1657 【RP村】勇者と魔王の物語
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
戦士 アルシェス に 3人が投票した。
竜の子 ダリア に 1人が投票した。
戦士 アルシェス は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、竜の子 ダリア が無残な姿で発見された。
闇が村を覆い、村人達は自らの過ちに気付いた。人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。
──────そうして。
( #0 ) 2016/02/05(金) 09:11:25
勇者と魔王の物語は終わりました。
( #1 ) 2016/02/05(金) 09:11:34
それは世界の終わりまで。
恐らく語り継がれることは無く。
( #2 ) 2016/02/05(金) 09:12:31
幾度の朝と幾度の夜。
世界は燃えて輝いて。
そうして終わりを迎えたのです。
( #3 ) 2016/02/05(金) 09:12:58
魔王 ケテルは、射手 エステル/* 雑談だけでもええんやでw気後れとかはこちらは気にしてないので、ゆるふわしよう。
( A0 ) 2016/02/05(金) 10:52:54
竜の子 ダリアは、メモを貼った。
( A1 ) 2016/02/05(金) 19:57:17
― 魔王城・央の間 ―
[アウロラの一撃を受けた所で、ナジからの制止が入る>>9:146]
どういうこ…………ぐうっ!!
[問い掛けの言葉は、手足の腱を斬る一閃に中断させられた。
動けぬ少年から光の剣と魔剣、そして鎧までもが取り去られる]
そう、連れて行っては……くれるんだね。
[首根っこを掴むナジへ、精一杯の強がりを返す。
その言葉は届いたか否か、次の瞬間には少年の身は空間の裂け目へ消えた>>9:147]
( 0 ) 2016/02/05(金) 21:48:12
― 魔王城・玉座の間 ―
[そして、玉座の間に現れた少年は。
襤褸切れ同然の服に木製の棒を手にした、無様な有様だっただろう。
腹部の傷には止血が施され、一応は生き永らえているが>>9:148]
ひぃ……っ
[魔王の向ける呪いの眼差し>>9:150に対し、少年は余りに無力だった。
光の剣も魔剣も、防具ではなくとも少年の心を守るのに一役買ってはいただろう。
それらをなくし、戦う術もなく転がされた少年に、死を待つ以外の何が出来るというのか]
魔……王……。お前、は……
[しかし、がくがくと震えながらも、確かめなければならないと思い続けたたった一つの疑問だけは、口にする猶予はあったか]
本当に、勇者……な、の……?
[死をもたらす眼差しで睥睨する彼の者が、少年の憧れ、全ての原点と同一存在なのか。
少年は、問い掛ける*]
( 1 ) 2016/02/05(金) 21:48:34
クケーッケッケッケ!
[白猫>>9:+59を掴みあげ、空を飛ぶ。
抗議するような鳴き声に鳥は嗤い声をあげる。
怒り、憎しみ、苦しみ。
負の感情の篭もった声のなんと甘美なことか。]
ケーッケッケッケ…!
[もがく白猫を崩落したレンガ造りの建物に落とす。
自らもそこに降り立ち、猫の胴体に足を乗せた。
殺さない程度の力加減はしているが、
内臓を圧迫する力は白猫に耐え難い苦痛を与えるだろう。
猫が苦しめば苦しむほど、鳥はますます嬉しそうに嗤う。]
ナえ、ド?な、なえ、なえど、こ…?
巣、たマ、たネ ウえ、うえウえる
モと、 シュゾ しゅぞく よ、よよヨぶ?
( 2 ) 2016/02/05(金) 22:27:49
[が、そこに何か飛ぶもの>>9:+57を見つけて、
鳥は首をかしげた。]
…いキ も ノ?
