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>>53 アリアケ
バーに向かう途中で、ふらふらと歩いているふわふわの女の子が目についた。
そういえば、あの問いの真意はまだ聞いていなかったな、と思う。
「……おじょうさん、お1人かしら?」
なんて、少し冗談めかして言う。
「今朝方、みっともない所を見せちゃったわね」
>>ハフリベ
マスジョウと別れ、時間を惜しむように歩きなれた道をたどる。路地裏の近道も、特売がある八百屋も、全部跡形もなく消えるのだそうだ。それは、何故か共通認識として全員把握しているらしい。家の近くの坂道。電柱に目が止まる。
彼と初めてであったのも日曜日の事だった。若いのに達観していて、それでいて不安定で。ノギセイジロウの正解の行動や評判を、先に察知して喋るようなせいねんだった。
彼は今どこにいるだろうか。
宮地くん…………………………
多分、宮地くんの場合、真面目だし、元人格の香坂秀輝とも仲良くなれそうだなって思う……
椎堂浅葱(シドウアサギ)
始まりは只の憧れ。
とある本の。辛い目に遭った女の子を、懸命に助けようとした男の子に憧れた。
本とは少し違った形だけれど。悪意に晒された幼馴染がいた。あの憧れの様に。その子のヒーローになれたらと思った。
幼馴染を、大事に思っていなかった訳じゃない。大切で。大切で。助けたいと思ったのは、本当の筈だった。
けど。やっぱり、自分は理想なんかと違っていて。
力も。覚悟だって足りなくて。
だからだろう。どれだけ幼馴染へ手を伸ばしても。扉を叩いても。全く、彼女の心に触れる事も。
手を繋ぐ事すら出来なかったのは。
それでも、四年間。アサギは、幼馴染の心を拐った悪意から、その子の心を救いたいと頑張った。
大人になるにつれて。助けられなくなるものもある。
高校生になった時。アサギは。もう、純粋に幼馴染を助けようとなんて。思えなくなっていた。
ただただ苦しくて。関わる事すらしんどくて。
でも。今更、手を引っ込める事なんか出来なくて。
そんな時。アサギのケータイが鳴ったのだ。
ここに棄てられたのは。
アサギが自分に失望したから。
向こうに残ったアサギは、卑怯で、自分の事しか考えないアサギだ。誰も助けようとなんて思わなくて。
苦しい事が嫌で。自分が良ければそれで良くて。
元気に振る舞う事も。あの子を元気づけようと思ってしていた事だったから、棄てて。
今向こうに残っているのは、そんな残骸みたいなアサギだけ。
それでも。苦しみ続けるよりかは、ずっとずっと楽だった。
きっとアサギは、人助けの装置になりたかった。
選んだのは。苦しい心を捨てる事じゃなくて。苦しむ原因を。助けようと思って助けられない。助けようと思う気持ちを捨てる事だった。
きっと。シドウアサギは。誰かを助けたい気持ちよりも、自分を大切に思う気持ちの方が、ずっとずっと大事だったのだ。
白の駒は全て黒に砕かれ
黒は砕けた白の上で勝利に酔う。
どれだけ。大切だった。助けようと思った。砕きたくなんて無かった。
そんな耳障りの良い言葉を、栄光の元に紡いでも。
彼等が砕いた。彼等が消したのだ。
この島の有り様を。この島であったことを。この島を棄てて。
そこにあったのは戦争だった。僕らの、たった六日間の戦争。
戻ろうとするのは自由だと思った。それだけだったら、きっと彼等を好きでいられた。どうか頑張ってと、応援しながら見送れた。
三日月猫は、見送ることを許しはしなかったのかもしれないけれど。
自分達まで、巻き込まないで欲しかった。
そんな思いは。彼等の覚悟や思いや喜びには、なんの棘にもなりやしないのだろうけど
アサギは。それを、ただただ自分達の為だけにしたんだと言って欲しかった。
アサギ達の為にしただなんて、絶対に聞きたくなんかなかった。
島がなければ。棄てられる事なんか無かった。
島がなければ。苦しみ続ける人生が待っていた
島がなければ。出合う事すら無かった。
島が無くなるから。アサギ達は。また苦しまなければならない。
それが『成長』だなんて。勝手だ。苦しんで成長しろだなんて。本当に本当に、勝手だ。
アサギは。隣の夢水を見る。
島があったから出会えて。島があったから、通じ合う喜びがあって。島があったから、忘れる辛さがある。
似た者同士の、キングとクイーン
夢水は。助けられなかった事を後悔していた。
アンダーソンは。助けようとして苦しんでいた。
助けられない自分を棄てた夢水は。
ここにいるから、きっと大切な人を助けられる夢水でいて。
助けようと苦しんだ自分を棄てたアンダーソンは。
きっとここにいるから、大切な人は助けられないままでいる。
誰かを助けたくて、助けられなくて苦しんだ
似た者同士の二人
>>73>>74モリタくん
──────────
綺麗な字、整頓された文字列。
とても読みやすかった。だからこそ少しわかる。
後半になるにつれて線が震えている事に。
自分の為だといっても、こうして私に気を遣ってくれる。いつもそうだ。
生徒会の備品を買いに行った時だって。
カフェで会った時だって。
星原を見た時だって。
──でも、そんな彼はこの島が消えた方がいいんだって言う。それが私達からしたら悪だとしても、それを正義と掲げて邁進してきた。
