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学生 咲田瞳 は、突然死した。
学生 咲田瞳 に 8人が投票した。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、院長 高瀬顕尚、事務長 神威京斗、喫茶店のマスター ディビッド・ライス、青年 雨宮紫苑、コック 須藤暁、未亡人 瀧華伽耶、女子高生 支倉桜子、水道修理業 遠藤明夫 の 8 名。
夜中の内に、ひそやかに咲田瞳が死んでいた。
こんな若い娘までもが――村に動揺が走る。
やがて真相が明らかにされようとしていた――
―夜道―
[もうじきに家が見えてくるところだ。ほっとして緊張を弛めかけたところで――どきりとした。街灯の下に佇む人影が見えたからだ。体格の良い若い男。見覚えがない姿だった]
……
[反射的に踵を返しかけて、やめた。冷静に考えてみれば、怖れる理由などはない筈だった。あれは、恐らくは、兼正の住人の一人なのだろう。ああも大きな屋敷なのだから、あの二人の他にも誰かが住んでいると考えて自然だ。
そう思えば、跳ね上がった鼓動を落ち着けるように息を吐き]
……あの。……今晩は?
[そう、話しかけた]
[わたしの家は、材木屋だ。
自宅に隣接した製材所では、棺や卒塔婆など、死に関わるものを作っている。
それを恥じたことはない。
だって、村は樅の木に囲まれ、その樅の木がわたしの家に運ばれてくる。樅の木が死だとしたら、
村は 死 に囲われていることになってしまう]
[わたしは、わたしの家を死の商売だと思わない。
わたしは、わたしの村が死に包囲されているとは思わない]
[思って いなかった]
[街灯の下の男の後ろからするりと現れて。
薄闇の中で悠々と佇む。
意味有り気に目配せを送れば、彼の意を得て、須藤が前に出る。
そして――]
― 朝・病院 ―
[無言で杭を作り続ける男の元に電話が鳴り響く]
はい、高瀬…
[咲田からの電話だった]
……そうか。すぐ行く。
[受話器を置き、診察鞄を手にする]
[同じ遺体に何度対峙しただろうか。
しかし、今回は大学生だ。事情が違う]
「なんで、なんでうちの娘が!先生、助けてくれるって!!」
[ヒステリックに叫ぶ景子を宥めるように洋介が抱き抱える。
男は黙って検死を進めた。]
……雨宮さん。
[若い男の後ろから出てきた雨宮の姿に、瞬いた。が、すぐに安堵した。やはり推測は間違っていなかったのだと]
ええ、今晩は。
先日振りですね。
[故に普段通りの声色で、挨拶を返した。雨宮の若い男への目配せも、その動きも、見えはすれど意図などわからずに]
ああ、この男は須藤、と言いましてね。
一応、料理人などを名乗っているんですが。大変器用な男でしてね?
役に立つんですよ――色々と、ね。
[穏やかに、喋っている。しかし、その言葉に潜んだ不穏な気配に気づいただろうか。
しかし、逃げ出しても、もう――遅い]
[目立った外傷は…例の瘡蓋だけだった]
やはり…“あいつ”か。
[瞳が兼正のほうに向かって行ったのは何人もの村人が見ている。となると、兼正が起き上がりの親玉か。
しかし、山の中で見つかったことを考えれば兼正が犯人だという証拠はない。]
[いやに暗い目のその奥に燃えるような光が宿る。
にやりと笑うその笑みが妖しさを孕んだものに変化していた]
院長先生にはお会いしましたよ。あいにく、お疲れのご様子で一方的な出会いになってしまいましたが。
ええ、ちょっと"食事"に伺わせてもらいましてね。
ああ、須藤さんと仰るのですね。
料理人……お抱えコック、というやつでしょうか。
[若い男の紹介を交えた、たわいもない会話だった。それなのに、一瞬、ぞわりとした感覚に襲われた。いつかも味わったような感覚だった。そう、初めて雨宮達と会った時のような]
……え、ええ。
どうぞ宜しくお願いします。
[それでも、快活に声をかけられれば、異常な感覚は呑み込んでしまって。詰まりながらも返事をし、須藤の手を取った。
そして、息を呑む。あまりに、冷たい手だった。生きている者のそれとは、思えないような。高瀬に会ったという雨宮の声が聞こえた。其処でようやく男は気が付いた。この場から逃げるべきだという事に。理屈以上に本能が警告していた。だが――
もう、遅過ぎたのだろう]
[食事、という言葉の意味に果たして男は気づいただろうか。
しかし気づいた頃には、彼もまた食事となる運命]
あなたにも、役に立ってもらいましょう。
……!
