1612 怪談短歌村2 〜 猫の集まる喫茶で 〜
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
ぜんいんあつまったみたいだよ。
さあ、はなしあいだ!
どうやらこのなかには、むらびとが1にん、うらないしが2にん、よーまが4にん、じゅろーが1にんいるみたい。
( 0 ) 2015/08/24(月) 24:00:00 《2015/08/25(火) 00:00:00》
─ 「猫の森」 夜 ─
さあ、怪談短歌大会の始まりだよ。
[人の気配が無くなった店内に、囁くほどの声で告げる。
明かりを落とした店内には、光る眼がひとつ、ふたつ…]
みんな、持ってきてくれたかい?
どれ。見せてごらん。
[手招きして小さな獣たちを呼び寄せる。
彼らが運んできたものを、店の壁にひとつひとつ並べ始めた。]
( 1 ) 2015/08/25(火) 00:02:05
お集まりのみなさまへ
怪談短歌大会が始まりました。
地上はこれ以降、短歌のみとなります。
24hにつき1首から5首まで、御自分のペースでどうぞ。
返歌や連歌はアンカーも使えます。
短歌の題材に困ったときは、お題もご利用ください。
http://shindanmaker.com/470710
墓下と地上の時間軸が違っても構いません。
地上は夜になりましたが、墓下は気にせずにどうぞ。
なお、遅刻見物人を少し増やしましたので、遅れたけど怪談短歌を詠んでみたいという方がいれば、お気軽に。
( #0 ) 2015/08/25(火) 00:04:58
それでは、三十一文字の恐怖と怪異の世界をご堪能ください。
( #1 ) 2015/08/25(火) 00:07:10
いらっしゃいませと出された水ふたつ
なんだ他のは 見えてないのか
( 2 ) 2015/08/25(火) 00:12:59
いらっしゃいませと出された水ふたつ
そこにいたのか 背中におまえ
( 3 ) 2015/08/25(火) 00:16:32
階段の 途中で上を 見たらダメ
ぶらさがってる 電球の横
( 4 ) 2015/08/25(火) 00:18:41
静寂と 暗闇包む 待ちのカフェ
鏡にウツる ムラサキの影
( 5 ) 2015/08/25(火) 00:21:22
お財布を 忘れた気がして 引き返し
店はどこぞと 惑う黄昏
( 6 ) 2015/08/25(火) 00:30:37
迷子だと 呼ばれた名前 我が子なり 今まで繋いだ 手は誰のもの?
( 7 ) 2015/08/25(火) 00:46:41
[こぽぽ、と自分用のマタタビ茶を淹れる。
悪魔騒ぎも落ち着いて、店内はまた穏やかな空気が流れていた。
さて、どんな短歌を詠もうかと、少しの間物思いにふける**]
( *0 ) 2015/08/25(火) 00:58:00
人の血を啜りて咲くや 鉄線花
昨夜つぼみは 白かりけるを
( 8 ) 2015/08/25(火) 01:44:15
午前二時 哀しく響く 着信音
隣りで眠る 貴方からなの
( 9 ) 2015/08/25(火) 02:00:20
>>7
案内所 駆け寄る顔に ひと安心
泣いてるどころか ニヤリと笑う
( 10 ) 2015/08/25(火) 11:45:37
>>5
昨日まで 忘れてたのに やめてよね
染まった私 明日は二十歳
( 11 ) 2015/08/25(火) 12:19:48
>>8
塀の外まで並び咲くや 鉄線花
蔓絡めるは 無垢なる指先
( 12 ) 2015/08/25(火) 12:27:41
あの世まで 女心とエコな風?
花子さんたら音姫鳴らす
( 13 ) 2015/08/25(火) 16:28:30
>>13
「おいまたか」 「無粋な音だ」 「まあまあ」と
音楽室の 眠げな囁き
( 14 ) 2015/08/25(火) 19:38:24
( 15 ) 2015/08/25(火) 19:56:05
真夜中の便所にふっと禿げ頭現れ嘆く「おお、かみがない」
( 16 ) 2015/08/25(火) 20:47:03
木漏れ燈に
微風こぼるる蜜の艶
ゆびの根 搦む
やどりぎ の 戀
( 17 ) 2015/08/25(火) 22:05:11
きもだめし 初めて入った廃校の
壁で待ってた わたしのなまえ
( 18 ) 2015/08/25(火) 22:23:36
喰われた子、ごめんと言ったら いっせいに
おれも無罪と 墓がガタゴト
( 19 ) 2015/08/25(火) 22:39:59
私たち もっと綺麗に殺せるわ
花を摘むようにその首を、ほら
( 20 ) 2015/08/25(火) 22:44:23
この前、聞いた話なんだけどね。
[薄明り差す店の中、だれにともなく語り始める。]
ある男の子がね。1人で寝てたんだよ。
それまではお母さんと一緒に寝ていたんだけどね。
そういう年頃だったんだろうね。
1人で寝るんだー、って和室に布団敷いてさ。
寝てみたんだって。
( *1 ) 2015/08/25(火) 22:45:38
明かりを消して布団を被って、ぎゅーっと目を閉じてみたんだけれども、これが全然眠れない。
なにしろ初めてのことだからさ。不安なのかなと思ったら、どうもそうじゃない。
どうもねえ。部屋のどこかが気になって眠れなかったらしいんだよね。
もう気になって気になって、なにが気になるのかわからないけど、もうたまらないくらいになったの。
だから、そーっと目をうすーく開けて、そっちの方見てみたんだって。
そうしたらさ。開いてたの。押入れの襖が。
ほんの少しだけ開いててね。それが気になって仕方ない。
( *2 ) 2015/08/25(火) 22:46:02
部屋はもう真っ暗だしね、布団から出るのも怖かったらしいんだけどさ。
押入れの隙間がどうしても気になって、その子、見に行ったんだって。
隙間の向こうに何があるんだろうって、そおっと覗きこんでみたらさ。
ぶわぁぁぁ ってね。
真っ白い手が何本も伸びて来てさ。
あっ、という間に男の子を引きずりこんだんだって。
それで翌朝、両親が男の子の部屋に行ってみてもその子はいなくて、どれだけ探しても結局見つからなかったんだって。
( *3 ) 2015/08/25(火) 22:47:00
[マタタビ茶をひとくち飲んで、ふうと息をつく。]
その男の子は結局どうなっちゃったのかって?
