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―優勝式典が終わって、ふたたび医務室―
[チャンピオンのへんてこなスピーチによって騒然となった会場をするりと抜け、医務室へと走る]
シャノンさんっ
[そこにいた顔を見つけ、駆け寄った。よかった。やっぱり、無事だった。
…時折、痛そうに顔をゆがめている以外は]
…ありがとうございましたっ!
今回勝てたのも、シャノンさんとウィリーさんのおかげであります!
[ぺこり。手を挙げる敬礼ではなく、勢いよく腰を折っての最敬礼]
つきましては、ウィリーさんとの約束を果たしがてら、お見舞いに行こうと思うのでありますが、シャノンさんもいっしょにいかがでありますか?
[今日のご飯は小官のおごりでありますっ!と、ウィリアムとした、共闘の約束をシャノンに説明する]
…いえ、ご飯自体はシャノンさんやウィリアムさんの怪我が治ってからでもよいのでありますが…
…あの後姿を見ておりませんし、できることならウィリーさんと会いに行きたいな…って。
[告げて、少し不安になりながらMiddanEdenの企業ブースがあるであろう方角へ、険しい視線を向けていた**]
だが……これだけじゃ足りない。
[Level 2〈Infinit Cave〉は相手の弾幕前に速度を減衰させる黒い球体を放つ兵装だから攻撃には使えない。
右手を操縦桿に、左手をパネルの前に]
砲門展開、……1番から8番まで。
[パネルに表示される16の正方形のうち上半分に光がともる。
同時に、白光の消えた弾幕放射口から、緋色の光をまといし砲が8つ射出され、《Indigo Bird》の前方に配置される。
物理的な砲ではなく、弾幕を形成するエネルギーから作られたもの。当たれば光となって消える。
砲口の直径は十数センチほど。全てメテログラフトの方を向いている]
[わざわざ音声による砲門展開とタッチパネルでの操作を必要とするため、その隙をつかれたらいっかんの終わりだ。
だが、いくら想像力を駆使しても、不可能なことはあった。
たとえば弾幕を用いて空に文字を描くこと。これはプログラミングされた弾幕装置ではないと無理だ。
また、銃弾や刃物などの「武器の形をした」弾は想像通りの形をなして飛ぶが、「武器の形をしていない」弾は想像だけでは形通りには飛ばない]
――〈Far east nightbird〉
[少女の左手が光るパネルを1番から8番の順にすべるように触れていく。
まずは少女から見て一番左の砲から、続いてその右の砲から。緋色の光が発射される。
その光は鳥の形を模していた。白光のあとを追ってメテログラフトに突っ込む8羽の緋色の鳥。
さらに少女が右上のパネル(4番)に一回触れてからもう一度1番から8番のパネルに触れると、再び8羽の鳥が空を舞う。
しかし次に発射された鳥は、《Indigo Bird》とメテログラフトの中間で突如4つの緑色の小弾に形を変え、白光と緋色の鳥の隙間を縫うように飛んでいく。
一部、白光にぶつかって互いにはじけたり、緋色の鳥にぶつかって吸収される弾もあったが]
― 実戦室 ―
ようグレン、生きてるか?
面白いことやってるじゃないか。
[オメカ゛か゛ あらわれた!(無傷で)]
[生身にビームを打ち込まれたグレンの運命や如何に……?]
ふー、しかしコアがGを軽減するとはいえ、やっぱ食後のベイルアウトはキツいモンがあるぜ。
[弾幕が飛ぶ様を満足げに見送ると少女は《Indigo Bird》を実戦室の天井すれすれまで上昇させた。
機体に8つの砲がついていく]
あ……ストップストップ!
[8つの砲は急停止した。今は《Indigo Bird》の下方数メートルの位置にとどまっている]
星……をかたどった機体を見下ろせる位置とは、なかなか悪くないものだな。
[そう言って少女は再び白い球体に手をかざした――**]
―大会本部―
[華やかな優勝式典と、閉幕式の裏、大会本部のとある機関――
気象観測室。大会の状況と天候を逐一監視する作業にあたる。
大きなスクリーンを前に、鬼の形相でスタッフに食って掛かるひとりの女性の姿があった。
夕焼けみたいなオレンジの髪に褐色の肌。同じ色の瞳が怒りに染まる。]
―――だから!とにかく、もう仕事は済んだでしょう!?
なんで選手のところに―――弟のところへ行っちゃだめなのよ!?