[須藤に手を引かれる。その口から、鋭い牙が覗くのが見えた。瞬間的に、様々な単語や光景が思い出された。吸血鬼。生ける屍。起き上がり。貧血を起こした患者。墓地。
そうだ、夜には、死者が起き上がり、生者を襲う。それが起き上がりの伝承だ。起き上がり。彼らは――]
……い、
[嫌だ。そう叫ぼうとした声は、牙によって止められる事になったか。須藤は振り払うには力があり過ぎた。逃げるには、近過ぎた]
怯える顔も、良いもんですねぇ
[もしも通行人や窓の内に誰かが居たとしても、不審には思われないように。
ゆっくりと、腕の中の男に頭を下げる。
その肩口に、牙を沈めていった]
――あ……
[肩口に須藤の顔が寄せられる。ずぶりと、鋭い物が肌に食い込む感覚がした。だが不思議と痛みは少なかった。恐怖も抵抗しようという思いも、薄れ遠ざかっていって]
時が止まる
あの悪夢が終わったように
この幸せが
止まる時が直ぐそこに
それは"彼の人"の紡ぐ凍る時か
または悠久の流れを紡ぐ人の営みか
いずれにせよ、自分の"時"は
――どちらに向かうことも許されない
[血を吸われた者は、暗示を与えられれば意のまま操られる"人形"となる。
それを彼らは"言い聞かせ"と呼んでいた。
起き上がった者は日のある内には動けない、が、"人形"は昼間に動くことのできる駒。
夢現の中で、言いつけを守る]
よく――言い聞かせておけ。
[ごくり。喉を鳴らし。
ごくり。渇きを癒した。
あぁ、これは。馳走だなぁ]
[牙を抜くと、身を離した]
大丈夫ですかぃ? 神威さん。
[旦那の言葉に頷く]
じゃあ、神威さん。どうしましょうかね。
『病院にある患者さんのリストでも、見せて貰いやしょうか』
…
[困ったように後頭部を掻くと、こんなもんで良いですかね? と紫苑の旦那の方を見やった]
[血を吸われる間、男は何処か遠くを見つめていた。ぼんやりとした様子は、開放された後も変わらずに。白さを増した顔で、佇む。思考がうまく働かなかった。夢の中にいるようだった]
……、はい……
……はい。
[大丈夫かと問う声にも、指示らしき声にも、同じように頷いて]
[やがて必要なことは全て命じたと判断して]
これでいい。なに、全て成功しなくても構わない。
要は、病院内に手が入っている、その印象を与えれば。自ずとあの医者も抵抗は無駄だと悟るだろうよ。
や、そいつぁ良かった!
[旦那の言葉を復唱する]
おや、鍵は今貰った方が便利ですよね
それとも病院にある鍵を、持ってこさせるんで?
―回想・兼正の屋敷・居間―
[自分の"命令"に動き出す須藤を、表情を変えずいつもの笑顔で成り行きを見届ける。
場の雰囲気に馴染みきった彼女は、なんの疑問も抱かずに須藤の同席を認めただろう。
須藤が"食事"を始める。多分誰も気が付かない。
一瞬だけ
自分の表情がニヤリと歪んだのを――**]
"人形"は神威の他にも用意され始めていた。
僕たちに数を増やせ、と命じた為に、自ずと隠密性は減じてきている。
気づき始める村人もいるだろう。そろそろ伽耶一人では昼をまかない切れない。
屍鬼を増やす一方で、あえていただく血の量を抑えて、屋敷の住人の言うことをよく聞くようにと言い聞かせてある者たち。
村の細工に役立つことだろう。
[ふっと目が覚めた。何か夢を見ていた気もするが、あまり良く覚えてはいない。
しかし、何かを思い出して書棚へと向かい1冊の本を手に取る。
紫苑達が帰って来るまで、その本を読みながらゆるりと*待つ事だろう*]
─朝・支倉宅─
[寝づらかったはずだけど、それでもうとうとしてたのだろう。
窓の外の慌ただしい声と、緊迫した気配に、わたしは飛び起きる]
先生……?!
