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次の日の朝、自警団長 ヘクター が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ショコラティエ アンジェラ、少女 レリア、墓守 ノア、村娘 ポーラ、見習い神父 ドレッセン、自警団員 レオナルド の 6 名。
[ヘクターが気難しげな顔で、詰め所の中で一人書類を読んでいる。
その机の上には、アビスの仮面が一つ、無造作に置いてあった。
―――と。
誰も手を触れていないのに、仮面がひとりでに宙に浮き上がった]
『……!?』
[ヘクターが慌てて腰から抜刀した姿勢で、そのまま、その仮面を睨んでいると、仮面はある一点で止まった]
『どういう……仕掛けだ?』
[警戒したまま、ヘクターが仮面に近づこうとした瞬間―――]
―――忘れ物を取りに来たよ。
[仮面の位置にちょうど顔が収まるように、いつのまにかアビスはそこに立っていた]
『き……貴様!何者だ!』
[ヘクターの誰何の声に、アビスが低い声で応えた]
―――アビス。
『アビス……?
そ、そうか!貴様が今回の事件の犯人!?』
事件とは……これはこれはおかしなことを。
私はただ、哀れな隣人達に、楽園を教えに来ただけだ。
―――もっとも、楽園の存在を知った上で、私に付いて来てくれるものがいたとしても、それは私の知るところではない。
『えーい!!虚言ばかり弄しおって!
その場になおれ!逮捕してくれる!』
……私を?捕まえる?
ククク……これはこれは面白い冗談だ。
よろしい。
やってみるが良い。ただし、それを誤ったときは、貴様の魂を貰い受けるがな。
『……腕の一本や二本で済むとは思うな!』
[言って、裂帛の気合と共に、ヘクターがアビスへと斬りかかる!
―――が。
アビスはその場から一歩も動かずに、その剣をその身に受ける―――いや。肩口から斬りかかったはずの剣が、アビスの体を通り抜けて、地面に当たった]
『な……!?』
[狼狽したように、目を白黒させるヘクターの耳元でアビスが囁く]
……約束したぞ。
誤ったときは、その魂を貰い受けるのだとな。
[アビスの手がヘクターの背中に伸び、体に傷一つつけないまま、ヘクターの背中から内部へと入り込む]
『う、ご!ごごごごごごごごごごごごごご!!』
……仮面が丁度よく、君のそばにあって良かった。
君は楽園には不要な存在。君はこの場には不要な存在。
だから、私と同じく早々に退場していただこう……。
この村に始まる舞台をもっと楽しんでいただくためにね。
『ぎ、ぎぃざぁまぁぁぁぁああぁぁぁっ!!』
[ヘクターが血走った目で、アビスを睨むが、アビスは底冷えのするような笑みを浮かべながら、その手を抜き取った]
『……!!』
[次の瞬間、まるで糸が切れた操り人形のようにヘクターの首が折れ曲がり、その体から全ての力が抜けた]
君には……永遠の奈落こそが相応しい……。
ククク……。
[その手に残った魂を、アビスが一口で丸呑みして、ゆっくりとその場から消え去った。
そこに、傷一つないヘクターの死体を一つ置いたまま]
そうか。ならいいんだ。
・・・気をつけて帰れ。
[先ほどとは打って変わって、普段と変わらぬ明るい笑みを湛える少女に、そう投げかけて。
また明日と声をかければ、今度は振り返りポーラのほうを向いた。]
待たせたな。行こう。
[流石に手を引くような事はなかったが。ポーラの隣をゆっくりと歩いた。
彼女の歩調に合わせるのと、もう一つ。治まらない頭痛に密やかに耐えながら。]
・・・大丈夫とは言わなかったな。レリア。
[歩きながらぽつりと、辛うじて聞き取れるかどうか程度に小さく呟いた。]
墓守 ノアが「時間を進める」を選択しました。
