1137 【第５回】占い師しかいない村【情報欄必読】
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植物学者 シニード は、隠密修行 ミナオ と 領主の末娘 エリィゼ に因縁をなすり付けた。
隠密修行 ミナオ は、郵便屋 パーシー と 冒険家 ウィル に因縁をなすり付けた。
郵便屋 パーシー は、植物学者 シニード を占った。
冒険家 ウィル は、学術士 ヒューゴ を占った。
領主の娘 ロッテ は、領主の末娘 エリィゼ を占った。
射手 キリク は、技師 レネ を占った。
飛び級 シュカ は、黄金鳥 チャーム を占った。
魔導書の詠み手 ポラリス は、隠密修行 ミナオ を占った。
次の日の朝、冒険家 ウィル が無残な姿で発見された。
郵便屋 パーシー は因縁に引きずられるように 冒険家 ウィル の後を追った。
次の日の朝、占星術師 ヘロイーズ が無残な姿で発見された。
次の日の朝、植物学者 シニード が無残な姿で発見された。
次の日の朝、隠密修行 ミナオ が無残な姿で発見された。
領主の末娘 エリィゼ は因縁に引きずられるように 隠密修行 ミナオ の後を追った。
《★占》 領主の末娘 エリィゼ は 【人狼】 のようだ。
《★占》 技師 レネ は 人間 のようだ。
《★占》 黄金鳥 チャーム は 人間 のようだ。
《★占》 隠密修行 ミナオ は 人間 のようだ。
翌朝になって開口一番に占星術師 ヘロイーズは口を開けた。
「狼を見つけたわ！狼は…ごふっ！？」
突然ヘロイーズの口から血が溢れ倒れる。
「…どうやら、私が占ったのは呪狼だったみたいね…。
皆…あとは任せ…たわ…よ…。」
そういうと一人の勇敢な占い師は動かなくなった…。
せめて誰を占ったのかくらい言ってから逝けよという空気の中、２日目は始まるのだった。
現在の生存者は、学術士 ヒューゴ、領主の娘 ロッテ、射手 キリク、技師 レネ、飛び級 シュカ、魔導書の詠み手 ポラリス、観測者 マリーベル、悪ガキ ジュスト、黄金鳥 チャーム、黒魔術師 アーニャ の 10 名。
魔導書の詠み手 ポラリス
今回は大体七種類くらいある占い方法の一つ
「無限輪廻写本（ディスティニーレコード）」を使用しますわ
ミナオ様これを読んでみてくださいませ
ミ「また同じ過ちを繰り返すつもりか、世界はね、君が思っているよりずっと広くて狭いんだ
どうせこの世界には嘘しかないんだよ
オレは、お前を傷つけることしかできないから…オレは、大切なものを作っちゃいけないんだ、幸せなんて、オレは感じる資格がないんだ
ここから先は資格と覚悟を持ち合わせた者しか進む事は許されない
オレ一人で十分だ、オレという存在がなくなっても、オレの遺志を継いだものがオレの目的を果たす
征服者は駆け抜けた、ってね」
ポ「…ここまでスラスラ言えるってことは、間違いなく厨二（【白】）ですわ…」
射手 キリク
今日はレネの正体を暴いてみよう。
取り出したるは白羽の矢。
かつて、神と人が隣り合う時代…この純白の矢を宮司が無作為に空へ放つと、風が吹かない中を風に乗るように飛び、神の生贄として差し出される者の家の屋根に、突き刺さったという謂れがあります。
これを神への人身御供となれる者、すなわち人間の頭上で掲げても何も起きません。
しかし、不思議なもので人狼に同じことをすると異変が起こるのです。
あれ？…何も起こりませんね。【レネは人間だった】
狼率が仕事をしません。レネが人間でした。大事なので二度（
学術士 ヒューゴ
今日はパーシーを占うことになってしまった。
どうしてこうなった。
まぁ見てみるさ。
パーシー、君の本質はいったい何かな…。[眼鏡キュピーン！]
手紙、帽子、犬用の手相の本…。そしてPAD。
手紙は郵便屋が必ず持っている物。
帽子は彼女のトレードマークだ。
手相の本はプロローグに手に入れていたな。
…最後のは回答しない。
あぁ、間違いないな。【パーシーは白と判断するぞ。】
…既にいないのだが。
雪国の少女 リディヤは、ここまで読んだ。 ( b0 )
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