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エリィゼ は、クロロ を占った。
次の日の朝、受信中 ギュル が無残な姿で発見された。
《★占》 クロロは 【人狼】 のようだ。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、隻眼の ミツル、千早、グレン、アレクシス、エリィゼ、ツリガネ、クロロ、シエラ、アルフ、ジロ、セシル、コトブキ、クルークの13名。
[平和を取り戻すための方法として、まさにその平和を乱す戦争を始める。人はなぜこの圧倒的な矛盾に気づけないのだろうか?
仲間を思い、笑いあったあの日の子供たちは何を想いその力を振るうのだろうか?]
[雑用係と呼ばれ、その人の顔を確認>>117すると、案の定。
何故執務室にいるはずの彼がここに、と思ったが、聞いてみればうん、ただのサボりであった。]
今度の上官はコトブキ様と聞いて来たのですが…相変わらずですね。
サボり…は、どうかと思いますけれど。
[自分が今サボっても、明日からやることは変わらないだろう。もし見つかったら、今は、怒られるかもしれないけれど。]
…僕はコトブキ様に任せますよ。
どうせなら、いいサボり場所とか、のんびりできる所を教えて頂けたらと思います。
[と、サボりに乗ってみた。コトブキはどんな風に返してくるだろうか?これからの軽い打ち合わせだけのはずだったが、この機にこの場所について色々知りたいな、とも]
んー?なになにぃ?ミツルくんのこと狙ってたのかしらぁ?
[と筋違いの考察。]
あ、そうだ!そろそろ会議終わってるかしら?
[ジロに聞いてもわからないのだろうけど、何となく聞いてみる。そろそろ妹切れを起こしそうだ。反抗期の妹も可愛くて仕方がないのだ。]
―少し前・会議室―
それではこれで。お先に失礼させて頂きます。
……行きますよ、エリィゼ。
[横に居る彼女に声をかけると同時に上司が立ち上がる。
その後に続き、扉を開け。
……退出する直前にアレクシスを少しの間見つめて、何事も無かったかのようにその場を去った。
ざわめきから遠ざかると、やっと笑顔を張り付けるのをやめ、ため息をついた。]
……やれやれ、忙しくなるな。
[アレクに報告へ行った際には、きっと今回の事を問い詰められるのだろうと思うと、ほんの少しだけ憂鬱にはなったが。
それも一瞬だけ。
再編部隊の人員、陣形、作戦。考えなきゃいけない事は山ほどある。]
─2d深夜/帝国同盟─
[誰もいない軍の中庭。血まみれで倒れ伏す隊長の男。
背中に深々と突き刺さったナイフに、散りばめられた黒い花びら。
「やめてくれ」「裏切り者」、喚く男は予想外に弱かった]
つまんない!
[先ほども教会の司教を殺して、その手応えのなさに飽き飽きしていたところなのだ。
司教は大樹に両手をナイフで貫かれ縫い止められる、まさに教会や女神を侮辱するような格好で死んでいる。
「女神に罰を」──そんな血文字が地面に描かれているが、果たして無事だろうか。]
見かけだけね、訓練ちゃんとしてたの?
司教はまあ仕方ないけど……あーあ、拍子抜け。
[たん、と軽い動きで壁を乗り越えて帝国同盟から逃げ出し、見つからなければ組織に帰って行くだろう。
エリィゼの部屋には置き手紙が一枚。
「帝国に復讐を。」
それだけが書かれている*]
「さて、先ほどの会議で決定した交渉だが、交渉事項については司令部から伝達が下った。
内容は今回の担当者のみの機密事項とする。いいな?」
[部下にそう確認する壮年の男・外交部長官は、今一度立ち並ぶ部下の姿をじろりと見渡して、任務担当者の名前を読み上げる。
その内にもれなく指名されて、アルフは「わぁ…来たぁ…」などと心中で白目を向いた]
[どうにも、国からの任務を請け負うには己は不真面目なようだ。そうぼやく間もなく、同僚と交渉事項を確認する。]
A地区における停戦協定
・帝国同盟・連合国は交戦地Aにおける交戦をただちに停止
・交戦地Aにおいて、帝国同盟と連合国の境は二国から均等な距離にあるものとする。
・停戦中はいかなる場合があってもお互いの兵士および物資に危害を加えないものとする。
・上記事項が破られた際、この停戦協定はただちに破棄される。
/*襲撃はおまかせじゃなくても良いのでしょうか?
