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遅延メモが残されています。
リリン リリーリンリンはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
セイバー 足利尊氏はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
赤竜パピー (羽鐘辰)はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
鴻 みちるはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
バーサーカー ヘイズレクはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
キャスター メルカトルはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
アルフレート ローヴァインはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
ランサー ディオメデスはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
兄里ケイはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
妹尾柊はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
「管理人」 鳴木素子はブライジンガー 諒に投票を委任しています。
アヴェンジャー かぐや姫はブライジンガー 諒に投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
トゥルバドール クレティアンはブライジンガー 諒に投票を委任しています。
アサシン シェムハザ は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
リリン リリーリンリン は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
セイバー 足利尊氏 は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
赤竜パピー (羽鐘辰) は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
鴻 みちる は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
バーサーカー ヘイズレク は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
キャスター メルカトル は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
アルフレート ローヴァイン は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
ランサー ディオメデス は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
兄里ケイ は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
妹尾柊 は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
「管理人」 鳴木素子 は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
アヴェンジャー かぐや姫 は バーサーカー ヘイズレク に投票した。(ランダム投票)
トゥルバドール クレティアン は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
ブライジンガー 諒 は アヴェンジャー かぐや姫 に投票した。
バーサーカー ヘイズレク に 1人が投票した。
アヴェンジャー かぐや姫 に 14人が投票した。
アヴェンジャー かぐや姫 は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、兄里ケイ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、アサシン シェムハザ、リリン リリーリンリン、セイバー 足利尊氏、赤竜パピー (羽鐘辰)、鴻 みちる、バーサーカー ヘイズレク、キャスター メルカトル、アルフレート ローヴァイン、ランサー ディオメデス、妹尾柊、「管理人」 鳴木素子、トゥルバドール クレティアン、ブライジンガー 諒 の 13 名。
投票を委任します。
赤竜パピー (羽鐘辰)は、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
―南ブロック・ホテル内―
さて、ヘイズレク。
今から色々考えてみるから、危うい所があったら指摘してくれ。
[パピーは、朝日の差し込む窓辺に立ちながらそう言った。
今までのヘイズレクの言動を省みると、慎重に物事を考える傾向に思える。
想像や行動を、軽率に飛ばしすぎる自分にとって、それはほど良い手綱となっていると、パピーは考えていた。]
まず、口ぶりから察するに、教会の管理人と片翼のサーヴァントはかなり因縁が深いらしい。
少なくとも、あれは昨日今日召喚されたサーヴァントと管理人って間柄じゃないわな。
てことは、片翼は前回の聖杯戦争生き残りで、且つ聖杯を手に取る位置には行けなかったって事なのかね。
その位置に行けたんだったら、目的である聖杯破壊をやっているんだろうし、管理人も「負けてもただじゃ転ばない」とか言ってたもんな。
[窓の前をうろうろと往復しながら、考えを口にする。]
そしてどうも、聖杯で願望を叶えても、町の人はどうともならず、むしろ破壊した方がどうにかなる可能性があるようだ。
ここが片翼から聞いた話とは違う点だな。
しかし、前回とはいつの話なんだろうな。
あと他のチームに、聖杯を取られたのに存在し続けているってのも、ひっかかる。
管理人が「砂時計がひっくり返って同じなのは見た目」とか変な事も言ってたし、パズルを完成させるには、ちょっとピース足りてない感じかね。
……まあ、町の人がどうにもならないって話は、辰にとっちゃ朗報だったみたいだけどな。
投票を委任します。
ランサー ディオメデスは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
ともあれ、片翼はすでに聖杯戦争経験者で要注意って事だけ、胸に刻んでおくか。
こうなるとあの羽根もいざと言うときに使う切り札としちゃ、信頼度が微妙だな。
呼ばれても、出てこない可能性が結構ありそうだ。
うーん、妹尾たちは、今頃どういう考えに至っているんだろうな。
詩人さん、結構頭が切れそうな感じだったが。
[そうつぶやきつつ、パピーはバックの中へと入っていった。**]
赤竜パピー (羽鐘辰)が「時間を進める」を選択しました。
[店の横には、巨大な彫像が聳え立っていた。
その姿まさに筋肉。天地を支えし神話の存在――アトラスがいまにも動き出しそうな臨場感で世界を担ぎそそり立つ。
新たなる看板をひっさげて。
創作居酒屋『俺の筋肉』 本日も開店!]
