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院長 高瀬顕尚 に 1人が投票した。
事務長 神威京斗 に 2人が投票した。
コック 須藤暁 に 4人が投票した。
コック 須藤暁 は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、院長 高瀬顕尚、事務長 神威京斗、青年 雨宮紫苑、未亡人 瀧華伽耶、女子高生 支倉桜子、水道修理業 遠藤明夫 の 6 名。
― 早朝・神社 ―
[目にやや隈があるその姿で、棒を一本持ってやってきた。
片側の棒の先にはキャップのようなものを被せている。
昨日事実を聞かされた者達は、消毒とはかけ離れていそうな各自思い思いのものを持ってきているようだった。恐らく身を守る物だろう。]
こっちは先生と逆の班か…。
どうやら集めた側としてなし崩しにまとめ役気味になったかな。
[それはそれ、別段かまわなかった。
先輩は逆に先生の班に組み込まれたようだ。]
―それじゃ、行きましょうか。
[微妙に呂律が回らず、ぶるってんぞーと野次られた。
そのやじった男も、両膝が微妙に震えていたのだが。]
[桜子からは読み取れないだろう男の表情は――
辛そうなそれだった。神社に向かわなければならないからではない。その事も不安ではあったが、別問題だった。普段のように会話をすればする程、己はそのような日常には戻れない、生ける者達と別れなくてはならない、という現実を噛み締めさせられた]
……なら良かった。
私も、桜子ちゃんと会えて良かったよ。
[もう会えないかもしれないと思っていたから。これが最後になるかもしれないから。そのような思いは口にはせず、声色もあくまで普段と変わらないように装って]
……こんな時でも、星は綺麗なんだなあ。
[空を仰いで呟く。夏の夜空。暑さはもう感じなかったが]
確かに、加藤も鈴木も居なかったな。
村を捨てて逃げたか、或いは何かしらの理由にして夜にやられたかだろう。
[移動中に青年の一人が言った言葉は、来る筈の仲間が居なかったこと。自分と手を組み、村を言い合った奴らだった。
そして、やられたか―その言葉で、青年達は一斉に言葉を紡ぐ事をやめた。]
[ヒトであるわたしの目には、神威さんの表情は見えない。神威さんの心情は推し量れない]
[絶対なる壁]
……やだ。
そんなことを言ったら、わたしに会いたかったんじゃないか、って思っちゃうじゃないですか。
も、もお。
……わ。
わたしも今、それ思っていました。
星がきれいだなあって。
[わたしは嬉しさのあまりに、人の集まる神社にたどり着く前にと、思い切って神威さんの腕に、自分の腕を絡ませた]
[昔の家屋は大きいものだ。
この吉良の屋敷に乗り込むような赤穂浪士のような物々しさは何だ―、事情を知らぬ中年の男は自分達のいでたちを見てそう呟いた。近いものだと思った。]
僕らがまず入ります。もし僕ら以外の何かが飛び出してきたら、姿形が何かを気にせず、それを捕まえてください。
[中に侵入し、各自光が遮断されていそうな場所を漁る。そして然程時間の掛からずに探し物は見つかった。]
先生から聞いた話は―つまりこういうことです。
[外の皆も呼ぶと、自分を含めた青年3人が本当の目的を語りだした。そして証拠として各自に探し物に手を添えさせる。]
ははは、僕も、初めて触りましたけどね。
まじかよ…。本当に、まじかよ…。やるんか、俺ら、やるんか。そうか。本当にやるんだな―。
[その行動一つで現実感が現実へと塗り変えられたのだろう、杭を出した。自身はそれを、探し物の胸に当てる。途端、吸い付いたように杭から手が離れなくなった。]
迷惑じゃないかい?
