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………………、リツくん、あのさ…
[黙りこくってしまったリツくんを見て、その静寂に耐えられなくて、名前を呼んで。]
えっ────?
[掴まれた腕に驚いて、手に持っていた石を水の中に落としてしまった。
波が引くと、その姿は見えなくなっていて、ただアタシの腕を掴む大きな手だけがそこにあって、
アタシを見る彼の瞳は、とても────]
[急かされれば、彼と一緒に駆け出していた。
濡れた足で、靴なんて履く時間もなくて、
砂浜の砂が張り付く、太陽が照らすアスファルトの熱が伝わってきて、道路に転がる小石が足の裏に刺さる。
痛くて、熱くて、でも、あの日々に比べたら全然大したことはなくて。懸命に足を動かした。
それに、この手を離してしまったら、もう二度と掴んで貰えない気がしたから。
アタシより背が高い、彼の後ろ姿を見ながら、ただひたすらに。
腕を引かれるままに、走ったんだ。]
/*
走ってる時に砂浜に置いといた靴をすんでで拾う描写入れようかなーって思ってたんだけど、必死だったらそんなの忘れるよなって思ったから入れなかった。入れなくてよかったかな。
>>カワモト
「はーーーっあ!
……へへ。きっと。しんどいんだろうけど。
意味なんて無くても。意味があっても、残らなくても。ここにいる僕って、やること一緒なんだもんなぁ」
誰かと、話終えた後かもしれない。結局。ここにいるアサギは、誰かを助けようとするアサギだった。
もう、どうしようもないのなら。出来る事を。いつか、侵略者へと似たような事を言ったのを思い出す。
アサギが出来る、最後の人助けは。
きっと今の皆を、元気づける事だ。
もう。二人の間の不思議な力は無くて。
電話線は切れて。ナガオの頭の借り主さんは、家賃を払う事はない。だから。こうやって呼ぶんだ。
「ピーーーーンポーーーーーンパーーーンポーーーン!
カワモトリツ君改め、夢水君のお呼び出しでーーーす!!
今すぐ!!!じゃなくても良いけど用事が済み次第〜〜!広場に来ることーーーー!」
学校の放送じゃなくて。島全部に聞こえる、島内放送で。たった一人の相棒を呼び出した
>>218 タニグチ
料理の支度をしながら、タニグチに返事をする。
「ふ、なァに。らしくないわね。
もう少し警官の制服の話とかすると思ってたわ。残念ながら、刑事だから私服だけどね。
……交番のお巡りさん、イイわよねェ。アタシも、凶悪犯を捕まえるよりも、そっちのが性に合ってると思うわ」
続く言葉に、包丁を持つ手が止まる。
「…………アリガト。ココから先は、一人で行かないといけないものね。
そうね……アナタが好きな人のコト、悪く言っちゃあ、気の毒ね」
にこ、と寂しく笑って、刻んでいたリンゴをグラスに入れて、白ワインと甘口のジンジャーエールを注ぐ。
それをコトリとタニグチの前に置いた。
「はい。リンゴ、レモン、パイナップル、ライム。白ワインのサングリア。アタシね、白ワインが好きなの。……サービスよ」
>>221 エセ
来客を見て、眉が下がる。
「あら。なんだか随分久しぶりみたい。お疲れさまだったわね、エセちゃん。気になってたの。
彼ピッピは、無事にオトせた?」
カウンターに座るエセは、お裾分けだと缶ビールを取り出した。
「あらま、チヌくんが?それはそれは。缶ビールかァ……有難くご相伴に預かりましょうか」
プシュッと缶の口を開けて、エセと乾杯した。
缶の匂いの混じったビールの味は、ひどく懐かしい。
「ン〜。なんか、昔を思い出しちゃうわね。仕事終わりの夜によく飲んでたわ」
[ヒラヒラと、手を振りながら立ち去る、マスジョウの背中を見送った。
言葉の1つ1つが、彼に響いている気がしなくて。
最後まで、離れた距離が埋まったような気もしなかった。]
どうしたら、いいのかな。
どう、したいの、かな。
[自問自答する声が、1人になったカフェの中に響く。
わからんなぁ、なんて思いながら。1人でいるのが良くないのかもしれない、と思って外に出た。
――白のクイーンに話しかけられたのは、多分きっと。
そんな頃だろう。]
>>222 >>223 ナガオ
こーんにーちわ!