投票を委任します。
バーサーカー ヘイズレクは、ブライジンガー 諒 に投票を委任しました。
へい。らっしぇーい。
お二人さんお疲れ様。まずはゆっくり休んでくれ。
[おもてなし菓子として栗金飩を用意いたしました。どうぞごゆっくり。]
――うむ。
こういう仕様なのだ。悪趣味の魅せ所だな。
[店内に設置された大型ルナティック4kテレビのdボタンを押し遅延メモを確認すると深く頷く。
聖杯の仕組みを知った時は大爆笑した。]
しかして。
二人連続でやってしまうと次からやらねばいけないプレッシャーに苛まされないかちょっと心配だな。
M「必ずしもやらなきゃいけないわけじゃないからねっ」
D「ネタ師共の戯れ合いとか気にせんでええで」
― ??? ―
――その槍は、手の内に在りて猶、獣の如く唸りを上げていた。
黄金の槍の、元より湛えていた煌きを翳すように、或いは引き立てるように、天狼の星の名を戴く輝きが輪転する。触れた大気を遍く引き裂き、喰らい、奔る蒼き焔のいろは、ひとたび振るえば、大地と天を揺るがす咆哮を上げ、彼方へ立つ兵どもにすら届くだろう。
死の最中へと挑む数多の戦士ならば、一度は焦がれる戦場の星。あらゆる勝利を約束し、あらゆる平和を象徴する美しき戦女神は、――呆れたように溜息を吐いた。
「――おかしいですね。実に不思議です。私の記憶では、貴方はアルゴスの王であったはず。だというのに、何故こんなところで夜営などしているのです」
夜に瞬く星々の下。男の前に現れた女神は、以前と変わらぬ威容を以って佇んでいる。それは、遠き戦の日々を鮮明に思い出させる程の、不変の輝きを湛えていた。
女神に声をかけられた男は、顔を上げず、表情も綻ばせず――常であった静かな面持ちを以って、女神に答えた。
「簡単なことだ。あの国からは追い出された。概ねの民の総意だ。抗う術も無い。完敗という奴だな」
淡々と語る男に、女神はなおも呆れたような、或いは詰るような表情を見せる。半ばの諦めと、憐憫と、――永くを供に生きた友人のように。
「……そんなことは知っています。まったく、私を誰だと思っているのか。そのようなことではなく、どうして私を頼らないのかと聞いているのです」
立ち昇る薪の炎を、男はじっと見つめた。
「今更、君に言うまでも無いことだろう。我々人間に神の真似事は出来んし、だからと言って神に頼るのは御免被る。君のことは一人の戦士として尊敬しているが、別に神嫌いが治ったわけではない。第一、今回の件も、アフロディーテの奴が一枚上手だっただけの話だろう。妻や友を救えなかったとするならば、それは俺の力の不足によるものだ」
女神は、炎を見つめる男の横顔を眺めていたが、そこにはどのような表情も現れなかった。遠くを見るような、懐かしきを語るような――、恨みも、怒りも、そこにはまるで存在していない。
「……確かに、人間には我々のような力は備わっていないかもしれません。ですが、先日の戦で貴方が魅せたように、神に匹敵する功績を挙げることは出来ましょう。……語られ、継がれ、やがて神と同化するようにして伝説となる。貴方が語ったように、神性とはただ少しばかり優れている生命種に宿るのではない。そうやって生まれるものでしょう」
言葉を選ぶように告げる女神に、男はようやく顔を上げた。夜空の月と、薪の炎と、槍に宿る天狼星の輝きに照らし出されて、常ある真面目な表情が、より重苦しく浮かび上がっていた。
「それは困るな」
「――何故」
困惑を隠せない女神に、男は顎に手をやり、考え込むようにして言葉を搾り出した。
「仮に、同じ戦場にいた君と同化などしてしまった日には、君を超えられなくなる。同格の遊び相手が欲しいなどというお前の寂しがりも永遠に解消されんままだ。これはお互いに困るだろう。――そら、分かったらオリュンポスの山に戻って神罰の一つや二つでも下していろ。待ちくたびれて迎えに来てもまだまだそちらには――」
――その日。男は初めて「知恵の女神に拳(グー)で殴られる」という快挙を果たしたのであった。
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