私みたいなおじさんにそんな事を思われていたとしたら。
[半ば冗談らしく返し、桜子の方を向く。その表情は既に辛そうなそれではない、仄かに笑んだものに変わっていた。歳の離れた少女から向けられる好意。それは嬉しくも照れ臭く、今はそれ以上に、悲しかった。星が綺麗だという同意に、返事をしようとして]
あ、
[開いた口からは、代わりにはっとしたような、吐息じみた声が漏れた。腕に腕を絡ませられるのが、わかったからだ。振り払うのは間に合わなかった。尤も、振り払っていたならいたで、不審を抱かせたり、傷付けたりしてしまっていただろうが]
……、
[桜子の驚いたような顔を見て、表情を曇らせる。苦しそうに。悲しそうに。袖越しだからだと、夜風か何かで体が冷えているのだと、一時的な言い訳をする事は出来るだろう。
だが、それ以上は]
[わたしは、「迷惑じゃない」と答えるはずだった。
「嬉しい」とまでは、まださすがに言えなかったけれど]
[わたしは、ゆっくりと顔を上げた。
やっぱり、神威さんの表情ははっきりとは見えなかった]
[「悲鳴を上げて飛び退く」
「腕をほどいて神社まで走る」
「叫んで人を呼ぶ」
「手下げの中の杭を使う」
…………わたしの頭の中を、ありったけの「正しい」対応がこんがらがり、つんのめりながら、高速で駆け回った]
[そして]
[飛び交う染め上がりそうな鉄臭い飛沫と、ひたすらに懇願を込めた悲鳴に緩める叩く役に、早くしてくれと叫んだ。
事が終わると、乾いた何かを払い落とすよう両手をこすって。その仕草をする様に、誰もが息を呑んだ。]
あの、ここはこれだけのようですんで。
つぎ、行きましょうか。
[その最初の一人は通過儀礼のようなものだった。
皆が一丸となるために、皆が平等になるために。]
ここにいたら、殺されます!
逃げましょう!
わ、わたし、少ないけど貯金もあります。家事は得意ですし、野菜くらいなら、見よう見まねで作れます。
だから……夜の間に、溝辺まで降りて、どこか……どこかへ!!
[夜なのにうっすら汗ばむわたしの手。対して、衣服越しにも氷のように冷たい神威さんの手]
[引き倒される男性と、振り下ろされる杭]
[山入りの無残な遺骸]
[病院の窓口に座る神威さん]
[先生と一緒に、村へ繰り出す男宗]
[星、満天の星]
[わたしの頭は、筋道だててひとつのことを考える仕事を、忘れてしまったようだ。
ただ、いくつもの映像が、バラバラに思い浮かぶ]
[桜子をじっと見つめる。桜子は気が付いてしまった。気が付かれてしまった。己が屍鬼であるという事を。叫ばれるかもしれない、と思った。逃げ出されるかもしれない、と思った。化け物と、罵られるかもしれないと思った。
桜子の反応は、予期したどれとも違っていた。男は瞬き、僅かに嬉しそうに笑んで、やはり悲しげな表情を作った]
……桜子ちゃん。
駄目だよ。私といたら……私が屍鬼だとばれたら……
きっと、君も酷い目に遭う。殺されてしまうかもしれない。
[今まで見てきた屍鬼狩りの様相を思えば、桜子も殺されてしまうかもしれないというのは、言い過ぎではないだろうと思えた]
村から逃げられたとしても、私は……
……化け物、なんだから。
血を吸わなければ、人を犠牲にしなければ……
いられないんだ。
そうじゃないと、とても……
とても、お腹が空くんだよ。……
[ぽつりぽつりと、呟く。抱える憔悴が一時露になって]
一旦戻りました…。ええ、先生の言うとおり、僕らの中でも現実になりましたよ。
どうしたのって言われましても、いや単に消毒だよ。ちょっと赤いのさ。それより御飯をくれないか、いや大丈夫、戻すなんて真似は1順巡ったよ。
[神社に戻った一行を、どんな目で見ていただろう。全員が、まるで手術後の医者のようだっただろうか、知恵の回る仲間が、アイデアを出したか。
午後の消毒は、>>4:32先生の指示で水道の修理に出向く事になった。午前のメンバーと多少入れ替えて向かった。]
……私はもう、罪を犯してしまったんだ。
救われたいだなんて、望めない。
救いなんて、ないんだ。此処にこうしてある限り。
死者は……死者でいるべきなんだ。
屍鬼は、墓に還るべきなんだ。
……私は……
私は、……
……なんで、こんな身に、なってしまったのか……
[男の口から、弱さが零れ落ちる。その目から、涙が零れ落ちる。温度のない、水のような涙。拭う事もなく、佇んで]
こっ、これは―。
[破損箇所を見て愕然とした。
周囲がどうした直せないか?と心配そうにしている。]
―はは、これなら十分お釣りが来るくらい直せる。
心配しなくていい、専門職にまかせなよ。
[軽口が強くなる。
水道の破損は、破壊ではなく、解体されていたことが原因だった。解体とは、専門的な知識が無ければ出来ないもの―。]
社長―!