大体ね、アタシは、今回は身内が出場するからメカニックとして登録したのに
なんで当日来てみたら、スタッフとして登録されてんのよ!?
は?
急に欠員が出たからしかたないって
じゃあうちの選手はどうなんのよ!?別のスタッフーーー?
ふざけんじゃないよッ
誰かわかんないようなスタッフにうちのBFを任せられるもんか!って言ってんでしょ!
わーかったわよ、とにかく。
もう、どっちにしろ、式典は終わるんだから。
アタシは失礼させてもらう。
[弟――ロジャーの機体が撃墜された瞬間はスクリーンで見た。
ぎり、と唇を噛んだものの、そのときは飛び出すのを我慢したのだ。
マダラは、バン!!と大きな音を立てて、観測室を出る。
後に残る、疲れた表情のスタッフたちと、やれやれ、と言う誰かの声。]
[怒りは治まらないし、重症ではない、と報告は受けていたものの、弟の容態も心配だった。
いらいらした風に親指を噛みながら、カッカッカッと大またで廊下を歩いている。
大会スタッフの腕章を見つけたら、掴みかかる勢いかもしれない。**]
[青白い光が迫る。
紅蓮は黒隗を左掌の上に器用に乗せ、光に向かって差し出した。]
ロードしたもの、あらゆる全てに変身《ターン》する。
「万能機械存在《ユニバーサル・マシン》−黒隗。」
[小さな白兎の姿が、変化する。
ぐにゃりと、かたちが変わる。白かった毛は黒く――ふわふわな毛並みには似つかわしくない、艶消しされた黒のパーツへの変貌。]
周囲を巻き込んでの自滅は、許さない。
きみを止める為に、撃つ。」
[紅蓮の半身を、カウルのような外装が覆う。
先程、黒隗が居た場所よりも前の位置に、ゴトン、と黒い砲門が現れる。
砲門中心部に光が集中。水面に同心円の波紋が広がるように、中心部から丸い光の輪が拡散。黒い砲門の側面周囲を、紅の炎の模様が包み込み――]
−剣片喰−
[放たれる、迎え撃つ為に放たれる光の花。二重螺旋軌道を描く。
目映く黄色く。花は直ぐに散り、牙向くエネルギー弾そのものとなる。]
実弾を用意。
[コア《BigFire》のないBigFire。
本物の完全なる複製品《レプリカ》
紅蓮を包み込むように黒隗から成長するパーツが覆う。
瞬きの間に、何もない空間から巨体が膨れ上がる。
それは人型のBigFire。ずんぐりとした印象を受ける。
更に紅の光が爆発。
それは、黒い機体の要所を覆い、炎の模様をあしらう。]
「タイプは?」
任せる。 「了解!」
[既に黒い機械は2mの高さを越え、そして更に成長中。]
[万能機械存在《ユニバーサル・マシン》。
科学技術の結晶。BigFireや機械存在GMとは別個の存在。
宇宙連邦によって造られ、属し、人の魂を感じとるマシン。
その費用は莫大で、造られた数も限られている。
その体内は亜空間と通じ、ロード――文字通り読み込み理解する――したあらゆる物に変身《ターン》する、宇宙活動の為の相棒《パートナー》。
機体右手に生み出された銃で、ダイアナの援護射撃を行う。*]
[グレンの黒い機体から放たれた黄色の弾幕と、
ビームが衝突し、連鎖的爆発が起こる。
メテログラフトを移動させながら――…
ラガリアの刺塵の結実形態を変えようとし]
[ゴ、ゴ、ゴッ…]
[メテログラフトの陸地部分のみにある装甲が移動。
立て続けに、重い音を響かせ着弾を確認。
それに注意を奪われる事なく、クロノはラガリアの刺塵の形態変化。
バフォォ…
紫色の渦巻く光の球体が、メテログラフトの直ぐ前に現れる。]
もっと、もっとだ…
[緋色の光の鳥が8羽、それに喰われ、
計32個の緑色の小弾の一部が、メテログラフトの装甲をまた削る。]
なっ……
白い兎さんが、BigFireになった!?
[少女は目を疑った]
これほどまでにむちゃくちゃなものを見たと思ったのは、……初めてだよ……!
[通信用のオープン回線は開いた状態なのを思い出し]
あ、褒め言葉と受け取ってください!