同じ時を過ごして、気付けば彼を目で追っていたのに。色褪せた日常に色を付けてくれたのに。
全然気が付かなかった。
『恋は盲目』
よく言ったものだ。
恋。してたんだ。
──────────
読み終わって、便箋をぎゅっと握る。
感情が渦巻いてどんな顔をすればいいかわからない。してるのかさえわからない。
だけど、会って話をしなきゃ行けないとこだけは、わかる。
「ねえ、どこにいるの」
スゴく不安。
自室の扉を開けて、急いで外に出る。
目の前が太陽の光で真っ白になる。暗い中にずっと居た所為か、目眩がして転ける。
「いっ...」
それでも、止まれない。
懐に入っている便箋の最後のページには、どこからか落ちた水滴が1つ。
>>彼氏
「……………………ありがとうございました」
みっともないわたしの姿を見れるのは、彼氏の特権ですからね。役得です。よかったですね。
落ち着いてから、声をかけます。なに?不細工な顔がもっとみにくくなった?うるせー黙ってろ。今いい所なんだよ
とはいえ、この微妙な空気はどうにかしたいです。こんな時、コミュ力があれば面白い話題の一つや二つ、出てくるんでしょうけれど。と、そういえば一つだけ、聞かねばいけないことがありました。
「名前、なんて言うんですか」
わたしエセミオ!こっちはカレピの名無し
なーんて間抜けな紹介はしたくありませんからね。どうして初めに名前をたずねなかったのでしょう。不思議です。
>>92 ハフリベ
「………あ、」
であった時のような関係では、もう無くなっているのだろう。あの頃と同じ景色なのに、2人を隔てる川があるかのように距離が遠く感じた。
気が付くと、腕を掴んで歩みを止めさせていた。止めたはいいものの言葉に迷う。
「……後悔の話を、させて下さい。私は……私はここに来る前、たった一つの恋の為にこの命を捨てようと思いました。その時に魔女に私の人格が拾われたのです。
ここに来てからだって、私は私を許せなかったし、必要には思いませんでした。
……愚かなんです。人は。というか……私は。それなのにそんな自分に蓋をして生きていた」
「……すみません。ただの独り言です。足止めしてしまいましたね」
何をうちあけてしまったんだろう。何故打ちあけてしまったんだろう。申し訳なくなり腕を離した。
ナガオくんと口論になって詰められて詰め返して行くうちに言い分を理解するとこまで行ったけどお互いを許せなくて相手の主張を飲み込んだ上で物別れになりたい。
>>100 アリアケ
「え?えーと」
そう不思議そうに言われると、わざわざ解説するのも気が引けてしまう。
軽く前髪をかきあげる。
「……覚えてないならいいわ。ほら、レリックが大事か聞いてきたでしょう?アレ、どうして気になったの?」
アリア、あれまだ開けてなくて中身見てないんだ……勝った時の楽しみって言って開けなかったから……でもね、見たい……。
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>>-520
/*いや、中の人もそうだけど、みしぇさんがこんな人の心がちょっとだけ足りてないRP出来るんだなぁって思って、好きだなぁって*/
>>103マスジョウ
「レリック……あっうん! 聞いたねぇ。
えっとね、ママさんは……あの子のこと、とっても大事そうにしてたから……」
マスジョウのレリックであるうさぎのぬいぐるみ。ややくたびれたような雰囲気があり、それが尚更深い愛着を感じさせていた。
「……わたしもね、のんちゃんも。自分のレリックのこと嫌いだったんだぁ。
必要無いって自分自身に言われたわたしたちが、その自分自身に必要なものを大事に持ってたってどうしようもない、って思ってたの。
だから……レリックなんて要らないんだって、レリックの存在自体がわたしたちを追い詰めてるんだって。みんなのレリックも取り上げちゃって、自分たちの好きに生きられたらいいなって。
それがしたくて……あなたの白いルークも奪ったの」
「負けちゃったんだけどねぇ……えへ……」
「もしかしたら、ちょびっと間違ってたかもしれないって、わたしたちと違ってレリックのこと好きな人もいるのかもって、ママさん見てて思ったの。
わたし、悪いことしてたのかなって」
彼氏との切なくて甘い時間を過ごしたあと、わたしは性懲りも無くコンビニへと行くことでしょう。ええ、最後の1本を奴に飲まれましたからね。
わたしはこの島で、お酒に逃げた。いいえ、三日月猫ちゃんが助けてくれていた。お酒に逃げさせてくれた。
今から飲むお酒もきっと、逃げになるといえば逃げなんだけれど、決別のつもりでお酒を煽ります。
「エアロスミス」
ここの店員さんが入店した時に言う独特の挨拶を真似します。言われないのですから、自分で挨拶をするのは当然と言えます。
>>75チヌ
「あ。」
ビールを手に取ろうとしたら、時を同じくしてビールで優勝しようとしている方と相対してしまいました。
なんということでしょう。わたしったら、他にも人がいたことに気づかないなんて。さっきの挨拶、聞かれていますかね。そして、この人誰なんでしょう。見覚えがあるような、ないような。
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