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農夫 ヤコヴレ・アウィッチ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
王女 サフィラ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
猫仙人 グエン は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
孤児 ショコラ は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
詐欺師 ジュリアン は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
曲芸師 テッド は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
病弱 モモ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
幻術使い ティータ は 2にんからうしろゆびさされたみたい。
幻術使い ティータ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
あれれ、いやがらせがなかったみたい。
照坊主の下駄が、どこからともなく 病弱 モモ の頭に飛んできました。
からんころ〜ん♪…明日は… 霜 かなぁ?
のこってるのは、農夫 ヤコヴレ・アウィッチ、王女 サフィラ、羊飼い シェーフヒェン、猫仙人 グエン、孤児 ショコラ、詐欺師 ジュリアン、曲芸師 テッド、病弱 モモ、物書き ヒグラシ、自称魔女 フランの10にんだよ。
雨が止むといいな。
雨が止むといいな。
[願えば叶う。
ただし、ずいぶんと違う方向で]
[*11岩燕*が履くような下駄が不意に現れて、寝ているモモにコツン]
(サフィラを探して歩き続ける道の先に光る魚が現れた。魚は…を促すかのように一瞬留まると、瞬きながら光る湖の方向へ飛び去った。)
ちょっと待って!まだわらわちゃんを見つけてないんだよ!
…ああもう。しょうがないなぁ。
(…は後方の森に、森の中のサフィラの安否を思って*サフィラが無事に追いつくように願いながら*一瞥を残すと魚の後を追いかけた。)
光が途切れた瞬間に、あさっての方向に歩いてしまうなんて・・・。
私はお供がいないと生きていけない人間なのかしら・・・。
[...はため息をついた]
[しばし考え込むが、ふいに冷気を感じて、ちぢこまる]
さむい。
[ はねひつじに身を寄せて、ぶるぶる。
それとは対照的に、うさぎは元気に駆け回っている]
寒っ。[身を起こして、改めて毛布をかき寄せる。]
…雨はやんだようだな。
[蝋燭カップをもって、東屋から外を眺める。シンとした空気。
まだ霜が降りたことも誰かが消えたことも気付かないまま。]
[光が詐欺師の周りをふわふわ飛ぶ。
―と、不意にそれは眠る詐欺師の胸元へと消えた。
むにゃむにゃと寝言を言う彼の八重歯が少しだけ、伸びた*]
(探しに行ったもののサフィラには結局会う事なく光る湖まで戻ってきた。とは言うものの、後方を気にするように振り返り振り返りして歩く。視線を巡らせたその時、橋の上で何か動く物が目に入った。)
ん?あれ…なんだ?動物かな?*15女王蟻*?
(興味をひかれ能天気なBGMのかかる橋を渡り始めた。)
[ 風が吹く代わりに水が流れる。
激しいものではなく、やわらかに。
グエンの髪がふわふわと揺れる。
あたたかな陽射しの先を追ってみると、
ひかりは水面のあたりから落ちてくるようだった。
太陽と呼べるのかどうか、グエンには分からない。
すすんでゆくうち、まっくらな森とは異なるみどりが見えた。]
[ せかいが、揺らぐ。
ノイズのように。
錆御納戸◆ yellow◆
lightgreen◆ 黄茶◆ 湊鼠◆
とりどりの色が散らばった。
その中で、目の前の姿は薄れていって。]
[ それがいつのことだったか。
グエンにはわからない。
時の流れは気ままで、
時は逆さまにも流れるから。
夢だったのかもしれない。
夢は現で、現は夢。
鏡の中のことだから。
グエンはかえる。光から、闇へ。]
あれ?君はオーキィ?グエンはどうし…ぶは!
(たかたかと軽やかに走ってきた紫の猫は軽やかにジャンプすると…の顔に貼り付いた。)
ちょ、あのね?…グエンはどこだい?
(…がそう問いかけると、「あ、こんな事してる場合じゃにゃかった。」とでもいうように「にゃあ。」と一鳴きして足元に飛び降りると、他の猫のいる方へと…を促して歩きだす。)
え?そっちにいるの?(きょろきょろり)
[ けれど。
いつのまにか、薄紅藤の猫はいなかった。
いつのまにか、紅鬱金◆の猫が小屋にいた。
ちいさなからだは、置物みたいにじっとしている。
おおきな瞳は、ひとりのひとを、見つめていた。]
オーキィ、蜜柑。
……それに、ヤコヴレ?
どうしよう。
ティータが、いなくなってしまった。
ティーダのように、消えられるのかしら。
それとも、ゲームのせい?
(湖からゆっくりと現れたグエンに…は吃驚しながらも笑顔で話しかけようとしたが、>>22を聞いて一瞬口をつぐんだ。)
グエン?どうしたの?ティータがどうしたって?
水の中に、世界があったの。
光があって、
花が咲いて、
木が生えて。
ああ。建物も見えた。
誰か、住んでいるのかしら。
雨の中より、あたたかかった。
>>25>>26
消えた…?
良く解らないけど、その湖の中にはもう行かない方がいいね?
ゲームがどういうルールなのか解らないけど、そこはティータの世界なんだと思う。
探し物が見つかったから帰ったんじゃないのか、な?
たぶん、だけど。
(不安げなグエンの頭を優しく撫でながらも、湖から遠ざけるように橋の中程まで促し、自分の体で湖を視界から遮った。*ここから離れた方がよさそうだ*)
[ 紅鬱金の猫はジュリアンが起きたのを見て、
おおきな瞳をぱちぱちとまたたかせた。
そばにいって、かれを見上げる。
じい。
口許が気になるようだった。]
…いかないほうが、いいのかしら。
とても、きれいな場所だった。
ティータは、誰か来るのを待っていたのかもしれない。
お城では、誰か訪れるのを待っているひとがいるかもしれない。
見つかったのかしら。
見つかった? ティータ。
[ 答えは聴こえない。
ヤコヴレに促されるままに橋を下りていく。
湖も見えなくなった。
ひかりは消えて、やみの中。
グエンは納得のいかない顔をしていたけれど、
ちいさく頷いて、みんなのいる東屋へと向かう。]
>>29
綺麗な場所か、そこで誰が待ってるかも?
でも…俺は。
俺はグエンがティータみたいに消えちゃったら…いやだね?
(…はちょっと困ったように笑った。)
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