頼むから、生きていてください…。
[只の解体であるなら、構築もまた早くできる。修理の最中数日見かけぬ敬うべき上司の姿を思い浮かべ、臍を噛んだ。]
[黙って首を横に振る。指で涙を拭い]
……駄目なんだ。
どうにか出来るものなら……人間と屍鬼が共存出来るものなら。
先生は、その道を探ってくれるだろう。
でも、そうじゃないから……こうなってしまったんだよ。
先生も……私が屍鬼になったと知ったら、私を殺すと思うよ。
すぐでなくとも、直接でもなくとも……
それは覚悟の上で、先生に会おうと思っていたんだ。
いや。思っている……のかな。
[神社がある、高瀬がいるだろう方向を見やりながら]
母さんは、私が死んでいるなんて思っていないだろうね。
生きていると、信じてくれているんだろう。
……とんだ親不孝を、してしまったよ。
[今度は自宅がある方を見やって。それから]
……怖い。
[また呟くように言った]
私は、怖いよ。
村で屍鬼狩りが起こっている……皆が変わってしまっている事が。
きっと知っている人達から、化け物と罵られる事が。
この胸に杭を打ち付けられる苦痛が。
二度目の死が。
でも、何より怖いのは……
生死の理から外れて、異形として存在している事なんだ。
誰かをまた襲って、殺してしまうだろうという事なんだ。……
もし、ここを捨てる事態になったら……。
私の存在を、"消して"欲しいの、貴方の手で。
[不要な物は全て消して来た。
今までも、きっとこれからも。
足手まといにしかならない自分は"不要な物"だから自分で"消す"つもりで居たのに……
どうしても紫苑の手で"消されたい"、そう願った。
自分は血を吸われても起き上がる事は叶わない。
彼に血を吸われて"消える"
それは彼自身に自分が不要な物として扱われ、
未練を残さずに消える為だけの、
ささやかな*我侭*]
― 夕方・神社 ―
[神社に戻ってくると、場はざわついていた。
何でも操られた人に襲われたらしい。]
まさかもしかして社長…?
[戻ってきた先輩も同じ見解だったようで、捕まえた人を見ていく。しかし望む顔は無かった。]
違うか…。
>>4:59先生…おねが、いや、いいです。
明日も消毒、やっていきますよ。だってそれなりに慣れました。
[聞いた話では、とうとう生きている者を大川氏が屠ったとか屠らないとか、錯綜した情報も流れてきた。皆の鬱憤はどんどん強く押し流されており、自分も例外ではない。
そんな中で自分だけが社長を生かせてくれとは言えない。もし起き上がっていたら、帰す。そこに弱音は吐けなかった。]
……、……、…………。
[何も言えなかった。
ただ、神威さんは、わたしとは違う場所に立っている、ということを強く感じた。
わたしでは想像もつかないような、理解もできないような、そんな絶壁の頂上のような場所に]
[吐き出せない言葉の代わりに、涙がポロポロこぼれた]
どうして……どうして神威さんなの?