[いつもと同じ。明るい、挨拶。今まで通り、一緒の言葉で笑顔で返した。
少し。この子と話すのは怖かった。何を責められるんだろうと思っていたから。
けれど責められるなんてことはなく。
1つの問いに対する回答が欲しいという。]
意味がない、なんて……そんなこと、言うわけないじゃん!
ここでの記憶は消える、なんて。そんな話もあるけどさ。
そんなのわからないじゃん。印象的な記憶、思い出、気持ち――そういうのは、何かしらの形で残るって。信じてる。
意味のないことなんて1つもない。
誰かが誰かを救おうとすることで――救われる何かは、確かに。あるって、信じてる。
[彼の欲した答えが、これで正しいのかなんて。そんなことはわからないけれど。
それが彼女の、心からの思いで。そうであってほしいと願う気持ちだった。]
だから……よろしくね。
[彼女に。今落ち込んでいる全ての人を救うことなんてできない。
けれど。ナガオに救うことのできる誰かがいるって。それは、確信できるから。
自分がこんなことを頼むなんて図々しいかもしれないけれど。託すように、そう告げた。]
>>228>>229>>230 イノマタ
こんなの、こんなこと、初めてで。
唯々どうしても今、彼女の側を離れたくなくて。忘れるなんて嫌で。
訳もわからずに、まぁるい彼女の手を握りしめれば、時間を惜しむようにその手を引いて走り出す。
いつの間にか頭上へと昇っていた太陽が僕らを照らす。
二つの小さな影が度々折り重なりながら、アスファルトの上を駆けていく。
二人で、もしかしたら自分の方が、激しく息を吐きながら、時々立ち止まってはまた走って、この島唯一の、そうして二人が初めて会話をした、食堂<イーハトーブ>の扉を勢いよく開け放った。
「よ、ヨダカさ、……っは、……お、お水、………っ……は、……くださっ………っ」
ぜぇはぁと激しく肩を前後させながら近くの席へと転がるように座り込む。
そうして、やっと。
彼女の。イノマタのボロボロになった足を見て、慌てて救急セットをヨダカへと頼みながら何度も謝り倒すだろう。
――――――――――
七瀬雛は、多分どこにでもいるような女の子だった。
学生時代には部活に励み、学業に励み、アルバイトにも励む――はたからみたら少し、頑張りすぎだとも言われるような。
「ストイックだよね、すごく」
「頑張りすぎないでね?」
「無理しちゃだめだよ」
そんな言葉を、友人からかけられることが多かった。
それでも彼女は、自分自身に満足はしていなかった。
部活では全国大会に進めるような一流選手にはなれなかったし。
学業では第一志望の大学に合格できなかったし。
アルバイトでは自分よりも優秀な人がいた。
努力し続けられる人になりたい、と願った。
けれどうまくいかない。
朝起きたら、もっと布団の中にいたいと思うし。
好きなゲームはとことんやっちゃうし。
お酒を飲んだら酔って全部どうでもよくなっちゃうし。
恋人には、甘え過ぎてしまう。
そんな、自己嫌悪感を抱えながら大学生活を送った。
1か月後の4月からは新社会人だという頃。
当時付き合っていた恋人とも別れて。これからはもっとストイックに、努力できる人間になりたいと願った。
甘えを捨てて、強く在りたいと願った。
――だから。
七瀬雛は、『甘えん坊な人格』を捨てた。
>>186 ハフリベ
「……責められたくないから、こうやって聞こえのいい言葉ばかり選んでしまうのですよ。大人とは卑怯な生き物ですね」
いつか好きな人もそう言っていた。嫌われない言葉ばかり使うから大人は卑怯なのだと。その意味がやっとわかった気がする。
先生という言葉は嫌いだ。少なからず尊敬の対象に使うものだから。自分がそうであったように。ハフリベに先生と呼ばれ、ただ困ったように口角を申し訳程度にあげるしか出来なかった。
