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今日もどこかで戦う音がする。
その中に混じっていたのは、空のひび割れる音。
歪み、孔が開いた虚空から湧き出てきたのは、ひときわ巨大で異形な宇宙怪獣たちだった。
今日は、いつもとは違う一日になるのかもしれない。
なんかこん中に、ただの人が3人、おおかみが2人、エスパーが1人、ストーカーが1人、痣もちが1人、求婚者が1人、封印狂人が1人いるらしいで。
あれは…!?
蟲どもの巣穴に繋がっているならば、見過ごすわけにはいかんな…!
各機、援護しろ! 吶喊するぞッッ!!
ったくっ!?
逃げてる余裕も無いじゃないの、これじゃぁっ!
[影はあいにく『目に見える』。
それなら、撃って撃てない事は無いはずと砲門を動かしゴム弾を地面に叩き込む。
精密射撃が持ち味のこの機体。
人相手に誤射なんてやらかさない。
(誤射しても多少痛いだけだろうが)]
何これ? 怪獣?
[不定形な黒い影は、硬い外殻の怪獣ばかり想定していた少年からすると、予想外の敵だった。
メガマリオンで殴り付けてよいものかと、迷っている間にまたすっ転ぶ。
今度は靴紐が解けていた]
[壊れたパーツは取り変える。取り換えの利かない物は一覧にしてリストにする。歪みは正し、接合できる部分は溶接し、油を塗り、丁寧に収めるべき場所へ収めて行く。
そんな作業の中で、小声で行われている会話は、他の者にはよっぽどでなければ聞こえないだろう]
あのー、ジュリエットさん。
どうして僕の足で工具の掃除をするのかな?
[青年のメイドは有能だ。どのくらい有能かというと、高速でロボの修理をしている主人のサポートをしながら、部分装纏のため、生身のままの足で、ペンチやスパナをごりごりごりごり出来るくらい有能だ]
それはまぁ、その通りね。
あんたにも拒否権はあるわ。
次に会ったとき、問答無用で襲い掛かってくるとかじゃなければこの際なんだっていいわよ。
けど、とりあえずルッカにはきちんと話しときなさいね?
拾ったのはあの子なんだし。
[手を止めず、目を話さない背中に言葉を投げる]
ま、これであたしの用件は済んだわ。
修理の方、くれぐれもよろしくね。あたしは荷物の搬入の方に回るから。
うん、解ってる、解ってるよジュリエットさん。
ジュリエットさんは戦闘用だもんね。
修理なんて、やってられねーですよね。
痛い?! 痛いよ?!
ニッパーはダメ! いたたた、切れる! 切り取られちゃう!
あっ、やめないで、もっと!
/*
ハロー、こちらレッドツー。
レッドリーダー、応答求む。
…なんてね。軍隊無線口調の赤二号ですよー。
アタシは襲撃に関して、『アタシの輸送機で裏宙まで輸送』と考えてたよ。
赤ログで会話できる理由付け、電波か何かをそっちが使えれば問題ないんだけどね。
地味に伏線は立てたけど、アンドロイドだし。アタシ。
*/
―― 卯月付近 ――
[杖を構える白いふりふりの少女。影に弾丸を向ける少女。
一度此方を振り返った後、転んだ、テルオの姿。
――瓦礫の下の硬い地面を蹴って、瞬く間に、地から現れた影の前に立った]
って、……っ!
[地から出でた黒い影――一瞬、例のあれを思い出す。
口にするのも嫌な、オカルトな、あれ。
本当に《それ》が現れたのかまではまだはっきりとは掴めていなかったが]
[撃ち出されたゴム弾>>2で、影の一部が吹き飛ばされる]
わあっ!
[上がった土煙に、少年が思わず声を上げる。
自分を狙う事はないとわかっていても、戦場慣れしていない少年は反射的に顔をかばった]
ど、ど、どうしよう!
[卯月に乗れば逃げ切れるかもしれないが、ルッカやエリーまであの攻撃に巻き込まれるかもしれない。
あちらとこちらで視線を彷徨わせているうちに、影はゆっくりと元の形に戻っていった]
つ、捕まえろ! メガマリオン!
[意を決したように、メガマリオンの腕を動かし、影へと伸ばす。
しかしそこは不定形、押さえつけるだけではするりと逃げ出してしまうようだ]
[ち、っと舌打ちして杖を掲げ。]
あんま詠唱やりたくなかったんだけどなー…この状況だと。
そうもいってらんないか。
――我、古の盟約を引き継ぐ者なり
――我、世界を憂うものなり
――我――セカイを手にするモノ、エリーの名において命ずる。陽の光よ、影を穿つ矢となれ!
[ながったるい詠唱を終え、杖の先端をあわせて、影を見据える。
その間に杖の先端に光が集う――]
ええい、もうちょい離れないと・・・!
