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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、自警団長 アーヴァイン がやってきました。
2人目、語り部 デボラ がやってきました。
[場所は変わらずその老女には不似合い感もある古ぼけたパブ。
聞く者はたった一人という長い語りは今はどれ程語られただろうか?]
さて…どこまでお話したかの?あぁそうじゃったそうじゃった。歳のせいかボケやすくての、ほっほっほ。
少しお時間を頂いてしもうて申し訳なかったのぅ。
では続きでも聞いておくれな。
貴方はそれでもまだあの屋敷に行かれたいと思うかの。
あの屋敷に住まうとな。人は二通りに別れるのじゃそうな。
人形に死ぬ程恋焦がれるものと死ぬ程嫌うもの。
周りが全て物言わぬ、表情も変えない者だったらお主はどう思う?
ずっと変わらん。見た目も心も記憶も変わらん者をお主はどう思われるかの?ずっとまともでおれるとお思いかのぅ?
おぉ失礼した、それでは年寄りの長話にもう少しお付き合い下され
[そして老婆が再び語り始めるのは何時の頃の物語か──…*]
語り部 デボラ が村を出て行きました。
2人目、村長の娘 シャーロット がやってきました。
―森の中―
[屋敷を出たシャーロットは、ひたすら走り続けた。
自分を追い続ける、''あれ''から逃れるために――。
目に写るものは、一面に広がる緑である筈なのに、シャーロットにはそれが全く写らなかった。]
(どうして、あそこに…?
あれは、昔…棄てた筈なのに……)
[繰り返される問い――。
その答えが分かる日は、訪れるのだろうか。]
―回想:数刻前―
[シャーロットは、村長である父親に命じられて屋敷を訪れた。
幽霊屋敷と噂されるその屋敷に、村の民が近づく事は殆どほとんどなかった。それが最近、屋敷を訪れる人が増えているという。父――アーノルドは、酒に呑まれた状態で、シャーロットに屋敷の様子を見に行くよう命じたのだった。
――そこで。
シャーロットは、一体の人形と''再会''した。
まるで、鏡を見てるかのように自分とそっくりなその人形は、屋敷の二階にある人形展示室に、何かを待ち受けるかのように佇んでいたのだった。
シャーロットは、その人形を見るや否や、屋敷を飛び出したのだった。]
―回想終了―
―森の中―
あれ…?
ここ、さっきも通ったんじゃ……
[大きな大木の根元に、履き捨てられた一足の靴。
捨てられてから、かなりの時が経っているように思わせるそれを、シャーロットの瞳は覚えていたのだった。
何故か…その主は、既にこの世にいない気がしてならなかったのも、覚えていた理由だろうか。]
……迷ったのかな。
どうしよう…。
どっちが出口…?
[屋敷を包む森は、磁石も聞かず、一歩足を踏み入れたら最後、抜け出すことは困難と言われていた。
それは、過去に何人もの行方不明者を出しているからだった。
シャーロットは、辺り一面の緑を見回しながら、無き出口に向かって再び走り出した。]
3人目、流れ者 ギルバート がやってきました。
[そこは深い森の奥。目指す屋敷はそこにある。
誰も行かないようなその不気味な屋敷、なのにそこは人によってはどんなことをしても求めたいものがあるそうな。
近くの街や村でこの屋敷のことを問うてみたが誰も答えない。否、答えたくないという態。
何とか手に入れた地図と聞きかじりの情報でそこにたどりついたのはある意味奇跡かもしれない]
……ここか?
[森にそぐわない程大きな屋敷。不思議と人の気配はしないが。
表門から入れるかどうか。まずはそれを悩んでみる]
[どれくらい、走っただろうか。
気がつけば、木々の隙間から差し込む光は弱くなり、冷たい風が吹き始めていた。]
困ったなぁ。
陽が暮れる前に何とかここを出ないと……
[逃げ続けるシャーロットの視界に、一人の男の姿が入る。]
(良かった。
あの人に聞けば、ここから出られるかな……。)
あのー……
すいませーん!