「……本当ですね。ついこの前、2人で買い物に行ったばかりだと言うのに。」
──大丈夫ですよ。今日はたまたま、悪戯な出来事が起きただけ。それだけです。
彼を安心させようと吐いた嘘。あの日の偽善的でも親身だった自分を思い出して、結果彼に不信感を抱かせた自分を嘲笑った。
でもさ、雛。
貴女に甘えは必要だって、私は思うよ。
ほんとは根っからの甘えん坊じゃん。
1番になれなくたっていい。
そんな貴女を認めてくれる人は、周りにいたでしょう。
甘えを捨てることが、強さに繋がるわけじゃないんだよ。
ヒナね。ちょっと、頑張ったの。
このゲームの間ね。甘えて、サボりたくなったときでも、頑張れたの。
カフェ開いたり、自分の考え告げたり。泣くのだって、我慢したり。
甘えん坊なだけだったヒナっていう人格は、ちょっとだけ、成長したよ。
だからさ。
今度は私たち、もっとうまくやれると思うんだ。
私を捨てて強くなるんじゃなくて。
一緒に強くならせて。
もう少しで、戻るよ。
――――――――――
>>ハフリベ(続き)
「………私はこれにて失礼します。生徒たちと現国のテストを渡してきますから。……お互い、あちらの世界で少しは生きやすく過ごせることを心から祈っています。」
ぽんぽん。肩を叩く振りをした。正確には触れたつもりのジェスチャーだ。
彼は昔の自分に似ていると思う。好意を持つ人間に、都合のいい皮を被せて、相手がそれと一致しないと不安になるのだ。そんな幼き日があったからこそ、彼の怒りは最も人間らしいものだと思った。
礼儀正しく頭を下げ、自宅へと帰るのだった。
[きっかけは。はじまりは。
そんな、元の自分を想う気持ちからだった。
けれど、この島での皆を見て。
自分以外にも、戻ることで自分自身を救える人がいるんじゃないか、なんて。
そんなエゴの感情が、顔を出して。]
>>侵略者
変態さん。
[主犯であるミズタニは。侵略者に声をかける。]
……お疲れ様。まずは、ありがとう。七瀬雛のもとへ戻る、機会をくれて。
[今までお礼を言えてなかったなぁ、なんて。思いながら、笑う。]
ねえ、侵略者さん。
今貴方は、満足してる?
ーー数人と話し、別れたのち。
もう使えなくなってしまった念話。僅かな淋しさを覚えながら1人道を歩む。
あの日は、どの道を通って行ったのだったか。周囲のもの全て、見た事があるような気も無いような気もする。
「……迷っちゃった」
最後の心残りのために行きたかった場所があったのだけれど。
「やだな……こうやって、全部……いつか忘れちゃうんだ」
そのいつかが今晩であるなど想像だにせず。
探し物と探し人を求めて、うろうろと歩き回っていた。
/*ゆかりさん………僕の、クソナガなんで…………。
こんにちわだけでも言いに来てくれたら、落とします……………*/
>>232 マスジョウ
「私だってね、空気くらい読むよお。
そりゃあ怪盗少女を追いかける高校生刑事とかも好きだよ?デカレンジャーとかドーベルマン刑事とか古畑とか右京さんとか話し出したらそれだけで時間いっぱいになっちゃう。」
「人はみんなひとりだよ。だけどみんなとどこかで繋がってる。ここでの記憶はなくなっちゃうかもしれないけど、それでも私たちの中にはきっと何かが残る。
捨てられた私たちは、この一週間で捨てられた自分の本質を自覚した。成長できなかった私の確かな成長を私を捨てた私に突き付けて、ほら私がいないとやっぱりダメだろ?って言ってやるんだ。」
マスジョウの差し出したワインを一口。
「…ほら。好きな物の話をしてる人はね、幸せの顔になるんだよ。だからもっと、『自分の好き』に素直になろうよ。」
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