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遺言メモが残されています。
神父 クリストファーは“烏” ケビンに投票を委任しています。
公安 リュミエール は カルテット メノミリア に投票した
神父 クリストファー は カルテット メノミリア に投票した
研究者の娘 アリシア は カルテット メノミリア に投票した
カルテット メノミリア は 研究者の娘 アリシア に投票した
ギーク ジャンクス は 公安 リュミエール に投票した
“烏” ケビン は カルテット メノミリア に投票した
公安 リュミエール に 1人が投票した
カルテット メノミリア に 4人が投票した
研究者の娘 アリシア に 1人が投票した
カルテット メノミリア は村人の手により処刑された……
研究者の娘 アリシア は、ギーク ジャンクス を占った。
公安 リュミエール は、研究者の娘 アリシア を守っている。
神父 クリストファー は 公安 リュミエール に憑依した。
次の日の朝、神父 クリストファー が無残な姿で発見された。
《★占》 ギーク ジャンクスは 人間 のようだ。
現在の生存者は、公安 リュミエール、研究者の娘 アリシア、ギーク ジャンクス、“烏” ケビンの4名。
/*
しかもまだ生きてるし!
……つーか神父は見破れなかった。姐御(だよね?)すげぇ。
…って、この調子だと、乗っ取られてんの…誰?
能力的なところだと先輩だけど、状況的にはリュミ兄ちゃん。
[自分ではない、自分がいる。
あれは私。それなら、「私」はなんだろう。
機械の歯車。物質の原子。
自分が崩れていく。
身体が崩れていくように、ぽろぽろと。
そして、海に*溶けた*]
/*
一晩寝て、少し落ち着いた…
結局何が怖かったのかと考えれば…発言タイミングなど、中の人に属する物(だと思ってる)物まで騙られたから、中身まで"Masquerade"に侵食された錯覚に陥ってたのかもしれない。
脱帽どころじゃないなあ。ほんと。すごすぎる。
*/
―繁華街―
…………っ。
[奥歯を噛み締める。目が、潤む。
ブラスターを握る手が震える。右腕の傷が疼く。]
…………。
ごめん、よ。
[トリガーを、引いた。]
[強い反動。焼ける音。
光線は少女の額を貫き。
小さな煙とともに、少女の身は地にくずおれる。
最期の時、彼女はどんな顔をしていたのだろう。
少年には、どんな顔が見えたのだろう。]
……ミリア…。
…………もう……疲れるコトなんて…ねぇ…よ…。
……だから……これ…で…。
[慟哭。]
[泣き叫ぶ声は、どこまで響いただろう。
やがて烏の声は止む。
ポケットから端末を取り出し、組織に、淡々と“駆除”の報告。
“バディ”から権限を任された、ということも付け加えて。]
……お休み。
って言えば……いいのか?ミリア。
[触れることの叶わない少女の遺体を前に、回収の者が来るまで、ただ*立ちつくしている。*]
/*
今気付いたけど、毎回必ずリュミ兄ちゃんに一票、入ってるんですよね(今更
これは憑依先は先輩、ってコトかなぁ?でもよくわかんない。
/*
あーでも…神父様が乗っ取られてから、どちらにも接触した描写はないし…。
千鳥足(?)のリュミ兄ちゃんが危ないと言えば危ないのかなぁ。
[身体に響く閃光・・・憑代から引き剥がされる意識。
最後に感じたのは、誰かの泣き叫ぶ・・・心]
[記憶の海に身を浸し、押し寄せる波間を彷徨う。
はじめから身体を持たぬ己は、何者、なのか―
己の存在を問うこの、意識すら仮初のものなのか―]
―― 街外れ・自宅の自室 ――
……ジャンクスさん……良かった……っ。
[コンピュータに映し出されている表示を確認し目を潤ませる。『Masqueradeを見分ける薬の試作品』と聞いて受け取った注射器に残る彼の痕跡から分析にかけたのだ]
感染していないんだよ…リアン。
[男性に懐いていた仔犬を抱きしめる]
……2回も調べたなんて知ったらジャンクスさん、どんな顔するんだろうね。
[信じてくれるまで待つと言ってくれたことを思い出す。理由は最初と変わらない。疑っていたくないから、信じたいから、そして自分が安心したいからだった]
……この事実を伝えなきゃっ。
広場に行ったらまた誰かに会えるかもしれない。
運が良ければ、もう一度、ジャンクスさんとも……。
――自宅→広場――
―― 街中央部・広場 ――
[解析結果のレポートを胸に、昨日ジャンクスと会話した噴水まで歩いてきた]
『Masqueradeだぞ…これ』
『嘘?!本当に…やだ、気持ち悪い』
[ひそひそ話すような声に視線を送ると、少し離れたところで何かを見て立ち尽くしている男女の姿。仔犬はそれに気づいたのだろうか。そちらを睨んで低く唸っている]
……あの、どうかしたのですか?
[ゆっくり近づいていく。それと比例して鼻を突くような異臭が増してくる]
!!!
[死体だった。顔の半分が腐食し爛れ右腕にはMasqueradeを示す特徴的な痣]
……クリストファーさ……。
[声が出なくなる。見覚えのある小麦色の肌、今は色のない、だけどいつも穏やかだった瞳]
そんな、あなたが…感染していたなんて…。
[深い悲しみ。ケビンがパートナーだと言っていた、自分なんかよりも遥かに便りがいがあるようなひと]
……しかるべきところに連絡しないと、すみません。
携帯端末持っていますか?貸していただきたいのですが……。
[役所のMasqueradeを担当する課に報告をすませる。後で、ケビンにも自身の端末から知らせることに*なるだろう*]
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