[飛ぶものを視線で追い、猫を押さえる力が弱まるだろう。
鳥はぼんやりと空を見ている。]
……ぅ、 あ……
[遠く、とおく。
なにかの気配>>9:152に鳥は震える。
脳裏にチカチカとフラッシュバックする記憶は、
一体だれのものだろう。なにのものだろう。
幾度も繰り返される生と死。
その濁流に眩暈を覚えて、鳥はただ遠くを見つめた。*]
( 3 ) 2016/02/05(金) 22:41:25
[それみろ。これだから鳥ってやつは。
ベキベキと上から押しつぶされていく中で、白猫はひげを揺らして何とか少しでも大きい隙間に体をねじ込もうとする。]
ミャイィ……マァーオ!
[息を荒げながら目の前の土を引っ掻いた。
一瞬鳥の力が弱まったのをいいことに、前方へ逃れようとものすごいスピードで前脚を動かす。]
( 4 ) 2016/02/05(金) 22:59:26
( A4 ) 2016/02/06(土) 15:03:42
( A5 ) 2016/02/06(土) 16:44:05
( A6 ) 2016/02/06(土) 17:36:35
―― 少し前/北部・魔王城 ――
[それは竜の少女にとっての絶望>>9:145だったか。
全ては無意味に帰する。魔神との約束か代価か、ある時点前までで直接話した者達の中から>>9:24、竜の少女の記憶が失われている事を、魔王は知らなかったが、]
―――――─。
竜の子、ダリアよ。
お前は何故、その様に哀しく寂しい目をする?
( 5 ) 2016/02/06(土) 17:59:31
お前は俺を知っているのか。
[魔王は褪めた眼差しではなく。
竜の少女を見ながら更に奥を見るように。
知っているのか。或いは覚えているのかと問う。
竜の少女の言葉>>9:136>>9:139を全て聞いた上で。]
( 6 ) 2016/02/06(土) 18:01:19
[もしかすれば、竜の少女は誰にも知られていなかった自分自身を、魔王を知る事で知ろうとしていたのかもしれないし、境遇を投影していたのかもしれないが。*]
( 7 ) 2016/02/06(土) 18:02:00
―― 魔王城 ――
[魔王は褪めた眼差しを呉れる。
震え怯える勇者>>1は、先の魔剣士に及ばぬ覇気と思しき。
光の剣を奪われ魔剣を奪われ鎧を奪われて尚、宿るは女神の祝福か。でなくば、視線穿った時点で死のう。
それでも、魔王の運悪くば即死する呪眼>>7:200に心臓は不規則な鼓動を打ったかもしれないが。
エンフェルケスーカの渡り人により、手首足首の腱を断たれて渡されていた木の棒はどの様に持っていたろうか?]
( 8 ) 2016/02/06(土) 19:03:12
[魔王の周囲の空気、床がきしきしと白く凍り付き始める。
先程までは、溶けた床は熱>>9:27を幾分か持っていたのに。
濃度を増した殺意は重く伸し掛かる。
女神の気配濃き勇者にか、それとも怯える様子にか、生きる者の魂を掴み腐敗させそうな呪を滲ませ、勇者を捉え続ける。]
ほう。
もしそうだとすればどうする。
[魔王の声音は低く、凍り、呪を含む。
それは答え、ではないだろう。
面白がる調子も無く、ただ、ただ、冷酷に口を開いた。*]
( 9 ) 2016/02/06(土) 19:12:25
― 魔王城・央の間 ―
……?