[シャーロットは、ほっと胸を撫で下ろし、額にバンダナを巻いた茶髪の男の傍に駆け寄ろうとした。]
―屋敷の前―
……?!
そ、そんな……
[その男を追った先に、現れる屋敷――。]
戻って…きたの…?
[シャーロットは、足の力が抜けたように地に座り込んだ。
あの人形に呪縛されているようで動けず、ただ呆然と屋敷を*みつめていた。*]
4人目、修道女 ステラ がやってきました。
[森特有の少し湿った空気の中、あまりの静けさに一度歩みを止める。]
……。
[再び歩き始めると、落ちている小枝や枯葉を踏みしめる自分の足音だけが、やけに耳に響く。]
[思わず胸の前で十字を切りかけ、途中で指を止めた。]
…おかしなものですね。
居ない神に頼る事など、もう無いはずなのに…。
[小さく呟くと、自嘲気味な笑いを浮かべた。]
…?お嬢さん?どうかしたかい?
[屋敷の前でさてどうするかとため息をついた矢先。視界に入ったのは青い髪の女性。なにやら妙にがっくりというか呆然というかしゃがみこんでしまった様子に驚き。とにかく良いとはいえない様子に首をかしげながらも手を差し出して]
おいおい。立てるか?
君もここに用があったのかな?
[安心させるような人懐っこい笑顔を浮かべて。同時に自己紹介を簡単に済ます]
5人目、執事長 モーガン がやってきました。
[変わらずすることといえば人形の調整と主人への食事配達。
外はなかなか怪しい雲行きだがまぁいつものことと気にもせず。
外はまた珍しく人の声も聞こえるが]
…ほ?また…何方かいらしたのかの?
[薄暗い屋敷、廊下に明かりをともし、メイドを引き連れて入り口へと向かう]
―屋敷の前―
[あの人形から逃れるために、必死に走ったシャーロットであったが、その足は家へと導くどころか、再び屋敷へと向かっていたのだった。正確には、''迷った''わけだが、シャーロットは、あの人形が再び自分を屋敷を連れ戻したような錯覚に陥ってた。
暫し、屋敷をみつめる――。
差し出された手に気づくまでに、暫しの時が流れたであろう。]
だ、大丈夫です……
[そう一言言うと、ギルバートと名乗る男の手を借り、ゆっくりと身体を起こした。]
ふぅん?顔色悪いけど大丈夫かい?
君ここの関係者?そんな格好でこの森って危ないんじゃないのかね?
所でここって中は入れるんかね?俺ここのアーヴァインさんって人に用があるんだけどさ。
[見れば見るほど大きな屋敷。ここには山のような人形が眠っているらしい。
いやはや、巷で幽霊屋敷と言われるのも頷けるご様子で]
[重々しい扉を開けるとそこには見知らぬ青年とシャーロット]
シャーロット様はお出かけでございましたか?何やらお疲れのご様子ですな。
して、そちらのお客様は…。
[少々怪しげに見上げてしまう]
用…ですか。
もう、用は済んだんですけどね。
[恐らく、この言葉を理解するのは困難であろう。]
私はシャーロットといいます。
家に帰る途中、道に迷ってしまって……
気づいたら、ここに戻ってきてしまいました。
[小さく震えながら、言葉を紡ぎ出す。]
関係者だなんて…
私は何の関係もないわ。
あの人形と、何の関係のないわ…っ!