(裏)
『……しっかし、アビスも本っ当に、おっさんを楽園パレードに連れて行きたがらないわねー』
ふ……。
我が楽園パレードに醜いものは不要。
おっさんなど、百害会って一利なしだ。
『まあ、私としても、おっさんとかいても見苦しいだけだから、その意見には賛成なんだけどね』
そうだろうそうだろう。
珍しく意見が合うな。
『まーねー。
本当は、アビスもおっさんだからいらないんだけどねー』
……。
……。
……傷つくなぁ……。
中:
さて今日から本番、ってわけではないですが。現状把握。
吊りが事前で襲撃が事後なのは了解了解。
コミットは済みで、吊りは基本希望制。
吊り挙手が無ければメモで投票先名言する事、っと。
襲撃されたら…泣かないけど泣こうwwwうんwww
[ノーラの答え。問いかけ。レリアの答え。
見上げていた視線を落として目を伏せた。
待たせたなというのには首を振ってゆっくりと歩き始める]
…そう、ですね。
でも平気だって。絶好調とも言ってましたから。
[あまり離れることもできずにいたからか小さな呟きも耳に届いて。
確かにレリアは大丈夫とは言わなかった。彼女にもまた何か伏せているものがあったのかもしれない。
…鋭いな、と思った]
[そして不意に足を止めた。
どこかから響いてくる笛の音]
これ。
昨日と同じ…。
[耳を澄ませる。
どこから届いてくるのかを聞き分けようとするかのように。
その音色に聴き入るかのように]
☆お知らせ
誰か、処刑のことを言い出す人お願いします。
NPC使って、天の声で言い出してもいいのですが、なるべくなら、PCでやったほうがいいと思いますので。
また、処刑投票の際は、まずメモにて投票する人物の名前を張ってください。
自分が処刑されたい人は、お早めにどうぞ。
また、コミットもお忘れなくお願いします。
☆今日の予定
22時までに処刑投票を終了して、その後の約2時間で処刑RPをお願いします。
日が変わってから、狼と襲撃されたものでメモ等ですり合わせて、襲撃RPをお願いします。
村娘 ポーラが「時間を進める」を選択しました。
平気、か。ならいいんだが。
私には、レリアの"何が"平気なのか判断がつかないからな。
・・・絶好調なのはレリアらしいが。
[最後は少し、笑みには満たない穏やかさを含んだが。
レオナルドあたりなら、レリアの内情も何か知っていただろうかと、ここに居たのが自分なのを少し悔やんだ。]
・・・っ、これは。
[どこからか聞こえてくる笛の音に、微かに眉を潜めた。笛の音は頭痛を助長しているような気がして。
だがそれを今、隣に居るポーラに見せる事はせず。ゆっくりと、頭を振って無理やり押さえ込む。
表情は、変わらない。変えない。こういう時は普段の表情乏しい顔が役にたつものだと思ったりしたが。]
・・・アビス、だろうな。
まるでどこかで見張っているような、それとも誰かを待っているような・・・
[言いかけて、少ししまったと思い口を噤んだ。]
ああ……。
見ているとも。
私は、いつでも、見ている。
そして、楽園パレードへの賛同者も待ちわびているさ。
クックック。次の賛同者は君かな?
[気が付けば、もう遅い時間。一旦詰め所にでも向かおうと思った矢先に、笛の音が響く]
っ!
[鋭い痛みとともに、笛の音に心がひきつけられる。
それは、抗えない魔性の音。
それでも、それでも。首を振り、抗って]
[何が平気なのか。平気なのは何なのか。
それに答える言葉は持っていなかった]
[笛の音が流れ始めてからのノアの変化には気付かない。
否、神経の全てが聞こえてくる音に集中していた。
近く遠く。遠く近く。寄せては引いて。引いては寄せる。
その感覚を崩したのは、ノアが零した最後の一言]
誰かを待っている?
呼んで、いる…?
