰されるだけで義憤を持ってたちむかってくるのはほんの一握り。それも団結なんて事はしもしなかった
必要悪のつもりは無いけれど。悪逆が自分以外の手で行われる事がどうしても許せない。
それが、あり得たかもしれない無垢が摘まれたからか。自分が得るべき愉悦が奪われた為の怒りなのかは分からない。
少なくとも、自分もまた殺され、破壊されるに足る非道と残酷を行っている事は分かっているけれど。
向けられる感情が賞賛にせよ憎悪にせよ、自分が非道を行う事でその非道と残酷の全てが自分に向けばいいのにと
その中には。結局どれほどの非道がいようと団結もせずに、自分勝手に身勝手に悪を成す人間しかいないのなら、軒並みいなくなってしまえばいいと言う思いがあるんだろうか
そうでないと。きっと自分が望む美しいものは見る事も出来はしないのだから
**
聞こえてきた声に、着ぐるみの中の顔を顰める。
ああ、嫌だ。
こういう、情とかいうくだらないものを使う奴は大嫌いだ。
大概にして、こういう奴らは自分の中にある凝り固まった思想を正義と呼ぶ。
そしてそれを近しいものに押し付けて、それがその人を不幸にしたとして、悲しみながらも大義を説く。
全く哀れな狂信者。
自分は正気だと思ってやがるんだから手に負えない。
別に世界がどうなろうとどうでもよかった。
自分が存在し続けられるならば。
でも声をかけられて胸のうちに爆発的な憎悪が湧いた。
手当たり次第に転がった石を踏みつける。
死ね
死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
憎しみを足裏に込める。
こんな行為に意味はなくとも話しかけてきた誰かが少しでも苦しめばいい。
人を間違った道に引きずり込もうとするその報いをうけたらいい。
絶対に、世界を変えてなるものかと、初めてそう強く思った。
正しくないものが報われる世界など、あっていいはずがない。
**
頭の中に響いた声は、だから都合が良すぎて笑ってしまっただろうか。
誰かのねぼけなまこの声も一緒に
「独り言漏れてますよーっと
この声は昨日のお兄さんかな?
おきてーーーーー!!
かんかんかーーん!!!!立派なあさですよーーー!」
頭の中で会話ができると言うのが愉快で、声を打ち鳴らしてみた
こんななりだけどちゃんとまともにキャラ設定作ってきてるんだよな
ゆるふわにやりたいんだけど、本人はまじで……いやでも村人に勝って欲しいか……?うーん。
なんか気持ちが変わるきっかけがないと無理。
今回は時差で透かさないことを目標にするため、
1日目→4時まで起きる。
2日目以降→4時に一度起きて書き込む
を元々考えていたけど、霊能結果を落とすためここに「23時に1度起きる、または23時まで寝ない」がさらに追加。
すでにめちゃくちゃ眠い。頑張って、私。
目を覚ますと見知らぬ布団に包まれていた
(ここは…?)
だんだんと記憶が蘇ってくる
『ヘルメス』と書かれた部屋に白くて大きなベットがあったのだ。せっかくだからと潜り込んでからの記憶が無い
こんなにも寝続けたのは初めてのことだった
「…っ」
起き上がると左眼が痛む。正確には左眼を入れっぱなしにしたまま寝たことで、周りを傷付けてしまった
こればっかりはどうにもならないので眼を押さえながら部屋を出る
そういえば今日からゲームが始まるのだったか。寝ていた間に何があったかも調べておかなくては
頭の中で響く大きな声にはっとする
そういえばさっきも誰かの声が聞こえたような…
「念じるだけで会話ができる?俺の声も聞こえているのか?」
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