[次第に、声が高まる。
シャーロットは、再び冷静さを失いつつあった。]
[歩を進める度に音を発してしまう自分の歩きに、それを一々気にしてしまう自分に、ため息をつく。]
もう…音を立てる事に怯えなくていいのよ。
けれど……
[もう、普通の歩き方を忘れてしまった自分に気付いた。]
[扉が開き、そこから顔を覗かせるのはえらく質素な服装をした老人。中から出てきたということは間違いなくこの屋敷の関係者だろう。軽く頭を下げて挨拶を交わし]
どーも。初めまして。ギルバートっていいますよ。
ここのアーヴァインさんの噂をかねがね聞いていてね。
是非お伺いしたいことがあってここまで来たんですよ。
[アポなしですけどね、と軽く首をかしげて]
この森広くてね。くるのに一日がかりになっちまいまして。もしご主人さんのお心が広いようだったらお話がてら迷子になる前に一夜、夜露をしのがせてもらえないかな、とか思ってまして。
アーヴァインさんに用があるのなら、自由に中に入ればいいわ。
[そう言った時、屋敷の扉が開く。
あの、重々しい…異次元の世界への入り口が封を切る。
そして、モーガンの姿が現れ、声を掛けてくる。]
モーガンさん……
私を…家に帰して……
教えて、モーガンさん。
あの森を抜ける方法……
[震えるシャーロットには不思議そうに]
用は済んだのに逆戻り?
…まぁ長居したくない雰囲気ではあるよな、この森。
関係ないのはわかったからちっと落ち着け?
迷子になって怖かったんかい?
[流石に乱れてくる声には宥めるように]
[ふと、森の奥の方から人の声らしきものが聞こえたような気がして、顔を上げる。]
…こんな所に来る人が居るのでしょうか。
[「酔狂な…」と、呟きかけて、自分もその一員なのだという事を思い出した。]
ほっほ、ギルバート様ですか。
ようこそお出で下された。
わざわざ遠方からのご来訪、主人も喜びましょうに。
しかし今はご面会されるのはちぃと難しいですな。
シャーロット様はどうされましたか。お帰りならそうお申しつけ下さればよいものを。
生憎まだ町にでる時期でございませぬからご案内はできかねますのじゃ。もう数日、お待ち頂ければ責任持ってお送りしますぞ?
[声のする方に歩いていくと、突然森が開け、その広大な敷地に大きな屋敷が見えた。見上げる程に大きな建造物に少し驚きながら、これほどのものが今までまったく見えなかった森の深さに、今更ながら少し身震いをする。]
……。
[視線を下に戻すと、数人の人物が屋敷の前に居るのが見えた。]
(迷子が怖いんじゃない…
私は…私は……)
ご、ごめんなさい。
[シャーロットは、ギルバートに向かってぽつりと呟く。
この時のシャーロットの瞳は、まるで人形のように光を失っていたのだった。]
数日待てば…?
モーガンさん、私、今すぐ帰りたいの。
案内できないのなら、地図でもいいわ。
村までの地図、書いてもらえませんか…?
[シャーロットとモーガンのやりとりに目を瞬かせている。
戻れないならどうやってここまで来たんだか。
帰れないのに帰ろうとするのは単なる自殺行為じゃ?とぐるぐる考えていると少し遠い所から人の気配を感じる。首をそちらに向けると…]
…ん?
じーさん、またお客ってやつが来たかもだぜ?
[涙目にもなろうシャーロットには申し訳なさそうに]
町に出るための車がまだ修理中でしての。まだ戻らぬのですじゃ。
御者が道を知っておりますが車修理の為で不在でしてな。
地図などはございませなんだ。
[見ると、老人と、青年と、少女のような女性。その面々に幾分ほっとしながら、しかし、どことなくこんな胡散臭そうな場所に何故だろうという疑問を残しながら、それらの感情を一切表に出さないようにして、三人に微笑みかけた。]
…こんにちは。
[ギルバートの言葉示すのは森の奥からの来訪者]
ほー…。なんということかのぅ…。
こんなにお客様が多いとはこれまた何かの前触れか…。
[メイドを動かし、その場にたたずむ女性へと向かわせる。
ここにいるということはこの屋敷の来訪者。お客様はおもてなしせねば。
数日前。彼らよりももっと前に訪れた人がきっかけ。
その人がこの屋敷にもたらしたものはそもなにか。
久しぶりに立派な「材料」を手に入れた主人はそれはそれは喜んで。
老人は思う。さて此度の来客をどうしたものやら、と]
どうぞ、お出で下され。
そのメイドにお荷物など持たされて結構ですぞ。
[ステラに声をかけながら。メイドは無口無言の無表情で彼女から荷物があれば受け取りを。無ければないで会釈し老人の元へ]
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