/*こちら赤一号。
正直ラスボスも視野発言で赤ぽくね?とかいわれてる可能性がかなり高い件。
襲撃に関しては、まだ未定だったなぁ、私は。
一応魔法的回線をこっちからつなげる事はできそうだけども…。
電波回線とあわせるのは難しいかも。
そして複線に気づかなかった件。*/
[市長の声>>5は、一瞬だけ手を緩めた。
その約束は出来なかったので、聞こえなかったふりをした]
やっぱり、市長のシティには行けなさそうだね。
ジュリエットさんが危険だし、ジュリエットさんも危険かもしれないし。
……ジュリエットさん、モンキーレンチはやめようね。
あ、だめっ! 人体はそっちに曲がらな……いだだだだだ!! だめだめだめ! すごくいい!
[叩いてみるも、反応は無い]
[スキャニングしてみるも、怪しい影は無い]
[試しに放った《スコル》の《ハウリング》にも、反応は無い]
[出来る限りの事を試す。
物理衝撃、スキャン、音波による魔力衝撃、加熱……。
幾つか試した所で]
──もう駄目だ、アイツを頼るしか無えか。
[思い浮かぶのは既知の相手、自分よりも情報、事情通なヤツの事。
見せれば何かしらの情報は得られるだろう、と
通信を開いて、繋がった相手との暫しの会話は続き……]
──はあ!?
留守にして……構わん、何処にいる。
[直接赴くつもりで、所在地を訪ねた。
散々渋った後、聞くことが出来た街の名前は、『シティ詩論』
通信を切り、地図で街の場所を確認した後]
《行くぞ》
[右腕の魔力回路が光るとほぼ同時。
《相棒》は、自身の右腕に組付いた、一つの《パーツ》に姿を変えた。
移動中、何処かで交戦している様子が視えるのならば、様子を見に行くかもしれない]
/*
うわぁ。
よ、よりによってエリーが相棒か…
イルとエリー、ほど相性悪くは無いけどかなり相性悪いよ、アタシ達…
科学系と魔法系だから、連絡手段的な意味で。(ルッカは魔法系さっぱりです)
*/
あ、い、イル!?
[メガマリオンを動かそうとしたその時、影の前に立つ人影>>7に気が付いた。
ルッカとエリーが警戒していたその男、少年ははっきりと顔を覚えていた]
助けてくれるの!?
[イルの背中に声を掛ける。
そして反対側からは、少女の呪文のような言葉>>9が聞こえた。
指に神経を集中させつつ立ち上がり、じりじりと後退した。
戦うにしろ、逃げるにしろ、生身の少年が敵の近くに居るのは不都合だった]
ああもう、やっぱゴム弾じゃ駄目かっ!?
[かといってワイヤーネットは不定型な物には効かないし、
実弾ではテルオを巻き込みそうで。]
エリー、射線上にテルオ君が居なきゃなんとかなるねっ!?
[言うが早いか機体を走らせ、テルオと謎の影に等辺になる位置へ移動した。]
/*
…アタシは無目的…と言うか最大の行動目的『生き延びたい』だからねぇ。
脱走してるし。伏線と連絡手段に関しては、鉱石見てるときにアタシが無線機渡すかエリーに魔法を感知できるようにしてもらうかで良いのでは?
前者は単に好奇心から、後者は『魔力持った鉱石が有ったら分かるように』って言う名分で。
*/
散 れ ぇ え え え え っ っ っ !!!
[あらん限りの大音声、すべてをびりびり揺るがす勢いで、少女の声が響き渡った]
射線にさえいなければ、ね。
そんなわけで――もう一人も巻き添え食わんように離れなさい!
あたっても知らないわよ!
[機体の動きに若干よろめきつつ、足を踏ん張りなおし、狙いを定め、貯めながら避難しろと叫ぶ。
そして――]
吹き飛べ影絵野郎!
[陽の光を収束させたバレーボール程の光弾を、影にむけて――ぶっぱなした]
──移動中・交戦地域(の空)──
[首都を目指して《飛んで》いると、進路上の陸地が何やら騒がしい
良く視れば、黒い影と応戦する姿、その中には、何人か、知った顔もいて]
──また何かあったのか?
[少し離れた場所へ、"様子を見に"、地上へと降りた。
一応は、加勢する事も考慮しながら…その戦いを静かに見やる。]
/*
こっちは『世界を手に入れる』……のは目的ではあるんだけどその裏の伏せカードがあったりしてだしていいものかすら悩むがソレはさておこう。
んだね。まぁその辺り表の流れで。
*/
『『あんたら死んでまで生きてる連中に迷惑かけてんじゃねーわよ!!! どこの馬鹿にそそのかされたかなんて知ったこっちゃねーけど、あんたらの八つ当たりに付き合ってる暇なんてないのっ!!!
分かったらんなとこでうじうじしてないでさっさと成仏しなさい、このへたれっ!!!』』
[影に向けて矢継ぎ早の罵詈雑言が繰り出される。多少の効果はあっただろうか。
少女の経験上、これで結構効き目があるはずなのだが]
…けほっ…けへっ…
あー…のど痛い。
ああ、別に必要なかったのかしら?