「ありがと、ダイアナ。」
[実戦室の通信用オープンチャンネルに、黒隗の声が流れる。]
来るぞ。
[紅蓮は操縦桿を握る。動作は相手に意思を伝える事でも行えるが、BigFire…この操縦桿での操作も可能だ。]
ダイアナ、私がクロノの装甲と兵装をどうにかする。
注意を惹き付けるから、きみは機を見て撃ち込め。
[黒い機体の足裏にローラーが生まれる。ギュインという音を響かせ、メテログラフトを中心に、中心へ進む螺旋軌道。
紫色の弾幕の隙間を狙いながら、メテログラフトの外部弾幕兵装−ラガリアの刺塵の本体を狙う。]
[メテログラフトの方に視線を戻すと、緑色の小弾がちょうど着弾するのを確認できた。
しかし本命の緋色の鳥は、紫色の球体に食われて消えた]
あー! 分かってるじゃないか!
[紫色の球体は次々に生み出され、メテログラフトを包み込むように展開された。
程なくして弾幕を吐き出すのは目に見えている。
しかし砲一つ分の鳥ではおそらく敵うまい]
ならば……1256を連結、3478を連結!
[言葉とともに4つの砲台が連結して一つの砲台となる。
半ば掌をたたきつけるようにして、同時に4つのパネルに触れる。同じ工程をもう一度。
これでさっきよりも大きい緋色の鳥が二羽出現する。
続けて左手を黒い球体にかざし、立て続けに速度遅めの大きめの黒弾をばらまく。
この黒弾に当たった向こうの弾は速度が減衰する。効果は黒弾が消える、十秒ほど。
果たしてこれで隙間が出来るようになるか**]
馬鹿メ。
[グレンが向かってくるのを一笑にふす。
一気に片をつけるのも面白くはない、が。]
所詮、鳥は蛇に喰われる。
[緋鳥を一瞥。クロノの手が、天井を指差す。]
ラガリアの刺塵!!!最終形態!!!!!
[
パ キャ ア ン
冷たい音が室内に響いた。
響きの後、弾幕兵装の姿は見えなくなる。
後に残るのは、紫色の弾幕のみ。]
[そこにオープンチャンネルから、少女の名を呼ぶ、声が。
一つ目の声にはわずかに笑みを返し、二つ目の声には、]
…………。
分かりました。
頼み、ます。
[言葉を返す]
戻ってください。
[指示を送ると二つの砲は緋色の光となって地に落ちる。
いきなり砲を戻したことを怪訝に思われても構うまい]
やってみたかったんですよね、
[左手で白い球体をぎゅっと握る。
少女の想像に呼応して、機体の両の砲口から白い光が左右に伸びていく]
速度を利用しての体当たり戦法。
[紫色の弾幕を避け、黒隗の解析によるラガリアの刺塵の位置と、メテログラフトの装甲へ安定した撃ち込みを行ってゆく。その最中――]
「紅蓮。ラガリアの刺塵の位置が、この位相にない…!」
確定は?
「やってみる。」
[紫の弾幕が、肩の装甲を弾き飛ばす。]
フン。
無駄だ無駄だ。
何をしようと、貴様ラに勝ち目はない。
位置を観測すれば攻撃の種類が、
攻撃を予測すれば位置が移動する。
これはそういうものだ。
[針のようなレーザーが、天井と床を繋ぐ。
その光の線は二十はあるだろうか。
室内を賽の目に切るように動き始める。
それが終われば、こちらへ向かう炎に宿した黒い機体へ向けて天井からの攻撃。ダイアナが何か仕掛ける様子には冷たい視線だ。]
[問題はある。
他二つの兵装が使えなくなることとか、
集中が途切れたら刃が消え去ってしまうに違いないこととか、
そもそも体当たり戦法に機体が耐えられるか分からない、とか。
しかし少女に思いつくことのできた最善の手段はこれだけだった]
確かに蛇に食われることはあるだろうけどさ……
それを怖れてたらいつまでたっても宙ぶらりんのままでしょう?
[直後。両翼下部に二振りの白い刃が完成した]
[撃ち込まれる実弾は、メテログラフトの装甲をガタガタにしてゆく。
ギリギリでレーザーを避けながら、おそれなく突き進む。]
うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
[左手の砲門の先に機械の手が現れ、
両手でメテログラフトを抱えるように装甲に取り付き、引き剥がす。
そこへ、鉄槌とでも言うかのように、青白い雷が黒い機体に堕ちる。]
食えるもんなら食ってみな!!