[>>9:-146
戦況は確実にアウロラの優位に傾いている。
勇者を自称する者としては確実に格が劣る存在。
確実に殺せる――そう思考する故にナジの静止に困惑に近い表情が浮かぶがそれも一瞬の事。]
……では、私が。
[光の剣を預かりそれを鞘に納めれば火傷の如くグリップの痕が手の平に刻まれる。
無表情で自身の手の平に視線落とすが一瞬の事。
光の剣は輪郭を失い闇に呑まれてゆく。
魔術で形成した槍を同じように闇に還し、魔剣を腰に帯けば背後に控える兵へ勇者の防具を預けた。]
( 10 ) 2016/02/06(土) 19:51:16
― 魔王城・玉座の間 ―
[ナジ達と共に紫色の空間を抜けてゆく。
胸の内に湧くのは不思議な焦燥感。
それが何か判別する事もできず王座の間へとたどり着く。
勇者の背後に佇む少女。
勇者の問いに何を言うのかと瞬く。
困惑の色が明確に顔に出るが
魔王の放つ圧倒的な空気に冷静さを取り戻すかのように表情は消えてゆく*]
( 11 ) 2016/02/06(土) 19:51:43
( A7 ) 2016/02/06(土) 19:58:28
[遠くを眺めて>>3いれば足元から鳴き声。
緩んだ肢から猫が這い出ようと、足掻く。
見下ろしてじっと眺めて、肢を軽く緩ませ猫を開放した。
その場に佇み、じっと猫を目で追う。]
か、かカか 狩り とら、とら
キぼう ゼつぼウ こウゴ
ふか、フカフかイ コい なる ね
[にたぁ、と笑って翼を広げる。
軽くその場で羽ばたいて、空へと飛び出した。
世界はそのまま、
魔の世界に染まるのかもしれないが。>>#3
それはまだ、鳥の知らない*物語*]
( 12 ) 2016/02/06(土) 20:12:41
― 魔王城・玉座の間 ―
[右手は木の棒を握り締めようとするが、腱を断たれてはそれも叶わないか。
魔王の視線を受け顔を伏せて耐えるが、直視しなくてもその邪視は呼吸が止まりそうな程に心臓を跳ねさせよう>>8]
[周囲の温度が下がり、空間が凍り付けばその白は少年の両手足をも侵食し始める。
問いに対し答えは返らず、逆に問いを投げられる>>9。
その声に温度は感じられず、含まれる呪は氷の棘の如く心臓へ突き刺さる。
それでも答えるべく、少年は口を開いた]
勇者だった、あなたは……そこで今、何を、考えて……。
――ううん、そうじゃ、ない。
ここに辿り着いた時は、何を、考えて、いた……?
人を、滅ぼそうとするのは、「魔王になったから」、なの……?
[問いは果たして、発することを許されただろうか。
殺意が濃度を増せば、あるいは他者の介入があれば、言葉が途中で断ち切られることもあるだろう*]
( 13 ) 2016/02/06(土) 21:12:49
― すこし前/魔王城・玉座の間 ―
[沈黙の後。
投げかけられた問いに、少女は緩く首を横に振る。]
きっと、しらない
……しらないと思う。
でも、――とてもよく似た人なら、知ってた、気がする
[それは、いつか聞かされた、砂漠の国を訪れた人々の物語。
或いは、語り聞かせた歌姫自身の、自らの死を受け容れて滅んでいった最期の姿にか。
――どちらにしても。砂漠に置き去りにされた遠い日の姿に、彼自身を重ねていたことは一つの事実ではあり。
誰からも省みられることのなかった彼自身の物語が、このまま滅びの時まで焼却されたままであるのなら。という仮定は、自身の投影でもあり、彼に――滅びを選んでほしくないという心の顕れでもあったのかもしれない。]
( 14 ) 2016/02/06(土) 21:21:26
でも
この記憶も、感情も、
……すべて、滅んで消え去ってしまうなら
私が生まれてきた意味は、あったのかなって
[勇者を支える剣になると、優しい目で語っていたフリッツ。
魔を倒すために旅をと、明朗な言葉で語っていたレティーシア。
影達を護る為に、悲痛な声を上げながらも立ちはだかったチャペ。
――最後に。自身を護る為に、独り傷つきながらも戦い続けていた少年のことを、思い出して。]
………、
今、私が想っていることも、みんな消えてしまって
意味の無いものになってしまうんだって思ったら、
――すこし、こわくなった、だけ。