今のところ、千早以外なら誰を襲撃しても良いです。
あと、吊りはどうしましょう?*/
投票を委任します。
隻眼の ミツルは、コトブキ に投票を委任しました。
ー連合国軍・???ー
[外を歩いていると、急にミツルの目から涙が…
孤児院の誰か(ギュル)がいなくなったような気がした。
早く戦争を終わらせなくては…
眼を擦り誰にも見られないよう、再び歩き出した**]
そんな嫌そうな声なさらなくても。私の"仕事場"の近くですよ、ここ。
[仕事場の意味も霊魂との会話も上司のあなたは理解しているだろう。
曖昧に笑うコトブキ>>1:120へと首を傾げたけれども。]
はい、了解しました。
[口を尖らせる上官に澄ました顔の聖職は、帰る道すがらクロロと出会いサボりの声をかけるようなこと>>1:117を考えると見慣れた物だっただろうか。]
おや、クロロさんまでコトブキ様に感化されて。
2対1でさぼりの方向になりそうですね。
[どこか知っていらっしゃるんですか、みたいに先ほど咎めた割にはあっさりとサボりを肯定してコトブキを見下ろした。]
[会議解散の号令が掛けられたようだ。順に席を立って、あるべき場所へ帰る人々。とりあえず自分も会議室を離れようか。会議室はいまだに騒ついているが、自分には関係ないことだ。スパイであろう彼女とて、まだ動くことはないだろう。直属の上司の発言は、牽制の意も含んでいるはずだ。そう読んで、騒ぎの中心から離れるように立ち去った。
まさかこの時の自分の判断を、これ程までに悔やむことになるとは……。その時は知る由もない。
気づくのは、彼女が消え去った後だった。上層部の隊長と司教、二名の死体という過激なメッセージを残して……]
[出発は比較的すぐと伝えられ、外交部の人使いの荒さに辟易しながら考える]
今回はコッチから停戦を持ちかけるから、さすがにふっかけるわけにもいかなかったのかしら?
[アルフは機密事項を記憶すると、コーヒーの入ったマグカップを持って、外交部から少し離れた、軍部の外が見える窓辺に立つ。朝日の中で青い小鳥がぱたぱたと逃げていくのを眺めながら、泥コーヒーをすすった。誰かに背後に立たれれば、少し驚いて振り返るだろう]
俺もクロロと一緒で後天的だ。
なぜこうなったかは自分にも分からない…
そういえば、連合国にもう1人俺達の仲間がいたはずなんだが…
―会議後―
[会議終盤に波乱はあったものの、その日の会議はそこで閉じた。
そのままアルフを追いかけて話をしたかったが、隊長の愚痴と小言を貰う仕事で断念せざるを得なくなる。
解放されたのは日が落ちて暗くなった頃。]
また今度にしましょうか……。
あちらも忙しいでしょうしね。
[慣れていても疲労の色は隠せず、自室に戻ると倒れこむように眠ってしまった。]
―2d深夜/夢―
[見えるのは、縋る様な目で此方を見る母親。
其処に手に鈍色に光るもの――ナイフを持った叔父が母を襲おうとするのを見る。一瞬で込み上げるのは怒りと驚き、そして恐怖。
ごちゃ混ぜになった感情は、唯一つの思念に誘導されて]
(助けなきゃ、)
[そう思えば――頭が真っ白になって。
気が付けば在ったのは、物言わぬ屍となった叔父と。
此方を怯える様な目で見る、母親。]
『化け物…!私はこんな化け物を生んだんじゃない…!』
[焼き付いた。その眼差しは。酷く、突き刺さる。
近寄ろうとすれば逃げられて――。伸ばした手から離れてく。
遠く。遠く。何かが、囁いた。]
『――全部、大切な者はお前の手から離れていくのさ。みんな。』
[其処で、がばり、と目を覚ました。紛れも無く、其れは彼の過去。
その数日後、首を吊った状態で見つかった母の、最期の記憶。]
(最悪な目覚めだぜ、全く…)
[クルークと会ってから、雑務を少しと。
妖刀の『餌やり』は既に住んでいたから、そのまま眠りへついたのはいい、のだが。はあ、溜息を吐いた。これ以上、眠る気もしなかったのだが。時計を見ればまだ午前2時くらい。長い夜に、溜息を吐いて]
仲間…ああ!狼は僕の知る限り、僕たちだけだろうから、人狼を崇拝しているような人間のことかな?
[それはまた面白いことを聞いた、とクロロは思う。
もしそれが軍の人間であるなら尚更、と。]
どういう人なのかはわからないけれど…ははっ!ほんとうにそうなら、会えるといいなあ。楽しみだなあ…!
