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>>44ライム
「どうだろう?
チョコレートの美味しそうな匂いがするから、飴ではなく、チョコレートかもね!
なんせ、チョコレートを配ってるし。」
余ったらボクももらえないかな。
そんなことを考えながら、新しい誰かとドルチェのやりとりを横目に見る。
レモンとライムも仲直りしたようだ。
「また、ネズミなんて関係なく仲良くなれたならよかった。
そうだよね、ネズミも友だちを作りたかっただけなんだから。
レモンは陰キャとか陽キャとか言っていたけど…
うん、関係ない。
ちゃんと話したら仲良くなれる!」
レモンとライムがシュークリームを食べている。
ボクは安心して、ウンウンと幾度か頷いた。
起き出した皆と、お友達が笑い合っている。
怒られて嫌われることばかりが気になっていたけれど…それは杞憂だったようで
皆の関心は悪い事をした私達を怒ることよりも、やっと現れた遅刻魔の王子様と未だ目覚めないお姫様にあるようだった。
「やっと見つかったのね、王子様。
はやく、はやく、急ぐのよ。王子様がやらなくてはいけないことなんてたったひとつなのだから!」
>>63 ミント
「ちゅっ…ちゅー?!」
予想外の答えにおさまっていた頬の熱が一気に熱くなった
「え、えっと…それは…本当、なの?」
おひめさまを探すと、人集りがみえた
様子を見れば、探していた人物の姿が
「シュガープラム…!」
かけよろうとするとワタワタと不安げな顔を浮かべている少女が「まだお人形さんなの?」と青い少女にきいていた
まだ、人形?
人集りをかきわけ、愛しき人の姿をとらえる
不安げな顔を浮かべる少女が抱き抱えている彼女は、眠っているだけのようだったが、起きないようだ
どうしたらいいのか、と少女は問う
そして青い少女はこう答えた
「ちゅー。だよ」
たしかにそういった
不安げだった少女はたちまち頬を赤らめる
本当なのか、と疑いもしている
…いや、きく前に確かめるしかないのだろう。
人集りをぬけ、愛しき人の前に立った
>>72
「えっ…?」
チョコレートの香りが強くなる
そしておひめさまと自分の前にはおうじさまかもしれないと言っていた人物の姿だった
「…あ、あなたが……?」
おうじさまなの?
そう言いたいのに何故か言葉がでなくて
おひめさまを抱き抱えている手が、震えた
>>73
「君は…?」
少女はまた不安そうな顔になる
しかし、身につけているものでわかった
彼女はこの世界の、おひめさまの従者なのだと
「……君が、シュガープラムをまもってくれてたんだね。
僕が、ネズミの魔法で人形にされてしまい、いなくなってしまってからこの世界をまもっていてくれたシュガープラムのそばにいてくれたんだね」
>>74
その口調からして、ここの世界のものだとわかった
そして、おひめさまの名前を発した途端にほのかの甘い香りがただよう
愛し合うおひめさまとおうじさまはお互いの名前を呼び合うと、甘い香りが漂い始めると、パルフェからきいたような気がする
本当に香っているかはわからないが、確信した
彼が、おうじさまなのだと
「…おうじさま、助けて……!
おひめさまに、ちゅーを、して目覚めさせて…!」
>>75 >>76
2人の表情から伝わる、寂しさと涙と不安な表情
嗚呼、そんなに自分は愛しき人を悲しませてしまっていたのかと、改めて感じた
従者の助けを求める声に頷き、そっと愛しき人の白い肌に手を触れる
「…ごめんね、シュガープラム
君のためにと、君を想って僕はネズミと闘いにいったのに
かえって君を哀しませてしまった。
それでも、この気持ちは変わっていない。
愛してるよ、だから目を覚ましておくれ。」
ゆっくりと目を瞑り、唇を愛しき人と重ねた
ゆっくり、ゆっくりと閉じられた長いまつげが上にあがる
眩しいのか目を細めるが、視界に入った愛しき人の姿を見た途端、大きな目をぱちぱちとさせてはニコリと微笑む
ー嗚呼、エクレール。
ー私、ずっと待っていたんですよ、貴方のことを、ずぅっと
上半身を起こしおうじさまの背中に手を回し、ギュッと抱きしめた
ふわり、ふわり
彼女たちのまわりはチョコレートと甘い砂糖菓子のにおいが漂った
>>#3
「ごめんね、シュガープラム。
僕のことをずっと待っていてくれてありがとう。
そして僕のことを愛してくれていて、ありがとう。
もう、はなさないしはなれないよ。ずっとね」
愛おしくて表情が和らぐ。
目の前の愛しき人も愛おしい表情を浮かべていた
>>77 >>#3
「おひめさまが…起きた…!!」
愛おしそうな表情を浮かべる2人をみて、握っていたミントの手をとる
>>75 ミント
「ミント!おひめさまが…!!」
嬉しくてぽろりと涙がでた
久々の雫型のグミの涙だった
「さて、君たちはたしかこの世界に迷い込んでしまったんだよね。」
感動の再会をしたいところだが、先程のレモンの話をきいて放ってはおけない問題だと思った
「きけば飴を舐めていたというじゃないか。
この世界の言い伝え。飴を舐めてここにきた者達の条件は、元々は人間の世界の住人であるということ
このままでは、君たちはずっとこの世界に居座ってしまう。
それは僕たちにとっては嬉しいのだけれど、人間の世界にいる君たちにとってはよくないことなんだ。」
「それに、言い伝えによるといれる期間は8日。
君たちが来たのは1週間前。
折角、君たちのおかげでネズミと和解できたのだが…もう時間もないみたいなんだ。
君たちを元の世界へと戻させなければならない
戻す方法は僕とシュガープラムがいれば、きっとそれはできるはずだから。」
>>81
「えっ…?」
喜んだのもつかの間おうじさまから聞き捨てならない言葉がきこえた
戻す?どこへ?元の世界って?飴を舐めてここにきた者達が?