[何かから逃れるように、詰め所のドアを開ける。普段よりは荒立った音を立てたことには気が付かずに]
戻りました…
[返事がない。おかしいなとあたりを見回す。ここには連絡もかねて、誰か一人……通常は団長のヘクターが残っているはずだ。
もう一度見回す。
そして、テーブルの下に、倒れているヘクターの姿があった]
・・・。
[頭痛のせいか、内心何時も以上に冷静な判断は欠いていて。
ポーラが待っている、に興味を示した事に不安を覚えるも。
呼んでいる、には漏れるように口から言葉が零れる。]
アビスは、あの男は『我らと共に』と言っていたからな。
呼んでいるんだろう、楽園パレードに。楽園への同伴者を求めて。
だが、あれは・・・っつ、ぅ。
[途切れぬ笛の音に耐えかねて。片手で顔を押さえ込んだ。
目を閉じ、ゆっくりと息を吸う。]
団長!
[あわてて駆け寄り、腕を取る。すでに息はない。
全身を見渡して見ても、外傷もなく、ただ、息絶えている]
いったい…誰がこんなことを…
[再びあたりを見回す。床、窓、棚、机の上…]
っ!
[団長の机の上にあったはずの、アビスの仮面が*消え去っていた*]
共に楽園へ。
地平線の向こうへ。
[どこかウットリとその言葉を口にする。
だが苦痛の声が聞こえればハッと我に返って]
ノアさん?
大丈夫ですか。どこか痛いんですか?
[心配そうにノアの顔を覗き込んだ]
[痛みの中で、ポーラの陶酔したような声が、聞こえた気がした。
が、すぐ心配そうな声が届き。緩く首を振って。]
・・・ああ、問題ない。
持病みたいなものだ。すぐ治まる。
[2、3呼吸すれば痛みは少しだけ引き。押さえていた手を離した。
暗がりの中で、顔色が戻らないのが目立たないのは良かったか。]
・・・すまないな、心配かけて。
送ると言ってこのザマだ。情けない。
[ぽつりと、苦いものを含み呟いた。]
持病ですか。
すぐに治まるのならいいですけれど。
[言葉通りに落ち着きを取り戻してゆくノア。
その様子をじっと見ていたが]
いいえ、そんなことはありませんけれど。
無理はしないでください。私なら大丈夫ですから。
…慣れてます、から。
[情け無いというのには首を横に振りながら答えて。
持っていた袋をギュッと胸に抱えて最後に付け加えた]
私のこれは一時的なものだからな。
体の痛みはすぐ治る。だから、問題はない。
・・・慣れるのは。慣れすぎるのは、あまり良くない。
たとえ癒える事はあっても。
痛いものは、いつまでたっても痛いままだからな。
[ぎゅっと袋を抱えた少女にそう呟いて。少し迷ったが、そっと頭を撫で。
ゆっくりとまた歩を進めてゆけば、遠くに明かりが見えてくる。]
・・・遅くなってしまったが。もうすぐそこか。
[いつの間にか笛の音は消えていた。]
一人で帰ることには慣れている。
…今日みたいな事だって、初めてなんかじゃない。
[まさかノア達にも目撃されていたのだとは露知らず。
ただ思い浮かんでしまった一言を口にしただけ]
――っっ!