神威さんは、こんな目に逢わなきゃいけないような、そんな悪い人じゃないよ。
神威さんはいつも優しくて、真面目で、しっかりしてて……。
こんなの、こんなのってないよぉ……。
[神威さんの手をつつむ、わたしの手もひんやりとしてくる。心地よいけれども、同時に恐ろしい。
これは人間の体温じゃない]
戻りたいよ、戻りたいよぉ。
神威さんは病院にいなきゃだめ。受付で笑ってくれなきゃだめ。皆が殺し合うなんて絶対におかしい。
いつもどおりでいい。平凡で変わらない日常でいいよ。それだけでいいのに。
[>>*3私を消して――その言葉の意味が上手く頭に入って来なかった。
利用価値がなくなればその時には。それは彼女を生かしたその時から考えていたことだというのに。
それが彼女自身の口から出れば戸惑った]
何を――馬鹿な。
[それは言い出した彼女に対してか、躊躇う自分に対してか。
意のままに動く"人形"ならいくらでも作ることができる。用がなくなれば喰い尽くして来たし、今でもそれはできる。
しかし、いつでも殺せる伽耶を生かしてきた
――それが歪み]
(いつでも殺せる俺を生かしてきた)
お前が不要かどうかは、俺が判断する。
勝手に"俺のもの"を捨てようとするな。
[取り戻しかけた"いつも"が揺らいだ]
……災厄なんて……死なんて、理不尽なものなんだよ。きっと。
だから、死は怖いんだと思う。
いつ襲ってくるかわからないから。
あまりに絶対的だから。
[哲学のような言葉は、しかし確かな実感を伴っていて]
……有難う。
そう言って泣いて貰えるだけで、嬉しいよ。
少し、怖くなくなるような気がするよ。
[優しい声色と笑顔を以てそう語り]
……
[桜子の手が冷えてきているのを感じれば、包まれた手をするりと抜き、涙するその頭を黙って撫でた]
[わたしには生死観は、まだうまく理解できない。
ただ。
「あっち側」にあるべきだったはずの非日常がこうして目の前にある。その「理不尽」さは確かに感じ取れた]
[神威さんの手が離れて行く。
子供にするように撫でられ、わたしはうつむいて目を擦った]
……神威さん。
わたし、何をしてあげられますか?
どうしてほしいですか?
神威さんがそうして欲しいなら、わたし、わたし……、木杭を持ってきて、ます、けど……。でも、もっと痛くない方法があれば……いいんだけ、ど……。
[彼女とこの部屋に篭って、どれだけの時間が経ったのだろう。
ただ息を潜めるようなその時間は、かつての――村を作ることを決める前の日々の閉塞を思い出させた。
月夜の散歩に、時折心を休めても。
影にしか生きられないことに変わりはなくて。
まだ諦め切る気持ちにはなれない]
[まだどうにか。取り戻す道は――思案する中で]
伽耶……腹が減った。
[気持ちの何もかもと関係なしに、渇きが*こみ上げた*]
……私のために、桜子ちゃんの手を汚させる事なんて出来ないよ。
本当なら、誰にも汚させたくないけれど……
そういうわけにはいかないから。
[ふ、と首を横に振り]
桜子ちゃんは、私を好きでいてくれる。
屍鬼だと知っても、逃げないでいてくれる。
私のために、悲しんでくれる。
それで、十分だよ。
[静かな声で、語り聞かせるようにそう言った]
……ああ。じゃあ、一つだけ頼み事をしてもいいかな。
先生に会ったら、伝言をしておいて欲しいんだ。
「屍鬼は山入に潜んでいます」。それと、「母を宜しく」って。
会う事があればで、いいんだけれど。
[その内容が高瀬に伝われば、男の末路もまた彼に伝わる事だろう。だが、それで構わないと思っていた]
[神威さんは何気ないつもりだったのかもしれない。でも、その言葉を聞いて、わたしはとても……驚いた]
……絶対気付いてないと思ってたのに。
……いつから知ってたんですか、わたしが……神威さんのこと好きだって……。
[杭の提案を却下されたことは、内心ほっとしていた。
昼間の狩りの人たちのような……あんなことがわたしに本当にできるのか、解らなかったので]
……山入……が? じゃあ、わたし、あそこに夜に行っていたら……。
わ、解りました。おばさんのことも、ちゃんと伝えます。
……神威さんは、やっぱり一緒に来てはくれない、んですね。
これでも、三十五年も生きてきたからね。