それは、その子に聞いてみないとわからないよねえ。
それか、連れてった手に聞いてみないとさ。
[もうひとくちお茶を飲んで、窓の向こうに視線を向ける。
光の具合か、その目がほんのり赤く光っていた。]
( *4 ) 2015/08/25(火) 22:47:18
>>16
蒸し暑い 真夜中のトイレ ウォシュレット
ノズルの変わり 手が伸びてきた
( 21 ) 2015/08/25(火) 22:48:22
富士樹海 そこが皆んなの 秘密基地
参加したけりゃ 吊り縄貸すぜ
( 22 ) 2015/08/25(火) 22:59:06
>>20
こうやって ひねればぽろりと 落ちるよと
聞いてはかどる 首の収穫
( 23 ) 2015/08/25(火) 23:11:02
見し人のけぶりを雲と追いゆけば
思ひ出の野に 雨花の染め咲く
( 24 ) 2015/08/25(火) 23:18:34
>>22
富士樹海 道行き共にす 吊り縄は
首輪の代わりにゃ なりゃせんて
( 25 ) 2015/08/25(火) 23:23:52
激流を 遡ってゆく 魚の背
跳ねたら人の 手足ついてた
( 26 ) 2015/08/25(火) 23:29:17
終電で 揺り起こされて 目が覚めて
慌て見回す 僕しかいない
( 27 ) 2015/08/25(火) 23:31:40
>>24
雨上がり 恋しきひとは 神上がり
たまと結びて 墨染めに咲け
( 28 ) 2015/08/25(火) 23:48:33
包丁の 刃に貼り付きし 髪三すじ
まな板にのる パプリカ一切れ
( 29 ) 2015/08/25(火) 23:50:56
>>+7
うん。いたいた。
ずっといたよー?
アズサちゃんも可愛いから、そんなところで寝てたらどこかに連れていかれちゃうかもしれないよ?
ほら、そこのテーブルの下、今なにか目が光らなかった?
[なじみの猫がいたかもしれない、けれども。
アズサがころぶのを見れば、あららと近寄って手を貸す。]
大丈夫? 怪我はないかい?
───そうだねえ。
ブランコ、漕いでるかもね。
( *5 ) 2015/08/25(火) 23:52:36
お盆には帰ると言っていたけれど
今地獄だから帰れないって
( 30 ) 2015/08/26(水) 00:04:31
化けて出た 父が恨むは 若い僧
時代の流れ キラキラ戒名
( 31 ) 2015/08/26(水) 00:14:06
あれ?ほんとに誰かいた?
[アズサと一緒に覗きこんでみるけど、なにもなく。
ただ、どこからかキンと冷えた空気を感じた気がして]
そうだねえ。
こんな暑い日は、ゾクゾクするような話でも聞きたいね。
[はぁ、と手を温めるそぶりなどしていた]
( *6 ) 2015/08/26(水) 00:19:54
>>31
田舎寺 土産に貰った USB
電子墓参の アプリが揺れる
( 32 ) 2015/08/26(水) 00:52:41
自転車の ライトがぴかり トンネルを
照らすも奥は 見えぬ黄昏
( 33 ) 2015/08/26(水) 00:58:42
硬きもの 舌に残りし 冷や奴
米粒ほどの 真白き乳歯
( 34 ) 2015/08/26(水) 09:51:31
石投げて 水面の月は 失せにけり
代わりに浮かぶ 白きかたびら
( 35 ) 2015/08/26(水) 12:18:15
>>33
誰ぞ彼 気配交わる トンネルの
奥からぴかり 一つ目の鬼
( 36 ) 2015/08/26(水) 12:47:28
ふ 、 と
息を吐くみたいに 目が覚めた
泣いてる君と 笑顔の写真
話しかけ 手を伸ばしても 届かない横顔
わたし
ここにいる、 のに
肩の上
おもいためいき
幾月夜
ずっと一緒、と 囁いてみる
( 37 ) 2015/08/26(水) 14:19:56
>>35
かりそめの 白帷子を まとう女性
水底にゆく まぼろしを見た
( 38 ) 2015/08/26(水) 14:20:43
[1]
[2]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る