[慣れなければやってこれなかったのだ。そうでもしなければ潰されそうだったから。ただ一度だけ。一度だけ重みに負けた時の記憶を胸にそう思い込んできたのだ。
けれど何かを言い返そうとしたところで頭を撫でられた。
言葉は紡がれることなく喉の奥へと消えてゆく]
はい、ここまで来れば本当にもう大丈夫です。
[遅い時間になっても軒先に掲げられているランプ。
余裕のある家で無い以上それは両親の心配を如実に表していた]
ありがとうございました。
おやすみなさい…ノアさんもお気をつけて。
[気をつける。何に対してだろうか。
先ほどまで聞こえていた笛の音はもう届いてこない。
けれど娘の中には今も響いている。漣を立てるように]
[軽く頭を下げた。唇は笑みに近い形を取っていたが、その目は笑わずに揺れ続けていた]
[軒先に掲げられたランプの光はほんの少し、羨ましさと懐かしさを思い起こさせる。自分にはもう無くなってしまったものを。だけどそれはすでに昔に過ぎてしまったもので。
そんな事を考えていたからだろうか。ポーラの苦悩も、彼女の胸を揺さぶる言葉をかけてしまった事にも、視線を外し少し俯くような少女からは窺い知る事が出来なかった。
思いはどこかすれ違う。少しずつ、だが確実に。]
[唇に湛えられた作られた笑みは、常向けられていた物と見分けがつかなかったので。それ以上は詮索せずに。否、出来ずに。]
・・・ああ、それじゃあ。
おやすみ。
[こくと頷いて。少女の家を後にした。]
[小さな差異は大きなすれ違いを生む。
あるいは互いに話し合うことができれば埋めることができたのかもしれない。けれどその機会は得られぬままに]
[作った笑顔。作った心の壁。
守るために築かれたそれは差し出される手をも拒絶する]
[ノアを見送る顔はランプに陰影を作られて。
どこか無機質な表情を見せていた]
ただいま。
[家に入って父母に見せるのも笑顔。それは心配をさせぬために。
気遣われるのは嫌だった。深い愛情を感じてはいても、そうされてしまえば逆に今の状況を確認することにもなって、冷たい何かが生まれてしまうのも分かっていたから]
大丈夫よ。
はい、今月の分のお薬と種を貰ってきたわ。
[だから笑顔を浮かべて話す。これもまた慣れたこと。
…慣れてしまったこと、だった]
[店仕舞いを始めた頃、姉がその間に夕食の仕度に取り掛かる。
いつもと変わらない風景。ただ、その日は一つ違っていたけれど。
準備の出来上がったテーブルには、3人分の食事。
向かいに並んだ2つの食器。]
あれ?もしかして今日父さんが帰ってくるの?
[振り返った姉が何かを口にしようとした時、裏手の扉を叩く音。
はーい、と声をかけながら出迎えようとすかさず駆け寄る。]
「やあ、こんばんは。アンジェラ。」
[目の前に現れた男。
昨日もここで見たその男を、姉が席へと促す。
「ほら、アンジェラも。」
言われ、ハッとして席へ着く]
ああ、えっと…こんばんは、ジェラールさん。
[目の前の男はもう一度「こんばんは」と言ったような気がした。]
[食事をとる間、何を口に運んだのか、何を話したのか、
あまり覚えていない。
それは恐らく他愛のない話題だったような気もするけれど。]
[話を切り出されたのは食後の紅茶が出された頃。]
「あのね、アンジェラ。私たち、結婚しようと思ってるの。」
[結婚。口にした姉は少し不安そうに。
視線を逸らすことすら忘れて、暫し黙り込む。
それは昨日、なんとなく予期していたことであって。
でも気のせいだって投げ出したことであった。
姉が言ったことだけ信じよう。
その姉が口にした言葉。言うべき言葉は分かっているけれど。
じわり、と胸の内で何かが潰れ溢れ出る感覚に襲われて]
[家までたどり着けば、入り口にもたれ掛るように背を預け、滑り落ちる。
頭痛はまだ、完全には治まっておらず。
誘うような笛の音はもう鳴り止んだはずなのに、その残響は脳を犯す。
ぎり、と歯を食いしばるようにその場で堪えるも、一旦崩れた身はそこから動かずに。]
ぅ、く・・・。
[神にも、楽園にも何も求めていない自分には、あの男の誘いに何の価値も見出せず。
だがいつまでも取れない笛の音と、胸の奥で渦巻く言い様のない不安は、徐々に心を蝕んでゆく。
頭の痛みは警告だろうか。楽園へ見向きもしない自分への。
そんな事あるはずはない。これはただの頭痛だと、分かっていても。
悪い方へと思考が走る事も人の性で。それを一人で止める事などできずに。]
[ゆっくりとした動作で紅茶に口を付け、姉を見る。]
そう。おめでとう。姉さん。 ジェラールさん。
[カップを握ったその手は微かに震えていて。
決して男の方は見るまいと決めていて。
姉の嬉しそうな顔を遠くに感じながら、
これが夢であればいいのに、なんてぼんやりと思ったりして]
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