[コックピット左側のレバーを一気に下げ機体を加速時状態へ。
いつでも飛べる。最高速度で――**]
―― ッ
[唐突にメテログラフトに取り付かれ、
装甲が剥がされる勢いに、ビクリとなるが、]
見ろ、終わりだ。
[滝のような奔流を受ける機体。
これでは無事ではあるまい。]
さあ、貴様も来るか?
[動揺を押し隠しダイアナへ向けて]
[機体の後部が大きく裂けて変形。]
兎人が…
兎人が、あんなに理性的じゃないと思いもしなかった!
あれじゃまるで、大マゼランに行った時に遭遇した奴の方がマシってものだ。
[装甲を引き剥がす。
メテログラフトを包む水色の光の膜は、そのままだ。]
きみは、ラント戦艦の艦長なのだろう!?
[そのメテログラフトに未だ残る装甲を殴りつける。]
だったら―――
[ガヅン。メテログラフトに残った装甲が砕け、殴った手も――黒隗が変じた機体の手も壊れた。]
(何故、動ける!?)
…… ああ、そうだ!
ヲレは、生き残った奴ラを導く立場だ。
だか、ら……
(だからヲレは…
だからヲレは、
絶望に暮れる奴ラに何でもいいから、
目標を与えようと… 何かなすべき事を … )
[ハッと、クロノの目が目の前の機体を見る。]
[男は暫く格納庫でぽつーんとした後、正気に戻る]
さて、どうやって帰るかね。
まずは…体を治す事から考えるか。
[男はしぶしぶとフロートベットを移動させ、治療室へと戻る]
あ。
[勢いよく横の通路から出てきた女と衝突する。
こちらはフロートベットがグラりと揺れる。
全身複雑骨折した体に声にならない痛みがユージーンを襲った。
その後を慌てて駆けて来る大会スタッフがいた。
怯えながらその女性に声をかえている。
「だから走らないほうがいいと言ったのに」
まったくだ。と男は蹲りながら思った]
グレンさんっ!
[メテログラフトに取り付いたグレン機が弾幕にさらされ破壊されつつあるのを見て、思わず助けに突っ込みたくなるのをかろうじてこらえる。
ここで突っ込んだら自分もグレンの二の舞だってわかっているから]
『さあ、貴様も来るか?』
……っ!
[そしてこれが挑発だってこともわかってる]
どこにみすみす死にに行く馬鹿が……っ!
[避けきれなかった弾が機体をかすっていく感触。これで何度目だろうか。
いよいよもってこの機体もやばいかもしれない]
(果たして帰れるのだろうか)
(どこへ?)
(町へ。私の住むところへ。彼らのいるところへ。店主のおじさんにも言われた。無事に帰ってこいって)
(誰かが言っていた。鳥達の翼は帰るべき場所に帰るためにもあるって)
(――帰る場所がない者はどうすればいい?)
(――いや)
(誰しもあるはずだ。かえるべきところが)
(たとえ誰しもいつかは虚無の暗闇の中へ還らねばならないとしても)
(私の帰るべきところはそこではない)
(クロノさんの帰るべきところもそこではない)
ええ……私は来ますよ。
死ににではなく、帰るために。
あなたを帰るべきところへ帰すために。
[その時グレン機の腕が大口径の砲口へ変わる]
『今だ!ダイアナ!』
[その声を聞き終わる前には操縦桿を前に倒しきっていた]
[カノンの一撃が爆ぜる。
追い討ちをかけるように上方至近距離まで一瞬で距離を詰めてきた《Indigo Bird》から、
白い刃が飛んだ]
ヲレは…
[目の前に迫る白い刃]
チクショオオォ――――
[母星にいた誰だって、生きたいに違いなかった。
調査の為に母星に降り死ぬのが嫌な奴はいなかった。
だが、あれでは、あれでは。
ただの無駄死にじゃ―――ないか。]
[光に包まれる瞬間。
ぎゅっと瞑ったクロノの両目から弾き跳んだ光の粒に、
気づくものはいなかったに違いない。]
[至近距離からのカノン。
《Indigo Bird》による最後の一撃。
水色の光の膜は消え去り。
そこに残ったのは真鍮色のコアだけ。
桜並木と夕暮れ。その色を照らし返し、鈍い色に染まっている。]
……っ
[ぐい、と涙を拭う。
自分でも何故泣いているのか分からなかった。]
…… ヲレは、
[ぼろっ。ぼろぼろ。涙がこぼれる。
二人から撃ち込まれたもの。
クロノの心に何か届いたのだろうか。]
……。
[ぼろっ…]
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