結婚はとうとう出来なかったけれど。
[小さく悪戯に笑って言い]
うん、有難う。
ごめんね。もし目の前で殺されるような事にでもなったら……
辛いから。
[目を伏せる。桜子をこれ以上悲しませるような事は避けたかった。覚悟は決めていても、実際に杭を打たれたなら、己は苦痛にもがき叫んでしまう事だろう。そんな様を見せたり聞かせたくはなかった]
それに……実を言えば、怖いんだ。神社に行くのが。
神聖な場所や、道具や、ある種の模様や……
そういうものが、怖く感じるようになっているみたいで。
だから、そのせいでばれるかもしれないとも、思えて。
[一つ目の理由にも繋がる理由。男にとってみれば、存在の忌まわしさをより感じさせてくれるような、弱点]
堪えて行こうとは、思っていたんだけれどね。
……うん。何だかほっとして、気が抜けちゃったな。
[肩を竦めて、今度は弱く笑い]
くれぐれも、気を付けてね。
……桜子ちゃん。
[別れの言葉の代わりに名前を呼び、男は踵を返した。桜子を――平和な日々が続いていたなら、もしかすると恋人になっていたかもしれない少女を――背にして、歩き出し、すぐに走り出した。
己は直ちにでも村人に狩られるのかもしれない。あるいは屍鬼達に連れ戻されて、制裁を受けるのかもしれない。明るい展望などは欠片もなく、それこそ墓穴の如き未来を抱きながら、それでも先と比べればとても穏やかな気持ちで、男はただ、闇を*駆けた*]
― 神社 ―
[桜子から、山入が屍鬼の隠れ家になっているという話を聞く]
山入…そうか、あそこは孤立してしかも空き家だ。
隠れ家にするならもってこいだ…
桜子ちゃん、よく思いついたな。
[男は誰から聞いたか尋ねなかった]
よし、世話役たちと話しあおう。
全員で兼正に行く必要はない。
山入組と兼正組に分かれて行動しよう。
行動開始は…―――
コック 須藤暁
[その後、屋敷に戻れば…]
―屋敷の傍の雑木林―
[草陰に潜んで屋敷の様子を見ていると、何かがおかしい。
目を細め、窓辺を窺う]
…あった。
[窓辺に小さな人形。それは、あらかじめ決めていた、屋敷を閉じたという印]
……く、そこまで危険が。
すいやせん。俺がお傍に居られないばっかりに
夜も向こうは警戒している。
勿論、昼間は動けない。
見つかり難いところに、隠れるしかない。
…山入を、整理しておけ。移動手段も用意が居るな。
あぁ、もっと「人間」を狩らねばな**
[普段は慎重な女子高生が、なぜかこんなに日も落ちてからひとりでやってきて、リーダー格である先生と二人きりになりたいと言う。
わたしはまだその存在を知らなかったけど、「人形」にされているのではと危ぶんだ者もいたと思う。
でも、体温と脈を確認された後にそれが許されたのは、よく話しよく表情が変わる、それが「人形」にはありえない特徴だったからじゃないかと思う]
先生、先生……。
神威さん……が……、なんて言えばいいんだろう。
[わたしは、神威さんの印象が出来るだけ良くなるように、言葉の順番をあえて変えた]
神威さんが教えてくれたんです。
山入のこと……、
そして、屍鬼は神聖な場所や道具が怖いってこと、だから神社に近づけないってこと、……そしてとてもお腹がすいて可哀想だってこと。
神威さんは、神威さんのままなんです。
何も悪さをしなかった。わたしを神社まで送ってくれた。
だから、だから神威さんは屍鬼になっちゃったけど、見つけても殺さないで!
[>>*6腹が減ったと言われ、この部屋には水の他に何も用意していないことに気が付く。ゆっくりと準備する余裕が無かったのだから仕方の無い事ではあるのだが……
少しだけ待って、と小声で呟き、テーブルの上に置いておいた水を飲む。既にぬるくなった水に、時間の経過が窺われる]
お待たせ、どうぞ。
[水を飲んだ位では、自分の空腹感を満たす事は出来ないものの、それでも我慢することは出来る。しかし彼の"それ"は、耐え難い苦痛を伴うと言うことを良く知っている。
だいぶ弱っている自分が、彼の"食事"にあと何回位耐えれるか、自分でも分からなかったが……
それはそれでも構わないと思っていた――]
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