[震えそうになる息を。声を。押し留めようとして。
けれど、忘れ去られる恐怖を抑えることなど、できるはずもなく。
――目元を拭おうとすれば、雫を掬うだけの手はもう残っておらず、抑え切れなかったものが一滴、足元に零れ。]
( 15 ) 2016/02/06(土) 21:22:45
――だいじょうぶ。
がまん、するから
[せめて最期は、笑っていられるようにと。
滅びを受け容れる為に、顔を上げた。**]
( 16 ) 2016/02/06(土) 21:23:00
― 魔王城 玉座の間 ―
[――――――…記憶がある]
[其れは酷く曖昧で、断片化されて、
揺蕩う闇の中で修飾すら受けているだろう]
[理不尽に脳内に居座る其れは、苦痛でしかない]
[消え去ることは自然の摂理であり]
[故に少年に、竜の子の恐怖は理解できない]
( 17 ) 2016/02/06(土) 21:54:54
[ただ、]
ダリア――――…、花の名前か。
[まだ勇者候補の青年が運ばれてくる前だったか。
額の黒い瞳は、今にも零れ落ちそうな砂の娘を見つめ。
感情のない声で呟く。
いずれ滅びゆくとしても。
膨大な記憶の一部にその名を刻むこと位は。
まあ、大した労がかかることでもない*]
( 18 ) 2016/02/06(土) 21:56:04
―─ 少し前/北部・魔王城 ──
[無意味。
正に無意味だ。
無意味に>>9:*21落ちた。
その戦いは全てにおいて無意味であり報われる事も無い。]
‥…─────。
そうか。
[長く沈黙が落ちた。
喋る者は、近くの魔将の少年>>18だけか。
繰り返す言葉に魔王は微かな一瞥をのみ呉れた。]
( 19 ) 2016/02/06(土) 22:38:33
[それが共感によるものか、投影によるものか。
魔王には竜の少女の心の内など分かる事など、無かったけれど。]
( 20 ) 2016/02/06(土) 22:38:49
[問うて添うたのは四つ分。
名前と、
理由と、
目的と、
…そして推測と。]
( 21 ) 2016/02/06(土) 22:39:05
( 22 ) 2016/02/06(土) 22:39:19
[言う言葉は掻き消えた>>8。]
―― 魔王城 ――
[魔王の殺意は弥増し続けるのみ。
パチン、と魔王は指を鳴らす。]
勇者とは
人の為に生き
人の為に戦い
人の為に魔王を倒す人だと言うぞ。
[キチキチ、と蟲の鳴く声が何処からかする。]
( 23 ) 2016/02/06(土) 22:49:36
お前は此の期に及び下さぬ事を口にする。
[向けられるものは、殺意だけだ。
魔王の目前で、問いを投げ返されると信じているのだろうか?ならば、それはあまりにも長閑な考え、平和を元にした考えだ。]
お前は、
[この場で魔王を倒す前に何かを考えられた者など。
よほど余裕のある者か。
魔王に対峙しながら、その先を考えるとは。]
( 24 ) 2016/02/06(土) 23:09:10
[魔王は返事をしなかった。
人間に礼儀正しく返事を呉れてやる理由などあるまい。]
( 25 ) 2016/02/06(土) 23:10:07
狂い死ぬのがいいだろう。
[魔王の後ろの闇から、百足に似た表皮が鋼程の硬さの節足動物が這い出して来る。恐らく、全長は人よりも長く大きいだろう。
それは、アルシェスを中心に円を描くように這い来たる。*]
( 26 ) 2016/02/06(土) 23:12:10
[鳥から解放された白猫は一目散に逃げ出した。
御託を並べようと白猫には通じない。白猫として産まれてしまった時点で、それを宿命付けられているのだから。
いくら逃げようともこの世界の続く限り、世界から解放されることはない。
それでも白猫は、己がために逃げる。]
( 27 ) 2016/02/06(土) 23:24:37
[いつしか薄暗い空からは小雪がちらつき始めていた。
白い仔猫、白い氷。やがては奪われていく体温と引き換えに、目立つ白猫の体を覆い隠してくれる。]
ミィ……
[初めて見る白いものに、猫は恐る恐る前脚を伸ばす。
すとんと前脚に、そして鼻先に落ちた雪は白猫の温もりに溶けて消えていく。]
ミャウゥ?