[窓から覗く隣家の様子は、尋常ではない。わたしはカーディガンをひっかけると、どうするという目的もないまま、家の前に飛び出していた]
― 昼間・村内 ―
[>>2:61先生と少し話をして、先輩と二人、気をつけますと答えた。そして社長をよろしくお願いしますと、改めて伝えた。また、帰る瀧華さんと目が合えば、なんと無しにたどたどしくお辞儀をしただろう。
先輩と一旦別れ、暑い日差しにうんざりして一度自宅に足を向ける。葬式に参列しなきゃならんのかなーと、溜息が漏れた。]
先生も大変そうだ、微妙に顔色が悪かったようにも見えたな。社長だけにかまってられない、貧血ならなおの事だよな。
[ぴたっと、足を止め、歩いてきた方角に首を向けた。]
貧血、って言ったよな。
風邪じゃないのか?
人が死ぬ風邪で貧血って何だ?
[神威から差し出された病院の鍵。
それをズボンのポケットの中へと押し込める]
[旦那に肩を叩かれ、照れ臭そうに頬を掻いた]
いえ、ありがとうございやす。
…じゃあ、神威さん。
また、「明日」。おやすみなさい。
[そうして、彼が帰るのを見送った]
[検死を終え、咲田邸を出ると桜子が立っていた]
桜子ちゃん…
[男は桜子に近づき]
瞳が、死んだ。
正確には、殺られた…“あいつら”に。
[見据えるのは兼正の方角。…ギシリと奥歯を噛み締めて、
その方角を*睨みつけた*]
― 夕・自宅 ―
そうですか、分りました。
僕も行きます。先輩に電話しますんで。
[葬式の手伝いに行こうかと準備していると、夕方に一本の電話が掛かってきた。>>2:34どうやら咲田さんの娘さんが居なくなったらしい。
葬式に出払っている家が多く、捜索隊の集まりが悪いとか。かく言うここも自分以外は既に葬式に行っている。]
狂犬がうろついているって言ってたな…。
万が一、かもしれない。
[自室に行き、長めの棒を護衛に持ってくる。胡散臭い通信教育で学んだ、言わばほぼ独学の棒術だが、無いよりましだろう。]
― 捜索中 ―
先輩居ましたか?
―分りました、僕はこっちを探ります!
[自分は先輩とマンセルを組んで、周囲の捜索に当たった。捜索範囲が広く、空はいつの間にか綺麗なグレーに変わる。]
くそっ。
しょうがねえな。
[焦りで悪態をついた頃、遠くから先輩が人を呼べと叫んできた。居た―!と。]
>>2:35いたぞー!!
……わかりました。
[相談を経て出される指示に、機械的に反応を返す。その要求がどのような意味を持っているかなど、考えられなかった。当然、拒否しようとは思えなかった。
先程地面に落としていたバッグを緩慢な動きで拾い、中に入っていた合鍵を差し出す。家で片付けるつもりで持ってきていた幾らかの書類も共に差し出した。患者の状況について、ある程度はわかっただろう。他の細々とした指示にも頷いて]
……ええ、また明日……
お休みなさい。
[再び会おうという約束にも、容易に肯定を返した。それから男は二人の下を離れ、ふらりと夜道を歩いていった]
[彼女は先生とともに、病院に運ばれて行った。
互いの苦労を労い、残された捜索隊は解散となった。]
少なからず風邪じゃないってのは僕もそう思います。
ただ兼正の余所者のせいとは、決め付けるのは早い気がします。だとしたら伝染病を持ち込んだということでしょうか?
理屈っぽいと言われましても―じゃあ魔術みたいなヤツですか?ゲームじゃあるまいし―。いや、あり得ると言われても…。
[男手の会話の中には、兼正のせいだの、じっちゃに聞いてみるだの、色んな意見があった。
一つ総じて言えるのは、先輩も自分も、皆も不安がっていること。]
[本を読みながら、小さなため息を一つ。
紫苑達が出払ってるが故に、昼間並の静寂に、ため息がやけに大きく聞こえる。
今日はなんだか、朝まで起きていたい気分だ。
この村に来てから、少しばかり彼とすれ違い過ぎてる、そんな気がしていた。
出来れば、少しゆっくり話をして、自分がどうしたいかを伝えようと思った]
"仕事"を片づけてふと、あまり伽耶の相手をしてやっていないと気づく。
「家」を手に入れるのも中々難しい。
少しは――可愛がってやらんとな。
[帰宅してからは両親に捜索の事を伝え、その後は外に出なかった。ただ言えるのは、明日も会社がお休みするとのこと。]
給料削られないよな…。
[言いたくない事を言わないように。
素っ頓狂な独り言が、部屋の中に漏れた。]**
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