それはつまり…
「…ミントも、元の世界に…いっちゃうの……?
そんなの…」
そんなの、いやだ。
わかってる
ミントはきっと別の世界からきたことも
もしかしたらいつかは別れが来ることも
でも、そんなの突然すぎて
「やだ、やだよ…
ミントと折角仲良くなれたのに…」
ぎゅう、とミントを握る手が強くなった
え、帰れる…の?
あたしはこっちでお友達もできたし…大切なお友達と会えなくなっちゃうのは、寂しいなって…?
そもそもどこに帰るのかもわからないしなぁ…。
ードルチェ、そんな顔をしないで
おひめさまは従者の頬を撫でて、なだめます
ー……お別れは辛いけれど、でももしかしたら貴方も同じ世界にいけるかもしれません
ーだって、貴方は、【元々飴を舐めてここにきたのだから】
「ドルチェが、飴を舐めて…?」
そう問えば
「そう、貴方は元々は人間の世界にいた人。
でも帰るにしてもエクレールがいなくて帰ることが出来なかったの。
そして貴方は私の従者として生きるようになった。
貴方は覚えていないかもしれないでしょうけれど、そうだったのよ?」とおひめさまは答えた
「ドルチェが、人間の世界の…ひと…
じゃあつまり、また、ミントに会えるかもしれないってこと?」
>>86
「君が帰れるとは言いきれないが、上手くいけば君のお友達にまた会えるかもしれない。
保障はできないが、僕もシュガープラムも努めてみるよ。」
「そしてみんな、時間が無いようだ。
帰るための魔法をかけるから、集まって寝ておくれ」
>>87
「……うん、ドルチェも、がんばる」
わけはわからなかったが、1つの可能性を信じるしかなかった
ミントと一緒にいたい、ただそれだけの一心で
>>85 ミント
「ねぇ、ミント。
ドルチェたち、折角仲良くなれたのに……
…………お別れ、になる、かもしれ…ない…」
段々と語尾が小さくなる
「で、でもね!ドルチェもミントと同じで飴を舐めてここにきていたんだって!
ドルチェは、全然覚えていないんだけれど…
だから、もしかしたら、もし帰れたら……」
声が、震える。でもこれは言わないと後で後悔する。
「……また、お友達になってくれる?」
村の設定が変更されました。
「ドルチェに...また会えるんだ...もう会えないんだと思ってた...」
ここに来たのはおうじさまを見つけること。それが達成してしまった以上ここにはいれない。つまりドルチェとも離れ離れになってしまう。そう、魂の時に少し考えていた。
けど違った。ドルチェも飴を舐めてこちらに来たのだ、そうおひめさまが言ってるのだから間違いない。
「もう...ここにきて泣かされてばっかりだよ...」
眠りにつけとエクレールは言う。
目が覚めて、元の生活に戻った時、「なんか悲しいけど甘い夢を見た気がする」ってなったら嫌だ。
ギュッとドルチェの手を強く握る。
向こうに戻っても貴女のことを忘れるもんか。貴女が忘れていても私が探す。
>>89
「ミント、泣かないで。
笑顔のお揃い、しよ?」
そうはいうが、自分もいまは泣きそうだ
また、あの時とはちがうお揃い。
嬉し涙ではない、今度は哀しい涙のお揃いだろう。
強く握られた手が、心地よくて。離したくなくて。
そう思ってるとミントに引き寄せられる
そして耳もとで囁かれた「すき」という言葉
えっ?と思い彼女を見ると頬が真っ赤になっていて
言葉を理解をした途端つられて顔が赤くなる。
照れくさくてくすぐったい気持ちだが、言わなきゃならないと強くおもった
「うん、ドルチェも、ミントのこと
ーすき
……えへへ、またお揃いだね…?」
嗚呼、もうこれならお別れになったとしても寂しくないだろう
眠りについてほしいというおうじさまの指示に従い仰向けになる
ーどうか、帰れますように。
ーまた、会えますように。
スゥ、と目をゆっくり閉じる
閉じる時ふわりふわり、とミントの香りがした
ころころ。
おあつくて 飴も溶けちゃう大団円!
ここでお昼寝 するのも最後?
別にさみしかないけどさ。
……ほんとだよ。
向こうの僕は どんなかな。
少しは可愛げ あればいいけど。
むかし懐かしニッキ飴。
たまにでいいから 食べてみて。
この世界に迷い込んだものたちを眠らせ
シュガープラムとエクレールは魔法を唱え始めた
飴に導かれし者たちよ
またどこかで会えますように。
飴に導かれし者たちよ
この世界を救ってくれてありがとう。
飴に導かれし者たちよ
どうか元の世界へとおかえりください。
……ーー
そんなことを言っていた気がするがチョコレートと砂糖菓子のにおいが眠気を誘い、彼らの意識はそのまま暗転した。
こんなお話がありました。
それは1粒の飴で始まる、小さなお菓子の国の物語
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