[猫は不思議そうに空から舞い落ちるものを見ているだけ。
何もかも消えてしまう。形あるものはすぐに消えてしまう。想像よりもずっとずっと早くに。
どれだけ大切なものでも、どれだけ手厚く守っていても、全ては意味をなさない。]
( 28 ) 2016/02/06(土) 23:25:04
[闇の中から。]
──────よぉ、勇者。
[魔神は嘲笑う。嘲笑いながら囁く。
断たれたであろう腱をなぞる。薬草の効果も喪われていれば意味無い事ではあるが。]
女神の祝福を受けたんだろ?
一発くらいかませよ。
その“木の棒”で。
[ひのきの棒か否かは勇者アルシェスがその武具をよく知っていれば分かるか。]
貰った祝福を籠めてよ。
あの魔王様を打ち据えてみろよ。
[魔神の囁きは、或いは甘く…心惑わせるようにか…耳朶を打ったか。*]
( 29 ) 2016/02/06(土) 23:25:42
[生きる理由などないから明日を生きていくことができる。
生きることしか道の無かった"チャペ"が白猫になったことは、決して偶然ではない。]
ミュアー!
[遠くから影猫達の足音が聞こえてくる。
ここから立ち去ろう、自分はか弱い仔猫なのだから。]
( 30 ) 2016/02/06(土) 23:25:47
― 魔王城 ―
――それなら、
[魔王>>23の言葉を聞きながら、かつて勇者だったと聞いた者へ視線を向けたが、その先の問いが発せられることはなかった。
死の宣告>>26が為されると共に、闇から這い出すのは身の丈を超える長さの百足]
ひっ……!
嫌だ、来るなっ……!
[この場に来た以上、自身の命を奪うのは魔王である、という考えすらも甘かったのだろう。
這い寄る節足動物を避ける術もなく、無様に転がってその足から逃げようとするが、徐々に狭まる円周に追い込まれるだけとなるだろう]
( 31 ) 2016/02/07(日) 00:33:14
[腱をなぞる気配を、痛みと奇妙な痺れとして感じた。
耳に届くのは、嘲笑と同時に、女神とはまた異なる甘さを帯びた響き>>29。
魔神の期待が何処にあるのかは知れないが、今此処に在るという最後の矜持を刺激するものではあった]
ぐ、ううっ……!
[床に口を擦りつけるようにして、転がった拍子に落ちていた木の棒を咥える。
立ち上がることも出来ず、肘の力で魔王の足元へにじり寄ろうとするが。
それよりも節足動物の蠢きが、少年を捕える方が早いだろう*]
( 32 ) 2016/02/07(日) 00:33:53
―― 魔王城 ――
人とは愚かの別名。
世界もまた愚昧極まりない。
[先程の問い>>13の答え、か否かは定かでは無い。
だが、或いは答えともなるものだろう。]
( 33 ) 2016/02/07(日) 01:11:02
[この勇者がこれまでに見てきた物、経験の中に気付き掴み得る答えが無ければ、魔王と勇者は到底理解し得る事無きものだが。]
[だが、理解などをこの勇者は求めているとでも言うのだろうか?]
[節足動物は、甚振るでもなく、まだ身を這わせるだけ。
無数の足が、かさかさと、或いはカチリカチリと音鳴らし、刺の様な何かを注入する様な刺がゆらりと振られる。
口元は、キチキチと小さな音を鳴らし、極々弱い腐食性のある液体を垂らす。服程度なら襤褸襤褸となるだろうか。]
( 34 ) 2016/02/07(日) 01:11:56
[奇妙に、器用に、勇者アルシェスの身へと足下から螺旋状に百足の如き蟲は這い上る。
木の棒を咥え、立ち上がる様を、魔王は玉座にて見る。
自ら手を出せば、一瞬で引き千切りそうなものを堪えるかの様に。]
[勇者は這い>>32近づくか。]
[今は動けぬようだが。
…立ち上がるようならば、魔王は刃にて一閃し斬り伏せもしようが。*]
( 35 ) 2016/02/07(日) 01:16:38
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る