[そう言うクロロの目は、面白いものを見つけたように、爛々と輝いていた。]
[帝国同盟の勝利のため―――…そんな言葉が聞こえれば、エリィゼの方へと振り返る。>>5
そこに温厚で優しい参謀長補佐官の姿は無かった。
立っていたのは冷え切った翡翠を鋭くさせた軍服の男。
ちらりとだけアメジストを見つめれば、自身へと宛がわれた部屋へと歩き出す。]
そうですか?私、人を見る目は確かだと思うのですが。
[予想通りの返答が彼女の口から紡がれれば、つまらさそうに口を動かす。
ここ暫くの間、彼女を自身の傍へとつかせていたのは監視も勿論あるが、エリィゼの能力を認めての事だった。
直属の部下の中で一番能力があり、ある程度信頼でき。
本当に何処かのスパイならば、抱き込む形でその活動を止められればと甘い考えも何処かあった。
多分、少しくらいは自分を信用してくれているだろうと、
自分の後任にと指名したつもりだったのだが。]
ただの兵士にしておくには勿体ないと。
そう思って傍に置いておいたのですよ?
私の……いや、僕の後を継げるのは君しか居ない。
[冗談めいた色を混ぜて告げれば、彼女は呆れたような顔をするだろうか。
それでも良いと苦笑して執務室へと入っていく。
どんな言葉を投げかけた所で、きっとエリィゼは受け入れてくれないのだろうと、諦めに似た感情を抱いて。*]
−会議の日・夜−
[それに気づいたのは全くの偶然だった。
不意に、知人の司教を訪ねようと思ったのだ。地位は相手の方が上だったが、信心がないことを隠しもせず何かと勝手な行動を取る自分を、困ったように笑って受け入れてくれる人だった。本人は女神の加護を一分の隙もなく信じる、敬虔な信者であった。ただ本人の持つ暖かな雰囲気の所為か、他の信者のように愚かしいとは思えなかった。無力な彼を守ってあげたいと思っていた。もしかしたら、かつて守れなかった彼の人を重ねていたのかもしれない。]
(こんな遅くに迷惑かな……普段から寝るのは遅い奴だし、大丈夫なはずだけど。)
[少し不安に思いながらも、高位聖職者の居住区に向かう途中。久しぶりに話すのが柄にもなく楽しみで、蠢く魔力の気配に気付けなかった……]
[二人とも後天的なものだと知れば、何処か見下す様にふん、と鼻を鳴らして。その調子は何処か小馬鹿にしたものだ]
…何だ、一人くらいは『本当の同胞』が居ると思ったのだがな。
何方も純正では無いのか。……まあ、愉しませてくれれば良いがな。
[少し落胆したかの様で呟く。
純正――純血の人狼では彼自身も無く、隔世での呪いの伝播の様なものだが。少し関心が薄れたかの様に呟いて。仲間など、人間である以上は至極どうでも良かったが――、利用くらいはしてやれるかと思いながら。冷たい血の色の目で彼らを一瞥しては、もう良いだろう、とばかりに背を翻した]
……もう用は無いな。
[しゅたん、とまた狼の姿になっては――、段差の上へと上がる]
――くくっ、次に会う時は戦場か?