…まぁ、足止めくらいにはなったわよね。
[遠く眺める視線の先で、陽光の球体が打ち出され、影を飲み込んでいくのが見えた]
[作業ロボの内部はあらかた修理・調整が終わり、後は外装を取り付けるのみ。
機槍でぶった切った穴は、一応溶接したものの、防衛力を考えると、個人的には換装を進めたいので、開いたままに]
……陣桜シティの紋だね。
あの市長、陣桜シティの市長なんだ。
ちらりと噂で聞いたことがあるよ。海上に浮かぶ人工都市で、巨大なロボを所有しているとか。
[いくつかの情報を検討]
……うん、やっぱり僕らが行くには向かないだろうね。
ある程度、混乱があって、見知らぬ顔がいても詮索されないような場所で……そう、例えば首都:詩論シティ。
内陸平野に位置する、商業・交通・政治の中心。
あそこならきっと、僕らのような者も居場所があるよ。
「僕らの、ですか?」
そう僕ら2人の……。
「ひとくくりにしないで頂きたいのですが」
……そうだね。ジュリエットさんは最新鋭のメカで、僕は、ジュリエットさんのただの生体パーツだもんね……。
ああ、その血も涙もない口癖がたまらないよ、もっと言って!
わあぁっ!
[市長の大音声につい耳を塞ぎそうになったが、顔を顰めるだけでどうにか堪える。
メガマリオンでも捕らえきれない影の動きが、一瞬怯んだようにも見えた。
それと同時、光弾が影に向かって突っ込んでいく]
…………っ
[眩しさに目を細める。
しかし、目映い光の中心で、影が引き千切られ消えて行く所が確かに見えた。
光が消えた後、そこにはぼろぼろになった、小さな呪符のようなものだけが残されているだろう]
み、耳が…頭が…
[暫くくらくらとした後、のびても居られないので機体を立て直す。
それでも若干意識が朦朧としていて、前がよく見えて居なくて…
機体をたたせた後は暫くエンジンを切って突っ伏して居るだろう。
動いて事故るのも嫌だし。]
[光弾の炸裂を見届けたのも束の間、上空から何かが落下してくるのが見えた>>24]
あ、危ない!
メガマリオン!!
[咄嗟にメガマリオンの掌を、落下するものの真下に向けて動かす。
しかし、指先を細かく動かせないメガマリオンにはそれが限界だった。
キャッチはおろか、鋼鉄の体ではクッションにもならないかもしれない]
あ。
[影は消えたらしい。それは、よかったのだけど]
まず。
[上空から、何かが、天使が、墜落してくるのが見えた。
…即座に、ジンロボの加速度の限界に出力を合わせる]
…間に合わなかったらごめんねっ!
[伸ばした手は、天使の体を受け止めようと―――]
――――ふー…………
[市長の馬鹿でかい叫びに頭がキーン、と鳴り。
光弾ぶっぱ終わったところで、影を飲み込む様がみえたところで首を振って一息つく。
まだ頭が痛い。眉間にしわを寄せてため息二つ。]
とりあえず、は、大丈夫かしら。
[と、耳の影響を取り払う為に下を向く。そしてフェイトの落下にはまるで気がついていなかった――]
「シームルグがいいです」
[と、メイドは言い張ったが、青年は必死に説き伏せた]
あのね、人間には執着というのがあってね……!
たぶんね、シームルグを食べたり、奪ったりしたら、あの艦長さん、地の果てまで追ってくるよ。鬼の形相で。
だから、ダメ。シームルグはダメ。
その代わり、この辺りの戦闘区域を通ってれば、爆撃機なり戦闘機なりの残骸はあるだろうから、見つけたら食べさせてあげるから、我慢してね?
[というわけで、結局はラジオ・チューナー・炬燵・空気清浄機など、「あったら嬉しいけど、なくても困らない」家電関係を「拝借」して、「食事」としてメイドに与え、青年は倉庫を漁って見つけたバイク>>0:278を引っ張りだした]
……僕、すっかり犯罪者だなあ。
― 現在/詩論シティ/シルヴァクロック・アカデミー屋上 ―
[屋上の柵を両手で握り、空を仰ぐ。
一年前のあの日あの時から、
地球の空には宇宙怪獣の姿がない日は殆どなかった。
フランが見つめる先には激戦空域、それに、通常空域に近い空。
魚眼レンズのように広がる空は様々な顔を一度に見せている。]
―――――
[音が聞こえた。
空の罅割れる音が。
戦いの音は何処からでも聞こえてくる。
街の喧騒も聞こえてくる。その中に混じる、澄んだ音。
空が渦巻く、空が歪む、空が色を喪い暗渠のような孔が生まれ始めている。]
―― そして、拡声器と光弾は放たれた ――
[改造人間 イルが、黒い影が消えていく瞬間を確りと見ることはなかった]
だれ、だ、ばっかやろう……っ、
[銃器も手放して、両耳を塞いだ状態で、青年は蹲っていた。言葉の内容はよく把握できていなかった。
聞こえない……気づかない、というのも恐ろしいことなのかもしれない。
拡声器の少女が、あの影に向かって「死んでまで」と口にしたことも把握できてなかったのだ。
辛うじて面を上げれば、その場に残された呪符のようなもの>>23が見えて。
上空から落下するものにも気を払えないまま、ぼろぼろのそれに、手が伸びる]
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