純正では無いお前達が何処まで楽しませてくれるのか心待ちにしているさ。…特に、其処のお前だ。
[そう言って、ミツルの方を射抜く様な視線で見つめ]
――成長した?取り戻したのさ。力をな。
……同じ重力の属性を持つ者同士、いつか仕合いたいものだ。
―深夜・自室―
[あの後雑務をある程度片づけてからアレクシスの執務室へと向かい、
勝手に紅茶を二人分淹れながら報告……雑談に近い報告を済ました。
彼女の能力を認め傍に置いていた事、監視の意味は少なかった事。
後任の件は断られてしまった事を笑いながら話しただろう。
部下の育成って大変だよね、とぼやきながら。
気が済めばまた執務室へと戻り、また会議を一つこなしてやっとベットへと辿りつく。
何処かで胸騒ぎを感じながらも、無理やり瞼を下した。]
/*
本当は1dに出来たらよかったんだけども……片頭痛で死んでたという。申し訳ない。
プロの時の提案と微妙に変わっちゃった気がするし、下でマオ兄ちゃんがやりにくくないと良いんだけれど……。
RPとか凄い戸惑わせてたらごめんなさい。
/*
難しいなァRP村。
上手いこと他人の行動や反応も補完して進めて行くってのが難しい。
あと目的持ってないと中々大変そうだ。
これまでやってきたのと違うから結構戸惑うけど頑張ろう。
ていうか、今日から吊り噛みでるから戦闘はじまった方がきっといいんだよねぇ。ううん。
―ある噺―
[孤児院で制御がしばしば不安定な時があった。
死人さえ出て居ないものの、その暴走は酷く。
本棚がスクラップの様に縮んだり、ある一部の床が丸々消えたり。
そんな俺を、決まって馬鹿にする奴がいては――、
ふと意識が飛んで。戻ったら泣きそうな声をして、此方を化け物だ、と罵るのだ。辺りは至極滅茶苦茶で、怪我をするものも多々いた。その声が母親のあの視線と声に重なって。]
(違う、違う、違う)
(あの声はきっと――聞き間違いなんだ)
[お前は本当の化け物だ、と囁いた声を心の奥に。
頭を抱えて――、それを聞けば意識のある儘、力は更に暴走した]
(―――俺は、化け物なんかじゃ、ない)
/*先に狼側にアレクの地雷を。(村に発表したら狼COになりかねない…)
敵対しても良いと思います。ただ動かしながら2vs1を最悪想像しながら
そしてメモすれ違いを赤で謝り*/
/*
全然いいと思いますよー。そこはそれぞれの性格にもよるんじゃないかと思います。
むしろ、戦場であったらアレクシスとか真っ先に狼に向かって行きそうですよね。*/
−会議後・夜−
[高位聖職者の住まう区画には、美しい庭があり神聖な空気を漂わせている。曲がった角の向こう、庭の中心に美しく聳える大樹。そこに掲げられたモノは、清らかな庭の中で圧倒的に異質だった。そこには、今さっきまで自分の頭の中で微笑んでいた彼が、変わり果てた姿で磔られていた……]
(−−どうしてッ…‼︎)
[咄嗟に声は出なかった。駆け寄って名前を呼びかけようとして、彼の死を悟る。足元の女神を侮辱する言葉に気づくより前に、点々と残る魔力の痕跡を見つけた。禍々しい気配。変わり果ててはいるが、自分の知っている彼女のもの。
本当なら彼を安らかに眠らせるのが先だと頭ではわかっていた。それでも、咄嗟に走り出した足は止まらない。直に本体の気配も感じ取れるようになる。小さな火球を生み出して戦闘に備える。中庭の目前、犯人の彼女は自分に気づくだろうか。]
/*後はアレクが元に戻るきっかけは化け物でないとかなだめてくれたらいい。悩んでたけど軍に忠実な理由は、ここなら誰も化け物扱いしない=戦力だから。陰口はあるだろうが。それで周りに化け物扱いされるのを恐れたって話。本当に化け物=人狼になりそうだから。*/
/*
やっとログが読めました。
ツリガネが相変わらず天使でしたので、僕は大変満足です。
あと、シエラが格好良いです。
描写を挟んでくれて、ありがとうございます。
プロローグでお話しできなかった方が多くて、悔やまれます。
感情が人間らしくて、僕、好きですよ、シエラ。
―闇の底で―
……っ、頭、が。
[自分は死んでいるはずなのに、酷く頭痛がして気分が悪い。冷や汗も出ているようだ。
ゆっくりと、自分の死を、思い出す。
激しくなっていく戦争。迫る戦禍。
中立という名は空虚となり、孤児院での安らかな日々も失われる。
妹を、護らなくてはいけないと思った。
今度こそ、魔法が操れない彼女を危険から護らねば。
だけど僕が死んでいるということは、彼女は―――…]
僕はまた、護れなかった?
[あの子の気配は此の空間にはない。
それなら、セシルはまだ生きているのだろうか]
[薄らと思い出されていく光景に、よく知ったもう一人の少女の姿。
孤児院の才女、シエラだ。
彼女は昔から優秀で大人びていた。群れを成さずに時に一人を貫く姿は、半分くらいは元の性格で、もう半分は強がりなのではないかと眺めていた気がする。
自分は彼女の才覚には遠く及ばないが、何処か両親の元で過ごしていた頃の自分と似ているように見えて、妹やツリガネとは別の意味で甘やかそうとしていた。
具体的には、紅茶を多めに入れてしまったという名目で食堂に誘ったり、オルガンの調律を確かめたいから演奏を聴いてほしいと礼拝堂に誘ったり。嫌がられるなら無理強いはしないし、誘いに乗ってくれるなら嬉しそうにのんびりと応対していただろう]
どうして、彼女が。
[そのとき、共鳴するような彼女の心の叫び>>17が聞こえた気がして、はっと顔をあげた**]
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